JPH03166565A - 画像形成装置の排気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁性トナーを用いるプリンタ及び複写機等の
画像形成装置に係り、詳細には、機内の空気を機外に排
出する排気装置に関する．〔従来の技術〕 複写機やレーザービームプリンタなどの電子写真方式を
用いた画像形成装置においては、定着装置等の発熱体か
ら発生する熱を機外に排出して機内を玲却するために、
実公昭５７−１９７０９に開示される様、排気装置とし
てファンが設けられている． 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、機内の空気をファンによって引き、機外
へ排出するという構成にあっては、機内の温度上昇をお
さえる役目は果たしているものの、機内に浮遊している
トナーまでも機外へ排出することになり、画像形成装置
周辺をトナーで汚染してしまうという問題点を有してい
た．この問題点に対しては、網目がトナー粒子径（約１
０μｍ）より密なフィルタ部材を空気流通路に取り付け
た改善案もあるが、この場合空気抵抗が増してしまい、
効率良く排気ができないという欠点を有している． 本発明の目的は、かかる従来技術の欠点をなくし、衛生
的で清潔な画像形成装置を、簡単、小型かつ安価に提供
するものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係る画像形成装置の排気装置は、機内の空気を
機外に排出するファンの羽根に、磁気吸引特性を付与し
たことを特徴とする． 〔実施例〕 本発明の一実施例をレーザービームプリンタに用いられ
ている排気装置によって、図面にもとづいて説明する． 第１図は、本発明の一実施例である排気装置のファンの
外観である． 第２図は、ファンの羽根の断面状態を示す図である． 第３図は本発明による電子写真方式を用いたレーザービ
ームプリンタにおける主要部の概略を示す側断面図であ
る．図中同一目的を有する部位は同一符号を記す．図中
１０１はＯＰＣ等の光導電性物質をドラム状に構成した
感光体ドラム．２はコロナ放電を用いた帯電装置．３は
レーザ光を用いた像露光装置で不図示のレーザ光源、レ
ーザ光を掃引する為のポリゴンミラ−１１、該ポリゴン
ミラーを回転駆動するモータ１２、結像の為の光学系１
３、反射ミラー１４等より構成される．４は内部に現像
剤であるトナーを内包する現像装置．５は現像後のトナ
ー像を記録紙１５に転写する転写装置．１６は記録紙１
５を収容する給紙カセット．１７は給紙ローラ．１８．
１９はレジストローラ．９は定着装置で加圧ローラ２０
、定着ランブ２１を内包する加熱ローラ２２等より構成
される，２３．２４は排紙ローラ．２５は排紙トレイ．
６はクリーニング装置でクリーニングブレード７、廃ト
ナーボックス２６より構成される．２７は除電装置．１
は本発明によるファンである．前記の様に構或されたレ
ーザビームプリンタについて以下にその動作を詳説する
．第１図において、プリンタ本体に回転可能に支承され
た前記感光体ドラム１０１が、矢印Ａ方向に図示しない
駆動源によって回転駆動されるとき、帯電装置２によっ
てドラム表面は、一様にコロナ帯電される。

一方、画像信号によって変調されたレーザビーム光束は
、モータ１２で高速回転するポリゴンミラ−１１によっ
て反射され、光学系１３及び反射ミラー１４を経て感光
体ドラム１０１上の前記帯電部分を駆動軸長手方向に掃
引し、光像露光を行ないドラム表面に静電潜像が形成さ
れる．該静電潜像は、磁気ブラシを形成する現像装置４
を通過する際、トナーによって顕像化される．この様に
して形戒されたトナー像は、コロナ放電を用いた転写装
置５によって、感光体ドラム１０１上のトナー像と同期
して転写位置へ給紙される記録紙１５」二に転写される
．記録紙１５は、給紙カセット１６内に収容されており
給紙ローラ１７により一枚づつ分離され停止しているレ
ジストローラ１８，１９間に送紙され待機し、前記の感
光体ドラム１０１上のトナー像と同期し回転を開始した
レジストローラ１Ｂ，１９によって転写位置へ給紙され
る． 転写後の記録紙は、さらに送られると自らの剛性により
感光体ドラム１０１より剥離し、加圧ローラ２０と加熱
ローラ２２間に進入する．記録紙上のトナー像は、前記
定着装１１ｆ９の熱と圧力の作用によって定着される．
定着後の記録紙は、定着装置９の前記両ローラによる共
同回転及び排紙ローラ２３，２４の駆動力によって排紙
トレイ２５上に画１象面を下向きに所謂、フェイスダウ
ン状態でプリント順に重ねられ排紙される。一方、転写
を終えた感光体ドラム１０１の表面には、未転写トナー
が残留しておりこの残留トナーは、クリーニング装ｒ１
１６により除去される．クリーニングを終えたドラム部
分は、除電装置２７によって一様光露光を受け一定レベ
ルまで除電され、次の作像工程に備える．ファン１は、
定着，装置９、モータ（図示せず）等の発熱体から発生
する熱を機外に放出することによって、機内の冷却を行
っている．次にファン１について、第１図及び第２図を
用いて詳しく説明する．ファン１は七枚の根根１ａから
成っており、電圧をかけることにより、回転し空気を引
いて排気を行なう．その７つの羽根１ａの断面形状は、
第２図に示されるような形状となっていて、羽根１ａの
機内側に磁気吸引特性を持つ薄板上磁石１６が接着され
ている．機内に浮遊している磁性トナーは、空気の流れ
によって、ファン１近傍まで運ばれ、ファンの羽根１ａ
に接着されている磁石１ｂに引き寄せられて付着するの
で、トナーは再び浮遊することもなく、その上機外に排
出されることもなくなる．尚、本実施例に用いる磁石１
ｂの材質については、フエライト磁石、プラスチック磁
石、希土類磁石（例えばＳｍ−Ｇｏ系、Ｐｒ−Ｆｅ−Ｂ
系）、ゴム磁石等の使用が可能であるが、形状とともに
限定されるものではない．また、ファンの羽根１ａと磁
石１ｂとの取り付け方法も、接着に限らず、はめ込みに
して、取りはずし可能にすることも考えられ、種々設計
変更可能である． 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、機内の空気を機外
に排出するファンの羽根に、磁気吸引性を付与したこと
により、画像形成装置周辺を空気とともに、機外へ排出
されたトナーで汚染することもなく、衛生的で清潔な画
像形成装置を簡単、小型かつ安価に提供することが可能
となる．

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明における画像形成装置の排気装置のフ
ァンの略図。 第２図は、本発明におけるファンの羽根と磁石との一体
化を示す断面図。 第３図は、本発明の実施例の適用されるレーザービーム
プリンタ全体の概略を示す断面図．１・・・排気ファン １ａ・・・羽根 １ｂ・・・磁石 ２・・・帯電装置 ３・・・光信号発生装置 ４・・・現像装置 ５・・・転写装置 ９・・・定着装置 以　　上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁性トナーを用い、かつ機内の空気を機外に排出するた
   めのファンを有する画像形成装置の排気装置であって、
   前記ファンの羽根に磁気吸引特性を付与したことを特徴
   とする画像形成装置の排気装置。