JPH03170527A - 一酸化炭素と不飽和化合物のポリマーの調製 - Google Patents

一酸化炭素と不飽和化合物のポリマーの調製

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JPH03170527A
JPH03170527A JP2306976A JP30697690A JPH03170527A JP H03170527 A JPH03170527 A JP H03170527A JP 2306976 A JP2306976 A JP 2306976A JP 30697690 A JP30697690 A JP 30697690A JP H03170527 A JPH03170527 A JP H03170527A
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    • C08G67/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing oxygen or oxygen and carbon, not provided for in groups C08G2/00 - C08G65/00
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一酸化炭素と1種以上のオレフィン性不飽和化
合物のポリマーの調製方法に関する.一酸化炭素と1種
以上のオレフィン性不飽和化合物の線状ポリマーは、一
酸化炭素由来のユニットとオレフィン性不飽和化合物(
類)由来のユニットが実質的に交互に存在し、高温及び
高圧下に適当な触媒とモノマー類を接触させることによ
って調製され得ることが知られている. 前記ポリマーの調製に於いて、重合速度及び平均分子量
の両方は重要な役割を担っている。重合にとっては最高
の重合速度を達成するのが好ましい一方、他方ポリマー
の用途の観点からは平均分子量が高ければ高いほどポリ
マーの価値は大きい.重合速度及び平均分子量の両方は
、重合で利用される温度によって影響され得る.予想外
にも、重合及び平均分子量に於ける温度の効果は、池の
反応条件を変えないと想定して反応温度を上げると重合
速度は速くなるが、得られたポリマーの平均分子量は下
がってしまう点で反対の結果となった。
実際にはこのことはポリマーへの用途の観点から、特定
の用途に対し平均分子量が十分に高いポリマーを得るた
めに反応温度を設定し、及びその設定された温度に対応
する重合速度を許容しなければならないことを意味する
. このポリマー調製に関する出願人による研究中に、得ら
れたポリマーの重合速度と平均分子量との間の関係は、
まずポリマー1を設定温度T,で調製し、次いでポリマ
ー2をT1よりも3〜30℃低い設定温度T2で、得ら
れたポリマー混合物がポリマー1を3〜45重量2含む
ような量のポリマー1の存在下に調製する、実質的に2
つの異なる温度で2段階で重合することによって改良し
得ることが知見された.このことは、第lの実験では設
定温度T.を使用し、次いで第2の実験では設定温度T
2を使用し、第3の実験では重合をまず設定温度T1で
時間t,、次いで設定温度T2で時間t2で実施し、時
間t1及びt2は得られたポリマー混合物が温度T,で
調製したポリマーを3〜45重量2含むように選択した
ことを除いては、実質的に同一反応条件下にバッチ法(
batchwise)で実施した3つの重合の結果より
説明される。比較的速い重合速度での第1の実験では、
比較的低い平均分子量のポリマーが得られた.比較的低
い重合.速度の第2の重合では、比較的高い平均分子量
のポリマーが得られた。第3の実験ではポリマー混合物
を調製し、重合速度及び平均分子量は、第1及び第2の
実験及び重合時間t,及びt2で得られた結果をもとに
した予想よりも高かった.第3の実験で調製したポリマ
ー混合物の平均分子量は、第2の実験で調製したポリマ
ーの平均分子量よりも十分高かった. 本特許出願は従って、一酸化炭素と1種以上のオレフィ
ン性不飽和化合物の線状ポリマーの調製方法であって、
一酸化炭素由来のユニットとオレフィン性不飽和化合物
(類〉由来のユニットが実質的に交互に存在し、該方法
は高温及び高圧下にモノマーと適当な触媒とを接触させ
ることからなり、a〉設定温度T1でポリマー1を調製
し、b)設定温度T,より3〜30℃低い設定温度T2
でポリマー2を調製し、 C〉ポリマー2を、得られたポリマー混合物がポリマー
1を3〜45重量2含むような量のポリマー1の存在下
に調製すること によって得られた2種のポリマーl及び2の混合物であ
ることを特徴とする、前記ポリマーの調製方法に関する
特にポリマー1及びポリマー2が同一モノマー混合物か
ら得られた場合は、ポリマー1及び2は通常化学横造に
於いては実質的に同一である.しかしながらこれらは平
均分子量では異なる。
本発明による方法は、速い重合速度で高い平均分子量の
ポリマー類を調製する可能性を提供する.このことは特
に、一酸化炭素とエテン及び他のオレフィン性不飽和化
合物とのターポリマーの調製、従来困難であった許容で
きる重合速度での高い平均分子量の生成物の調製に重要
である.上述の如く、ポリマーの平均分子量での増加は
重合温度をやや低い値に設定することによって達成され
得る.しかし低い温度では重合速度が遅くなる.この方
法で達成しうる平均分子量は、この場合には重合速度が
許容できない位遅くなるため、条件では最大値となる。
本研究より、本発明による2段階で重合を実施する場合
、平均分子量が前述の最大値よりもかなり高いターポリ
マーが、許容できる重合速度で調製し得ることが知見さ
れた.本発明による方法では、設定温度T1とT2の差
は3〜30℃であるべきである。この温度の違いは4〜
25℃、特に5〜20℃であるのが好ましい.本発明に
よる方法では、ポリマー2は、調製されたポリマー混合
物がポリマー1を3〜45重量工含むような量のポリマ
ー1の存在下で調製されるべきである.ポリマー2の調
製は、好ましくは得られたポリマー混金物がポリマーl
を4〜30重量2、特に5〜25重量工含むような量の
ポリマー1の量の存在下で行う。
本発明によって調製された線状交互ポリマー類は、一酸
化炭素と1種以上のオレフィン性不飽和1ヒ合物とのポ
リマーである。オレフィン性不飽和化合物はもっぱら炭
素及び水素からなる化合物かまたは、炭素及び水素に加
えてi種以上のへテロ原子を含む化合物のいずれかであ
り得る.一酸化炭素とl種以上のオレフィン性不飽和炭
化水素のポリマー調製が好ましい.好適な炭化水素モノ
マー類の例は、エテン、プロペン、ブテンー1、ヘキセ
ン−1、オクテン−1、スチレン、シクロベンテン、ノ
ルボルネン及びジシクロペンタジエンである.本発明に
よる方法では、一酸化炭素とエテンのコボリマ一並びに
、一酸化炭素とエテン及びα−オレフィン、特にブロペ
ンのターポリマーの調製が好ましい。
本発明による方法で、ポリマー混合物はポリマー1の存
在下にポリマー2の調製の重合を実施することによって
得られる.ポリマー1及びポリマー2の調製の両方は、
バッチ法または継続法で実施され得る.本ポリマー混合
物の調製のバッチ/Il続法を組み合わせた例は、ポリ
マー1の調製を各々が分離している2基の反応器^及び
Bでバッチ法で且つ交互に実施し、ポリマー2の調製を
反応器^またはBと交互に接続する反応器Cで継続して
実施する調製方法である。ポリマー1が反応器^で調製
される間に、先に反応器Bで調製されたポリマー1は継
続的にまたは断続的に反応器Cへ供給される.反応器B
の内容物はこのようにして反応器Cへ移された後、スイ
ッチを転換し次いで反応器Bでポリマー1が調製される
間に、反応器^の内容物が反応器Cへ送られる。
本発明による方法で、ポリマー1及び2の調製は好まし
くは両方とも継続的に実施するがまたは両方ともバッチ
法で実施するがのいずれがである。
ポリマー1の調製及びポリマー2の調製の両方をバッチ
法で実施した、本発明によるポリマー混合物の調製は非
常に好適には、ポリマー1の調製の重合をまず温度T1
である時間実施し、次いでポリマー2の調製の重合を温
度T2で残りの重合時間だけ続けることによって、1基
の反応器で実施できる.ポリマー1の調製及びポリマー
2の調製の両方を継続的に実施する本発明によるポリマ
ー混合物の調製は、非常に好適にはポリマー1の調製の
重合をまず第lの反応器で温度T,で実施し、次いでポ
リマー2の調製を第2の反応器で温度T2で実施するこ
とによって、連続した2基の反応器で実施できる.本発
明によるポリマーの調製は、モノマーを高温及び高圧下
に適当な触媒と接触させることによって実施する。重合
は好ましくはポリマーが殆どまたは完全に不溶である希
釈剤の存在下に実施する。
メタノールなどの低級脂肪族アルコール類が希釈剤とし
て好ましい.この目的に好適な触媒は、第■族の金属を
含むものである。この本明細書では、第■族の金属は、
ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリ
ジウム及びプラチナなどの貴金属、並びに鉄、コバルト
及びニッケルなどの鉄族の金属であると理解される。第
■族の金属としてパラジウム、ニッケルまたはコバルト
を含む触媒が好ましい。パラジウムは特に第■族の金属
として好ましい。触媒が第■族の金属を含む時には、こ
の金属は好ましくはカルボン酸塩の形、特に酢酸塩の形
で触媒に取り込まれるのが好ましい.第■族の金属に加
えて、触媒は好ましくは、二座配位子中に存在する2個
のリン、窒素または硫黄を含有する配座基(denta
Le groups)を介して第■族の金属と銘体を形
成し得る二座配位子を含む.窒素の二座配位子を使用す
る時には、一般式(式中、Xは架橋中に3個または4個
の原子を含み、そのうち少なくとも2個が炭素原子であ
る2,2′−ビビリジン及び1,10−フエナントロリ
ンなどの有機架橋基を表す)の化合物が好ましい.硫黄
の二座配位子を使用する時には、一i式 R’S−R−SR’ (式中、Rlは場合により極性i!換(polar s
ubsti−tutecl)された炭化水素基で、Rは
1,2−ビス(エチルチオ)エタン及びシスー1.2−
(ペンジルチオ)エテンなどの架橋中に少なくとも炭素
原子2個を含む二価の有機架橋基を表す)の化合物が好
ましい。一般式 (R’)2P−R−P(R+>2 (式中、R及びR1は上記の意味を有する)であるリン
の二座配位子を使用するのが好ましい.さらにR1が、
それが結合しているリン原子に対してオルト位に少なく
ともアルコキシ置換基1個を有する芳香族炭化水素基を
表すような、リンの二座配位子を使用するのが好ましい
.本目的に非常に好適な化合物は、1.3−ビス[ビス
(2−メトキシフェニル)ホスフィノ]プロパンである
.触媒中に窒素または硫黄の二座配位子を使用する時に
は、その使用量は第■族の金属1モル当たり0.5〜1
00モル、特に1〜50モルが好ましい。リンの二座配
位子を使用する時には、その使用量は第■族の金属1モ
ル当たり0.5〜2モル、特に0.75〜1.5モルが
好ましい.第■族の金属及びリン、窒素または硫黄の二
座配位子に加えて、触媒はpKaが4未満の酸のイオン
、特にl)K(lが2未満の酸のア二オンが好ましい。
pKaが2未満の好適な酸の例としては、パラートルエ
ンスルホン酸などのスルホン酸及びトリフルオ口酢酸な
どのハロゲノカルボン酸である。pKaが4未満の酸の
アニオンは、酸の形及び/または銅またはニッケル塩な
どの塩の形で触媒中に取り込まれ得る.アニオンは触媒
中に第■族の金!1モル当たり1〜100モル、特に2
〜50モルの量で存在するのが好ましい.別個の成分と
して使用するのと同様に、pKaが4未満の酸のア二オ
ンは、例えば第■族の金属としてトリフルオロ酢酸パラ
ジウムまたはパラジウムバラートシレートを使用するこ
とによって触媒中に存在させ得る。第■族の金属を含む
触媒の活性度を高めるには、1,4−キノンを触媒中に
存在させることもできる。1,4−ペンゾキノン及び1
,4〜ナフトキノンはこの目的に非常に好適である.こ
の目的に使用する1.4−キノンの量は、第■族の金属
lモル当たり5〜5000モル、特に10〜1000モ
ルが好ましい. 重きで使用される触媒量は広い範囲内を変動し得る。第
■族の金属を含む触媒が使用される時には、重合される
べきオレフィン性不飽和化合物の1モル当たりの触媒量
は、10−7〜10−3モル、特に10−6〜IO−4
モルの第■族の金属である。
重合は、好ましくは温度25〜150℃及び圧力2〜1
50バール、特に温度30〜130℃及び圧力5〜10
0バールで実施する.オレフィン性不飽和化合物(類〉
対一酸化炭素の比は10:1〜1:10、特に5:1〜
1:5であるのが好ましい. 本ポリマーの平均分子量が高ければ高いほど、一mに固
有粘度も高くなるであろう。本ポリマーの固有粘度の測
定には、まずポリマーを4種の濃度でメタークレゾール
に溶解させることによって4つの溶液を調製する。各々
の溶液について60℃でのメタークレゾールに対する粘
度を粘度計で測定した。T0がメタークレゾールの流出
時間を、T,がポリマー溶液の流出時間を表すと、相対
粘度(η,.1)は η,..=  (T,/T.) かち得られる.対数粘度(ηlnh)は、式ηlllb
  =  (In  ηr*l)/C(式中、Cは溶液
100m1当たりのポリマー濃度を2で表わす)によっ
てη,.から計算され得る。
dUgでの固有粘度[ηコは、対応する濃度(e)に対
する4つのポリマー溶液の各々についてグラフ的にηl
nhを表示し、次いでC・0に外挿することによって知
見され得る. 本特許出願書中、International Uni
on ofPure and Applied Che
mistryによって推奨されるr極限粘度数J (L
imiting Viscosity Number)
(LVN)という表記を、r固有粘度』に代わって以下
使用する. 本発明は以下の実施例を参考として説明されよつ. 笈允JLL 一酸1ヒ炭素/エテン/プロベンのターポリマーを以下
のように調製した。容量41の機械的に撹拌するオート
クレープに、メタノール1、51を導入した.オートク
レープの内容物を89℃にした後、1口ペン10ハール
、一酸化炭素18バール及びエテン22バールをオート
クレープに入れた.続いてアセトン10&l #酸パラジウム0.02mmol、 トリフルオ口#酸0.4mmol及び 1,3−ビス[ビス(2−メトキシフェニル)ホスフィ
ノコプロバン0.021mmol からなる触媒溶液をオートクレープに導入した.オート
クレープ中の圧力は、一酸化炭素/エテンのl:1混合
物で加圧することによって保持した.重合を7時間後に
反応混合物を室温に冷却し、放圧することによって停止
させた。ターポリマーを枦別し、メタノールで洗浄して
乾燥させた, LVN(60〉がL.Odl/gのター
ボリマ−225,が得られた.重合速度はターボリマ−
15.2Ag/(パラジウムg.時間)であった. 九東燵L 一酸化炭素/エテン/プロペンのターポリマーを、反応
温度を81℃にした以外には実施例1とほぼ同一手順で
調製した。LVN(60)が1.8dll,のターボリ
マ−129,が得られた.重合速度はターポリマー8.
7A,パパラジウムg、時間)であった。
実』む烈〕一 一酸化炭素/エテン/ブロベンのターポリマーを、重合
をまず89℃で30分間実施し、次いでオートクレーブ
の内容物を81℃に5分間で冷却し、最後に重合を81
℃でさらに6時間25分続けた以外には、実施例1とほ
ぼ同一手順で調製した, LVN(60)が2.1dl
htのターボリマ−194,が得られた.重合速度はタ
ーボリマ−13.1Ag/(パラジウムg.時間)であ
った.89℃、30分で調製されたターポリマー量は1
5.5,であった. 叉丑劃[辷炎話j− これらの実施例では、一酸化炭素/エテン/ブロベンの
ターポリマーを連続した2基の反応器中で、第1の反応
器からの反応生成物を新しい供給或分と共に継続的に第
2の反応器へ供給する継続法で調製した.アセトンl1
当たり、酢酸パラジウム1096zy、1.3−ビス[
ビス(2−メトキシフェニル)ホスフィノ]プロパン2
736zy及びトリフルオロ酢酸5600zgを含む触
媒溶液を使用した.両方の実施例における、各反応器の
圧力は45バールであった.反応器の圧力は、第2の反
応器より過剰の供給ガスを放出することによって保持し
た。両方の実施例において、連続した2基の反応器はほ
ぼ同一のガス組成を有していた. 2基の反応器の反応条件並びに実施例から得られた結果
を表Iに示した. 実施例1〜5の中でも、実施例3及び5は、本発明によ
るものである.実施例3でポリマー2はミ得られたポリ
マー混合物中に設定温度89℃で調製したポリマー1を
8重量z含むような量のポリマー1の存在下に、設定温
度81℃でバッチ法で調製した。実施例5ではポリマー
2は、得られたポリマー混合物中に設定温度90℃で調
製したポリマー1をl3重fflz含むような量のポリ
マー1の存在下に、設定温度77℃で継続的に調製した
.実施例1、2及び4は本発明の範囲外であり且つ比較
例として含まれる.実施例1及び2は、設定温度89℃
及び81℃各々でのバッチ法ポリマーの調製に関する。
実施例4は、各々の反応器での重合を設定温度77℃で
実施した、連続した2基の反応器での継続的なポリマー
の調製に関する. 本発明によるポリマー1の存在下でのポリマー2の調製
に於ける長所は、実施例3の結果と実施例1及び2の結
果の比較より明確である.実施例1及び2の結果及び、
実施例3で選択した重合時間から、遅い重合速度での実
施例3は実験での知見よりも低い平均分子量を有するポ
リマー混合物を製造すると予想された.ポリマー混合物
の平均分子量は、低い温度で調製されたポリマー混き物
よりも実に高いことが知見された. 本発明によるポリマー1の存在下でのポリマー2の調製
に於ける長所は、実施例4及び5の結果の比較からも明
らかである.実施例4の結果より、遅い重合速度での実
施例5は、第2の反応器で実験での知見よりも低い平均
分子量のポリマー混合物を製造すると予恕された.この
場合も同様にポリマー混合物の平均分子量は、低い温度
で調製したポリマー混合物の平均分子量よりも高いこと
が知見された。
” C−NMR分析より実施例1〜5に従って調製した
一酸化炭素/エテン/プロペンのターポリマーは、一酸
化炭素由来の一方のユニットとエテン及びプロペン由来
のもう一方のユニットが実質的に交互の配置にある線状
の鎖からなっていることが確認された,−CO−C.I
L−ユニッl・及び−CO−C.!1.−ユニットがポ
リマー鎖中で実質的にランダム配置であることも確認さ
れた。
鮭 実施例番号 垣B欠如を翳 反応器容量、l 供給速度 メタノール、kg/時間 一酸化炭素、N17時間 エテン、NN/時間 プロベン、kg/時間 触媒溶液、IIl/時間 温度、℃ 反応器中の懸濁液重呈、kg 反応器中のパラジウム濃度 xg/メタノールk, 懸濁液濃度、重量2 生成ポリマー量、l?/時間 重合速度 ポリマーkg/(パラジウムg.時間)l3.6 13.6 14.3 鮭(続き) 実施例番号 策z0医麦翳 反応器容量、l 供給速度 一酸化炭素、N1/時間 エテン、N1/時間 プロペン、kg/時間 温度、℃ 反応器中の懸濁液重量、kg 反応器中のパラジウム濃度 my/メタノール五2 懸濁液濃度、重!Ez 生成したポリマー量、g/時間 重合速度 ポリマーkg/(パラジウムg.時間)最終生成物(1
)LVN<60) 、J1/g2,0 13.0 880 2、O l6.6 1200

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一酸化炭素と1種以上のオレフィン性不飽和化合
    物の線状ポリマーの調製方法であって、一酸化炭素由来
    のユニットとオレフィン性不飽和化合物由来のユニット
    が実質的に交互で存在し、該方法は高温及び高圧下でモ
    ノマーと適当な触媒とを接触させることからなり、 (a)設定温度T_1でポリマー1を調製し、 (b)設定温度T_1よりも3〜30℃低い設定温度T
    _2でポリマー2を調製し、 (c)ポリマー2を、得られたポリマーがポリマー1を
    3〜45重量%含むような量のポリマー1の存在下で調
    製すること によって得られた2種のポリマー1及び2の混合物であ
    ることを特徴とする前記ポリマーの調製方法。
  2. (2)温度T_1とT_2との差が、4〜25℃である
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. (3)ポリマー2の調製を、調製されたポリマー混合物
    がポリマー1を4〜30重量%含むような量のポリマー
    1の存在下に実施することを特徴とする請求項1または
    2に記載の方法。
  4. (4)ポリマー1及びポリマー2の両方の調製をバッチ
    法で実施することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    一項に記載の方法。
  5. (5)工程を1基の反応器で実施し、ポリマー1を調製
    する重合をまず温度T_1である時間実施し、次いでポ
    リマー2を調製する重合を温度T_2で残りの重合時間
    で継続することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. (6)ポリマー1及びポリマー2の調製を両方とも継続
    して実施することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    一項に記載の方法。
  7. (7)工程を連続した2基の反応器で実施し、ポリマー
    1の調製の重合を第1の反応器で温度T_1で、ポリマ
    ー2の調製を第2の反応器で温度T_2で実施すること
    を特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. (8)触媒が第VIII族の金属及び二座配位子中に2個の
    リン−、窒素−または硫黄を含有する配座基を介して第
    VIII族の金属と錯体を形成し得る二座配位子を含むこと
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法
  9. (9)温度25〜150℃、圧力2〜150バール及び
    オレフィン性不飽和化合物(類)対一酸化炭素の比を1
    0:1〜1:10で実施することを特徴とする請求項1
    〜8のいずれか一項に記載の方法。
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