JPH03170062A - 自動化学処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は薬剤等を自動的に吸引・分注する自動化学処理
装置に関する。

〔発明の概要〕

本発明は自動化学処理装置に於いて、相対的に移動する
吸引・吐出手段とチップ抜脱手段と、該吸引・吐出手段
とチップ抜脱手段を移動させる移動手段と、該チップ抜
脱手段の下方に設けられたチップ収容容器と、該チップ
収容容器を傾ける容器傾動手段を有することにより、使
用済となったチップを容器内に廃棄し、更に廃棄された
チップを容器の一端の隅へ集中するようにしたものであ
る。

〔従来の技術〕

従来、自動化学処理装置に於いては、廃棄チップ収容容
器に取り付けたチフブ抜脱手段に対して、吸引・吐出手
段を移動させることにより、使用済チップを廃棄してい
た． 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、従来のチップ廃棄機構によると、第２図に示す
ように抜脱されたチップが容器内のチップ抜脱手段下部
に集中して堆積する為に容器内にまだ空間的余裕がある
のにも拘らずチソプ収容不能となる欠点があった。また
チップ抜脱時に抜脱しようとしているチップが堆積した
チップの山に接触し、正常な抜脱ができなくなるなどの
欠点もあった。

そこで、本発明は従来のこのような欠点を解決する為に
、容器の空間を効率的に利用し、かつ円滑に抜脱動作す
る自動化学処理装置を得ることを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記課題を解決するために、本発明は自動化学処理装置
に於いて、相対的に移動する吸引・吐出手段と、チップ
抜脱手段と、該吸引・吐出手段とチップ抜脱手段を移動
させる移動手段と、該チップ抜脱手段の下方に設けられ
たチップ収容容器と該チップ収容容器を傾ける容器傾動
手段により使用済チップを容器内に廃棄し、更に廃棄さ
れたチップを容器の一端の隅へ集中するようにした。

〔作用〕

上記の構或によれば、吸引・吐出手段とチップ抜脱手段
の相対的移動により抜脱されたチップは一旦容器内のチ
ップ抜脱手段下部に落ちるが、容器傾動手段により容器
が傾くと、容器の底面の傾斜に沿い移動し、低くなった
端部側に向かう。次に容器傾動手段はチップがなるべく
移動しないようにゆっくりと容器をもとの状態に戻す．
チンプを抜脱する都度、あるいは何本か抜脱する度に上
記操作を繰り返すと、廃棄チップは容器のある決まった
一端付近から集中して堆積し始める。そこでこの一端を
チップ抜脱手段がとり付けられている端部と対向する位
置に選べば、チップ抜脱手段下の空間は空いたまま容器
は廃棄チップで埋まっていく． 〔実施例〕 以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
１図はチップ抜脱を実現する構成を表す図である。第１
図に於いて吸引・吐出手段１は、移動手段２に取り付け
られ、図のＸ方向．２方向に移動が可能である。チップ
は該吸引・吐出手段１の先端のホルダーに装着されてい
るが、チップ収容容器３の上蓋の一端面に取り付けられ
ているチップ抜脱千段４を使って、前記移動手段２の動
作に伴う前記吸引・吐出手段１の移動により抜脱される
．抜脱されたチップは容器傾動手段５がチンプ収容容器
３を傾斜させることにより、容器の一端の隅へ移動する
．第３図（ａ）は前記チップ抜脱手段４を上から見た図
であり、第３図中》はチンプ抜脱時の前記吸引・吐出手
段１の先端ホルダー６と、チップ７と、前記チップ抜脱
手段４の位置関係を示す図である．第３図（Ｉ１）に示
す如く前記チップ抜脱手段４は鍵型の輪郭をしている．
切りかきＡの部分はチップ７の径より大きな径となって
いるが、切りかきＢの間隔はホルダー６の径よりは大き
いがチップ７の最大径よりは小さくなっている．まず切
りかきＡにチップを装着したホルダーをチップが完全に
チップ抜脱手段４の下に位置するまで挿入し、次に高さ
はそのままで＋Ｘ方向に移動し切りかきＢの位置にもっ
ていく。そして今度はーＺの方向に吸引・吐出手段１を
移動させると、その際にチソプ７は切りかきＢに引っか
かりホルダーから抜脱される。こうして抜脱されたチフ
プ７はそのままチップ抜脱手段４の下部の容器底へ落ち
る．このまま何本かチンプの抜脱を繰り返すと、第２図
に示す如く、廃棄チップはチップ抜脱千段４の下部に集
中して堆積し、それが後の抜脱動作に支障を来す原因に
なる。そこで第４図に示すように抜脱された廃棄チンブ
がチップ抜脱手段４の下部から離れたスペースに集中す
るように、容器傾動手段５はチップ収容容器３を傾斜さ
せる．この容器傾動手段５は、ステンピングモータやロ
ータリーアクチュエータ等により実現される．次に容器
傾動千段５はゆっくりとチップ収容容器３をもとの状態
に戻す．この容器傾動千段５の動作をチフブ抜脱の都度
、あるいは何本かの抜脱毎に行えば第５図に示す如くチ
ップ抜脱手段４下の空間は余裕をもったまま容器は廃棄
チップで満たされていく。

〔発明の効果〕

本発明によれば以上に説明したような簡単な構戒で、チ
ップ収容容器の空間の効率的利用、チップ抜脱動作の信
頼性向上を可能にする効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による実施例の斜視図、第２図は抜脱し
た廃棄チノプの堆積状態を表す図、第３図ｒａｔはチッ
プ抜脱手段を上から見た図、第３図（ｂｌはチフプ抜脱
時のホルダー，チフブ５チフブ抜脱手段の位置関係図、
第４図はチップ収容容器が傾斜した状態を示す図、第５
図はチップ収容容器の傾斜をもどした状態を示す図であ
る。 １・・・吸引・吐出手段 ２・・・移動手段 ３・・・チフブ収容容器 ４・・・チップ抜脱手段 ５ ６ ・容器傾動手段 ・ホルダー ７ ・チップ 以 上

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）チップが先端に挿着され薬剤等の吸引・吐出をす
   る吸引・吐出手段を有する自動化学処理装置に於いて、
   前記吸引・吐出手段と相対的に移動することにより前記
   チップを抜脱する手段と、吸引・吐出手段又はチップ抜
   脱手段を移動する為の移動手段、前記チップ抜脱手段の
   下方に設けられたチップ収容容器と、該チップ収容容器
   を傾ける為の容器傾動手段を有することを特徴とする自
   動化学処理装置。
2. （２）前記チップ抜脱手段は、前記チップ収容容器の蓋
   の上面一端部に設けられていることを特徴とする第１項
   記載の自動化学処理装置。
3. （３）前記容器傾動手段は、前記チップ抜脱手段が設け
   られた一端部と対向する位置に抜脱されたチップを集め
   るように傾動することを特徴とする第１項記載の自動化
   学処理装置。