JPH0316827Y2 - - Google Patents

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JPH0316827Y2
JPH0316827Y2 JP1986123202U JP12320286U JPH0316827Y2 JP H0316827 Y2 JPH0316827 Y2 JP H0316827Y2 JP 1986123202 U JP1986123202 U JP 1986123202U JP 12320286 U JP12320286 U JP 12320286U JP H0316827 Y2 JPH0316827 Y2 JP H0316827Y2
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JP
Japan
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screw
powder
discharge
storage tank
hydraulic
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JP1986123202U
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  • Screw Conveyors (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は収容タンク底部に複数のスクリユコン
ベアを有する粉粒体運搬車に関する。
(従来技術) 従来、粉粒体をトラクタ、トレーラを利用して
大量に輸送する粉粒体搬送車にあつては、トレー
ラの車枠上に段差を形成した粉粒体収容タンクを
搭載し、その底部に複数のスクリユコンベアを設
け、それらのスクリユコンベアにそれぞれ連結さ
れている油圧モータを同時に駆動させて収容タン
ク内の粉粒体を排出していた(特開昭59−17630
号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、前記それぞれのスクリユコンベアは
同時に駆動するように構成されており、かつ段差
が形成されているため、前方のスクリユによる排
出量と、後方のスクリユによる排出量の過不足が
生じた場合、あるいは前方のスクリユによる排出
圧力によつて排出の途中で粉粒体が詰まる場合が
あつた。しかも、そのスクリユの回転を調整でき
ないため、詰まりを更に拡大させ、最終的には全
部のスクリユコンベアが過負荷のため停止してし
まうという問題があつた。
本考案はかかる問題に鑑みてなされたもので、
粉粒体を後方に送る前方のスクリユコンベアを適
宜停止可能にして、詰まりを解消できるように構
成した粉粒体運搬車を提供するものである。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する
と、第1図において、1はエンジンおよび後述す
る複数の油圧ポンプを装備したトラクタであつ
て、その後部には連結器3が設けられて、適宜ト
レーラ2が連結牽引可能である。一方、前記トラ
クタ1に牽引されるトレーラ2の車枠4上には段
差を形成した粉粒体収容タンク5が搭載されてお
り、該収容タンク5底部には途中に形成された段
差を境界にしてその前部と後部にそれぞれボトム
スクリユ6F,6Rが配設されている。そして、
前記ボトムスクリユ6F,6Rの後端には上向き
搬送用のバーチカルスクリユ7が接続され、更に
このバーチカルスクリユ7の上端には起伏並びに
水平方向に回動自在で先端に排出口9を有するデ
イスチヤージスクリユ8が接続されている。これ
らのスクリユ群を後述する油圧モータによつて駆
動させ、粉粒体をサイロ等へ排出するようにして
いる。
次に、油圧回路について第2図により説明する
と、仮想線から左側がトラクタ1側、右側がトレ
ーラ2側である(後述する第3図についても同様
である)。トラクタ1側には圧油源となる複数の
油圧ポンプ10,11が設けられ、図示しないエ
ンジンの駆動により同時駆動させる他、油圧ポン
プ10の1回転当りの吐出量は油圧ポンプ11の
それに比して大に設定されている。
そして、各油圧ポンプ10,11の吐出側端部
および吸入側端部にはそれぞれ管継手A,B,
C,Dが配設されている。
ところで、トレーラ2側には、前記油圧ポンプ
10の吐出側管継手Aと接続可能な管継手aが対
向して設けられており、油圧ポンプ10よりの圧
油は高圧主管13を介して切換弁17,19に供
給可能であり、切換弁17の切換操作により直列
に接続されたデイスチヤージスクリユ8用油圧モ
ータ20およびバーチカルスクリユ7用油圧モー
タ21が正逆転し、一方切換弁19の切換操作に
よりデイスチヤージスクリユ8の起伏角度を制御
する起伏シリンダ24を伸縮する。
更にトレーラ2側には油圧ポンプ11の吐出側
管継手Bと接続可能な管継手bが対向して設けら
れており、油圧ポンプ11よりの圧油は高圧主管
14を介して切換弁18に供給可能であり、切換
弁18の切換操作によりボトムスクリユ6R,6
F用油圧モータ22,23が正転する。
25はバイパス回路であつて、前記油圧モータ
22,23を接続する管路からオイルリザーバ1
2に通じる回路に連結され、このバイパス回路2
5の途中にはコツク26が配設されている。
なお、12はトレーラ2側に設けられたオイル
リザーバであり、前記油圧ポンプ10および11
の吸入側管継手DおよびCと接続可能な管継手d
およびcが対向しており、それぞれ低圧主管16
および15を介して前記オイルリザーバ12に接
続されている。
上記構成よりなる本考案の装置において、トレ
ーラ2の収容タンク5から荷卸しを行うには、ま
ず油圧ポンプ10,11を駆動させた後、切換弁
19を操作してデイスチヤージスクリユ8を排出
位置に起伏及び旋回移動させた後、切換弁17を
左位置に切換えて油圧モータ20,21を駆動さ
せ、バーチカルスクリユ7およびデイスチヤージ
スクリユ8を回転させる。次にコツク26を閉鎖
した状態で切換弁18を上位置に切換えることに
より油圧モータ22,23即ち、ボトムスクリユ
6R,6Fが回転し、収容タンク5内の粉粒体を
デイスチヤージスクリユ8の先端排出口9から排
出させることができる。もし排出作業中に粉粒体
が詰まるようなときは、前記コツク26を開放操
作することにより油圧モータ22からの圧油はオ
イルリザーバ12に還流することになり、油圧モ
ータ23即ち前方のボトムスクリユ6Fが停止さ
れ、収容タンク5前方の粉粒体が後方に送り込ま
れないため、後方のボトムスクリユ6Rのみが回
転して詰まつた部分の粉粒体を先に排出させ詰ま
りを解消させることができる。中間から後方の粉
粒体を排出後は、コツク26を閉鎖することによ
り再び全体のスクリユ6F,6Rが回転され、収
容タンク5に積載されている粉粒体を全量排出さ
せることができる。排出作業が終了したら前述と
反対の操作により走行状態に戻すことができる。
なお、本実施例ではバイパス回路にコツクを用
いたが、第3図のように6ポート3位置のセンタ
バイパス形切換弁30を用いてそこにバイパス回
路を連結させてもよい。
第3図の他の実施例は前述の実施例と同様であ
り、同一部分には同一符号を付してある。
また収容タンク5はサイロへの排出を行うた
め、バーチカルスクリユ、デイスチヤージスクリ
ユ及びそれらの油圧駆動装置を設けたものを示し
たが、高所への排出を行わないもの、例えば地下
サイロへの排出を行うものには不要であり、ボト
ムスクリユの後端を開口させればよい。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、ボトムスクリユ
を駆動する複数の油圧モータを接続する管路にバ
イパス回路を設け、一方の油圧モータを適宜停止
できるようにしたことにより、排出途中で詰まつ
た場合も、詰まつた部分のスクリユコンベアのみ
回転させてその部分の粉粒体を先に排出させ、詰
まりを解消させることができ、作業性の向上が期
待できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
収容タンクをトラクタ側に連結した状態の粉粒体
輸送車の全体側面図、第2図は第1図の粉粒体輸
送車の油圧回路図、第3図は他の実施例を示す油
圧回路図である。 1……トラクタ、2……トレーラ、5……粉粒
体収容タンク、10,11……油圧ポンプ、A,
B,C,D……連結部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部に段差を形成して車枠上に搭載された収容
    タンクと、前記収容タンク底部に前記段差部分に
    て分離された前方と後方のボトムスクリユと、前
    記各ボトムスクリユに対応してそれぞれ駆動し得
    る前方と後方の油圧モータとよりなる粉粒体運搬
    車において、前記前方と後方の油圧モータのうち
    後方のボトムスクリユより順次正転するように直
    列に接続するとともに、前記油圧モータ間を接続
    する管路にオイルリザーバと連通し、あるいは阻
    止するバイパス管路を設け、そこに前方のボトム
    スクリユの回転を調整するコツクを設けたことを
    特徴とする、粉粒体運搬車の排出制御装置。
JP1986123202U 1986-08-11 1986-08-11 Expired JPH0316827Y2 (ja)

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JP1986123202U JPH0316827Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11

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Publication Number Publication Date
JPS6331034U JPS6331034U (ja) 1988-02-29
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ID=31014089

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JP1986123202U Expired JPH0316827Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997007878A1 (fr) * 1995-08-31 1997-03-06 Komatsu Ltd. Dispositif d'entrainement pour un melangeur-desintegrateur

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JPS6331034U (ja) 1988-02-29

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