JPH03173592A - ディジタル画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタル画像データに従った画像を転写紙
上に形成するディジタル画像形成装置に係り、詳しくは
、折紙を適宜簡便に作成することのできる機能を備えた
ディジタル画像形成装置に関するものである。

〔発明の背景〕

一般に、折紙は、教育用玩具として或いは趣味として、
幼児から年配の人に至まで幅広く親しまれている。

従来、上記のような折紙を手に入れようとする場合、文
房具店や書店にてセット販売されていることから、自分
の趣味に合う物、合わない物にかかわらず、各種の地色
や地模様の折紙をセットにして購入せざるを得なかった
。

従って、好みに合うものの枚数が不足しがちになると共
に、好みに合わない物は使用されずに余る傾向にあり、
利用者に取っては極めて不満足であり且つ不経済であっ
た。

そこで、本発明は、上記事情に鑑がみて創案されたもの
であり、例えばディジタル複写機において装置本体又は
外部記憶媒体（例えばＩｃカード）に記憶されている画
像内容を原稿の複写と同時に画像上に出力し得る機能を
活用し、好みに合った折紙を適宜簡便に作成することの
できる機能を備えたディジタル画像形成装置の提供を目
的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる手
段は、その要旨とするところが、ディジタル画像データ
に従った画像を転写紙上に形成するディジタル画像形成
装置において、折紙に必要とされる加工指示線のデータ
を記憶する外部記憶媒体と、上記転写紙の地色又は地模
様を指定する地柄指定手段と、上記地柄指定手段により
指定された地色又は地模様を上記転写紙に転写する第１
の転写手段と、上記外部記憶媒体内のデータに従って上
記転写紙上に加工指示線を転写する第２の転写手段と、
上記第１の転写手段により地色又は地模様が転写され且
つ上記第２の転写手段により加工指示線が転写された転
写紙を所定サイズに裁断する裁断手段とを具備してなる
点に係るディジタル画像形成装置である。

〔作用〕

本発明に係るディジタル画像形成装置においては、まず
、転写紙の地色又は地模様が地柄指定手段により指定さ
れると、この地柄指定手段により指定された地色又は地
模様が転写紙上に転写される。

引き続き、外部記憶媒体に記憶されている折紙に必要と
される加工指示線のデータに従って上記転写紙上に加工
指示線が転写され、該転写紙が、裁断手段により所定サ
イズに裁断される。

〔実施例〕

以下添付図面を参照して、本発明を具体化した実施例に
つき説明し、本発明の理解に供する。面、以下の実施例
は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的
範囲を限定する性格のものではない。

ここに、第１図は本発明の一実施例に係るフルカラーデ
ィジタル複写機の概略構成図、第２図は上記フルカラー
ディジタル複写機の制御系のブロック図、第３図は上記
フルカラーディジタル複写機により折紙を作成する場合
の手順を示すフローチャートである。

この実施例に係る例えばフルカラーディジタル複写機１
　（以下複写機１）は、第１図及び第２図に示す如く、
この種の従来の複写機の構成要素として広く知られてい
るカラースキャナ部２．操作部３２画像処理部４及びプ
リンタ部５に加え、転写紙を所定サイズに裁断する裁断
機構６を具備している。

上記画像処理部４は、上記カラースキャナ部２からの画
像データ及びＩＣカード７　（外部記憶媒体）に記憶さ
れているデータを読み取る機能を存する。

上記ＩＣカード７には、折紙に必要とされる裁断線や折
曲線等の加工指示線のデータが記憶されており、この加
工指示線の一例としては、例えば鶴を折るに際し、どの
位置をどの順で折り曲げれば良いかを破線と折曲手順を
示す数字とで表されている。

上記プリンタ部５は、転写紙上にフルカラーの複写を行
い得るように、マゼンタ、シアン、イエロー及びブラッ
クの各現像剤を収容した現像ユニット８を備えており、
予め指定された転写紙の地色又は地模様に従って、該現
像ユニット８が駆動され、感光体９上に順次与現像剤が
付着される。

上記裁断機構６では、上記転写紙の搬送経路上に一組の
刃ｔｏ、ｔｏが対向配備されており、咳刃］、０．１０
の一方若しくは双方をアクチュエタ１１及び／若しくは
１１にて往復移動させることにより、転写紙が所定サイ
ズに裁断される。この場合、上記転写紙の裁断サイズは
、上記ｔＣカード７に記憶されているサイズデータに従
って、上記転写紙の搬送量を該転写紙に転接されるロー
ラに備えられた剣長機ｉ（不図示）にて計測することに
より決定される。

引き続き、第３図に基づいて、当該複写機１により折紙
を作成する場合の手頃について説明する。

尚、同図中、５１．３２．・・・は各動作ステップを示
す。

先ず、Ｓｌにおいて、ＩＣカード７に記憶されている折
紙に必要とされる加工指示線のデータが画像処理部４に
読み込まれる。

上記加工指示線のデータは、例えば希望する折紙の折曲
線や裁断線が画き込まれた所定サイズの原稿をカラース
キャナ部２に載置し、該原稿を上記カラースキャナ部２
により読み取り、上記ＩＣカード７に記憶させておくよ
うにしても良い、同時に、好みに合った地検様も予め上
記原稿に画き込んでおくと、どこにも市販されていない
個性艷な独特の折紙を作成することができる。

上記のようにして加工指示線及びサイズのデータが画像
処理部４に読み込まれると、引き続き、Ｓ２において、
転写紙に対する地色又は地検様の指定が行われる（地柄
指定手段）。

そして、Ｓ３において、プリントスイッチがオンされる
と、上記ステップＳ２においてｔ旨定された地色又は地
検様となるように、上記画像処理部４内のデータが演算
部１２を介してプリンタ部５に出力される。

すると、Ｓ４において、現像ユニット８と転写部との間
で転写紙が往復移動され、所望する地模様又は地色とな
るように該転写紙上に順次現像剤が転写される。

尚、上記転写紙上にフルカラー複写を行う場合には、該
転写紙は現像ユニット８と転写部との間を三往復され、
マゼンタ、シアン、イエローの順に現像剤が転写される
。この場合、上記Ｓ４により、上記地柄指定手段により
指定された地色または地模様を上記転写紙に転写する第
１の転写手段が構成されている。

引き続きＳ５において、上記のようにして地色又は地模
様が転写された転写紙上に、地色又は地模様に対して色
別可能な色にて折曲線が転写される。上記折曲線は、所
望するものに折り上げるに際し、どの位Ｉをどの頃で折
り曲げるかを例えば破線とその手順を示す数字にて表わ
される。

この場合、上記ステップ５により、上記ＩＣカード７内
のデータに従って上記転写紙上に加工指示線を転写する
第２の転写手段が構成されている。

尚、上記ステップＳ５における加工指示線の転写動作を
、上記ステップＳ４における地色又は地模様の転写動作
の中で同時に実行させるようにしてもよい。

上記したような手順にて転写紙上に地色又は地模様及び
加工指示線が転写さると、Ｓ６において、上記転写紙は
裁断機構６にて所定サイズに裁断される（裁断手段）。

この場合、上記転写紙の裁断サイズは、上記ＩＣカード
７内に記憶されていたサイズデータに従って決定される
。

上記したようにして、ＩＣカード７に記憶されている折
紙に関するデータに従って、所望する地色や地検様の折
紙が提供される。

従って、本実施例に係る複写機１においては、好み（サ
イズ、地色及び地模様等）に合った折紙を適宜簡便に作
成することができる。

又、上記のようにして作成された折紙は、その表面に折
曲線やその手順が指示されていることから、色紙のもつ
楽しさを初心者においても容易に味わうことができる。

更に、このような折紙は、教育用玩具として、特に幼児
教育の分野において優れた効果を発揮することが予測さ
れる。

尚、本実施例に係るディジタル複写機は、フルカラーの
複写機能を有さない通常の色黒タイプの機種にも通用し
得ることは言うまでもない。この場合、転写紙上に転写
される地色又は地模様及び加工指示線は、白色及び黒色
の二色にて表現されることとなる。

〔発明の効果〕

本発明は、上記したように、ディジタル画像データに従
った画像を転写紙上に形成するディジタル画像形成装置
において、折紙に必要とされる加工指示線のデータを記
憶する外部記憶媒体と、上配転写紙の地色又は地模様を
指定する地柄指定手段と、上記地柄指定手段により指定
された地色又は地模様を上記転写紙に転写する第１の転
写手段と、上記外部記憶媒体内のデータに従って上記転
写紙上に加工指示線を転写する第２の転写手段と、上記
第１の転写手段により地色又は地模様が転写され且つ上
記第２の転写手段により加工指示線が転写された転写紙
を所定サイズに裁断する裁断手段とを具備してなること
を特徴とするディジタル画像形成装置であるから、好み
にあった折紙を適宜簡便に作成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るフルカラーディジタル
複写機の概略構成図、第２図は上記フルカラーディジタ
ル複写機の制御系のブロック図、第３図は上記フルカラ
ーディジタル複写機により折紙を作成する場合の手順を
示すフローチャートである。 〔符号の説明〕 １・・・フルカラーディジタル複写機 ２・・・カラースキャナ部 ３・・・操作部 ５・・・プリンタ部 ７・・・ＩＣカード １２・・・演算部 Ｓｌ乃至Ｓ６・・・動作ステップ （外部記憶媒体） ４・・・画像処理部 ６・・・裁断機構

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ディジタル画像データに従った画像を転写紙上に形
   成するディジタル画像形成装置において、 折紙に必要とされる加工指示線のデータを 記憶する外部記憶媒体と、 上記転写紙の地色又は地模様を指定する地 柄指定手段と、 上記地柄指定手段により指定された地色又 は地模様を上記転写紙に転写する第１の転写手段と、 上記外部記憶媒体内のデータに従って上記 転写紙上に加工指示線を転写する第２の転写手段と、 上記第１の転写手段により地色又は地模様 が転写され且つ上記第２の転写手段により加工指示線が
   転写された転写紙を所定サイズに裁断する裁断手段とを
   具備してなることを特徴とするディジタル画像形成装置
   。