JPH03171865A - カラーイメージスキャナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はファクシミリ、複写機等に用いられるカラーイ
メージスキャナに関するものである。

従来の技術 近年、ファクシミリ、複写機、イメージスキャナ等に用
いられるリニアイメージスキャナは、そのセンサとして
ＣＣＤチップを用いた結晶型、アモルファスシリコンや
ＣｄＳを用いた薄膜型があり、光学系としてはセルフオ
ツクレンズアレイを用いた密着型、ミラー、レンズを用
いた微小光学型等がある。

そのなかで、カラーのイメージスキャナとしては、３種
のカラーフィルタを機械的に動かす方法、３種類の光源
を切り替える方法、色分解を行ない３枚のＣＣＤを用い
る方法などがある。

以下図面を参照しながら、上述した従来のカラーイメー
ジスキャナの１例について説明する。

第３図は従来のカラーイメージスキャナの断面図を示す
ものである。第３図において、１は光電変換センサ、２
はカラーフィルタ、３はレンズ、４はカラーフィルタの
赤色部、５は同緑色部、６は同青色部、７はソレノイド
である。このカラーイメージスキャナで画像入力をする
場合、１ラインの走査をするときに色走査のためソレノ
イド７によりカラーフィルタ２を動かして各色毎に一回
づつ走査をする必要がある。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のようなソレノイドによりカラーフ
ィルタを駆動する方法、３種の光源を切り替える方法で
は、部品点数が増えることによってコストが高くなるこ
と、可動部品があるために製品の信頼性が低くなること
、各色毎に３回の走査をする必要があるため走査時間が
長くなるということ等の問題がある。

また色分解をして走査する方法では、走査時間は短くて
すむが、色分解用プリズムと光電変換素子ユニットが３
組必要となりコスト高になるという問題点を有していた
。

本発明は上記問題点に鑑み、低コストで走査時間が早く
、信頼性の高いカラーイメージスキャナを提供するもの
である。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のカラーイメージス
キャナは、光学系としての三分岐の光導波路が多数列設
形戒された光導波路アレイの三分岐の末端の各々に対設
させたＲＧＢのカラーフィルタを介して，三分岐の末端
に対応する位置に光電変換センサを対設させたセンサ基
板を有する構成にしたものである。

作　　　用 本発明は、入力光を等分三分岐する光導波路によってＲ
ＧＢカラーフィルタに導き、ＲＧＢカラ−フィルタによ
って分光されたＲＧＢ各光量を光電変換センサで受ける
構戒要素を１画素として走査線上に列設したので、一回
の走査により色走査が可能となる。

実施例 以下本発明の第１の実施例のカラーイメージスキャナに
ついて、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の第１の実施例におけるイメージスキャ
ナの斜視図である。

第１図において、１０は三分岐導波路で１０ａは三分岐
導波路１０の原稿側端部、ｌＯｂは同センサ側端部、１
０ｃは同分岐部、ｌ１はカラーフィルタ、１２はカラー
フィルタ１１の赤色部、１３は同緑色部、１４は同青色
部、１５は光電変換センサ基板、１６は光電変換センサ
、Ａはカラーイメージスキャナの主走査方向を示す。

三分岐光導波路１０の原稿側端部１０ａから入射された
光は、分岐部１０ｃで３方向に分岐され、ほぼ同等量に
３分岐された光量がセンサ側端部１．　Ｏ　ｂより出射
される。その光はカラーフィルタ１１の赤色部ｌ２、緑
色部１３，青色部１４をそれぞれ通過してセンサ基板１
５上の光電変換センザへと導かれ読み取りが行われる。

図中、三分岐導波路１０とカラーフィルタ１１、カラー
フィルタ１１と光電変換センサ１５の間隔が広くあけて
図解しているが、実際状態においては完全に密着されて
いる。また第１図において三分岐光導波路１０はそのコ
ア部のみを図示しているものであり、実際は原稿側端部
１０ａ、センサ側端部１０ｂ以外の全周にクラッド材料
が形威され、三分岐光導波路アレイとして一体化された
ものである。分岐部１０ｃの設計については、三分岐さ
れた導波路から出力される光量が等量になるように分岐
部の形状、及び面積を調整して決定する。

三分岐導波路の製造方法の一例としては、液状のアクリ
ル系のＵＶ硬化型樹脂のコア材料上に所定のパターンの
マスクを保持し、ＵＶ露光、現像を行なうことにより得
ることができる。また、その外周に形成するクラッド材
料については、アクリル系、エボキシ系等の樹脂の中で
コア材料より屈折率の低いものを適用することができる
。

第２図は本発明の第二の実施例におけるカラーイメージ
スキャナの斜視図を示すものである。

第２図において１７は三分岐先導波路で、１７ａは三分
岐光導波路の原稿側端部、１７ｂは同センサ側端部、１
７ｃは同分岐部、１８はカラーフィルタ、１９はカラー
フィルタの赤色部、２０は同緑色部、２１は同青色部、
２２は光電変換センサ基板、２３は赤色用光電変換セン
サ、２４は緑色用光電変換センサ、２５は青色用光電変
換センサである。読み取りは、第１の実施例と同様に行
われるが、第１の実施例と異なる点は、第１の実施例に
おいては先導波路の三つのセンサ側端部はカラーイメー
ジスキャナの主走査方向Ａと同一方向に一列に並んでい
るのに対して、第２の実施例では先導波路を３分岐させ
たセンサ側端部は、カラーイメージスキャナの主走査方
向Ａと直角になるように形威しているため、それに対応
してカラーフィルタ１８は主走査方向Ａに直角に赤色部
１９、緑色部２０、青色部２１を３分岐されたセンサ側
端部に対設して配し、同様に光電変換センサも、カラー
フィルタの赤色部１９、緑色部２０、青色部２１に対応
する位置に対殺されている。図中、三分岐導波路１７と
カラーフィルタ１８、カラーフィルタ１８と光電変換セ
ンサ２２の間隔が広くあけて図解しているが、第１の実
施例と同じく実際状態においては完全に密着形成される
。また三分岐光導波路１７はそのコア部のみを図示して
いるものであり、第１の実施例と同じく実際は原稿側端
部１７ａ、センサ側端部１７ｂ以外の全周にクラッド材
料が形威され、三分岐光導波路アレイとして一体化され
たものである。

以上のように、入射光を三分岐する光導波路のセンサ個
端部に、それに対設してＲＧＢの各カラーフィルタ、光
電変換センサを配してｌ画素として、これを列設形成す
ることにより、色走査を一回の走査で行なうことができ
るため走査速度が早くなり、カラーフィルタの切り替え
等のための部品も不要となるため低コストで製作するこ
とができる。また可動部分がないため製品の信頼性も高
くなる。さらに、本実施例の光電変換センサの基板は三
分岐先導波路の入射側のピッチと同一のピッチで製作す
ればよいため、現状のパターンルールのままで低コスト
で製作できる。

尚、本発明の三分岐光導波路は高分子材料を用いること
で大きな効果を得ることができるが、ガラス等の無機材
料を用いても製作することが可能である。

発明の効果 以上のように本発明によれば、色走査を一回の走査で行
なうことができるため走査速度が早くなり、カラーフィ
ルタの切替え等の部品も不要となるため低コストで製作
でき、また可動部分がないため製品の信頼性も高くなる
。更に、本発明による光電変換センサの基板は三分岐先
導波路の入射側のピッチと同一のピッチで製作できるた
め現状のパターンルールのままで低コストで製作できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例におけるカラーイメージ
スキャナの斜視図、第２図は本発明の第２の実施例にお
けるカラーイメージスキャナの斜視図、第３図は従来例
におけるカラーイメージスキャナの断面図である。 １０・・・・・・三分岐光導波路、１１・・・・・・カ
ラーフィルタ、１５・・・・・・光電変換センサ基板、
１６・・・・・・光電変換センサ．１７・・・・・・三
分岐光導波路、１８・・・・・カラーフィルタ、２２・
・・・・・光電変換センサ基板、２３・・・・・・光電
変換センサ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光学系としての三分岐の光導波路が多数列設形成された
   光導波路アレイの三分岐の末端の各々に対設させたＲＧ
   Ｂのカラーフィルタを介して三分岐の末端に対応する位
   置に光電変換センサを対設させたことを特徴とするカラ
   ーイメージスキャナ。