JPH03174065A - 糊付機の乾燥装置 - Google Patents

糊付機の乾燥装置

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JPH03174065A
JPH03174065A JP31285789A JP31285789A JPH03174065A JP H03174065 A JPH03174065 A JP H03174065A JP 31285789 A JP31285789 A JP 31285789A JP 31285789 A JP31285789 A JP 31285789A JP H03174065 A JPH03174065 A JP H03174065A
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JP
Japan
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drying
air flow
dryness
yarn sheet
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP31285789A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Nakade
中出 清
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は糊付機の乾燥装置に関するものであり、さら
に詳しくは糊付済経糸を複数の各糸シート毎に乾燥シリ
ンダーによって予備乾燥する形式の糊付経糸乾燥技術の
改良に関するものである。
(従来技術) 上記のような形式の糊付経糸乾燥行程においては従来予
備乾燥後の各糸シートの乾燥度を同一にするために予備
乾燥シリンダーの温度制御、すなわちシリンダーへの蒸
気吹込量やシリンダー内部温度の制御を行っていた。し
かしこのような従来の制御方法は応答性が低く、そのた
め各糸シート間において均一な乾燥度を得ることが困難
であった。
すなわち例えば蒸気吹込量を制御する方式の場合、熱量
を上げるために蒸気を吹込んでシリンダー内部の圧力を
高めても、シリンダー内部から表面への温度伝達が遅い
ことに加えて、乾燥にに響を与えるシリンダー周辺の空
気の状態が意図された新しい状態になるまでに時間が掛
るのである。また熱量を下げるためにシリンダーへの蒸
気供給を断っても、シリンダー内部の圧力の降下に時間
を要し、さらに周辺の空気が新しい状態になるのにも時
間を要したのである。このように従来の制御方式では制
御応答性が極めて低く、実験データによると運転速度に
もよるが意図された状態に至るまでに制御開始から数分
、ときには数十分も掛ることがあり、このため各糸シー
ト間の乾燥度の均一性を得ることが極めて困難であった
(発明の要旨) この発明の目的は糊付経糸の品質を損ねることなしに各
糸シート間の乾燥度を高い制御応答性でもって均一化す
ることにある。
このためこの発明においては糊付経糸予備乾燥の各行程
毎に空気流発生ユニットを設け、予備乾燥後の各糸シー
トの乾燥度をセンサーにより検出し、制御ユニットによ
りこの各検出乾燥度の偏差をゼロとすべく空気流発生ユ
ニットの動作を変更することを要旨とするものである。
センサーの検出対象としては糸シートの水分率、温度ま
たは張力などが用いられ、また制御ユニットによる変更
対象としては空気流の流量または温度などが用いられる
(実施態様) 341.2図に示すのはこの発明の第1の実施態様であ
って、検出対象としては乾燥度の代表値として糸シート
の水分率をまた変更対象としては空気流の流量(排気量
)を選んだものである。第1図に示すように予備乾燥は
2群の糸シートY1、Y2について各々4つの乾燥想シ
リンダーによフて行われ、予備乾燥後に各糸シートが一
枚に合わされ、仕上げ用乾燥シリンダーによって仕上げ
乾燥が行われる。各糸シートの予備乾燥行程毎に空気流
発生ユニット1が設けられている。この空気流発生ユニ
ット1は、下方を一部開放された予備乾燥室を各糸シー
ト毎に区画形成する外壁60、遮蔽板61および隔壁1
1と、予備乾燥室にそれぞれ設けられた排気用ファン6
2とその駆動モーターM1、N2とから構成されている
。なお、遮蔽板61は、糊付部から蒸気が直接予備乾燥
室に入り込まないようにするためのものであり、必ずし
も必要ではない。またN1の糸シートに対してはセンサ
ーS1が第2の糸シートに対してはセンサーS2がそれ
ぞれ設けられている。この場合のセンサーは公知のもの
を用いればよく、例えば糸シートを挟む2本のローラー
間に電流を流し、糸シートの抵抗値を検出することによ
り水分率を知るものなどである。
第2図に制御系を示すが、この例では第1の糸シートの
センサーS1による水分検出値を目標値とし、第1の糸
シートY1の排気ファン用モーターM1は50%の定回
転として(すなわちその回転指令値F1は固定されてい
る)、上記水分検出値に基いて第2の糸シートY2の排
気ファン用モーターM2の回転を変更するものである。
すなわち両センサーのSl、82水分検出値g1、g2
の偏差Δgに基いて制御器31は変更指令値ΔFを算出
する。設定器32は基準指令値F20 (モーターM2
の50%回転に対応する)を出力し、これが加算点にお
いて変更指令値ΔFと加算され、その結果の回転指令値
F2が増幅器33を介してモーターM2に出力される。
制御器31の動作において、検出値がSt<52の関係
にあるときには回転指令値F2が増大して、第2の糸シ
ートに対応する予備乾燥室内に発生している上方へ向か
う空気流をより増大させることによって、′s2の糸シ
ートの予備乾燥が即座に促進され、やがては5t−32
と状態となる。またSl>52の関係にあるときには回
転指令値F2が減少し、第2の糸シートの予備乾燥が即
座に抑制され、やがては5l−32の状態となる。
いずれにしてもこの発明によれば予備乾燥行程中ある各
糸シートの乾燥度が均一とされるのである。また糸シー
トの乾燥に影響を及ぼす空気流の流量を直接制御してい
るので、従来のように予備乾燥シリンダーの温度を制御
する場合より遥かに応答性が高いのである。また予備乾
燥行程中に空気流発生ユニット1を設けることによって
以下のような効果がある。すなわち、予備乾燥シリンダ
ーにまたがっである程度拘束されている状態の糸シート
に対して空気流を作用させているので、空気流により糸
シートが乱れるようなこともない。さらに糊付部からの
直接の糸シートではなく、予備乾燥が行われている糸シ
ートは、毛羽が糸に付着して安定した状態にあるので空
気流を作用させても毛羽立ちというような不都合も生じ
ないのである。なお、排気ファン62に代えて給気ファ
ンを設けてもよい。
第3図に示すのは第1の装置の変化実施態様であって、
モーターM1、M2を予備乾燥行程にある各糸シートY
1、Y2のノズルN1、N2に連結して給気量を変更対
象としたものである。このノズルN1、N2は、糸シー
トY1、Y2の幅方向に延在して適宜箇所に設置され、
さらにこのノズルには、糸シートY1.Y2に向かって
空気を噴射するべく長手方向に沿ってスリットや複数の
噴射孔が形成されている。なおこの場合ノズルが対面す
る予備乾燥シリンダーにガイド板12を付設することに
より、空気流がガイド板12の内側に入り込んでシリン
ダーの表面に沿って流れるため、効果的な乾燥制御を行
うことができる。制御の態様は実質的には先の場合と同
じである。
第4図に示すのはこの発明の第2の実施態様であって、
検出対象としては乾燥度の代表値として糸シートの水分
率をまた変更対象としては空気流の温度を選んだもので
ある。給気ファン用モーターM1、M2とそれぞれのノ
ズルN1、N2を接続する送気路にはヒーターH1、N
2が設けられており、このヒーターへの供給電力量を変
更することにより空気流の温度を変更するものである。
図示の制御系において′s1の糸シートのセンサーS1
による水分検出値を目標値とし、両給気ファン用モータ
ーは定回転として、第1の糸シートY1用のヒーターH
1への供給電力量は一定とし、上記水分検出値に基いて
第2の糸シートY2の用のヒーターH2への供給電力量
を変更するものである。
すなわち両センサーの水分検出値g1、g2の偏差△g
e基いて制御器31は変更指令値ΔKを算出する。設定
器32は基準指令値に20を出力し、これが加算点にお
いて変更指令値Δにと加算され、その結果の電力量指令
値に2が増幅器33を介してヒーターH2に出力される
第5図に示すのはこの発明のli@3の実施態様である
が、ここではセンサーSt、S2による水分検出値とは
別個に予備乾燥行程における水分率目標値を設定し、両
糸シートの排気(または給気)ファン用モーターM1、
M2の回転を上記水分検出値に基いて変更するものであ
る。
すなわち第1の糸シートY1のセンサーの水分検出値g
1と設定器43から出力される目標水分値goとの偏差
Δg1に基いて制御器41は変更指令値ΔF1を算出す
る。設定器44は基準指令値FOを出力し、これが加算
点において変更指令値ΔF1と加算され、その結果の回
転指令値F1が増幅器45を介してモーターM1に出力
される。
同様にして第2の糸シートY2のセンサーの水分検出値
g2と設定器43から出力される目標水分値goとの偏
差Δg2に基いて制御器42は変更指令値ΔF2を算出
する。設定器44は基準指令値FOを出力し、これが加
算点において変更指令値ΔF2と加算され、その結果の
回転指令値F2が増幅器46を介してモーターM2に出
力される。
この実施態様によれば、各糸シートY1、Y2の乾燥度
が等しくなるとともに、予備乾燥度が所定のレベルに維
持されるという点で好ましい。また、両方の糸シートの
周辺の空気の状態を変更するので、いずれか一方のみを
変更する先の例よりも、さらに−段と肌目の細い制御を
行うことができる。
以上示した例においてはいずれも糸シートの水分率を検
出対象としたが、検出対象はこれに限定されるものでは
ない。例えば予備乾燥シリンダーにより乾燥されている
経糸は乾燥度によりその温度が異る。すなわち乾燥度が
高くなるにつれてその温度はシリンダーの温度に近くな
る。したがって水分率に代えて糸シートの温度を乾燥度
の代表値として検出対象とすることもできる。さらに経
糸は乾燥により縮むので、ストレッチが一定の場合には
乾燥度により予備乾燥後の張力が異ってくる。したがっ
て水分率に代えて糸シートの張力を乾燥度の代表値とし
て検出対象とすることもできる。
第6図に示すのはこの発明の第4の実施態様であるが、
ここではセンサーS1、S2による水分率検出(加えて
、仕上げ用の乾燥シリンダーを通過した後の糸シートの
水分率も検出し、別個に最終水分率目標値を設定し、こ
れらに基いて両糸シートの排気(または給気)ファン用
モーターM1、M2の回転を変更するものである。
すなわち第1図に示す第3のセンサーS3の水分検出値
g3と設定器52から出力される最終目標水分値g30
との偏差Δg3に基いて制御器51は変更指令値ΔF3
を算出する。設定器53は基準指令値FIOを出力し、
これが加算点において変更指令値ΔF3と加算され、そ
の結果の回転指令値F3が増幅器55を介してモーター
M1に出力される。モーターM2の制御については基準
指令値としてF20に代えて上記のF3を用いる他は3
41.2図に示す実施態様の場合と同じである。
また第7図に示すように、第6図に加えて制御器51か
ら出力された変更指令値ΔF3を分岐出力し、これを設
定器64からの基準指令値F30に加算した指令値を増
幅器63へ出力することによって、仕上げ乾燥室に設け
られた排気用ファン62のモーターM3の回転速度をモ
ータM1、M2と同時にI制御してもよい、また他の応
用例として、第1の実施態様の制御によって各糸シート
Y1、Y2の乾燥度を同一にしておくとともに、仕上げ
用の乾燥シリンダーを通過した後の糸シートの乾燥度g
3を第3のセンサーS3で検出して、これを最終乾燥目
標値g30と比較し、その偏差Δg3を解消するように
モーターM3の回転速度だけを制御するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施J9i様の概略構成を示
す側面図、 第2図はその制御系を示すブロック線図、第3図は第1
図の装置の変化実施態様を示す側面図、 第4図はこの発明の第2の実施態様の制御系を示すブロ
ック線図、 第5図はこの発明の第3の実#i態様の制御系を示すブ
ロック線図、 第6図はこの発明の第4の実施態様の制御系を示すブロ
ック線図、 第7図はこの発明の第5の実施態様の制御系を示すブロ
ック線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]糊付済経糸を複数の糸シート毎に乾燥シリンダー
    によって予備乾燥する形式の糊付機において、 糊付経糸予備乾燥の各行程毎に設けられた空気流発生ユ
    ニットと 予備乾燥後の各糸シートの乾燥度を検出するセンサーと この各検出乾燥度の偏差をゼロとすべく空気流発生ユニ
    ットの動作を変更する制御ユニットとを有してなる糊付
    機の乾燥装置。 [2]前記のセンサーが乾燥度として糸シートの水分率
    を検出する ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 [3]前記のセンサーが乾燥度として糸シートの温度を
    検出する ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 [4]前記のセンサーが乾燥度として糸シートの張力を
    検出する ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 [5]前記の制御ユニットが空気流発生ユニットにおけ
    る空気流の流量を変更する ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 [6]前記の制御ユニットが空気流発生ユニットにおけ
    る空気流の温度を変更する ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
JP31285789A 1989-12-01 1989-12-01 糊付機の乾燥装置 Pending JPH03174065A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102538420A (zh) * 2012-03-05 2012-07-04 恒天重工股份有限公司 浆纱机高架烘燥装置
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