JPH03166952A - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドInfo
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- JPH03166952A JPH03166952A JP30520689A JP30520689A JPH03166952A JP H03166952 A JPH03166952 A JP H03166952A JP 30520689 A JP30520689 A JP 30520689A JP 30520689 A JP30520689 A JP 30520689A JP H03166952 A JPH03166952 A JP H03166952A
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- pressure generating
- generating member
- piezoelectric element
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Links
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Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はインク滴を飛翔させ記録紙等の媒体上にインク
像を形成するプリンタ等インクジェット記録装置に関し
、さらに詳細にはインクジェットプリンタヘッドに関す
る。
像を形成するプリンタ等インクジェット記録装置に関し
、さらに詳細にはインクジェットプリンタヘッドに関す
る。
(従来の技術)
複数のノズルを有するノズル形成基板と、ノズルの各々
に対向して1対1に配置された圧力発生部材からなる圧
電変換器と、この圧電変換器とノズル形成基板との間隙
及び圧電変換器の周辺を満たすインクとを備え、印加電
圧により圧電変換器を変位させてインクをノズルから吐
出させるオンデマンド型インクジェットヘッドは、特公
昭60−8953号公報に開示されている。この構造の
インクジェットヘッドは、圧電変換器がノズル形成基板
に対してほぼ直角方向に変位することと、ノズルメニス
カスのインク流路が短いため、インクの吐出効率および
吐出安定性が高く、インク中に気泡・ゴミ等の異物が混
入した場合でもこの影響を受けずに正常動作が可能であ
るという利点を有している。
に対向して1対1に配置された圧力発生部材からなる圧
電変換器と、この圧電変換器とノズル形成基板との間隙
及び圧電変換器の周辺を満たすインクとを備え、印加電
圧により圧電変換器を変位させてインクをノズルから吐
出させるオンデマンド型インクジェットヘッドは、特公
昭60−8953号公報に開示されている。この構造の
インクジェットヘッドは、圧電変換器がノズル形成基板
に対してほぼ直角方向に変位することと、ノズルメニス
カスのインク流路が短いため、インクの吐出効率および
吐出安定性が高く、インク中に気泡・ゴミ等の異物が混
入した場合でもこの影響を受けずに正常動作が可能であ
るという利点を有している。
しかし前記の従来技術では、圧力発生部材表面のノズル
形成基板に対向する面にNi等の金属板を配置し、その
面に対向する面に金メッキ等により電極を配置し、その
間に圧電素子をはさみ、この金属板と電極間に電圧をか
け、圧電素子の厚み方向に電界を発生し圧力発生部材を
変位させていた。しかしこの際、正極と負極の両極は外
部に露出していて、インクが水溶性で導電性を持つ場合
、正極と負極が短絡して電界が発生せず圧電素子が変形
しない。このため、従来のインクジェットヘッドに水溶
性のインクを用いた場合、インク滴を吐出しないという
問題を有していた。
形成基板に対向する面にNi等の金属板を配置し、その
面に対向する面に金メッキ等により電極を配置し、その
間に圧電素子をはさみ、この金属板と電極間に電圧をか
け、圧電素子の厚み方向に電界を発生し圧力発生部材を
変位させていた。しかしこの際、正極と負極の両極は外
部に露出していて、インクが水溶性で導電性を持つ場合
、正極と負極が短絡して電界が発生せず圧電素子が変形
しない。このため、従来のインクジェットヘッドに水溶
性のインクを用いた場合、インク滴を吐出しないという
問題を有していた。
また、圧電素子とNi等の金属板を接合してしてたわみ
変形させるので、接合面には大きなせん断応力がかかり
、圧力発生部材が大変形をする場合に接合面が剥離する
という問題があった。
変形させるので、接合面には大きなせん断応力がかかり
、圧力発生部材が大変形をする場合に接合面が剥離する
という問題があった。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは、正極と負極が短絡しない、大変
形時にも破壊しない圧力発生部材を提供し、これにより
インク種類を選ばない、インク滴吐出の安定した、寿命
の長いインクジェットヘッドを提供することである。
の目的とするところは、正極と負極が短絡しない、大変
形時にも破壊しない圧力発生部材を提供し、これにより
インク種類を選ばない、インク滴吐出の安定した、寿命
の長いインクジェットヘッドを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明のインクジェットヘッ
ドは梁状の圧力発生部材を片持ち支持し、印加電圧によ
り前記圧力発生部材を変形させインクを加圧し、インク
滴をノズルから飛翔させ、記録紙上に付着させて画像を
形成するインクジェットヘッドにおいて、前記圧力発生
部材を構成する正極または負極の電極のうち、少なくと
も片方の電極が前記圧力発生部材内に埋め込まれている
ことを特徴とする。
ドは梁状の圧力発生部材を片持ち支持し、印加電圧によ
り前記圧力発生部材を変形させインクを加圧し、インク
滴をノズルから飛翔させ、記録紙上に付着させて画像を
形成するインクジェットヘッドにおいて、前記圧力発生
部材を構成する正極または負極の電極のうち、少なくと
も片方の電極が前記圧力発生部材内に埋め込まれている
ことを特徴とする。
また、前記正極及び負極の電極の配置されている場所が
、前記圧力発生部材内の厚み方向の中心面を境にして、
ノズル形成基板から見て遠い領域であることを特徴とす
る。
、前記圧力発生部材内の厚み方向の中心面を境にして、
ノズル形成基板から見て遠い領域であることを特徴とす
る。
また、前記圧力発生部材のノズル形成基板に垂直な方向
の厚みが50μm以下であることを特徴とする。
の厚みが50μm以下であることを特徴とする。
本発明では圧力発生部材を構成する正極または負極のう
ち、少なくとも片方の電極が圧力発生部材内に埋め込ま
れているため、埋め込まれている電極はインクと接触せ
ず、インクが導電性であっても正極と負極は電気的に短
絡しない。
ち、少なくとも片方の電極が圧力発生部材内に埋め込ま
れているため、埋め込まれている電極はインクと接触せ
ず、インクが導電性であっても正極と負極は電気的に短
絡しない。
また、正極及び負極の電極の配置されている場所が、圧
力発生部材内の厚み方向の中心面を境にして、ノズル形
成基板から見て遠い領域であるので、圧力発生部材内で
電界は連続的に分布し、それに応じて発生する応力も連
続的に分布するので、大きなせん断応力が圧力発生部材
内に発生することがない。
力発生部材内の厚み方向の中心面を境にして、ノズル形
成基板から見て遠い領域であるので、圧力発生部材内で
電界は連続的に分布し、それに応じて発生する応力も連
続的に分布するので、大きなせん断応力が圧力発生部材
内に発生することがない。
以下本発明の詳細を実施例により図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明におけるインクジェットヘッドを搭載し
たプリンタの斜視図であって、記録媒体1は送りローラ
ー2,3の押圧によりプラテン4に捲き回され、記録の
進行に従い矢印5の方向に搬送される。ガイド軸6,7
に案内されプラテン4の軸に平行な方向に移動可能なキ
ャリッジ8上には、複数のノズルを有するインクジェッ
トヘッド9が搭載されており、矢印10の方向に移動し
つつ各々のノズルからインク滴を吐出して記録媒体上に
インク像を形成する。
たプリンタの斜視図であって、記録媒体1は送りローラ
ー2,3の押圧によりプラテン4に捲き回され、記録の
進行に従い矢印5の方向に搬送される。ガイド軸6,7
に案内されプラテン4の軸に平行な方向に移動可能なキ
ャリッジ8上には、複数のノズルを有するインクジェッ
トヘッド9が搭載されており、矢印10の方向に移動し
つつ各々のノズルからインク滴を吐出して記録媒体上に
インク像を形成する。
第2図は本発明の実施例を示すインクジェットヘッド断
面図である。ノズル形成基板3lに配置されたノズル3
0と対応する位置に圧力発生部材23がスペーサ−32
を介してノズル形成基板31に接合され、圧力発生部材
23とノズル形成基板31の間隔gが5μmから20μ
mとなるように構成されている。圧力発生部材23は圧
電素子2lと電極20、電極26がらなる。ノズル形成
基板31とケーシング35によって囲まれる空間にはイ
ンク33が満たされ、圧力発生部材23はインク33の
中に浸されている。
面図である。ノズル形成基板3lに配置されたノズル3
0と対応する位置に圧力発生部材23がスペーサ−32
を介してノズル形成基板31に接合され、圧力発生部材
23とノズル形成基板31の間隔gが5μmから20μ
mとなるように構成されている。圧力発生部材23は圧
電素子2lと電極20、電極26がらなる。ノズル形成
基板31とケーシング35によって囲まれる空間にはイ
ンク33が満たされ、圧力発生部材23はインク33の
中に浸されている。
第3図は本発明の実施例を示すインクジェットヘッドの
圧力発生部材23の図である。圧力発生部材23を構成
する圧電素子21の厚さtは100μm以下、幅bは5
00μm以下、長さlは3mm以下である。電極20は
圧力発生部材23のノズル形成基板31と反対側の一面
にのみ、その面の外周部分を囲む形で配置されている。
圧力発生部材23の図である。圧力発生部材23を構成
する圧電素子21の厚さtは100μm以下、幅bは5
00μm以下、長さlは3mm以下である。電極20は
圧力発生部材23のノズル形成基板31と反対側の一面
にのみ、その面の外周部分を囲む形で配置されている。
また電極26は圧力発生部材23の中央部に長手方向に
帯状に、圧電素子21の中に完全に埋め込まれる形で配
殺されていて、電極20と電極26の間隔eは100μ
m以下である。電極20と電極26の厚みt6は10μ
m以下、幅Xは100μm以下である。第4図に示すよ
うに電極20と電極26間に電圧22を印加すると電界
40が圧電素子21内に発生する。電界40は圧電素子
2l内では電極20および電極26に近いほど強く、遠
いほど弱い。この電界40によって圧電素子2lは歪む
が、圧電素子21の圧電定数da+による歪41は電極
20に近いほど大きく、遠いほど小さくなり、圧電素子
21内で連続的な分布をする。この歪41によって圧力
発生部材23はたわむ。この際、電極26が圧電素子2
1内に埋め込まれているため、電極26は圧力発生部材
23外部の環境にさらされることがない。このため圧力
発生部材23が導電性のインクに浸されていても、電極
26と電極20は短絡することがなく、正常に変位でき
るのである。また、電界40が圧電素子21内で厚みt
方向に連続的に分布するので、圧力発生部材23内部で
発生する応力も連続でせん断力の集中がなく、圧力発生
部材23は破壊しにくくなる。
帯状に、圧電素子21の中に完全に埋め込まれる形で配
殺されていて、電極20と電極26の間隔eは100μ
m以下である。電極20と電極26の厚みt6は10μ
m以下、幅Xは100μm以下である。第4図に示すよ
うに電極20と電極26間に電圧22を印加すると電界
40が圧電素子21内に発生する。電界40は圧電素子
2l内では電極20および電極26に近いほど強く、遠
いほど弱い。この電界40によって圧電素子2lは歪む
が、圧電素子21の圧電定数da+による歪41は電極
20に近いほど大きく、遠いほど小さくなり、圧電素子
21内で連続的な分布をする。この歪41によって圧力
発生部材23はたわむ。この際、電極26が圧電素子2
1内に埋め込まれているため、電極26は圧力発生部材
23外部の環境にさらされることがない。このため圧力
発生部材23が導電性のインクに浸されていても、電極
26と電極20は短絡することがなく、正常に変位でき
るのである。また、電界40が圧電素子21内で厚みt
方向に連続的に分布するので、圧力発生部材23内部で
発生する応力も連続でせん断力の集中がなく、圧力発生
部材23は破壊しにくくなる。
第5図( a ). ( b ). ( c )は
第2図に示したインクジェットヘッドの圧力発生部材2
3の長手方向の断面図、第5図(d), (e),
(f)はノズル中心軸を通る圧力発生部材23の幅方
向の断面図である。第5図(a)と(d)、 (b)と
(e)、 (C)と(f)はそれぞれ対応する。
第2図に示したインクジェットヘッドの圧力発生部材2
3の長手方向の断面図、第5図(d), (e),
(f)はノズル中心軸を通る圧力発生部材23の幅方
向の断面図である。第5図(a)と(d)、 (b)と
(e)、 (C)と(f)はそれぞれ対応する。
第5図(a)および(d)に示すように、ノズル形成基
板31に配置されたノズル30と対応する位置に圧力発
生部材23がスペーサ−32を介してノズル形成基板3
1に接合され、圧力発生部材23とノズル形成基板31
の間隔gが5μmから20μmとなるように構成されて
いる。ノズル形成基板31とケーシング35によって囲
まれる空間にはインク33が満たされ、圧力発生部材2
3はインク33の中に浸されている。第5図(e)に示
すように電i20と電極26間に電圧22を印加すると
圧電素子21内には電界40が発生する。その結果第5
図(b)に示すように圧電素子21内には圧電定数d3
1により歪41が発生し、圧力発生部材23はたわんで
、先端は矢印25方向に変位する。この際、第5図(e
)に示すようにノズル形成基板31、スペーサ−32お
よびケーシング35を負極とすることによって、電極2
0と同電位になるので、インク内に電界が発生する等の
問題がない。その後第5図(f)に示すように電極20
と電極26間を短絡すると電極20に貯っていた電荷が
放電し、圧力発生部材23は矢印42の方向に変位しイ
ンク滴34をノズル30より吐出する。
板31に配置されたノズル30と対応する位置に圧力発
生部材23がスペーサ−32を介してノズル形成基板3
1に接合され、圧力発生部材23とノズル形成基板31
の間隔gが5μmから20μmとなるように構成されて
いる。ノズル形成基板31とケーシング35によって囲
まれる空間にはインク33が満たされ、圧力発生部材2
3はインク33の中に浸されている。第5図(e)に示
すように電i20と電極26間に電圧22を印加すると
圧電素子21内には電界40が発生する。その結果第5
図(b)に示すように圧電素子21内には圧電定数d3
1により歪41が発生し、圧力発生部材23はたわんで
、先端は矢印25方向に変位する。この際、第5図(e
)に示すようにノズル形成基板31、スペーサ−32お
よびケーシング35を負極とすることによって、電極2
0と同電位になるので、インク内に電界が発生する等の
問題がない。その後第5図(f)に示すように電極20
と電極26間を短絡すると電極20に貯っていた電荷が
放電し、圧力発生部材23は矢印42の方向に変位しイ
ンク滴34をノズル30より吐出する。
以上の実施例では、電極26が圧電素子21に覆われ、
圧力発生部材23外部の環境にさらされることがない、
したがって導電性を持つ水性インク等に囲まれていても
圧力発生部材23は正常に変位することができ、インク
滴34は安定して吐出するのである。また、電fi20
と電極26が圧力発生部材23の厚み方向に対して、偏
って配置されているので、電界40の強度は圧電素子2
1内で,電極20、電i26に近いほど強く、遠いほど
弱い分布をする。これによって圧力発生部材23はたわ
む。この際、圧電素子21内で電界40は連続的に分布
するので内部応力も連続で、せん断応力集中がなく、圧
力発生部材23は破壊し難くなる。また、従来のように
圧電素子21と金属板を接合してたわませる必要がなく
、圧電素子21が接合によって外力がかかり破壊するこ
とがない。これらの理由から本実施例では圧力発生部材
23の厚みを従来に比べて薄くすることが可能となる。
圧力発生部材23外部の環境にさらされることがない、
したがって導電性を持つ水性インク等に囲まれていても
圧力発生部材23は正常に変位することができ、インク
滴34は安定して吐出するのである。また、電fi20
と電極26が圧力発生部材23の厚み方向に対して、偏
って配置されているので、電界40の強度は圧電素子2
1内で,電極20、電i26に近いほど強く、遠いほど
弱い分布をする。これによって圧力発生部材23はたわ
む。この際、圧電素子21内で電界40は連続的に分布
するので内部応力も連続で、せん断応力集中がなく、圧
力発生部材23は破壊し難くなる。また、従来のように
圧電素子21と金属板を接合してたわませる必要がなく
、圧電素子21が接合によって外力がかかり破壊するこ
とがない。これらの理由から本実施例では圧力発生部材
23の厚みを従来に比べて薄くすることが可能となる。
第6図は本発明の圧力発生部材23を複数個配列した斜
視図である。圧力発生部材23は電極26側に配設され
たドライバ25によって駈動される。本実施例では圧力
発生部材23の表面を囲むように電i20を配置してい
るために圧力発生部材23を複数個、横手方向に一列に
配置した場合、隣合った圧力発生部材23の隣接した電
極20を共有できる。これにより、複数個圧力発生部材
23を配設した場合、電fi20を一筆書きのように一
本で構成し、電極本数を減らして構造を簡略化すること
ができる。
視図である。圧力発生部材23は電極26側に配設され
たドライバ25によって駈動される。本実施例では圧力
発生部材23の表面を囲むように電i20を配置してい
るために圧力発生部材23を複数個、横手方向に一列に
配置した場合、隣合った圧力発生部材23の隣接した電
極20を共有できる。これにより、複数個圧力発生部材
23を配設した場合、電fi20を一筆書きのように一
本で構成し、電極本数を減らして構造を簡略化すること
ができる。
第7図(a).(b).(c).(d),(e)(f)
. (g), (h). (i), (j)は
本発明におけるインクジェットヘッドの製造工程を示す
図である。本発明では従来の物に比べて圧力発生部材の
厚みを薄くすることができるので、以下に示す実施例の
ように圧力発生部材23を薄膜技術によってその厚さが
50μm以下となるように構成することが可能となる。
. (g), (h). (i), (j)は
本発明におけるインクジェットヘッドの製造工程を示す
図である。本発明では従来の物に比べて圧力発生部材の
厚みを薄くすることができるので、以下に示す実施例の
ように圧力発生部材23を薄膜技術によってその厚さが
50μm以下となるように構成することが可能となる。
第7図(a)においてノズル形成基板31の材料はセラ
ミックで、レーザー加工によってノズル30が開けられ
、また段差35が配置されている。段差の高さyG≠5
μmから20μmである。次に第7図(b)に示すよう
にノズル形成基板31の溝部56にフォトレジスト50
を積層し、更にその上に第7図(C)に示すように圧電
素子21を積層する。この実施例では圧電素子21とし
てPZTを用いている。
ミックで、レーザー加工によってノズル30が開けられ
、また段差35が配置されている。段差の高さyG≠5
μmから20μmである。次に第7図(b)に示すよう
にノズル形成基板31の溝部56にフォトレジスト50
を積層し、更にその上に第7図(C)に示すように圧電
素子21を積層する。この実施例では圧電素子21とし
てPZTを用いている。
この際、PZTは薄膜技術を用いて積層し、その厚みt
は40μm以上50μm以下である。こうしてできた物
を高温環境にさらしてPZTを焼結し、さらに圧電素子
2lの上に第7図(d)に示すような電極パターン52
を用いて、金を蒸着すると第7図(e)に示すように金
電fi26が構成される。金電極26の幅Xは10μm
以上100μm以下である。この上に第7図(f)に示
すようにPZT59を積層する。PZT59の厚みZは
10μm以上50μm以下である。さらに第7図(g)
に示すような電極パターン60を用いて、金を蒸着する
と第7図(h)に示すように金電極20が構成される。
は40μm以上50μm以下である。こうしてできた物
を高温環境にさらしてPZTを焼結し、さらに圧電素子
2lの上に第7図(d)に示すような電極パターン52
を用いて、金を蒸着すると第7図(e)に示すように金
電fi26が構成される。金電極26の幅Xは10μm
以上100μm以下である。この上に第7図(f)に示
すようにPZT59を積層する。PZT59の厚みZは
10μm以上50μm以下である。さらに第7図(g)
に示すような電極パターン60を用いて、金を蒸着する
と第7図(h)に示すように金電極20が構成される。
ここに第7図(i)に示すように圧力発生部材パターン
54をフォトレジストによって積層し、エッチング液に
よって圧電素子21を分割するための溝55をエッチン
グする。
54をフォトレジストによって積層し、エッチング液に
よって圧電素子21を分割するための溝55をエッチン
グする。
フォトレジスト50.54を取り除くと、第7図(j)
に示すようなインクジェットヘッドが構成される。圧力
発生部材23の幅bは200μm以上600μm以下、
長さlは0.5mm以上3mm以下、厚みtは40μm
以上50μm以下である。厚みtが40μm以上50μ
m以下と従来のものに比べて薄くなることによって、薄
膜技術によって製造が可能になり、製造コストが下がり
、大量生産が可能になる。
に示すようなインクジェットヘッドが構成される。圧力
発生部材23の幅bは200μm以上600μm以下、
長さlは0.5mm以上3mm以下、厚みtは40μm
以上50μm以下である。厚みtが40μm以上50μ
m以下と従来のものに比べて薄くなることによって、薄
膜技術によって製造が可能になり、製造コストが下がり
、大量生産が可能になる。
以上述べたように本発明のインクジェットヘッドは、圧
力発生部材を構成する正極または負極のうち、少なくと
も片方の電極が圧力発生部材内に埋め込まれているため
インクと接触することがなく、インクが導電性であって
も正極と負極が電気的に短絡することがなく、圧力発生
部材は正常に変位できる。これにより構成したインクジ
ェットヘッドはインクを選ばず、多種多様なインクに対
応することによって、適用範囲の広いインクジェットプ
リンタを提供できるのである。
力発生部材を構成する正極または負極のうち、少なくと
も片方の電極が圧力発生部材内に埋め込まれているため
インクと接触することがなく、インクが導電性であって
も正極と負極が電気的に短絡することがなく、圧力発生
部材は正常に変位できる。これにより構成したインクジ
ェットヘッドはインクを選ばず、多種多様なインクに対
応することによって、適用範囲の広いインクジェットプ
リンタを提供できるのである。
また、正極と負極が圧力発生部材の厚み方向に対して、
偏って配置されているので、圧電素子内に電極に近いほ
ど強く、遠いほど弱い連続的な電界分布を発生させるこ
とが可能になる。これにより電極に近いほど大きく、遠
いほど小さい連続的な応力分布が発生するため、せん断
力の集中がなく、圧力発生部材が応力破壊しにくくなる
。したがって従来より寿命の長い、インク滴吐出特性の
安定したインクジェットヘッドを提供できるのである。
偏って配置されているので、圧電素子内に電極に近いほ
ど強く、遠いほど弱い連続的な電界分布を発生させるこ
とが可能になる。これにより電極に近いほど大きく、遠
いほど小さい連続的な応力分布が発生するため、せん断
力の集中がなく、圧力発生部材が応力破壊しにくくなる
。したがって従来より寿命の長い、インク滴吐出特性の
安定したインクジェットヘッドを提供できるのである。
また、一方の電極を圧力発生部材の一表面を囲む形で配
置できるため、圧力発生部材を多数、横手方向に一列に
配置した場合、隣合った圧力発生部材の隣接した電極を
共通とすることができ、構造を簡略化することができる
。
置できるため、圧力発生部材を多数、横手方向に一列に
配置した場合、隣合った圧力発生部材の隣接した電極を
共通とすることができ、構造を簡略化することができる
。
また、圧力発生部材が破壊し難くなることによって、圧
電素子の厚みを従来に比べて薄くすることが可能である
。これによって薄いバルクの圧電素子を使ったり、薄膜
技術によって圧力発生部材の製造が可能になり、製造コ
ストが下がり、大量生産も可能になる。
電素子の厚みを従来に比べて薄くすることが可能である
。これによって薄いバルクの圧電素子を使ったり、薄膜
技術によって圧力発生部材の製造が可能になり、製造コ
ストが下がり、大量生産も可能になる。
なお、本実施例では圧力発生部材形状が直方体であるが
、このことは圧力発生部材の形状になんら制限を加える
ものではなく、本発明においては圧力発生部材の形状は
表面上に電極を配置することが可能であればどのような
形状をしていてもよいことは発明の主旨状明白である。
、このことは圧力発生部材の形状になんら制限を加える
ものではなく、本発明においては圧力発生部材の形状は
表面上に電極を配置することが可能であればどのような
形状をしていてもよいことは発明の主旨状明白である。
またノズルに関しても、本実施例では形状がストレート
穴、またはホーン穴であるがであるが、このことはノズ
ル形状に何ら制限を加えるものではなく、本発明におい
てはノズルがどのような形状をしていてもよいことは発
明の主旨上明白である。
穴、またはホーン穴であるがであるが、このことはノズ
ル形状に何ら制限を加えるものではなく、本発明におい
てはノズルがどのような形状をしていてもよいことは発
明の主旨上明白である。
第1図は本発明による一実施例を示すインクジェットヘ
ッドを搭載したプリンタの斜視図。 第2図は本発明によるインクジェットヘッドの断面図。 第3図は本発明による圧力発生部材の斜視図。 第4図は本発明による圧力発生部材の変形図。 第5図(a), (b), (C)は本発明による
インクジェットヘッドの縦断面図、 (d), (e
)(f)は本発明によるインクジェットツドの横断面図
。 第6図は本発明による圧力発生部材を複数個配列した斜
視図。 第7図(a)〜(j)は本発明によるインクジェットヘ
ッドの製造工程を示す斜視図。 1 9 2 0 22 25 3 0 32 3 4 5 0 記録媒体 インクジェッ 電極 印加電圧 ドライバ ノズル スペーサー インク滴 フォトレジス トヘッド 21 23 26 31 33 35 ト 5 2 圧電素子 圧力発生部材 電極 ノズル形成基板 インク 段差 電極パターン 5 4 フォト レジスト 以上
ッドを搭載したプリンタの斜視図。 第2図は本発明によるインクジェットヘッドの断面図。 第3図は本発明による圧力発生部材の斜視図。 第4図は本発明による圧力発生部材の変形図。 第5図(a), (b), (C)は本発明による
インクジェットヘッドの縦断面図、 (d), (e
)(f)は本発明によるインクジェットツドの横断面図
。 第6図は本発明による圧力発生部材を複数個配列した斜
視図。 第7図(a)〜(j)は本発明によるインクジェットヘ
ッドの製造工程を示す斜視図。 1 9 2 0 22 25 3 0 32 3 4 5 0 記録媒体 インクジェッ 電極 印加電圧 ドライバ ノズル スペーサー インク滴 フォトレジス トヘッド 21 23 26 31 33 35 ト 5 2 圧電素子 圧力発生部材 電極 ノズル形成基板 インク 段差 電極パターン 5 4 フォト レジスト 以上
Claims (3)
- (1)梁状の圧力発生部材を片持ち支持し、印加電圧に
より前記圧力発生部材を変形させインクを加圧し、イン
ク滴をノズルから飛翔させ、記録紙上に付着させて画像
を形成するインクジェットヘッドにおいて、前記圧力発
生部材を構成する正極または負極の電極のうち、少なく
とも片方の電極が前記圧力発生部材内に埋め込まれてい
ることを特徴とするインクジェットヘッド。 - (2)前記正極及び負極の電極の配置されている場所が
、前記圧力発生部材内の厚み方向の中心面を境にして、
ノズル形成基板から見て遠い領域であることを特徴とす
る請求項1記載のインクジェットヘッド。 - (3)前記圧力発生部材のノズル形成基板に垂直な方向
の厚みが50μm以下であることを特徴とする請求項1
記載のインクジェットヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30520689A JPH03166952A (ja) | 1989-11-25 | 1989-11-25 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30520689A JPH03166952A (ja) | 1989-11-25 | 1989-11-25 | インクジェットヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03166952A true JPH03166952A (ja) | 1991-07-18 |
Family
ID=17942329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30520689A Pending JPH03166952A (ja) | 1989-11-25 | 1989-11-25 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03166952A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996000151A1 (fr) * | 1994-06-23 | 1996-01-04 | Citizen Watch Co., Ltd. | Actionneur piezo-electrique pour tete d'impression a jet d'encre et son procede de fabrication |
-
1989
- 1989-11-25 JP JP30520689A patent/JPH03166952A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996000151A1 (fr) * | 1994-06-23 | 1996-01-04 | Citizen Watch Co., Ltd. | Actionneur piezo-electrique pour tete d'impression a jet d'encre et son procede de fabrication |
US5945773A (en) * | 1994-06-23 | 1999-08-31 | Citizen Watch Co., Ltd. | Piezoelectric actuator for ink-jet printer and method of manufacturing the same |
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