JPH03173424A - イオン注入装置及びイオン注入方法 - Google Patents

イオン注入装置及びイオン注入方法

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JPH03173424A
JPH03173424A JP1313927A JP31392789A JPH03173424A JP H03173424 A JPH03173424 A JP H03173424A JP 1313927 A JP1313927 A JP 1313927A JP 31392789 A JP31392789 A JP 31392789A JP H03173424 A JPH03173424 A JP H03173424A
Authority
JP
Japan
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substrate
ion
ion implantation
tip
ion source
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Pending
Application number
JP1313927A
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English (en)
Inventor
Jiro Matsuo
二郎 松尾
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03173424A publication Critical patent/JPH03173424A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] イオン注入装置及びイオン注入方法に関し。
微小領域へ位置合わせ精度よくイオン注入を行うための
装置と方法の提供を目的とし。
注入する元素を含む針状のイオン源と、該イオン源を基
板に対して相対的に移動させるアクチュエータと、該イ
オン源と該基板に電圧を印加して。
該イオン源の先端部と該基板間にトンネル電流及びイオ
ン流を生じる電源と、該先端部と該基板間に流れるトン
ネル電流を監視して、該基板面の凹凸とその位置を知る
監視装置とを有するイオン注入装置により構成する。
また、上記のイオン注入装置を使用して、該イオン源を
該基板に対して相対的に上で移動しながらトンネル電流
を監視して、該基板面の凹みとその位置を検出した後、
該基板のイオン注入を行う位置と該イオン源の先端部を
対向させ、該先端部に強電界を発生させて該先端部の原
子をイオン化し、該基板に注入するイオン注入方法によ
り構成する。
[産業上の利用分野] 本発明はイオン注入装置及びイオン注入方法に関する。
半導体装置の微細化に伴い、微小領域へのイオン注入が
行われている。
(従来の技術〕 従来のイオン注入方法では、ビーム径が大きいため微小
領域にイオン注入う行う時には、微細パターンを形成し
たレジスト等のマスク材を用いる必要があった。
また、ビーム径をしぼることができる液体金属イオン源
を用いる場合でも、収束させたイオンビームの径が数百
Å以上であるため、それ以下の領域へのイオン注入はで
きなかった。
さらに、注入領域の100Å以下の位置合わせ精度を実
現することは極めて困難であった。
(発明が解決しようとする課題〕 本発明は、100Å以下の注入領域へも位置合わせ精度
よくイオン注入を行うためのイオン注入装置及びイオン
注入方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明のイオン注入装置の構成図であり、1は
イオン源、2はit反、3はアクチュエータ、4は電源
、5は監視装置を表す。
上記課題は、注入する元素を含む針状のイオン′a1と
、該イオン#1を基板2に対して相対的に移動させるア
クチュエータ3と、該イオン源1と該基板2に電圧を印
加して、該イオン源1の先端部と該基板2間にトンネル
電流及びイオン流を生じる電源4と、該先端部と該基板
2間に流れるトンネル電流を監視して、該基板2面の凹
凸とその位置を知る監視装置5とををするイオン注入装
置によって解決される。
また、上記のイオン注入装置を使用して、該イオン源1
を該基板2に対して相対的に移動しながらトンネル電流
を監視して、該基板2面の凹みとその位置を検出した後
、該基板2のイオン注入を行う位置と該イオン源1の先
端部を対向させ、該先端部に強電界を発生させて該先端
部の原子をイオン化し、該基板2に注入するイオン注入
方法によって解決される。
〔作用〕
本発明では、注入する元素を含む針状のイオン源lの先
端部を基板2に近づけていき、その先端部と基板2間に
電圧を印加してトンネル電流を流す。イオン源1の先端
部を基板上で走査すれば基板2面の凹凸に応じて、トン
ネル電流が変化するので、そのトンネル電流像を監視し
て基板2に形成された位置あわせ用の凹みを検出するこ
とができる。その凹みを基準にしてアクチュエータ3に
より、イオン注入を行う基板位置とイオン源1の先端部
を対向させる。
その状態で高い電圧を印加して先端部に強い電界を発生
させる。
第2図はイオン注入状態を説明するための図である。先
端部から出た電気力線は基板2にほぼ垂直に入射する。
強い電界により先端部の原子はイオン化し、電気力線に
沿って移動し、基板2に注入され、イオン注入領域が形
成される。
イオン注入領域の面積や深さは、先端部の角度。
先端部と基板2間の距離、印加する電圧によって8周整
することができる。
〔実施例] 第1図は本発明のイオン注入装置の構成図であり、1は
イオン源、2は基十反、3はアクチュエータ、4は電源
、5は監視装置を表す。
以下、実施例について説明する。
イオン源1は注入する元素を含む先端部が針状に尖った
例えばタングステン(W)であり、アクチュエータ3に
固定されている。また、基板2をアクチュエータ3にと
りつけて移動させ、イオン源1は固定する構造も可能で
ある。要はイオン源1と基板2が相対的に移動可能であ
ればよい。
基板2は例えばシリコン基板であり、その表面には位置
合わせ用の凹みが形成される。
アクチュエータ3は1例えば基板面内の直交する2方向
とそれらに垂直な方向の3方向に移動可能な3軸のアク
チュエータであり、微小な距離を精度よく移動させるた
めに9例えばピエゾ素子を用いる。
イオンa1の先端部と基板2間の距離は、アクチュエー
タ3により調整でき、イオン源1の先端部と基板2にか
かる電圧は電源4により調整できる。イオン源lの先端
部と基板2間の距離をトンネル電流が流れるように選択
する。アクチュエータ3により、イオン源lを基板2面
に対して走査し、それと同期させて基板2表面のトンネ
ル電流像を監視装置5に表示する。
基板2面の位置合わせ用の凹みの所でトンネル電流は急
激に減少するので、その位置を検出することができる。
次に、アクチュエータ3によりイオン注入を行う基板2
面の位置にイオン源1の先端部を持ってくる。この状態
で先端部の原子をイオン化するのに必要な電圧を印加す
る。先端部の原子はイオン化し、基板2に向かってイオ
ン流を生じ、イオン注入が行われる。
このとき、必要に応じて先端部と基板2間の距離やイオ
ン加速電圧を変化させ、ビーム径や注入深さを調整する
タングステンのイオン源1の先端部とシリコン基板2間
の距離を100人とし、電圧1■を印加してトンネル電
流を発生させ、イオン源1と基板2が相対的に移動し°
ζ基板2面の位置合わせ用の凹みを検出する。
次に、イオン源1の先端部をイオン注入を行う位置に移
動し、 100 Vを印加した。先端部のタングステン
はイオン化し、基板2に約100人径のタングステン注
入領域が得られた。
なお、アクチュエータ3によりイオン源1を水平方向に
走査して、イオン注入領域を広げることができる。それ
ゆえ、アクチュエータ3の操作により、イオン注入領域
をマスクを用いずに直接。
描画することができる。このようにして、イオン注入領
域の幅を100Å以下9位置合わせ精度は10Å以下の
イオン注入を行うことができる。
イオン源1としてタングステン(W)、ひ素(As) 
、はう素(B)、りん(P)等は先端部を針状に加工で
きるが、針状の先端部を形成しにくい物質1例えばGa
は合金化してGaAsとしてから針状に加工したり、水
素(H)の場合はHを吸蔵したPdH合金を針状に加工
したりすればよい。
また、内部が針状の先端部を有する容器2例えばガラス
容器や窒化ボロン容器に注入する物質を含む気体或いは
液体を充填してもよい。この場合。
物質によって異なる電界電離電圧を有することを利用し
て、先端部に印加する電圧や温度を調節して必要なイオ
ンのみ取り出すようにする。
〔発明の効果〕
以上説明した様に9本発明のイオン注入装置及び方法に
よれば、100Å以下のイオン注入領域を10Å以下の
精度で位置合わせを行い、イオン注入を行うことができ
る。
本発明は、サブミクロンの微細パターン形成に寄与する
ところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のイオン注入装置の構成図。 第2図はイオン注入状態を説明するための図である。 図において。 lはイオン源 2は基板。 3はアクチュエータであって3軸アクチユエータ。 4は電源。 5は監視装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕注入する元素を含む針状のイオン源(1)と、該
    イオン源(1)を基板(2)に対して相対的に移動させ
    るアクチュエータ(3)と、 該イオン源(1)と該基板(2)に電圧を印加して、該
    イオン源(1)の先端部と該基板(2)間にトンネル電
    流及びイオン流を生じる電源(4)と、該先端部と該基
    板(2)間に流れるトンネル電流を監視して、該基板(
    2)面の凹凸とその位置を知る監視装置(5)と を有することを特徴とするイオン注入装置。 〔2〕請求項1記載のイオン注入装置を使用して、該イ
    オン源(1)を該基板(2)に対して相対的に移動しな
    がらトンネル電流を監視して、該基板(2)面の凹みと
    その位置を検出した後、該基板(2)のイオン注入を行
    う位置と該イオン源(1)の先端部を対向させ、該先端
    部に強電界を発生させて該先端部の原子をイオン化し、
    該基板(2)に注入することを特徴とするイオン注入方
    法。
JP1313927A 1989-12-01 1989-12-01 イオン注入装置及びイオン注入方法 Pending JPH03173424A (ja)

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