JPH03169686A - シート材穿孔装置 - Google Patents

シート材穿孔装置

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Publication number
JPH03169686A
JPH03169686A JP31182989A JP31182989A JPH03169686A JP H03169686 A JPH03169686 A JP H03169686A JP 31182989 A JP31182989 A JP 31182989A JP 31182989 A JP31182989 A JP 31182989A JP H03169686 A JPH03169686 A JP H03169686A
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JP
Japan
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sheet material
punches
angle
ring
punch
Prior art date
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Pending
Application number
JP31182989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Tagawa
多川 洋一
Kazuhiro Matsuo
松尾 和弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Inc
Dai Ichi Seiki Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP31182989A priority Critical patent/JPH03169686A/ja
Publication of JPH03169686A publication Critical patent/JPH03169686A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、シート材綴合せ装置に係り、詳しくは例えば
シート材を弾性体綴合せ部材により、綴合せ作業を行な
うシート材綴合せ装置に関する.(0)  従来の技術 従来、穿孔動作終了後、パンチをシート材より引き抜く
ための引抜き部材はバンチ押圧部材と同期してほぼ上下
に平行移動して、パンチを同時に引き抜くか、またはパ
ンチの位相をズラして平行に引き抜くものであった. (ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、引抜き部材を平行移動して、同時にパン
チをシート材から引き抜く場合、特に人手による操作の
ときには大きい力が必要となり、また引き終った時に負
荷が急激に小さくなるため、引抜き部材の衝撃により装
置が振動したり、衝撃音が発生する. また、引抜き部材を斜めに引き上げて、パンチの位相を
ズラして、引き抜く場合でも引き抜き終った状態でパン
チを斜めに保持するため、その分だけパンチの長さを長
くする必要があった.そこで、本発明は、パンチを引き
抜く際に、傾動手段により多数のパンチが夫々位相をズ
ラすようにして、全パンチを一時に引き抜いたときに生
ずるような負荷の衝撃的変動を防止して、振動や衝撃音
を防止し、装置の小型化を可能とするシート材穿孔装置
を提供することを目的とするものである。
(二) 課題を解決するための手段 本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであって、
例えば第1図(a) . (b)を参照して示すと、シ
ート材(2)を穿孔する複数個のパンチ(17)と、ダ
イ(10)とを有するシート材穿孔装置において、前記
多数のバンチ(l7)を押出す押圧部材(29b)と、
前記多数のパンチ(1’7)を引き抜く引抜き部材(2
9c)と、前記押圧部材(29b)が前記パンチ(17
)を押し出す際に前記押圧部材(29b)により規制さ
れる第1の角度と、前記パンチを引き抜く際に該第1の
角度と異る第2の角度に規制する傾動手段(91.96
)と、を備えたことを特徴とする.(ホ)作用 以上の構或に基づき、前記複数個のパンチ(17)が前
記押圧部材(29b)により押圧されて、第1の角度に
規制され、前記引抜き部材(29c)により引き抜かれ
るときには、前記傾動手段(91.96)を介して、該
第1の角度と異る第2の角度に規制される。
なお、前記カツコ内符号は例示であって、何等構或を限
定するものではない。
(へ)実施例 以下図面に沿って本発明の実施例について説明する. シート材自動綴合せ装置1は、第1図(a)に示すよう
に、シート材2の束を穿孔する穿孔部3と、穿孔された
シート材2の束を搬送する搬送部5と、穿孔されて、搬
送されて来るシート材2の束を綴合せるためにリング6
を開閉するリング開閉部7とよりなり、夫々が装W1の
台盤1aに配設されている。
先ず、穿孔部3を第1図(a)乃至(f)及び第4図乃
至第8図を参照して説明する.第1図(a)に示すよう
に、シート材2の載置台9に近接して、ダイ10が配設
され、載置台9の下方から上方に覗いて、シート材2の
存在を検知するセンサレバ−11aが取付けられ、この
センサレバー11aの下方にセンサレバー11aの動き
によりシート材2の存在を検知するセンサ11が設けら
れている。また、第4図に示すようにダイ10には多数
の角状の打抜孔10aが列設され、その下流側に2個の
透孔10bか設けられている。この透孔1obにはシー
ト材2の端部を突き当てて、位置決めする一対の短いス
トッパー12aと一対の長いストッパー12bとが出没
可能に設けられ、この一対のストッパー12aが互に一
体に連結されると共に、一対のストッパー12bも互に
一体に連結されていて、更にオフのとき下げ、オンのと
き持ち上げるソレノイド13a,13bが設けられてお
り、ストッパー12a,12bは夫々ソレノイド13a
,13bにより駆動されている.そして、打抜孔10a
とストッパー12a,12bの折曲片との距l1lβ.
, g..の関係はβ、くI2tである(このストッパ
ーは2組に限るものではない) また、第1図、第5図
、第6図に示すように、15はハンドル16の軸で、ハ
ンドル16を反時計回りに回動すると、後記するように
、パンチ17がガイド19,20に案内されて下降し、
ダイ10の打抜孔10aを貫通するようになっている。
第7図及び第8図にも示すように、ダイベース21にダ
イ10が固定され、ガイド19.20が支持台22に固
定されると共に、この支持台22がダイベース21に固
定されている。また、支持台22の両側端部の上部にス
リーブ23、下部に押棒25が案内され、押棒25の下
端に押え板26が固定され、スリーブ23に押棒25が
摺動自在に取付けられ、スリーブ23と押棒25の上端
との間に圧縮ばね27aが介装され、押棒25のフラン
ジ25aと支持台22との間に押棒25に挿入されたコ
イル状の圧縮ばね27bが介装されている.また、押し
台29が設けられ、この押し台29にはバンチ17の上
端が取付けられ、更に、スリーブ23を下方に押圧する
ようになっていて、その両端の突起29aに前記した軸
l5の両側部に固定されたハンドルアーム30が係止さ
れている。ハンドル16(第1図(a),第5図参照)
を反時計回りに回動すると、押し台29が下降するよう
になっている. また、本発明の要部を第1図(b)〜(e)及び第6図
を参照して詳述すると、バンチ17に突起23aが取付
けられ、押し台29にL字状の取付片29bが取付けら
れ、この取付片29bに軸孔90と、この軸孔90に上
端部の高さが一致する長軸孔91が設けられ、この軸孔
90と長軸孔91を貫通する頭付軸92.93がL字状
の制限片29Cの同じ高さのねじ孔にねじ込まれていて
、制限片29cは軸92を中心に水平位置から傾斜位置
へ長軸孔91の範囲で傾動できるようになっている。そ
して、制限片29cの長軸孔91の内側にフック94が
取付けられ、このフック94に対向して取付片29bに
フック95が取付けられ、これ等フック94.95に引
張ばね96の両端部が係止されて、制限片29cは水平
位置を保持するように付勢されている. そして、前記バンチ17の突起23aが前記制限片29
cに係合するようになっていて、バンチ17は取付片2
9bに押圧されて、シート材2を穿孔し、このパンチ1
7がシート材2から、突起23a、制限片29c、頭付
軸92,93、取付片29b、押し台29を介して引き
抜かれるようになっている. また、第7図に示すように、押え板26の切欠26aに
係合しているロック板31が鉤状に形威され、その先端
垂直部片に爪31aが設けられている。この垂直部片の
下端部がビン32により枢支され、基端側垂直片の上端
部の突起3lbが解除リンク33の長孔33aに係止さ
れ、この解除リンク33の上端部が押し台29から下方
に延設されたアーム35に枢支されていて、前記押し板
26をロック板31の爪31aにより係脱するようにな
っている. また、第5図に示すように、ハンドル16と共に回動す
るセンサレバー38a,36bが設けられ、センサレバ
ー36aに上位で対向する上限センサ37とセンサレバ
ー36bに下位で対向する下限センサ39が設けられて
いる。
次に、搬送部5を第1図(a)、第5図及び第9図を参
照して説明する. シート材2の載置台9の下方から上方に覗いている搬送
ローラ40aが回動自在に装置1に取付けられモータ8
により回転駆動されている.ビックアップレバー41か
その中間部において装WL1に固定され・たピン41a
に枢支されており、ピックアップアーム42の下端部が
レバー41に軸41aの左側でピン4lbにより枢支さ
れている.また、レハー41にその右端部が軸41aに
より回動自在に取付けられたレバー44の左端部に上搬
送ローラ40bが軸支され、またレバー44の右端部に
ギャ48aとこのギャ48aと一体で同心のプーリ48
bが軸41aにより軸支されており、またギャ48aに
噛合うギャ54aとこのギャ54aと一体で同心のプー
リ54bが設けられ、前記下搬送ローラ41aと同心で
、一体のブーり54cが設けられ、かつ前記上搬送ロー
ラ41bと同心で一体のプーり48cが設けられてレ)
る。そして、モータ8のプーリとブーリ54c、プーり
54cとプーり54b,プーり48bとプーり48c、
夫々にベルト8a,3b,8cが巻掛けられていて、モ
ータ8の時計回りの回転により、上下搬送ローラ40a
,40bがシート材2を扶持すると、シート材2を右方
に搬送するようになっている。また、レバー41に引張
ばね41dが取付けられて、レバー41を軸41aを中
心として時計回りに付勢するようになっており、ビン4
lbを介してアーム42が上方に付勢されている.また
、装1tlに固定されたビン45にフック46が枢支さ
れ、このフック46の係止部46aにレバー41の垂直
部片端の突起41cか係合するようになっている。この
フック46の他端がソレノイド47の芯棒47aの先端
に枢支され、ソレノイド47がオンするとフック46が
時計回りに回動し、突起41cの右側からこの突起41
Cに係止し、ソレノイド47がオフするとフック46が
反時計回りに回動して突起41cから外れるようになっ
ている。また、ハンドル16の操作により、センサレバ
−36bが反時計回りに回動して、下限センサ39をさ
えぎると同時にアーム42を上方への付勢力に抗して下
降させると、レハー41の左側部が下降し、レバー41
に設けられた係止片41eからレバー44が解放され、
レバー44と共に自重により上搬送ローラ40bが下搬
送ローラ40aを押圧するようになっている。また、シ
ート材2の束の厚さを制限する入口ガイド49(第9図
参照)が装置1に固定されたピン49aて枢支され、時
計回り回動自在に垂下され、反時計回り回動がストッパ
ー49bに阻止されている.なお、第9図中50は搬送
台でダイ10の下流側に隣接して設けられている。51
は搬送されるシート材2の束の先端部の散乱を防止する
リング入口ガイドであり、固設されたビン51aに時計
回りの回動自在に垂下され、反時計回り回動かストッパ
ー5lbにより阻止されている。そして、矢印八方向へ
のシート材2の移動に対して、シート材2の先端揃えと
シート材2の厚さを制限するが、矢印B方向にシート材
2を引き抜くときには、リング6が取付けられていても
、第9図(b)に示すように、容易に抜き取ることがで
きるようになっている。
次に、リング開閉部7を第1図及び第10図乃至第14
図を参照して説明する.櫛状に水平方向に延設され、先
端が斜め上方へ曲戒された上爪52がリング開閉部本体
7aの側壁の内側に上下方向に案内されて、ギヤ列53
を介してモータ55により駆動されるようになっている
。また、斜上方に突出し、先端がシート材2の搬送方向
と直交するように多数配列された下爪56がギヤ列57
を介してモータ59に駆動されるようになっている。ま
た、プラスチック製で、1個の背骨に多数の横方向にほ
ぼ円形に曲或された指部を有する綴合せ部材であるリン
グ6を上爪52にその指部を挿入したときに、リング6
の外径たけ反時計回りに回動するセンサレバー60がそ
の軸60aにより時計回りに回動するように付勢されて
、枢支され、このセンサレバー60の下方にリング6を
検知すると共にリングサイズをも検知する複数のリング
センサ61が列設されている. 更に、第13図及び第14図を参照して下爪56の作動
機構を詳細に説明する。第13図は正面図で、第14図
は側面図である. 下爪56の両側部の内側に水平部と垂直部とを有する満
62を備えたガイド板63がリング開閉部本体7aに取
付けられ、下爪56の突起65かこの溝62に案内され
るようになっている.また、下爪56の本体の中間部に
一対の斜溝66が設けられ、この斜溝66を摺動する斜
突起67が上下動する駆動板70に設けられている。こ
の駆動板70がリンク開閉部本体7aに上下移動可能に
支持されていて、前記駆動板70にラック71が設けら
れ、このラック71が第1図に示すギヤ列57の終端ギ
ヤと噛み合うようになっている.なお、下爪56の手前
側に押え板72が設けられ、この押え板72と駆動板7
0とが下爪56の本体の斜ばか満73を貫通するねじ7
5により互いに固定されている。
また、第15図に示すように、リング開閉部7の本体7
aを回動可能に台盤1aに支持するピン76が設けられ
、本体7aが傾動・固定されたときに、オンし、その信
号を発信するマイクロスイッチ77が設けられている.
また、第15図(b)に示すように、補助ガイド79は
本体7aが傾動・固定された時に、図示しない弾性部材
によって、ピン79aを中心として反時計回りに回動し
、手動モード時のシート材2のガイド面を形成するよう
になっている.また、第17図に示すように、リング開
口釦82、リング閉口釦83が装置1の台盤1aに取付
けられている。
本発明は、前記したように構或されているので、その作
用を第2図及び第3図を参照して説明する. 先ず、第2図で自動を選択し、入力スイッチ81をオン
し、リング6の指部を上爪52に挿入すると、センサレ
バー60が軸60aを中心に反時計回りに回動し、リン
グ6の大きさ信号と同時に挿入された信号をセンサ61
a,6lbから受けた制御部85は表示部80に信号を
送りシート材セット表示をする(S1)。この際、制御
部85はリング6のサイズに応じて、よりソレノイド1
3aまたは13bをオンして、ストッパー12aまたは
12bがダイ1oの透孔10bに突出する。次いで、シ
ート材2をストッパー12aまたは12bに当接するま
で挿入する.これと同時に検知したセンサ11からの信
号を受けた制御部85が表示部80に信号を送りハンド
ル下降操作表示をする(S2),次いで、ハンドル16
を下降させ、上限センサー37がセンサレバー36aの
消失によりオフすると、その信号を受けた制御部85が
信号を送り、上昇しているソレノイド13aまたは13
bを下降して、ストッパー12a(または12b)を下
降させる。これと同時に、押し台29がハンドルアーム
3oにより下方へ押圧され、スリーブ23が圧縮ばね2
7a,27bに抗して下降し、押棒25と一体の押え板
26かシート材2の束を押圧する.そして下降した押え
板26がロック板31の爪31aに係止される.また、
同時にパンチ17が下降し、ダイ1o上のシート材2の
束を穿孔し、同時にピックアップアーム42が上方への
付勢力に抗して、センサレバ−36bにより下方へ押圧
されるのに伴い、ピックアップレバー41が下降し、上
搬送ローラ4obとレバー44が自重でシート材2の束
を下方へ押圧し、また、同時にオンした下限センサ39
からの信号を受けた制御部85が信号′を送り、ソレノ
イド47がオンし、芯棒47a,フック46の係止部4
6a及び突起41cを介してレバー41が係止されると
共に、制御部85の信号により表示部80にハンドル上
昇操作表示をする(S3) この際、パンチ17の先端
よりも先に押え板26の下面がシート材2の束を押圧す
るようにしておけば、ダイ10の穿孔始めよりも早くシ
ート材2の束を押えて、シート材2の束の乱れ(ズレ)
を防止できる。このような調節は圧縮ばね27a,27
bの調整によりできる.また、押え板26が早くシート
材2の束を押圧しても圧縮ばね27a,27bが介在し
ていて、押棒25及びスリーブ23に過大な圧縮力が掛
ることを防止できる。
次いで、ハンドル16を上昇して、センサレバー36b
が下限センサ39をオフする信号を受けた制御部85は
信号を送り、リング6を開口する。一方、センサレバー
36aが上限センサ37をオンするときには、既にバン
チ17は押し台29を介してハンドル16により引き抜
かれている。
この時の動作としては、先ず押し台29の上昇に伴ない
制限片29cも上昇を始める.そして、第1図(b)〜
(f)に示すように、軸93は長軸孔9lの最上部にあ
るため、バンチェアの負荷が掛ることにより、最下部ま
で下降する.すると、制限片29cは傾斜した状態にな
り、支点である軸92に近い方から逐次パンチ17を抜
き上げ、総てか抜け終った時点で無負荷状態となり、引
張ばね96により上方に引っ張られてほぼ水平状態にな
る。このとき、パンチ17の動きは、軸92に近い方か
ら逐次シート材2から抜け出すので、引き抜き力か分散
され、小さい力で引抜きが可能となる。また、抜け終っ
た時の衝撃がないので、装置がバウンドしたり、振動が
起ることがない.そして、バンチ17のシート材2から
の引抜き完了におくれで、押し台29の上昇により、ア
ーム35、解除リンク33を介してロック板31がピン
32を中心に反時計回りに回動し、押え板26が係止さ
れた爪31aから解除され、押え板26がシート材2の
束から離れる.そして、上限センサ37がオンする信号
を受けた制御部85は信号を送り、搬送ローラ40a,
40bを駆動するステッピングモータ8をオンすると、
ある一定のパルス分たけ搬送ローラ40a,40bによ
りリング開閉部7に搬送され、途中リング入口ガイド5
1によりシート材2の束の先端部は乱れることを防止さ
れ、第12図に示す開口したリンク6に対する程よい位
置に停止した後、リング6が閉口する。なお、ステッピ
ングモータ8停止の信号を受けた制御部85は信号を送
って、ソレノイド47をオフし、突起41cが係止部4
6aから外れ、上搬送ローラ40bは引張ばね41dの
付勢力によりレバー41の係止片41e、レバー44を
介して持ち上げられる.リング6が閉口した後、表示部
80に綴合せ完了表示が行なわれて、綴合せ作業が完了
する(S4).また、作業完了後、作業者は綴合わされ
たシート材2を搬送した方向と逆方向に手動により抜き
出す.この際、入口ガイド49、リング入口ガイド51
は時計方向に回動して抵抗しない(第9図(b)参照)
.次に、下爪56の作動を第13図及び第14図を参照
して説明すると、ラック71が第1図に示すギヤ列57
を介してモータ59により下降させられると、駆動板7
0がガイド板63に案内されて下降する.そして駆動板
70の斜突起67が斜満66を介して下爪56に第13
図において右方の分力を与える。すると、下爪56の突
起65がガイド板63の溝62の水平部に案内されて、
右方に移動して、リング6の指部に係合可能な状態とな
り、次いで、下方の分力により溝62の垂直部に案内さ
れて、下爪56が下降しリング6の指部な下方に開く.
ラック71が上方にモータ59により押されると、上記
と逆に下爪56が移動する.なお、押え板72はねじ7
5を介して駆動板70と一体となり下爪56を常に挟持
する.このためねじ75は斜突起67と同じ移動をする
ので、斜溝66と同様の斜ばか孔73が下爪56に設け
てある. なお、前記実施例において、綴合せ完了したシート材2
を手動により搬送方向と逆方向に引き抜くようにしたが
、シート材2を綴合せ完了したときに上搬送ローラ40
bを、ソレノイド47をオフすることなく、また、綴合
せ完了表示か表示部80に表示されるときに、搬送ロー
ラ40a,4obを駆動するモータ8を逆転させて、綴
合わされたシート材2を自動的に引出すようにしてもよ
い。
かくすることにより、綴合せ作業の省力化、省作業時間
化を向上することができる。
次に、手動モードの作用を説明する。第15図に示すよ
うに、本体7aをピン76を中心に傾動して、固定する
と、マイクロスイッチ77のオン信号が発せられ、これ
を受けた制御部85は制御系を手動モードに切替える.
そして、補助ガイド79がピン79aを中心に時計回り
方向に回動して、手動モード時のシート材2を支持案内
する.このモードは、リング6の綴合せ能力に対して、
パンチ17等の1回の穿孔能力が不足する場合、多数回
穿孔して、追加綴合せを必要とする.また、差替え等を
行ないたい場合もあり、自動モートのみては不都合かあ
る場合に使用するモードである。
また、手動モードでは、シート材2の自動搬送を行なわ
ないため、リング6の開閉には、第17図に示すリング
開口釦82、リング閉口83により操作する.開口量の
決定は操作者の判断によって行なわれる.リング6に対
する開口量は自動モードの場合と同様に制御部85にお
ぼえさせてあるので、操作者はリング開口釦82により
最適と思う回数たけ押してリング6の開口量を得ればよ
り。(もし、リング間口釦82を押し過ぎてし、装′J
11におぼえた開口量より大きくならないようになって
いる).作業終了時にはリング閉釦83を押して閉口動
作を行ない作業を終了する.シート材2を追加・差替え
したい場合、第16図(a)のように上爪52の下にシ
ート材2をセットし、リング開口釦を操作すると、第1
6図(b)に示すようにし、シート材2の取外しが自在
となり、シート材2の追加・差替えを自由に行なうこと
ができる。
本体7aを傾けることにより、視認性を向上し、更に使
用性を拡大できる. 次に、自動モードにおける穿孔部3の許容枚数を超えた
シート材2に対する場合の作用を説明する. 穿孔能力以下の枚数になるように、複数個のシート材2
の束に分割する(この作業はおおよそ直観で判断でき、
手間を要しない.) ついで、第3図に示す切換えスイッチ84を一段入れす
る. ついで、所要のリング6をリング開閉部7にセットする
と、リングセンサ61a,6lbの信号によりリングセ
ット表示は表示部80になされると共に、ソレノイド1
3a又は13bのオンによりストッパ12a又は12b
が透孔10bに突出する。
ついで、操作者は分割されたシート材2の束の各々を載
置台9にセットして、先端をストッパ12a又は12b
に当接すると、センサ11の信号により、ハンドル16
下降の表示が表示部80に表示され、操作者はハンドル
16を押し下げる.そして、下限センサ39がオンする
と、その信号により、ハンドル上昇操作表示が表示部8
0になされ、操作者はハンドル16を上昇する。この際
、上限センサ37がオンしても、その信号によリモータ
8はオンしない. ついで、穿孔されたシート材2の束を取り出す. このような操作を分割したシート材2の東すべてに行な
った後、穿孔されたすべてのシート材2の束を整合する
. ついで、切換スイッチ84を二段に入れる.この際、ハ
ンドル16の下降、上昇表示を表示部80にしない.ま
た、ストッパ12a,12bは上昇したままである. ついで、整合したシート材2の束を載置台9上にセット
し、ストッパ12aまたは12bに先端な当接すると、
ストッパ12aまたは12bが下降し、モータ8が起動
すると共にリング6がリング開閉部7において開かれる
ついで、モータ8により駆動される搬送ローラ40aに
よりリング6に対する所定の位置に搬送され、モータ8
の停止の信号を受けた制御部85がリング開閉部7に信
号を送りリング6を閉じる.すると、作業終了表示が表
示部80に表示される. ついで、リング6により綴じられたシート材2の束を抜
取る。
ついで、切換えスイッチ84を元に戻すと、シート材自
動綴合せ装置1は前記した自動モードに復帰する。
上記した分割自動綴合せ作業は手動モードの分割綴合せ
作業に一見似ているが、リングW4閉部7へのセットが
自動的であり、大幅に綴合せ作業を省略できる. なお、上記において、切換えスイッチ84を一段に入れ
て分割したシート材2の束を次々に穿孔し、引き抜いて
整合し、切換スイッチ84を二段に入れて整合したシー
ト材2の束を搬送して、綴合せるようにしたが、切換ス
イッチ84を一段のみ入るようにし、一段じ入れたとき
に、上記したように分割したシート材2を次々と穿孔し
、切換スイッチ84を元に戻し、整合したすべてのシー
ト材2の束を自動モードにより綴合せてもよい.即ち、
載置台9上にすべての整合したシート材2の束を載置し
、ハンドル16を押し下げると、穿孔した孔は整合され
ているので、バンチェアは穿孔済みの孔を抵抗少なく貫
入するため、全く自動モードの操作ができる. 切換スイッチ84は自動モード位置から左右に振れるよ
うにしてもよく、他の方法によってもよい。
また、制限片29cの傾動させるには、左右いずれを支
点にしてもよく、また、本実施例は手動穿孔タイプに限
らず、電動穿孔タイプにも流用可能である. (ト)発明の効果 以上説明したように、前記パンチが前記押圧部材により
第1の角度に規制されて押圧され、前記引抜き部材によ
り引き抜かれるときには、該第1の角度と異る第2の角
度に前記傾動手段により規制されて引き抜かれるので前
記各パンチは夫々位相がズレて引き抜かれるため、該引
抜き部材に掛る引抜力が分散し、負荷の衝撃的変動が防
止できる。この結果、装置の振動や衝撃音を防止できて
、装置を小型化できる.
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の実施例の全体を示す断面側面図
、第1図(b)はバンチ押圧、引抜き機構を示す正面図
、第1図(C) . (d) . (e)はその各部の
断面図、第1図(f)はその作用説明図、第2図は実施
例の自動モードにおけるフローチャート、第3図は制御
系のブロック図、第4図はグイとストッパーとを示す斜
視図、第5図は穿孔部の側面図、第6図はグイとパンチ
とストッパーとの関係を示す拡大側面図、第7図はシー
ト材押え機構の側面図、第8図は第7図の拡大斜視図、
第9図は搬送部の側面図であり、第9図(a)はシート
材を搬送する状態、第9図(b)は綴合せたシート材を
抜き取る状態を夫々示す側面図、第10図は上下爪の斜
視図、第11図はリングを上爪に挿入した状態を示す側
面図、第12図はリングを開いた状態を示す側面図、第
13図は下爪の操作機構を示す拡大正面図、第14図は
第13図の側面図、第15図(a)は手動モードを示す
説明図、第15図(b)は第15図(a)の側面図、第
16図(a)は手動モードでリングを閉じた状態を示す
説明図、第16図(b)は前記においてリングを開いた
状態を示す説明図、第17図は手動モードのリング開閉
釦を示す斜視図である。 10・・・ダイ   17・・・パンチ   29b・
・・押圧部材 (取付片) 2 9c・・・引抜き部材 (制限片) 9 1 9 6・・・傾動手段 (長軸 孔、 引張ばね)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シート材を穿孔する複数個のパンチと、ダイとを有
    するシート材穿孔装置において、前記多数のパンチを押
    出す押圧部材と、 前記多数のパンチを引き抜く引抜き部材と、 前記押圧部材が前記パンチを押し出す際に前記押圧部材
    により規制される第1の角度と、前記パンチを引き抜く
    際に該第1の角度と異る第2の角度に規制する傾動手段
    と、 を備えたことを特徴とするシート材穿孔装置。
JP31182989A 1989-11-30 1989-11-30 シート材穿孔装置 Pending JPH03169686A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013220548A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Gradco Japan Ltd 製本装置
JP2013220546A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Gradco Japan Ltd 製本装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013220548A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Gradco Japan Ltd 製本装置
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