JPH0317175Y2 - - Google Patents

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JPH0317175Y2
JPH0317175Y2 JP13911485U JP13911485U JPH0317175Y2 JP H0317175 Y2 JPH0317175 Y2 JP H0317175Y2 JP 13911485 U JP13911485 U JP 13911485U JP 13911485 U JP13911485 U JP 13911485U JP H0317175 Y2 JPH0317175 Y2 JP H0317175Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野及び考案の概要) 本考案は、給湯器によつて浴槽に給湯(湯張
り)し、風呂釜によつて浴槽内を循環加熱(追い
焚き)する形式の風呂釜の湯張り装置、特に、ホ
ツパーを介して供給される湯を循環ポンプ(以
下、単にポンプという)により浴槽に送り込むよ
うにした湯張り装置に関し、ポンプの二次側の流
量とホツパーの上流側の流量を直接又は間接的に
検知してこれら流量バランスを所定に設定するこ
とにより、湯張り状態でのホツパーからのオーバ
ーフロウを防止しようとするものである。
(従来技術及びその問題点) 上記したような形式の給湯器付風呂釜の湯張り
装置として、すでに、実開昭60−25854号公報に
開示されたものがあり、このものでは、第8図の
如く、給湯器3からの湯が、湯張り回路30のホ
ツパー31を介して風呂釜1と浴槽2とを継ぐ循
環回路10に至り、これから浴槽2に給湯される
ようになつている。
この従来のものは、風呂釜1は自然循環式で、
循環回路10は短く、給湯器3の給湯回路の下流
側からホツパー31を介して循環回路10に至る
湯張り回路30の前記ホツパー以下の水頭圧によ
つて循環回路10に湯張り可能であり、風呂釜1
による追い焚きの際も、浴槽2内は、自然循環の
みによつて循環加熱できる。
ところが、浴槽2と風呂釜1とが離れている場
合には、循環回路10の長さが長くなつてこの部
分の抵抗が増大し、湯張り回路30の水頭圧のみ
では湯張りの際の湯量を大きく設定できないとと
もに自然循環のみでは追い焚き時の効率が低下す
る。
そこで、離れて位置する浴槽2と風呂釜1の間
に形成される循環回路10中に、ポンプを挿入し
て、このポンプによつて湯張りし且追い焚きする
方式が考えられるが、この形式では、湯張りの
際、循環回路10からポンプによつて浴槽2に吐
出される流量が、循環回路の長さ、浴槽2内の貯
湯量によつて変化し、この流量が、ホツパー31
に流入する流量よりも少ない場合には、このホツ
パーからオーバーフロウする不都合が生じ、逆の
場合には、ポンプ内に空気が侵入する不都合が生
じる。
(技術的課題) 本考案は、このような、浴槽2と風呂釜1を接
続し且つポンプ11を具備する循環回路10を形
成し、給湯器3から引出し且つホツパー31を具
備する湯張り回路30を上記循環回路10に於け
るポンプ11の一次側に接続し、該接続点とポン
プ11の距離を浴槽2からポンプ11の吸引部迄
の距離に比べて相当短く設定したものにおいて、
ポンプ11による吐出量とホツパー31への流入
湯量とのアンバランスによる不都合を防止するた
め、前記吐出量と流入湯量を適正状態にバランス
させ得るようにすることをその技術的課題とす
る。
(手段) 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、循環回路10におけるポンプ1
1の二次側の流量変化を検知する第1検知手段5
を設け、給湯器3からホツパー31への湯張り回
路にこの回路の流量変化を検知する第2検知手段
6及びこの回路の流量を制御する流量制御弁7を
設け、前記第1、第2検知手段5,6からの出力
を比較手段4に入力させ、この比較手段4からの
出力を流量制御弁7に入力させ、この流量制御弁
の開度調節によりポンプ11の二次側の流量と湯
張り回路30のホツパー31の上流側の流量と
を、ホツパー31でオーバーフロウせず且つホツ
パー31内が貯溜状態となるような、流量比率に
設定するようにしたことである。(第1図参照) (作用) 本考案の上記技術的手段は、次のように作用す
る。
ポンプ11を駆動させた湯張り状態では、ポン
プ11の吸引部に近い湯張り回路30からの供給
温水が該ポンプ11に吸引され、ポンプ11から
遠くに位置する浴槽2内の入浴水は該ポンプ11
に吸引されることは殆どない。そして、この湯張
り状態では、ポンプ11の二次側の流量、すなわ
ち、ホツパー31からの流出量は、第1検知手段
5により、ホツパー31への流入量は、第2検知
手段6によりそれぞれ検知され、これら検知手段
からの入力値を比較手段4により比較し、その結
果の出力によつて流量制御弁7の開度が調節され
る。
この調節により、ホツパー31への流入量は、
流出量との関係で適正比率に設定され、ホツパー
31内は、常時、オーバーフロウ水位により下位
の貯溜水位を維持した状態となる。
(効果) 本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
湯張り状態においては、ホツパー内は、常時オ
ーバーフロウ水位により下位に貯溜した状態に維
持されるから、湯張り中にホツパー31から湯が
溢れ出たり、ホツパー31内が空になつてポンプ
11に空気が入つたりする不都合が防止できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第2図〜第3図に基い
て説明する。
この実施例では、第1、第2検知手段5,6及
び比較手段4を一つの装置として組み合わせたも
のであり、ポンプ11の二次側の流量、及び湯張
り回路30におけるホツパー31の上流側の流量
を、ともに圧力として検知するようにしたもので
ある。
この為、循環回路10のポンプ11の二次側に
は第1ベンチユリー51が、湯張り回路30のホ
ツパー31の上流側には第2ベンチユリー61が
設けられ、これらベンチユリーのスロート部をダ
イヤフラム41で区画した第1空室42と第2空
室43に各別に連通させてある。
従つて、第1、第2ベンチユリー51,61の
流量変化に伴うスロート部の圧力変化に応じて前
記第1、第2空室42,43内の圧力が変化し、
これら空室の圧力差に応じてダイヤフラム41が
応動する。
このダイヤフラムには出力軸44が連設されて
おり、この出力軸44は第2ベンチユリー61の
上流側に挿入した流量制御弁7としての絞り弁7
0をオン・オフするスイツチ45と連動させてい
る。
このスイツチ45の閉成タイミングは、ホツパ
ー31を介する適正給湯量に合わせて予め所定に
設定し、第1、第2ベンチユリー51,61設置
部の流量差が一定値により大きくなると、一定の
絞り状態となるように設定されている。又、絞り
弁70は、第3図に示すような構成で、弁体71
に連設するロツド72をバネ73により常時閉弁
方向に付勢させ、ロツド72の外周に配設した励
磁コイル74を導通状態にすると、ロツド72と
ともに弁体71が引き上げられて開弁せしめられ
るようにしたもので、さらに、この弁体71によ
つて閉塞される弁口75を迂回するバイパス回路
76を設け、このバイパス回路の流量を一定流量
に設定したものである。
上記した実施例のものでは、各ベンチユリーで
の流量を増すとこれに連通する第1空室42又は
第2空室43の内圧が低下する。従つて、第1ベ
ンチユリー51の部分での流量が第2ベンチユリ
ー61でのそれに比べて少なくなると、ダイヤフ
ラム41は第2空室43側に移動し、出力軸44
も同様に同方向に移動する。この実施例ではスイ
ツチ45は、出力軸44の突出によつてその接点
が開成される構成となつており、第1ベンチユリ
ー51の部分の流量が第2ベンチユリー61の流
量よりも一定量以上少なくなつた条件でスイツチ
45が開成され、絞り弁70の励磁コイル74が
オフとなる。
これにより、弁体71がバネ73の付勢力によ
つて閉弁し、ホツパー31への流入量が、バイパ
ス回路76によつて制限されて減少し、ホツパー
31でのオーバーフロウが防止される。
尚、この実施例では、ポンプ11の最大吐出量
に合わせて湯張り回路30への最大給湯量を所定
の値に設定してある。
従つて、絞り弁70が開弁状態にあるとき、ポ
ンプ11の吐出能力が過大となつてホツパー31
内が空になるように不都合は生じない。
次に、上記実施例のように、ポンプ11によつ
て湯張りするとき、このポンプ内に水が充満して
いない場合には、ポンプの始動時においてその吐
出量は極端に少なく、第1ベンチユリー51設置
部と第2ベンチユリー61設置部の流量差は大き
くなる。従つて、上記実施例の湯張り装置では、
湯張り開始時点で絞り弁70が絞り状態になつて
しまい、その後のポンプ11の吐出能力の回復に
よつて急激に第1ベンチユリー51側の流量が大
きくなり、ホツパー31内が一時的に空になるよ
うな事態も生じる可能性がある。
この対策としては、湯張り開始時点で一定時間
上記状態が生じないようにすればよく、この為の
構成としては、第4図の如く、湯張り操作スイツ
チ8の閉成によつてタイマー80が動作し、この
タイマーの出力接点81を比較手段4の出力回路
に、絞り弁70の励磁コイル74の回路に挿入す
る構成、あるいは、第5図の如く、前記タイマー
80の出力接点81をポンプ11の回路に挿入す
る構成が採用できる。
前者の場合、大きな流量差の生じる湯張り開始
時点では、絞り弁が操作せず、後者の場合には、
前記時点でポンプが動作しないこととなり、既述
の不都合が防止できる。
また、第6図の構成によつても同様に既述の不
都合が解消できる。
このものでは、上記第1実施例のスイツチ45
をレバー式のスイツチとし、ダイヤフラム41の
出力軸44に一定の間隔で一対の当接片48,4
9を設け、これらを前記スイツチのレバー40
に、上下から対向させ、このスイツチ45と並列
に接続した常閉接点の補助スイツチ47を設ける
とともにこの補助スイツチを上方の当接片48の
上方に設けた構成となつている。
これによれば、二つの当接片48,49とスイ
ツチ45との関係から、既述した絞り弁70の制
御が可能となり、また、ポンプ始動時において、
第1空室42と第2空室43との間に過大な圧力
差が生じたときには補助スイツチ47が閉成さ
れ、絞り弁70は非絞り状態のままにセツトされ
る。
なお、この実施例では、第1空室42と第2空
室43の圧力差に応じて動作するスイツチ45が
閉成作動するときの圧力差と、開成動作するとき
のそれ、との間に、一定の差を設けているから、
絞り弁70のチヤタリング動作が防止できる。
又、以上の実施例の絞り弁70は全開状態と絞
り状態の二状態になるだけであるが、これに代え
て、実公昭50−18216号公報に開示の制御弁(第
7図)も採用可能であり、この場合には、比較手
段4からの出力は前記制御弁の励磁コイル77に
印加される電圧となる。この為、上記第1実施例
のように、差圧検知装置を比較手段4とする場合
には、出力軸44と可変抵抗器46とを連動さ
せ、この可変抵抗器を上記励磁コイル77の回路
に挿入すればよい。ここで、出力軸44の突出に
よつて可変抵抗器46の抵抗が減少するように、
出力軸44と可変抵抗器46の連動関係を設定し
ておく。
これにより、第1空室42の圧力が上昇するに
従つて出力軸44の突出量が増大して可変抵抗器
46の抵抗が少なくなり、逆に、励磁コイル77
への印加電圧が増大することとなつて弁体71の
開度が比例的に絞られることとなり、所期の目的
が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理説明図、第2図は第1実
施例の説明図、第3図はこれに用いる絞り弁70
の説明図、第4図,第5図はこの実施例に追加さ
れる制御回路例の説明図、第6図,第7図は他の
実施例の説明図、第8図は従来例の説明図であ
り、図中、1……風呂釜、10……循環回路浴
槽、3……給湯器、30……湯張り回路、31…
…ホツパー、4……比較手段、5,6……第1,
第2検知手段、7……流量制御弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽2と風呂釜1を接続し且つポンプ11を具
    備する循環回路10を形成し、給湯器3から引出
    し且つホツパー31を具備する湯張り回路30を
    上記循環回路10に於けるポンプ11の一次側に
    接続し、該接続点とポンプ11の距離を浴槽2か
    らポンプ11の吸引部迄の距離に比べて相当短く
    設定したものにおいて、循環回路10におけるポ
    ンプ11の二次側の流量を検知する第1検知手段
    5を設け、給湯器3からホツパー31への湯張り
    回路30にこの回路の流量を検知する第2検知手
    段6及びこの回路の流量を制御する流量制御弁7
    を設け、前記第1、第2検知手段5,6からの出
    力を比較手段4に入力させ、この比較手段4から
    の出力を流量制御弁7に入力させ、この流量制御
    弁7の開度調節によりポンプ11の二次側の流量
    と湯張り回路30のホツパー31の上流側の流量
    とを、ホツパー31でオーバーフロウせず且ホツ
    パー31内が貯溜状態となるような、流量比率に
    設定するようにした給湯器付風呂釜の湯張り装
    置。
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