JPH0316600B2 - - Google Patents
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- JPH0316600B2 JPH0316600B2 JP13496383A JP13496383A JPH0316600B2 JP H0316600 B2 JPH0316600 B2 JP H0316600B2 JP 13496383 A JP13496383 A JP 13496383A JP 13496383 A JP13496383 A JP 13496383A JP H0316600 B2 JPH0316600 B2 JP H0316600B2
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- core tube
- furnace
- furnace core
- heater
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Landscapes
- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は回転炉床型電気炉、特に、セラミツク
等の仮焼および焼成に使用する回転炉床型電気炉
に関する。
等の仮焼および焼成に使用する回転炉床型電気炉
に関する。
一般に、セラミツクの仮焼や焼成に使用されて
いる回転炉床型電気炉は、炉本体を貫通する円筒
状炉芯管を低速回転させる一方、炉本体内に前記
炉芯管を包囲して同心円状に配設したニクロム線
やカウンタ線などの金属ヒータ、あるいは多数の
炭化硅素質の棒状発熱体を炉芯管の周囲に井桁状
に配置した加熱ヒータで炉芯管内部を加熱する構
造が採用されている。
いる回転炉床型電気炉は、炉本体を貫通する円筒
状炉芯管を低速回転させる一方、炉本体内に前記
炉芯管を包囲して同心円状に配設したニクロム線
やカウンタ線などの金属ヒータ、あるいは多数の
炭化硅素質の棒状発熱体を炉芯管の周囲に井桁状
に配置した加熱ヒータで炉芯管内部を加熱する構
造が採用されている。
しかしながら、この種の電気炉では炉芯管を介
してその内部の被焼成体に供給される熱量よりも
炉壁を介して外部へ放散される熱量の方が多く、
炉床温度を被焼成体の仮焼または焼成に必要な約
1000〜1400℃に保つためには、ヒータを多数用い
て供給発熱量を多くしなければならず、消費電力
が多くなると共に、ヒータ制御回路も複数必要と
なり制御装置が高価となる問題があつた。しか
も、これらがセラミツク製品のコストに反映し、
その価格上昇の一因ともなつている。
してその内部の被焼成体に供給される熱量よりも
炉壁を介して外部へ放散される熱量の方が多く、
炉床温度を被焼成体の仮焼または焼成に必要な約
1000〜1400℃に保つためには、ヒータを多数用い
て供給発熱量を多くしなければならず、消費電力
が多くなると共に、ヒータ制御回路も複数必要と
なり制御装置が高価となる問題があつた。しか
も、これらがセラミツク製品のコストに反映し、
その価格上昇の一因ともなつている。
本発明は、回転炉床型電気炉の消費電力の低減
とその制御装置の低価格化を図り、もつてセラミ
ツク製品のコストダウンを図ることを目的とし、
その要旨は、回転ローラにより回転可能に支承さ
れた炉芯管と、該炉芯管を包囲し断熱する炉本体
と、前記炉芯管内にその軸線に沿つて配設された
加熱ヒータと、前記回転ローラを介して炉芯管を
回転駆動する駆動源とからなることを特徴とする
回転炉床型電気炉にある。
とその制御装置の低価格化を図り、もつてセラミ
ツク製品のコストダウンを図ることを目的とし、
その要旨は、回転ローラにより回転可能に支承さ
れた炉芯管と、該炉芯管を包囲し断熱する炉本体
と、前記炉芯管内にその軸線に沿つて配設された
加熱ヒータと、前記回転ローラを介して炉芯管を
回転駆動する駆動源とからなることを特徴とする
回転炉床型電気炉にある。
すなわち、本発明は、炉芯管内部を移動する被
焼成体を従来のように炉芯管の管壁を介して加熱
する代りに、炉芯管中央部に加熱ヒータを配設
し、輻射と対流によつて直接加熱する一方、炉本
体を断熱材料で形成して炉芯管の管壁から炉本体
壁を介して外部へ熱が放射するのを防止し、それ
により熱損失およびヒータ数を少なくし、制御装
置の単純化を図るようにしたものである。
焼成体を従来のように炉芯管の管壁を介して加熱
する代りに、炉芯管中央部に加熱ヒータを配設
し、輻射と対流によつて直接加熱する一方、炉本
体を断熱材料で形成して炉芯管の管壁から炉本体
壁を介して外部へ熱が放射するのを防止し、それ
により熱損失およびヒータ数を少なくし、制御装
置の単純化を図るようにしたものである。
以下、添付の図面を参照して本発明を具体的に
説明する。
説明する。
図は本発明の一実施例を示し、1は炉芯管で、
回転ローラ2により回転可能に支承されると共
に、回転駆動され、その回転速度は、通常、0.5
〜5rpmに設定される。炉芯管1はその外周を架
台4に支えられた炉本体3で包囲され、被焼成体
供給口側端部Aが排出口側端部Eよりも若干高く
なるように傾斜させてあり、その供給口側端部A
に隣接して自動定量供給装置(例えば、電磁フイ
ーダ)6が配設されている。この自動定量供給装
置6はそのホツパ5から炉芯管1へ自動的に一定
量づつ被焼成体を供給する。炉芯管1の排出口側
端部Eに隣接してシユート7が配設され、その下
方には仮焼または焼成されたセラミツク製品を収
容する容器8が配置される。炉本体3は断熱レン
ガまたはセラミツクウールなどの断熱材料で形成
され、炉芯管1からの放熱損失を防止するように
してある。炉芯管1内には、その軸線と同軸に棒
状加熱ヒータ9が配設され、該ヒータ9の両端は
それぞれヒータ端子10を介して電源(図示せ
ず)に接続されている。この棒状ヒータは焼成温
度が1000℃前後の場合にはニクロムやカンタル金
属線などが、また1000℃を超える場合には炭化硅
素などが発熱体材料として使用される。なお、炉
芯管およびヒータの形状は必要に応じて任意に変
更できる。
回転ローラ2により回転可能に支承されると共
に、回転駆動され、その回転速度は、通常、0.5
〜5rpmに設定される。炉芯管1はその外周を架
台4に支えられた炉本体3で包囲され、被焼成体
供給口側端部Aが排出口側端部Eよりも若干高く
なるように傾斜させてあり、その供給口側端部A
に隣接して自動定量供給装置(例えば、電磁フイ
ーダ)6が配設されている。この自動定量供給装
置6はそのホツパ5から炉芯管1へ自動的に一定
量づつ被焼成体を供給する。炉芯管1の排出口側
端部Eに隣接してシユート7が配設され、その下
方には仮焼または焼成されたセラミツク製品を収
容する容器8が配置される。炉本体3は断熱レン
ガまたはセラミツクウールなどの断熱材料で形成
され、炉芯管1からの放熱損失を防止するように
してある。炉芯管1内には、その軸線と同軸に棒
状加熱ヒータ9が配設され、該ヒータ9の両端は
それぞれヒータ端子10を介して電源(図示せ
ず)に接続されている。この棒状ヒータは焼成温
度が1000℃前後の場合にはニクロムやカンタル金
属線などが、また1000℃を超える場合には炭化硅
素などが発熱体材料として使用される。なお、炉
芯管およびヒータの形状は必要に応じて任意に変
更できる。
前記構造の回転炉床型電気炉を使用する場合、
ホツパ5に入れられた被焼成体、例えば、セラミ
ツク成形品は、自動定量供給機6により所定量づ
つ炉芯管1内に供給され、電動機その他の駆動源
により駆動される回転ローラ2により低速回転さ
せられる炉芯管1内を供給口側端部Aから排出口
側端部Eの方へ移動する。炉芯管1内では、被焼
成体は、最初に予熱帯Bで焼成温度まで加熱さ
れ、焼成温度に維持された均熱帯で所定時間焼成
された後、冷却帯Dで所定温度にまで徐冷され、
製品となつて排出口側端部Eから容器8内に排出
される。なお、一般に、均熱帯はヒータ発熱長の
1/2〜1/3となる。
ホツパ5に入れられた被焼成体、例えば、セラミ
ツク成形品は、自動定量供給機6により所定量づ
つ炉芯管1内に供給され、電動機その他の駆動源
により駆動される回転ローラ2により低速回転さ
せられる炉芯管1内を供給口側端部Aから排出口
側端部Eの方へ移動する。炉芯管1内では、被焼
成体は、最初に予熱帯Bで焼成温度まで加熱さ
れ、焼成温度に維持された均熱帯で所定時間焼成
された後、冷却帯Dで所定温度にまで徐冷され、
製品となつて排出口側端部Eから容器8内に排出
される。なお、一般に、均熱帯はヒータ発熱長の
1/2〜1/3となる。
従つて、被焼成体は炉芯管内を移動する過程
で、炉芯管1内に配設された加熱ヒータ9の発熱
部からの輻射と、炉芯管内部での対流により直接
加熱、焼成されることになり、また炉芯管1から
外部への放熱が炉本体により抑制されるため熱損
失が従来の装置に比べて著しく少なくなり、少な
い電力で焼成を行なうことができる。また、加熱
ヒータは炉芯管の軸線に沿つて少なくとも1本配
設するだけでよく従来のものに比べて制御が容易
になり制御装置を安価に製作することができる。
ちなみに、図示の構造の電気炉において、回転炉
床としての炉芯管1をアルミナで形成し、その外
径を160mm、内径を140mm、長さを1500mmとし、そ
の軸線に沿つて外径30mm、炭化硅素からなる発熱
部の長さ1000mm、発熱部両端に接続された導電部
を含む全長1600mmの加熱ヒータ9を配設し、炉本
体をセラミツクウールで形成し、均熱帯の温度を
1400℃に設定してセラミツクを焼成したところ、
従来の回転炉床型電気炉に比べ、消費電力を含む
焼成コストを1/5に、制御装置の製作費を1/3にそ
れぞれ低減でき、セラミツク製品のコストを10〜
20%低減することができた。
で、炉芯管1内に配設された加熱ヒータ9の発熱
部からの輻射と、炉芯管内部での対流により直接
加熱、焼成されることになり、また炉芯管1から
外部への放熱が炉本体により抑制されるため熱損
失が従来の装置に比べて著しく少なくなり、少な
い電力で焼成を行なうことができる。また、加熱
ヒータは炉芯管の軸線に沿つて少なくとも1本配
設するだけでよく従来のものに比べて制御が容易
になり制御装置を安価に製作することができる。
ちなみに、図示の構造の電気炉において、回転炉
床としての炉芯管1をアルミナで形成し、その外
径を160mm、内径を140mm、長さを1500mmとし、そ
の軸線に沿つて外径30mm、炭化硅素からなる発熱
部の長さ1000mm、発熱部両端に接続された導電部
を含む全長1600mmの加熱ヒータ9を配設し、炉本
体をセラミツクウールで形成し、均熱帯の温度を
1400℃に設定してセラミツクを焼成したところ、
従来の回転炉床型電気炉に比べ、消費電力を含む
焼成コストを1/5に、制御装置の製作費を1/3にそ
れぞれ低減でき、セラミツク製品のコストを10〜
20%低減することができた。
以上説明したように、本発明は、炉芯管の軸線
に沿つてその中央部にヒータを配置し、被焼成体
を輻射熱と対流によつて直接加熱して仮焼または
焼成を行なうようにしたので、焼成コストを著し
く低減でき、セラミツク製品のコストダウンを図
ることができるなど優れた効果を奏する。
に沿つてその中央部にヒータを配置し、被焼成体
を輻射熱と対流によつて直接加熱して仮焼または
焼成を行なうようにしたので、焼成コストを著し
く低減でき、セラミツク製品のコストダウンを図
ることができるなど優れた効果を奏する。
図は本発明に係る回転炉床型電気炉の略断面図
である。 1……炉芯管、2……回転ローラ、3……炉本
体、9……ヒータ。
である。 1……炉芯管、2……回転ローラ、3……炉本
体、9……ヒータ。
Claims (1)
- 1 回転ローラにより回転可能に支承された炉芯
管と、該炉芯管を包囲し断熱する炉本体と、前記
炉芯管内にその軸線に沿つて配設された加熱ヒー
タと、前記回転ローラを介して炉芯管を回転駆動
する駆動源とからなることを特徴とする回転炉床
型電気炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13496383A JPS6026280A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 回転炉床型電気炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13496383A JPS6026280A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 回転炉床型電気炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6026280A JPS6026280A (ja) | 1985-02-09 |
JPH0316600B2 true JPH0316600B2 (ja) | 1991-03-05 |
Family
ID=15140674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13496383A Granted JPS6026280A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 回転炉床型電気炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026280A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54157491A (en) * | 1978-06-02 | 1979-12-12 | Toshiba Corp | X-ray control unit |
JP2576178B2 (ja) * | 1988-02-29 | 1997-01-29 | 株式会社島津製作所 | X線管電流調整装置 |
-
1983
- 1983-07-22 JP JP13496383A patent/JPS6026280A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6026280A (ja) | 1985-02-09 |
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