JPH03171130A - ガンマカメラ - Google Patents

ガンマカメラ

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JPH03171130A
JPH03171130A JP31242589A JP31242589A JPH03171130A JP H03171130 A JPH03171130 A JP H03171130A JP 31242589 A JP31242589 A JP 31242589A JP 31242589 A JP31242589 A JP 31242589A JP H03171130 A JPH03171130 A JP H03171130A
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body axis
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collimator
gamma camera
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Tokuyuki Shibahara
芝原 徳幸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この発明は、被検体に投与され頭部に蓄積された放射性
同位元素(Rl)から放出される放射線を検出し、被検
体の頭部におけるRl分布の断層像を求める装置(例え
ば、シングルフォトンエごッションCT装i−SPEC
T装W)に用いられるガンマカメラに関する. B.従来技術 従来、この種のガンマカメラには、被検体の頭部から放
出された放射線の入射方向を整えるために、複数個の放
射線透過孔を縦横に並列してなる鉛製のコリメータが備
えられており、このコリメータとして以下のようなもの
が知られている.■第6図に示したコリメータ21は、
被検体Mの体軸Xおよび、これに直交する水平軸に対し
て、それぞれ垂直な孔軸C,をもつ複数の放射線透過孔
13を縦横に並列したもので、一般に平行コリメータと
称されている。
■第7図(a)に示したコリメータ16は、撮影状態に
おいて、略垂直となるように、入射面16aに対して傾
斜した孔軸C2をもち、同図(b)に示すように、体軸
Xに直交する水平軸(Z軸)に対しては垂直な孔軸C2
をもつ複数個の放射線透過孔l5を有するもので、一a
にスラントコリメータと称されている。
■第8図(a)に示したコリメータl9は、体軸Xに対
して垂直な孔軸C,をもち、Z軸に対しては、被検体M
の中心部に向かって傾斜して体軸Xに沿って焦点を結ぶ
孔軸C,をもつ複数個の放射線透iM孔18を有するも
ので、一般にファンビームコリメータと称されている。
C.発明が解決しようとする課題 上述した各種のコリメータを備えたガンマカメラを被検
体Mの頭部周りに回転させて、頭部に蓄積されたRIか
ら放出される放射線を検出してRI分布像を得る場合、
検出上の分解能と感度とを向上させるために、ガンマカ
メラを撮影対象である被検体頭部に十分接近させること
が望ましい.しかしながら、■に記載した平行コリメー
タ2lを搭載したガンマカメラ14を被検体Mの頭部に
十分接近させようとすると、撮影時にガンマカメラ14
と被検体Mの肩部とを接触させないようにするために、
第6図に示すように、ガンマカメラ14を被検体Mの肩
部よりも頭部側に位置させる必要がある。ところが、一
般にガンマカメラl4の有効視野はコリメータ取りつけ
部21aの介在により、同図符号Aで示した範囲に限定
される。このため、図中、斜線で示した小脳Bの部分が
有効視野A内に納まらず、脳全体のRl分布像が得られ
ないという問題点がある。
また、被検体Mの頭部全体を有効視野A内に納めようと
すると、被検体Mの肩部とガンマカメラl4との接触を
さけるため、肩部よりも外方にガンマカメラ14を位置
させなければならない.このため、ガンマカメラ14を
撮影対象である頭部に十分接近させることができず、R
l分布データを検出する上での分解能と感度とが低下す
るという問題点がある. ■に記載したコリメータl6を有するガンマカメラ17
では、ガンマカメラ17を被検体Mの肩部に当てないよ
うに傾斜させたとき、孔軸C2が体軸Xに対して垂直と
なるように構成しているので、ガンマカメラ17を被検
体M頭部に十分接近させた状態で被検体Mの体軸に垂直
なスライス面の断層像を得ることができるが、次のよう
な別の問題点が生しる。同図中)に示すように、ガンマ
カメラ17の有効視野Aに対して、通常、人体の頭部断
面の範囲はA′の大きさとなっている。このガンマカメ
ラl7に備えられている放射線透過孔l5の孔軸C2は
Z軸に対して垂直となっているため、頭部から放出され
る放射線を透過させる放射線透過孔15は、A′の範囲
内のものに限定される。このため、ガンマカメラl7の
有効視野Aを十分に活用した撮影ができない。その結果
、表示される断層像は小さくなり、また、検出されるデ
ータ数も限定されるので検出上の分解能や感度が低下す
るという問題点がある. ■に記載しているファンビームコリメータ19を備えた
ガンマカメラ20では、放射線透過孔18の孔軸C,l
をZ軸に対し被検体Mの中心部に向かって傾斜させて体
軸Xに沿った焦点を結ぶように構威しているので、撮影
空間は第8図(b)の点線部分に示すように、先細り形
状となり、撮影空間内に被検体Mの頭部幅をいっぱい収
納することができる。
このため、被検体Mの頭部から放出される放射線を有効
視野Aの範囲において検出することができ、■に示した
問題点を解決することはできるが、孔軸C,は体軸Xに
対し垂直となっているので、■と同様、ガンマカメラ2
0を被検体M頭部に十分接近させることができないとい
う問題点が生しる。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、ガンマカメラの分解能と感度とを向上させること
ができ、しかも、有効視野を十分に活用した撮影を行う
ことができるガンマカメラを提供することを目的として
いる。
D.課題を解決するための手段 この発明は、上記目的を達戒するために次のような構戒
を備えている。
即ち、この発明に係るガンマカメラは、被検体内に投与
され頭部に蓄積された放射性同位元素から放出される放
射線の入射方向を整える複数の放射線透過孔を有するコ
リメータと、このコリメータを透過した放射線を検出す
る放射線検出部とを備えたガンマカメラにおいて、撮影
状態の姿勢で、前記コリメータは被検体の体軸との間隔
が被検体の足側に向かって広がるような入射面を備え、
かつ前記姿勢において、放射線透過孔は、その孔軸が被
検体の体軸に対して略垂直になるように前記入射面に対
して傾斜しているとともに、前記体軸に沿って焦点を結
ぶように前記体軸に直交する水平軸に対して傾斜してい
ることを特徴としている.E.作用 この発明によれば、撮影状態の姿勢で、コリメータの入
射面が、被検体の足側に向かって体軸との間隔が広がる
ように傾斜しているので、ガンマカメラを被検体の頭部
に十分接近させて撮影することができる.また、このと
き放射線透過孔の孔軸は被検体の体軸に対して垂直とな
るので、被検体の頭部に十分接近させた状態で、被検体
の体軸対して垂直なスライス面の断層像が得られる.加
えて、前記放射線透過孔の孔軸が体軸に沿って焦点を結
ぶように被検体の体軸に直交する水平軸に対して傾斜さ
せているので、有効視野の全体を使って被検体の頭部を
撮影することが可能となる。
F.実施例 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する. 第1図は、この発明のガンマカメラを備えたSPECT
装置の概略構成を示した正面図である.床面上に設置さ
れた基台lの一側面部には、支持アーム2が回動自在に
取りつけられており、この支持アーム2の端部に、ガン
マカメラ3が被検体Mの体軸周りに回動自在に支持され
ている.ガンマカメラ3は、第2図の一部破断正面図に
示すように、撮影面に放射線の入射方向を整えるコリメ
ータ5を備えており、コリメータ5は複数個の放射線透
過孔4を、縦横に並列した状態で有している。鉛などの
放射線遮蔽材で形威されたケーシング6内には、コリメ
ータ5を透過した放射線の強度に応じて発光するシンチ
レータ7、シンチレータ7の発光をパルス状の電気信号
に変換する光電子倍増管9、光電子倍増管9にシンチレ
ータ7の発光を導くライトガイドとしての硝子板8、光
電子倍増管9のパルス信号から、発光点位置および発光
回数を示す検出信号を出力する位置算出回路10などが
設けられている. この発明の特徴部分であるコリメータ5は、第3図(a
)に示すように、撮影状態の姿勢において、その入射面
5aと被検体Mの体軸Xとの間隔が被検体Mの頭部側か
ら足側に向かって広がるような傾斜状態に設定されてい
る.このとき、放射線透過孔4の孔軸Cと体軸Xとが略
垂直となるように、入射面5aと体軸Xとのなす角θは
、約101〜約40@の範囲内に設定される.このよう
に、体軸Xに対しては、第7図に示した従来のスラント
コリメータl6と同様になっている. さらに、放射線透過孔4の孔軸Cは、第3図(b)に示
すように、体軸Xに沿って焦点Fを結ぶように被検体M
の体軸Xに直交するZ軸に対し被検体Mの中心部に向か
う傾斜状態に構威されている.したがって、Z軸に対し
ては、第8図に示した従来のファンビームコリメータ1
9と同様になっている. なお、第3図(a), (b)中、点線で示した部分は
、コリメータ4によって形威される撮影空間Sを正面お
よび側面からみたときの形状をそれぞれ示している。
このような、コリメータ4を備えたガンマカメラ3で被
検体M頭部の断層撮影を行う場合、第3図(a)に示し
たように、コリメータ5の入射面5aが傾斜しているの
で被検体Mの肩部との接触を避けることができ、また、
このとき、孔軸Cは体軸Xに対して垂直であるから、体
軸Xに対して垂直なスライス面の断層像を得ることがで
きる.さらに、第3図(ハ)に示すように、撮影空間S
は、被検体Mの中心を通るY軸上に焦点Fをもつ先細り
形状となるので、被検体M!1部の2軸方向の長さを撮
影空間S内いっぱいに納めることが可能となる.これに
より、被検体Mw1部に蓄積されたRIから放出される
放射線を有効視野Afil域内の全ての放射線透過孔4
を透過させて検出することができる。
なお、この発明は次のように変形して実施することがで
きる. 第土変彪明 第4図に示すように、被検体Mに対向するコリメータ5
の面形状を、直線部分11および傾斜部分l2に分割し
た形状に構成する.このような、構戒にすることで、コ
リメータ5を、より被検体Mの頭部に接近させた状態で
撮影を行うことができ、さらに分解能の向上を図ること
ができる.策主変星明 水平軸に対し、被検体Mの中心部に向かって傾斜した状
態に構威されている放射線透過孔4の孔軸Cを、被検体
Mの頭頂側に向かう程、その傾斜角度が鋭角になるよう
に構或する.このような構或にすることで、第5図に示
すように、頭頂側に向かう程、焦点距jilILが短く
なり、拡大率を上げることができる.通常、人体頭部の
断面積は、頭頂側に向かう程小さくなっているので、頭
部の各スライス面の断層像を求める場合には、各スライ
ス面の大きさに応してそれぞれ有効に拡大した撮影を行
うことができる。
G.発明の効果 以上の説明から明らかなように、この発明に係ルカンマ
カメラは、撮影状態の姿勢において、コリメータの入射
面は、体軸との間隔が広がるように傾斜し、このとき放
射線透過孔の孔軸が体軸に対して垂直になるように構成
しているので、ガンマカメラを被検体頭部に十分接近さ
せた状態で、被検体の体軸に対して垂直なスライス面の
断層像を得ることができ、頭部に蓄積されたRlの分布
データを検出する上で分解能と感度とを向上させること
ができる。
加えて、前記放射線透過孔の孔軸を被検体の体軸に直交
する水平軸に対して中心部に向かって傾斜させて体軸に
沿って焦点を結ぶように構成したので、撮影空間は先細
り形状となり、ガンマヵメラの有効視野いっぱいに頭部
を拡大して撮影することができるので、ガンマヵメラの
有効視野を十分に活用した撮影を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は、この発明の一実施例に係り、第
1図はこの発明のガンマカメラを設けたSPECT装置
の概略構戒を示す正面図、第2図はガンマカメラの概略
構戒を示す一部破断正面図、第3図(a)はガンマカメ
ラの正面図、同図中)はガンマカメラの側面図、第4図
は第1変形例に係るガンマカメラの概略構成を示す正面
図、第5図は第2変形例に係るガンマカメラの概略構威
を示す正面図である. 第6図ないし第8図は従来例に係り、第6図は平行コリ
メータを有するガンマカメラの正面図、第7図(a)は
スラントコリメータを有するガンマカメラの正面図、同
図中)はその側面図、第8図(a)はファンビームコリ
メータを有するガンマカメラの正面図、同図中)はその
側面図である.3・・・ガンマカメラ 4・・・放射線透過孔 5・・・コリメーク C・・・孔軸 X・・・体軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検体内に投与され頭部に蓄積された放射性同位
    元素から放出される放射線の入射方向を整える複数の放
    射線透過孔を有するコリメータと、このコリメータを透
    過した放射線を検出する放射線検出部とを備えたガンマ
    カメラにおいて、撮影状態の姿勢で、前記コリメータは
    被検体の体軸との間隔が被検体の足側に向かって広がる
    ような入射面を備え、かつ前記姿勢において、放射線透
    過孔は、その孔軸が被検体の体軸に対して略垂直になる
    ように前記入射面に対して傾斜しているとともに、前記
    体軸に沿って焦点を結ぶように前記体軸に直交する水平
    軸に対して傾斜していることを特徴とするガンマカメラ
JP31242589A 1989-11-30 1989-11-30 ガンマカメラ Expired - Lifetime JP2830223B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP31242589A JP2830223B2 (ja) 1989-11-30 1989-11-30 ガンマカメラ

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JPH03171130A true JPH03171130A (ja) 1991-07-24
JP2830223B2 JP2830223B2 (ja) 1998-12-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5591977A (en) * 1994-04-29 1997-01-07 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Department Of Health And Human Services Variable axial aperture positron emission tomography scanner

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5591977A (en) * 1994-04-29 1997-01-07 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Department Of Health And Human Services Variable axial aperture positron emission tomography scanner

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JP2830223B2 (ja) 1998-12-02

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