JPH03169310A - 浄水場のろ過池流入流量推定装置 - Google Patents
浄水場のろ過池流入流量推定装置Info
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- JPH03169310A JPH03169310A JP30747089A JP30747089A JPH03169310A JP H03169310 A JPH03169310 A JP H03169310A JP 30747089 A JP30747089 A JP 30747089A JP 30747089 A JP30747089 A JP 30747089A JP H03169310 A JPH03169310 A JP H03169310A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、浄水場のろ過池流入流量推定装置に関する
。
。
(従来の技術)
自己洗浄型急速ろ過池を設備した浄水場は一般に、第3
図に示すようなシステムとなっている。
図に示すようなシステムとなっている。
すなわち、原水をまず沈殿池1に溜めて、ここで不純汚
物を沈殿させ、沈殿水を沈殿水渠2を通してろ過池3に
導き、ここでさらに不純汚物をろ過し、ろ過水をろ過水
渠4を通して浄水池5に送り込む。そして、沈殿池1に
流入する流量を計測するための沈殿池流入流量計6と、
総ろ過流量を計測するための総ろ過流量計7とが設けら
れている。
物を沈殿させ、沈殿水を沈殿水渠2を通してろ過池3に
導き、ここでさらに不純汚物をろ過し、ろ過水をろ過水
渠4を通して浄水池5に送り込む。そして、沈殿池1に
流入する流量を計測するための沈殿池流入流量計6と、
総ろ過流量を計測するための総ろ過流量計7とが設けら
れている。
また、自己洗浄水8はろ過水渠4から各ろ過池3に逆流
させ、排水池9に排出するようになっている。なお、1
0は各沈殿池1に設けられた排泥取出し口から取出され
る排泥である。
させ、排水池9に排出するようになっている。なお、1
0は各沈殿池1に設けられた排泥取出し口から取出され
る排泥である。
このような浄水場において、近年、水質制御の一手法と
してろ過池に流入する沈殿水に対してあらかじめ設定さ
れた比率(注入率)で塩素や苛性等の殺菌剤や中和剤の
薬品を注入して水質を制御する中塩素処理手法が取り入
れられてきている。
してろ過池に流入する沈殿水に対してあらかじめ設定さ
れた比率(注入率)で塩素や苛性等の殺菌剤や中和剤の
薬品を注入して水質を制御する中塩素処理手法が取り入
れられてきている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、このような自己洗浄型急速ろ過池を設備
した浄水場では従来、ろ過池洗浄処理中にろ過池へ流入
する沈殿水の流量を推定する手段がどこにも設けられて
おらず、薬品注入を行なう場合に注入対象流量であるろ
過池流入流量を的確にとらえることができず、対象流量
に対して設定された比率で薬品を正確に注入することが
できない問題点があった。
した浄水場では従来、ろ過池洗浄処理中にろ過池へ流入
する沈殿水の流量を推定する手段がどこにも設けられて
おらず、薬品注入を行なう場合に注入対象流量であるろ
過池流入流量を的確にとらえることができず、対象流量
に対して設定された比率で薬品を正確に注入することが
できない問題点があった。
すなわち、第3図に示すように浄水場のろ過池流入流量
11は、沈殿池1から沈殿水渠2の開渠を通ってろ過池
3に流入するため、ろ過池流入流量を直接計測すること
ができない。しかし薬品注入制御では、ろ過池流入流量
11に対して定められた比率で塩素を塩素などの薬品を
注入する必要がある。
11は、沈殿池1から沈殿水渠2の開渠を通ってろ過池
3に流入するため、ろ過池流入流量を直接計測すること
ができない。しかし薬品注入制御では、ろ過池流入流量
11に対して定められた比率で塩素を塩素などの薬品を
注入する必要がある。
そこで、このろ過地流入流量を別の場所の流量から推定
して薬品を所定の比率で注入する必要があるが、ろ過池
流入流量を推定する方法としては沈殿池流入流量計6の
指示値を用いる方法と、総ろ過流量計7の指示値を用い
る方法とが考えられる。
して薬品を所定の比率で注入する必要があるが、ろ過池
流入流量を推定する方法としては沈殿池流入流量計6の
指示値を用いる方法と、総ろ過流量計7の指示値を用い
る方法とが考えられる。
ところが前者の沈殿池流入流量計6の指示値を用いる方
法では、沈殿池1の排泥10によって沈殿池流入流量の
一部が消費され、また沈殿池1のメンテナンス等のため
に複数ある沈殿池1の内のどれかの沈殿池に水を張って
いる時にはその水張りのために沈殿池流入流量の一部が
消費さ,れることかあり、このような場合には沈殿池流
入流量計6の指示値がろ過池流入流量11と一致しなく
なり、薬品注入率をろ過池流入流量に見合ったものに正
確に制御することができない問題点があった。
法では、沈殿池1の排泥10によって沈殿池流入流量の
一部が消費され、また沈殿池1のメンテナンス等のため
に複数ある沈殿池1の内のどれかの沈殿池に水を張って
いる時にはその水張りのために沈殿池流入流量の一部が
消費さ,れることかあり、このような場合には沈殿池流
入流量計6の指示値がろ過池流入流量11と一致しなく
なり、薬品注入率をろ過池流入流量に見合ったものに正
確に制御することができない問題点があった。
また後者の総ろ過流量計7の指示値を用いる方法では、
次のような問題点があった。つまり、自己洗浄型重力式
ろ過池では、ろ過池洗浄中の自己洗浄水(逆洗水)8が
ろ過水渠4から供給されるために、第4図に示すように
総ろ過流量計7の指示値Qは自己洗浄中には急激に減少
する。そのために、この総ろ過流量計7の指示値Qをそ
のままろ過池流入流量として用いると実際には薬品注入
量が必要量よりも低いものになり、薬品処理が十分に行
なえなくなる問題点があった。
次のような問題点があった。つまり、自己洗浄型重力式
ろ過池では、ろ過池洗浄中の自己洗浄水(逆洗水)8が
ろ過水渠4から供給されるために、第4図に示すように
総ろ過流量計7の指示値Qは自己洗浄中には急激に減少
する。そのために、この総ろ過流量計7の指示値Qをそ
のままろ過池流入流量として用いると実際には薬品注入
量が必要量よりも低いものになり、薬品処理が十分に行
なえなくなる問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、ろ過地洗浄中であっても実際のろ過池流入流量
に見合った適切な比率で薬品注入が行なえる浄水場のろ
過池流入流量推定装置を提供することを目的とする。
もので、ろ過地洗浄中であっても実際のろ過池流入流量
に見合った適切な比率で薬品注入が行なえる浄水場のろ
過池流入流量推定装置を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
この発明の浄水場のろ過池流入流量推定装置は、自己洗
浄装置を備えたろ過池と、このろ過池からの総ろ過流量
を計測する総ろ過流量計測手段と、前記自己洗浄装置か
らの自己洗浄信号を受けて前記総ろ過流量計測手段から
の総ろ過流量計測信号を開閉する計測信号開閉手段と、
前記総ろ過流量計測値に応じて薬品注入量を制御する薬
品注入制御手段と、前記総ろ過流量計測手段からの総ろ
過流量計測値を前記計測信号開閉手段を介して人力して
記憶すると共に、前記自己洗浄装置からの自己洗浄信号
がオフの時には前記総ろ過流量計測手段からの総ろ過流
量計測値を前記薬品注入制御手段に与え、前記自己洗浄
装置からの自己洗浄信号がオンとなり前記計測信号開閉
手段が開となった時にはその時までに記憶している総ろ
過流量計測値を前記薬品注入制御手段に与える計測値記
憶手段とを備えたものである。
浄装置を備えたろ過池と、このろ過池からの総ろ過流量
を計測する総ろ過流量計測手段と、前記自己洗浄装置か
らの自己洗浄信号を受けて前記総ろ過流量計測手段から
の総ろ過流量計測信号を開閉する計測信号開閉手段と、
前記総ろ過流量計測値に応じて薬品注入量を制御する薬
品注入制御手段と、前記総ろ過流量計測手段からの総ろ
過流量計測値を前記計測信号開閉手段を介して人力して
記憶すると共に、前記自己洗浄装置からの自己洗浄信号
がオフの時には前記総ろ過流量計測手段からの総ろ過流
量計測値を前記薬品注入制御手段に与え、前記自己洗浄
装置からの自己洗浄信号がオンとなり前記計測信号開閉
手段が開となった時にはその時までに記憶している総ろ
過流量計測値を前記薬品注入制御手段に与える計測値記
憶手段とを備えたものである。
(作用)
この発明の浄水場のろ過池流入流量推定装置では、総ろ
過流量計測手段によりろ過池から総ろ過流量を計測し、
その計測値を計測信号開閉手段を介して計測値記憶手段
に与え、記憶させる。
過流量計測手段によりろ過池から総ろ過流量を計測し、
その計測値を計測信号開閉手段を介して計測値記憶手段
に与え、記憶させる。
計測信号開閉手段は、ろ過池に設備されている自己洗浄
装置の自己洗浄信号がオフの時には閉となって総ろ過流
量計測手段からの総ろ過流量計測値を計測値記憶手段に
入力して記憶させ、前記自己洗浄信号がオンの時には開
となって総ろ過流量計測手段からの総ろ過流量計測値の
計測値記憶手段への人力を停止する。
装置の自己洗浄信号がオフの時には閉となって総ろ過流
量計測手段からの総ろ過流量計測値を計測値記憶手段に
入力して記憶させ、前記自己洗浄信号がオンの時には開
となって総ろ過流量計測手段からの総ろ過流量計測値の
計測値記憶手段への人力を停止する。
そして、計測値記憶手段は、薬品注入制御手段に対して
、前記計測信号開閉手段が閉の時には前記総ろ過流量計
測手段からの総ろ過流量計測値をそのまま与え、前記計
測信号開閉手段が開の時には自分が記憶している直前の
総ろ過流量計測値を与えるようにする。
、前記計測信号開閉手段が閉の時には前記総ろ過流量計
測手段からの総ろ過流量計測値をそのまま与え、前記計
測信号開閉手段が開の時には自分が記憶している直前の
総ろ過流量計測値を与えるようにする。
こうして、ろ過地が自己洗浄中であって総ろ過流量計測
値が急激に低下する時にも、ろ過池流入流量は自己洗浄
開始前の総ろ過流量とほぼ等しいものと推定し、この推
定ろ過池流入流量に見合った量の薬品をろ過池に注入す
るようにし、実際のろ過池流入流量に見合った量の薬品
注入を行なうのである。
値が急激に低下する時にも、ろ過池流入流量は自己洗浄
開始前の総ろ過流量とほぼ等しいものと推定し、この推
定ろ過池流入流量に見合った量の薬品をろ過池に注入す
るようにし、実際のろ過池流入流量に見合った量の薬品
注入を行なうのである。
(実施例)
以下、この発明の一実施例を図に基づいて詳説する。
第1図はこの発明の一実施例を示しており、沈殿池1、
沈殿水渠2、ろ過池3、ろ過水渠4、浄水池5および総
ろ過流量計7は第3図に示した従来の構成と同様のもの
である。
沈殿水渠2、ろ過池3、ろ過水渠4、浄水池5および総
ろ過流量計7は第3図に示した従来の構成と同様のもの
である。
この実施例では、上記の構成要素に加えて、前記沈殿水
渠2に対して薬品を所定量だけ注入するための薬品注入
制御装置12および薬品注入機13と、薬品注入制御装
置12に対して推定ろ過池流入流量を与えるためのろ過
池流入流量推定装置14と、ろ過池洗浄制御を行なうろ
過池洗浄制御装置15とを備えている。
渠2に対して薬品を所定量だけ注入するための薬品注入
制御装置12および薬品注入機13と、薬品注入制御装
置12に対して推定ろ過池流入流量を与えるためのろ過
池流入流量推定装置14と、ろ過池洗浄制御を行なうろ
過池洗浄制御装置15とを備えている。
そしてろ過池流入流量推定装置14は、ろ過池洗浄制御
装置15からのろ過池洗浄中信号16を受けて開閉する
スイッチ17と、総ろ過流量計7から総ろ過流量計測値
18を記憶する総ろ過流量計測値記憶装置1つとから構
威されている。
装置15からのろ過池洗浄中信号16を受けて開閉する
スイッチ17と、総ろ過流量計7から総ろ過流量計測値
18を記憶する総ろ過流量計測値記憶装置1つとから構
威されている。
次に、上記の構成の浄水場のろ過池流入流量推定装置の
動作について説明する。
動作について説明する。
ろ過池流入流量推定装置14のスイッチ17は、ろ過池
洗浄制御装置15が出力するろ過池洗浄中信号16によ
り開閉制御される。このろ過池洗浄中信号16は、第2
図(a)に示すように総ろ過流量計7にろ過水が流入す
るように接続されたろ過池3のうちのいずれかの1つの
ろ過池が洗浄状態になった場合にろ過池洗浄制御装置1
5から出力される。
洗浄制御装置15が出力するろ過池洗浄中信号16によ
り開閉制御される。このろ過池洗浄中信号16は、第2
図(a)に示すように総ろ過流量計7にろ過水が流入す
るように接続されたろ過池3のうちのいずれかの1つの
ろ過池が洗浄状態になった場合にろ過池洗浄制御装置1
5から出力される。
総ろ過流量計7は、ろ過池3のいずれか1つが自己洗浄
中になると浄水池5に流れる総ろ過流量が減少するため
に、第2図(b)に示すような総ろ過流量計測値18を
総ろ過流量記憶装置1つにスイッチ17を介して入力す
る。
中になると浄水池5に流れる総ろ過流量が減少するため
に、第2図(b)に示すような総ろ過流量計測値18を
総ろ過流量記憶装置1つにスイッチ17を介して入力す
る。
総ろ過流量記憶装置1つは第2図(d)に示すように、
スイッチ17が閉となり総ろ過流量計7からの流量計測
値18の信号が人力されている時には、その計測値18
をそのままろ過池流入流量推定値20として薬品注入制
御装置12に与え、ろ過地2の1つが洗浄中であってス
イッチ17が開となり、総ろ過流量計7から総ろ過流量
計測値18が人力されなくなった時には、それまでに人
力され記憶されている最後の総ろ過流量計測値を保持し
ておき、それをろ過池流入流量推定値20として薬品注
入制御装置12に与える。
スイッチ17が閉となり総ろ過流量計7からの流量計測
値18の信号が人力されている時には、その計測値18
をそのままろ過池流入流量推定値20として薬品注入制
御装置12に与え、ろ過地2の1つが洗浄中であってス
イッチ17が開となり、総ろ過流量計7から総ろ過流量
計測値18が人力されなくなった時には、それまでに人
力され記憶されている最後の総ろ過流量計測値を保持し
ておき、それをろ過池流入流量推定値20として薬品注
入制御装置12に与える。
薬品注入制御装置12では、設定人力された薬品注入率
目標値21と、ろ過池流入流量推定値20とに基づいて
、次の式を用いて薬品注入量目標値22を演算し、薬品
注入機13に対して出力する。
目標値21と、ろ過池流入流量推定値20とに基づいて
、次の式を用いて薬品注入量目標値22を演算し、薬品
注入機13に対して出力する。
薬品注入機13では、薬品注入量目標値22に見合った
量の薬品を薬品注入対象である第2図(c)に示すよう
な実際のろ過池流入流量11に対して注入する。
量の薬品を薬品注入対象である第2図(c)に示すよう
な実際のろ過池流入流量11に対して注入する。
(薬品注入j1) − (薬品注入率設定値)×(ろ過
池流入流量推定値) このようにしてろ過池流入流量として総ろ過流量を用い
る共に、ろ過池が自己洗浄中であればその洗浄が始まる
直前の総ろ過流量を洗浄中もろ過池に流入するろ過池流
入流量として保持しておくことにより、自己洗浄中は急
激に減少する総ろ過流量を用いながらも実際のろ過池流
入流量にほぼ見合った量の薬品注入ができるのである。
池流入流量推定値) このようにしてろ過池流入流量として総ろ過流量を用い
る共に、ろ過池が自己洗浄中であればその洗浄が始まる
直前の総ろ過流量を洗浄中もろ過池に流入するろ過池流
入流量として保持しておくことにより、自己洗浄中は急
激に減少する総ろ過流量を用いながらも実際のろ過池流
入流量にほぼ見合った量の薬品注入ができるのである。
[発明の効果]
以上のようにこの発明によれば、ろ過池流入流量として
総ろ過流量を利用し、しかもろ過池のいずれかが自己洗
浄中であればその自己洗浄が始まる直前の総ろ過流量に
ろ過池流入流量を保持しておいて薬品注入量を制御する
ようにしているため、自己洗浄型急速ろ過池であれば自
己洗浄中に急激に減少する総ろ過流量をろ過池流入流量
と推定して用いて薬品注入する場合でも、実際のろ過池
流入流量にほぼ見合った流入流量に対して薬品注入が行
なえ、薬品注入を正確に行なうことができる。
総ろ過流量を利用し、しかもろ過池のいずれかが自己洗
浄中であればその自己洗浄が始まる直前の総ろ過流量に
ろ過池流入流量を保持しておいて薬品注入量を制御する
ようにしているため、自己洗浄型急速ろ過池であれば自
己洗浄中に急激に減少する総ろ過流量をろ過池流入流量
と推定して用いて薬品注入する場合でも、実際のろ過池
流入流量にほぼ見合った流入流量に対して薬品注入が行
なえ、薬品注入を正確に行なうことができる。
第1図はこの発明の一実施例の系統図、第2図は上記実
施例の各部の信号波形図、第3図は一般的な浄水場の系
統図、第4図は上記浄水場における総ろ過流量計の計測
信号波形図である。 1・・・沈殿池 2・・・沈殿水渠3・・・
ろ過池 4・・・ろ過水渠5・・・浄水池
7・・・総ろ過流量計11・・・ろ過池流入
流量 12・・・薬品注入制御装置13・・・薬品注入
機 14・・・ろ過池流入流量推定装置 1゛5・・・ろ過池洗浄制御装置 16・・・ろ過泊洗浄中信号 17・・・スイッチ 18・・・総ろ過流量計測
値1つ・・・総ろ過流量記憶装置 20・・・ろ過池流入流量推定値 21・・・薬品注入率目標値 22・・・薬品注入量目標値
施例の各部の信号波形図、第3図は一般的な浄水場の系
統図、第4図は上記浄水場における総ろ過流量計の計測
信号波形図である。 1・・・沈殿池 2・・・沈殿水渠3・・・
ろ過池 4・・・ろ過水渠5・・・浄水池
7・・・総ろ過流量計11・・・ろ過池流入
流量 12・・・薬品注入制御装置13・・・薬品注入
機 14・・・ろ過池流入流量推定装置 1゛5・・・ろ過池洗浄制御装置 16・・・ろ過泊洗浄中信号 17・・・スイッチ 18・・・総ろ過流量計測
値1つ・・・総ろ過流量記憶装置 20・・・ろ過池流入流量推定値 21・・・薬品注入率目標値 22・・・薬品注入量目標値
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 自己洗浄装置を備えたろ過池と、 このろ過池からの総ろ過流量を計測する総ろ過流量計測
手段と、 前記自己洗浄装置からの自己洗浄信号を受けて前記総ろ
過流量計測手段からの総ろ過流量計測信号を開閉する計
測信号開閉手段と、 前記総ろ過流量計測値に応じて薬品注入量を制御する薬
品注入制御手段と、 前記総ろ過流量計測手段からの総ろ過流量計測値を前記
計測信号開閉手段を介して入力して記憶すると共に、前
記自己洗浄装置からの自己洗浄信号がオフの時には前記
総ろ過流量計測手段からの総ろ過流量計測値を前記薬品
注入制御手段に与え、前記自己洗浄装置からの自己洗浄
信号がオンとなり前記計測信号開閉手段が開となった時
にはその時までに記憶している総ろ過流量計測値を前記
薬品注入制御手段に与える計測値記憶手段とを備えて成
る浄水場のろ過池流入流量推定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1307470A JP2539059B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 浄水場のろ過池流入流量推定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1307470A JP2539059B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 浄水場のろ過池流入流量推定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03169310A true JPH03169310A (ja) | 1991-07-23 |
JP2539059B2 JP2539059B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=17969463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1307470A Expired - Lifetime JP2539059B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | 浄水場のろ過池流入流量推定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539059B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102588786A (zh) * | 2012-02-09 | 2012-07-18 | 深圳市佰骏电子有限公司 | 一种led球泡灯 |
JP2014087798A (ja) * | 2014-01-15 | 2014-05-15 | Miura Co Ltd | 濾過システム |
-
1989
- 1989-11-29 JP JP1307470A patent/JP2539059B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102588786A (zh) * | 2012-02-09 | 2012-07-18 | 深圳市佰骏电子有限公司 | 一种led球泡灯 |
JP2014087798A (ja) * | 2014-01-15 | 2014-05-15 | Miura Co Ltd | 濾過システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2539059B2 (ja) | 1996-10-02 |
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