JPH0317272Y2 - - Google Patents

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JPH0317272Y2
JPH0317272Y2 JP1983025798U JP2579883U JPH0317272Y2 JP H0317272 Y2 JPH0317272 Y2 JP H0317272Y2 JP 1983025798 U JP1983025798 U JP 1983025798U JP 2579883 U JP2579883 U JP 2579883U JP H0317272 Y2 JPH0317272 Y2 JP H0317272Y2
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JP
Japan
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detector
circuit
display
multivibrator
test
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JP1983025798U
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JPS59134081U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は侵入検知器の動作試験装置に関する
ものである。
従来、熱線検出型の侵入検知器では、検出素子
として焦電体が用いられていた。焦電体は人体か
ら放射される微弱な熱線、即ち、赤外線の変化を
検出するもので、検出素子として優れていた。し
かし動作試験を行なうのには、単にランプなどを
点灯させ検出素子に熱線を照射させるだけでは素
子に起電力が発生せず、チヨツパを設けパルス的
に素子に熱線を放射し起電力を発生させ試験を行
なう必要があり、機械的なチヨツパを用いる場合
は、大形、複雑となる欠点があつた。
この考案は以上の点にかんがみ、この種検知器
の動作表示器として知られている反転板を備えた
表示器を機械的なチヨツパとして利用することに
より合理的な小形の侵入検知器の動作試験装置を
提供するものである。
以下この考案の検知器の試験装置の一実施例を
第1図ないし第5図により説明する。この考案の
検知器は、その外観を示す第1図によれば、電子
回路が収納されたベース1と、支柱2に装架され
た支持片3に設けられた検出素子としての焦電体
4と、人体より放射させる熱線、即ち赤外線を焦
電体4に照射させる鏡面5と、検知器の動作を表
示する表示器6と支柱2に設けられた反射板7と
により構成される。上記表示器6は、第2図に示
すように試験用の熱線源としての白熱ランプ8が
収納された筺体9と永久磁石よりなる反転板10
とを備え、反転板10は第3図に示すようにU字
状の磁極11に巻かれたコイル12のセツト端子
SとコンモンC間に電流を流すことにより反転板
10が反転し検知器が動作したことを表示し、ま
たリセツト端子RとコンモンCとに電流を流すこ
とにより元の状態に復旧するように構成される。
上記焦電体4は第4図のブロツク回路図に示すよ
うに、パルス的な起電力を増幅する増幅器13と
接続され、その出力はその所定レベルを検出する
コンパレータ14と接続され、さらにトランジス
タ15を介して警報発生用の継電器16と接続さ
れる。継電器16の接点16′は図示されない受信
機あるいはブザーなどと接続される。また上記コ
ンパレータ14は、パルス数「2」を計数して出
力するカウンタ17と接続され、さらに所定時間
遅れて動作する2段のワン・シヨツト・マルチバ
イブレータ18,19でなるタイマ20とOR回
路21とを通じて表示器6のセツト信号を発生す
るワン・シヨツト・マルチバイブレータ22と接
続される。そしてその出力は表示器6のセツト端
子Sと接続されて、本検知器の主回路が構成され
る。また動作試験用の押しボタンスイツチ23
は、ワン・シヨツト・マルチバイブレータ24と
接続され、さらにインヒビツト回路25を通じて
トランジスタ26と接続され、このトランジスタ
26が動作することにより表示器6内の白熱ラン
プ8が点灯されるように構成されている。上記マ
ルチバイブレータ24の出力は、さらにOR回路
27を通じて2段のワン・シヨツト・マルチバイ
ブレータ28,29と接続され、初段のマルチバ
イブレータ28の出力は、上記OR回路21を通
じてマルチバイブレータ22と接続される。一
方、2段目のマルチバイブレータ29は、インヒ
ビツト回路30とOR回路31とを通じて表示器
6のリセツト信号発生用のワン・シヨツト・マル
チバイブレータ32と接続される。上記インヒビ
ツト回路25,30の禁止入力は、直接または
OR回路21を通じてマルチバイブレータ19の
出力と接続され、マルチバイブレータ19の出力
はOR回路27と接続され、検知器のリセツト信
号入力端子REはカウンタ17のリセツト端子re
とOR回路31とに接続されて、動作試験回路が
構成される。また第4図のa〜jに示す各部の出
力波形が第5図の対応するa〜jに示される。
次にこの検知器の動作を説明する。検知器が設
けられた室内に泥棒などが侵入すると、人体より
放射される赤外線が第1図点線イで示すように焦
電体4に照射され、かつ侵入者が室内を移動する
ことにより焦電体4に照射される赤外線の強さが
変化し、増幅器13を通じてコンパレータ14よ
り複数個のパルスが発生する。このパルスにより
トランジスタ15を通じて継電器16が動作し、
その接点16′を介して図示されない受信機に警
報が発せられる。またコンパレータ14より継続
して発生するパルスは、カウンタ17により
「2」が計数され、タイマ20を起動し所定時間
後にOR回路21を介してマルチバイブレータ2
2を動作させ、表示器6にセツト信号を送り、反
転板10を反転させ検知器が動作したことが表示
される。この状態は電源が遮断されてもマルチバ
イブレータ32を介してリセツト信号が表示器6
に入力されるまで保持される。従つて、事後動作
した検知器が容易に確認できる。
次にこの検知器の機能を試験するために、動作
試験用のスイツチ23を押すと、マルチバイブレ
ータ24が動作し、インヒビツト回路25を介し
てトランジスタ26が導通し、第5図bに示すよ
うに表示器6内の試験用ランプ8が点灯される。
またマルチバイブレータ28,29は、上記マル
チバイブレータ24の動作により、第5図c,d
に示すように順次一定時間動作し、マルチバイブ
レータ22および32を介して、表示器6の反転
板10を第5図eに示すように短時間動作状態に
しまた元の状態に復旧する。この際、検知器が正
常であれば、この前後2回の反転板10が反転す
る間に、内部で点灯されていたランプ8の赤外線
が、第1図の点線ロおよび第2図Bに示すように
反射板7を介して焦電体4にパルス的に照射さ
れ、第5図fのような起電力が発生し、コンパレ
ータ14より第5図gに示すようなパルスが発生
し、泥棒が侵入した場合と同様に継電器16が動
作し警報が発生される。またカウンタ17、タイ
マ20およびOR回路21を介してマルチバイブ
レータ22が動作し、表示器6の反転板10が反
転し、検知器が正常に動作したことが確認できる
とともに、インヒビツト回路25,30の禁止入
力がハイレベルとなつて、第5図bに示すように
ランプ8が消灯され、リセツト信号を発生するマ
ルチバイブレータ32の動作が禁止され、リセツ
ト信号入力端子REより第5図REに示すようなパ
ルスが入力されるまで表示器6は動作状態を表示
続ける。一方、検知器が故障している場合は、こ
のような動作が行なわれないので、検知器に異常
が発生したことが分る。
この考案の試験装置は、以上のように反転板を
備えた表示器を機械的なチヨツパとして利用した
ので、合理的な小形の侵入検知器の動作試験装置
が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の検知器の一実施例の正面
図、第2図はこの検知器に使用される表示器の斜
視図、第3図は第2図の表示器の構成図、第4図
は第1図の検知器のブロツク回路図、第5図は第
4図の回路の各部所の波形図である。 4……焦電体、6……表示器、7……反射板、
8……白熱ランプ、10……反転板、13……増
幅器、14……コンパレータ、17……カウン
タ、18,19,22,24,28,29,32
……ワン・シヨツト・マルチバイブレータ、20
……タイマ、21,27,31……OR回路、2
3……動作試験用押しボタンスイツチ、25,3
0……インヒビツト回路、26……トランジス
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 焦電体を検出素子とし、また反転板を反転させ
    ることにより検知器が動作したことを表示する表
    示器を備えた侵入検知器において、表示器内に、
    試験時に検出素子を照射しまたその照射線上に反
    転板が位置するように動作試験用の熱線源を設
    け、動作試験時に反転板を複数回反転させ、反転
    板を上記熱線源の機械的チヨツパとしたことを特
    徴とする侵入検知器の動作試験装置。
JP2579883U 1983-02-25 1983-02-25 侵入検知器の動作試験装置 Granted JPS59134081U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2579883U JPS59134081U (ja) 1983-02-25 1983-02-25 侵入検知器の動作試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2579883U JPS59134081U (ja) 1983-02-25 1983-02-25 侵入検知器の動作試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59134081U JPS59134081U (ja) 1984-09-07
JPH0317272Y2 true JPH0317272Y2 (ja) 1991-04-11

Family

ID=30156771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2579883U Granted JPS59134081U (ja) 1983-02-25 1983-02-25 侵入検知器の動作試験装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS59134081U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5198073A (ja) * 1975-02-25 1976-08-28

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319906Y2 (ja) * 1980-02-29 1988-06-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5198073A (ja) * 1975-02-25 1976-08-28

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Publication number Publication date
JPS59134081U (ja) 1984-09-07

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