JPH03166352A - 溶融亜鉛メッキ浴中のボトムドロス抑制方法 - Google Patents
溶融亜鉛メッキ浴中のボトムドロス抑制方法Info
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- JPH03166352A JPH03166352A JP30337189A JP30337189A JPH03166352A JP H03166352 A JPH03166352 A JP H03166352A JP 30337189 A JP30337189 A JP 30337189A JP 30337189 A JP30337189 A JP 30337189A JP H03166352 A JPH03166352 A JP H03166352A
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Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、溶融亜鉛メッキ浴中のボトムドロス抑制方法
に関するものである。
に関するものである。
(従来技術と発明の解決しようとする課題)溶融亜鉛メ
ッキ浴中のドロスには、Zn − Fe 一AQ系とZ
n − Fe系があり.Zn−Fe−AQ系のドロスは
浴表面へ浮上することが容易に除去できるが、Zn −
Fe系のドロスは、浴底へ堆積する、いわゆるボトム
ドロスとなる。
ッキ浴中のドロスには、Zn − Fe 一AQ系とZ
n − Fe系があり.Zn−Fe−AQ系のドロスは
浴表面へ浮上することが容易に除去できるが、Zn −
Fe系のドロスは、浴底へ堆積する、いわゆるボトム
ドロスとなる。
しかして、浴中のドロス除去としては、浴表面に位置(
浮遊)シ.ナドロスを機械的に除去する実開昭60−1
22358号公報)、又浴の一部を連続的に取出し、フ
ィルターでろ過し、ドロスを除去して浴へ連続的に戻す
(特開昭63−50454号公報)こと等が開示されて
いる。
浮遊)シ.ナドロスを機械的に除去する実開昭60−1
22358号公報)、又浴の一部を連続的に取出し、フ
ィルターでろ過し、ドロスを除去して浴へ連続的に戻す
(特開昭63−50454号公報)こと等が開示されて
いる。
このようなドロス除去においても上記のごときボトムド
ロスの除去又は抑制はできず、ドロス量が増加すると,
浴中に配置しているシンクロールの回転(特に高速通板
時)による浴流れにより、大量のボトムドロスが浴中に
飛散し,メッキ鋼帯に大量に付着し品質を劣化する等の
欠点をともなうものである。
ロスの除去又は抑制はできず、ドロス量が増加すると,
浴中に配置しているシンクロールの回転(特に高速通板
時)による浴流れにより、大量のボトムドロスが浴中に
飛散し,メッキ鋼帯に大量に付着し品質を劣化する等の
欠点をともなうものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は,溶融亜鉛メッキ後加熱処理して鉄一亜釦合金
メッキ鋼板を製造するに際し、メッキ浴中のシンクロー
ルを浴底までの距離300IIIn以下に位置せしめ,
該シンクロールの回転によりドロスを浮上せしめること
を特徴とする、溶融亜鉛メッキ浴中のボトムドロス抑制
方法に関するものである。
メッキ鋼板を製造するに際し、メッキ浴中のシンクロー
ルを浴底までの距離300IIIn以下に位置せしめ,
該シンクロールの回転によりドロスを浮上せしめること
を特徴とする、溶融亜鉛メッキ浴中のボトムドロス抑制
方法に関するものである。
即ち、本発明においては、上記のごとくシンクロールを
メッキ浴内に位置せしめ、その回転による浴流で落下す
るZn − Fe系のドロスを浮上させるとともに、一
部浴底に堆積している僅かなZn − Fe系ドロス(
ボトムドロス) を浮上させるものであり、浴底とシン
クロールの距離(ロール下面から浴底までの距離)は3
00mm以下に位置させることにより、浴底に堆積した
ドロス(ボトムドロス)をシンクロールの回転による浴
流により確実に浮上させることができ、シンクロール径
としては、一般に用いられている連続溶融亜鉛メッキラ
インの通板速度から300〜1000mmで十分である
。
メッキ浴内に位置せしめ、その回転による浴流で落下す
るZn − Fe系のドロスを浮上させるとともに、一
部浴底に堆積している僅かなZn − Fe系ドロス(
ボトムドロス) を浮上させるものであり、浴底とシン
クロールの距離(ロール下面から浴底までの距離)は3
00mm以下に位置させることにより、浴底に堆積した
ドロス(ボトムドロス)をシンクロールの回転による浴
流により確実に浮上させることができ、シンクロール径
としては、一般に用いられている連続溶融亜鉛メッキラ
インの通板速度から300〜1000mmで十分である
。
従って、浴内シンクロールの位置が浴底から300nm
超と上部になると、一部浴底に堆積したドロスが浮上し
にくくなり好ましくない。
超と上部になると、一部浴底に堆積したドロスが浮上し
にくくなり好ましくない。
このようにして、浮上したZn − Fe系ドロスは、
メッキ鋼帯に付着し浴外へ持出されることから新たに発
生するZn − Fe系ドロスは増加しない。
メッキ鋼帯に付着し浴外へ持出されることから新たに発
生するZn − Fe系ドロスは増加しない。
しかしてメッキ鋼帯に付着したln − Fe系ドロス
はメッキ付着量制御後、加熱合金化処理により、メッキ
金g(亜鉛)と鉄(鋼帯)の合金メッキとするとき取込
まれて合金化され実害は全くない。
はメッキ付着量制御後、加熱合金化処理により、メッキ
金g(亜鉛)と鉄(鋼帯)の合金メッキとするとき取込
まれて合金化され実害は全くない。
次に浴の形状としては、底部を凹形の彎曲にすることに
よって堆積ドロス等の浮上を一層確実にでき好ましい。
よって堆積ドロス等の浮上を一層確実にでき好ましい。
次に本発明の一例を図面により説明する。
図面において、鋼帯1を溶融亜鉛メッキ浴2へ導き、浴
底から300mm以下に位置せしめたシンクロール3に
より浴2内を案内され上部に引き上げ、ノズル4によっ
てガスワイプでメッキ付着量を制御し、次いで合金化炉
5により加熱合金化処理し鉄一亜鉛合金メッキ鋼板(帯
)とする。
底から300mm以下に位置せしめたシンクロール3に
より浴2内を案内され上部に引き上げ、ノズル4によっ
てガスワイプでメッキ付着量を制御し、次いで合金化炉
5により加熱合金化処理し鉄一亜鉛合金メッキ鋼板(帯
)とする。
しかして、通板速度に対応して、シンクロール3が回転
し、浴流を発生させ浴2内に生成したZn−Feドロス
及びその一部が浴2底に堆積したボトムドロスを浮上せ
しめメッキ鋼帯1に付着し浴2外へ持出すものである。
し、浴流を発生させ浴2内に生成したZn−Feドロス
及びその一部が浴2底に堆積したボトムドロスを浮上せ
しめメッキ鋼帯1に付着し浴2外へ持出すものである。
(実施例)
次に本発明の実施例を比較例とともに挙げる。
実施例
1)亜鉛メッキ浴: 深さ2000+on+、巾250
0am、高さ3000閣、 2)メッキ鋼帯 : 板厚0,6nn+、巾1200+
m+、3)メッキ浴組戊: AQ0.12%±0.0
2%、残Zn及び不純物。(温度470’C) 4)シンクロール位置:浴底から300nn上部。
0am、高さ3000閣、 2)メッキ鋼帯 : 板厚0,6nn+、巾1200+
m+、3)メッキ浴組戊: AQ0.12%±0.0
2%、残Zn及び不純物。(温度470’C) 4)シンクロール位置:浴底から300nn上部。
(ロール径600mm)
5)鋼帯在浴時間:2.0秒(通板速度120m/分)
このような条件で亜鉛メッキ鋼板を製造し、浴上部で気
体吹付けにより、30g/rrl’のメッキ付着量制御
後、合金化炉へ導き、板温480℃×15秒で合金化処
理し、メッキ金属中の鉄量9〜11%の鉄一亜鉛合金メ
ッキ鋼板(帯)を製造し,連続↓68時間操業した時点
でメッキ浴底部でのドロス堆積はほとんどなく,又浴中
のFeは0.0工9%と少なく浴中Zn − Fe系ド
ロ又もほとんどなく,発生ドロスはほとんどメッキ鋼帯
に付着し、浴外へ持出され、これによる合金メッキ鋼帯
表面の劣化もなかった。
このような条件で亜鉛メッキ鋼板を製造し、浴上部で気
体吹付けにより、30g/rrl’のメッキ付着量制御
後、合金化炉へ導き、板温480℃×15秒で合金化処
理し、メッキ金属中の鉄量9〜11%の鉄一亜鉛合金メ
ッキ鋼板(帯)を製造し,連続↓68時間操業した時点
でメッキ浴底部でのドロス堆積はほとんどなく,又浴中
のFeは0.0工9%と少なく浴中Zn − Fe系ド
ロ又もほとんどなく,発生ドロスはほとんどメッキ鋼帯
に付着し、浴外へ持出され、これによる合金メッキ鋼帯
表面の劣化もなかった。
比較例
実施例と同条件で操業し、シンクロールを浴底から70
0nyn上部に位置せしめて、168時間連続操業中に
2回大量のZn − Fe系ドロスがメッキ鋼帯表面に
付着し品質を劣化した。Zn − Fe系ドロスが浴底
部に序々に堆積し、シンクロールと堆積ドロス頂部との
距離が短かくなり,シンクロールの回転による浴流によ
り大量に浮上しメッキ鋼帯に付着したものと認められる
。
0nyn上部に位置せしめて、168時間連続操業中に
2回大量のZn − Fe系ドロスがメッキ鋼帯表面に
付着し品質を劣化した。Zn − Fe系ドロスが浴底
部に序々に堆積し、シンクロールと堆積ドロス頂部との
距離が短かくなり,シンクロールの回転による浴流によ
り大量に浮上しメッキ鋼帯に付着したものと認められる
。
(発明の効果)
本発明によれば、浴底部のドロス堆積を確実に防止する
ことができ、Zn − Fe系ドロスによるメッキ鋼帯
への付着がなく、ドロス付着による品質劣化を確実に防
止できる。又Zn − Fe系ドロスが堆積しないので
、ドロス(Fe)にょるZn(浴)取込みがなく、浴の
歩留を向上することができる等の優れた効果が得られる
。
ことができ、Zn − Fe系ドロスによるメッキ鋼帯
への付着がなく、ドロス付着による品質劣化を確実に防
止できる。又Zn − Fe系ドロスが堆積しないので
、ドロス(Fe)にょるZn(浴)取込みがなく、浴の
歩留を向上することができる等の優れた効果が得られる
。
第1図は、本発明の実施例を示す説明図である,1・・
・銅帯 2!・・浴 3・・・シンクロール 4・・・ノズル 5・・・合金化炉
・銅帯 2!・・浴 3・・・シンクロール 4・・・ノズル 5・・・合金化炉
Claims (1)
- (1)溶融亜鉛メッキ後、加熱処理して鉄−亜鉛合金メ
ッキ鋼板を製造するに際し、メッキ浴中のシンクロール
を浴底までの距離300mm以下に位置せしめ、該シン
クロールの回転によりドロスを浮上せしめることを特徴
とする、溶融亜鉛メッキ浴中のボトムドロス抑制方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30337189A JPH03166352A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 溶融亜鉛メッキ浴中のボトムドロス抑制方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30337189A JPH03166352A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 溶融亜鉛メッキ浴中のボトムドロス抑制方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03166352A true JPH03166352A (ja) | 1991-07-18 |
Family
ID=17920195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30337189A Pending JPH03166352A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 溶融亜鉛メッキ浴中のボトムドロス抑制方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03166352A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100314985B1 (ko) * | 1996-11-11 | 2002-01-17 | 고지마 마따오 | 용융도금방법및장치 |
-
1989
- 1989-11-24 JP JP30337189A patent/JPH03166352A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100314985B1 (ko) * | 1996-11-11 | 2002-01-17 | 고지마 마따오 | 용융도금방법및장치 |
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