JPH03165849A

JPH03165849A - 厨芥処理機

Info

Publication number: JPH03165849A
Application number: JP1288233A
Authority: JP
Inventors: Masanori Morikawa; 森川　正憲
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-08-29
Filing date: 1989-11-06
Publication date: 1991-07-17
Also published as: KR910004261A; KR930004753B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）本発明は、炊事場算から出る厨芥を遠心脱水方式により
脱水するようにした厨芥処理機に関する。

（従来の技術）厨芥を遠心脱水方式により処理するものとしては、従来
次のようなものが考えられている。即ち、上面が開口し
周壁部に多数の脱水孔を形威した容器内に網袋からなる
袋を収納し、この袋に厨芥を投入して、前記容器をモー
タによって高速回転させることにより、袋内の厨芥の水
分を袋の網目及び容器周壁の脱水孔を通し外部に放出さ
せてその厨芥を脱水し、この後、容器から厨芥の入った
袋を取り出して捨てるようにしたものである。

（発明がｊｌｆ決しようとする課題）しかしながら、上記した従来のものでは、厨芥として例
えばパン生地や麺類或いは御飯等のように比較的柔らか
いものや小さいものがある場合、脱水時にそれが袋の網
目から飛び出してしまうという問題があり、また、脱水
後に容器から袋を取り出す際やそれを持ち運ぶ際に、残
った水分が袋の網１」から滴下して床を汚したり、手な
どを汚したりし易いという問題がある。

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、麺類や御飯等の厨芥も問題なく脱水処理できると
共に、脱水後に容器から厨芥の入った袋を取り出したり
それを持ち運んたりする際に床や手などを汚すことも防
止でき、さらには、厨芥を投入する際に、既に袋内に収
容された厨芥を見え難くできるとｊ（に、厨芥の投入も
し易くできる厨芥処理機を提供するにある。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明の第１の手段は、上面が開口した容器内に無孔状
の袋を収納すると」（に、その袋内に厨芥を収容し、前
記容器をモータにより四転させることによって、前記袋
内の水分を前記容器の上端から放出させて前記厨芥を脱
水するようにした厨芥処理機にあって、前記モータの回
転数を制御する制御手段を設け、この制御手段により、
前記袋内への厨芥の投入時に前記モータを低速回転させ
、厨芥の脱水時に前記モータを高速回転させるようにし
たものである。

また、本発明の第２の手段は、同様の１１的で、モータ
を厨芥の脱水のための駆動時間よりも短侍間駆動させる
仮脱水手段を設けたところに特徴を有する。

（作用）上記した手段によれば、厨芥を無孔状の袋に収容するよ
うにしているから、脱水時に厨芥が袋から飛び出すこと
がなく、麺類や御飯等の厨芥も問題なく処理できる。ま
た、脱水後に容器から厨芥の入った袋を取り出したりそ
れを持ち運んたりする際に、厨芥が袋から飛び出したり
水分が袋から滴下したりすることがないから、床や手な
どを汚すことがない。

このようなものにおいては、厨芥の投入に際しては、袋
内に厨芥と共に水も収容される。この場合、袋は無孔状
であるから、袋内の水は溢れない限り排出されない。従
って、袋内に厨芥及び水がある程度収容された状態で、
さらに厨芥を投入しようとすると、水に浮かんだ厨芥が
見えて見苦しく、しかも厨芥を投入し難いという不具合
が生ずる。

この点、第１の手段によれば、厨芥の投入時にモータを
低速回転させることにより、容器の回転に伴い袋内に収
容された水面がすり林状になって中央部が低くなるから
、使用者からは水面上の厨芥が見え難くなると共に、袋
内への厨芥の段人がし易くなる。

また、第２の手段によれば、袋内の水の量が多くなった
場合に仮脱水手段にてモータを短時間駆動させることに
より、容器の四転に伴い袋内の水を外部に放出させる、
いわゆる仮脱水により袋内の水の量を減らすことができ
るから、袋内の厨芥を見え難くできると共に、袋内への
厨芥の投入がし易くなる。

（実施例）５以下本発明の第１実胞例につき第１図乃至第３図を参照
して説明する。

まず第１図において、］は流し台のシンクで、底部に開
口部２か形成されている。３は開口部２に挿入した状態
で配置された取付枠である。４はシンク１の下方に配置
された水受ケースで、容器状のケース本体５と、上部カ
バー６とから横成されている。このうち上部カバー６は
上記取付枠３の下部外周部に螺合によって取り付けられ
、その取付状態で、該上部カバー６と取付枠３とにより
パッキン７を介してシンク１の開門部２周縁部を挟み込
んだ状態となっている。そして、ケース本体５の上端部
の鍔部５ａと上部カバー６の下端部の鍔部６ａとがパッ
キン８を介してボル１・９及びナット１０により連結さ
れている。ケース木体５の底部には排水口１１が形成さ
れており、この排水口１１にフィルター２が設けられて
いると共に、排水ホース１３が接続されている。

］４はモータて、水受ケース４の庇部に防振用のばね１
５を介して支持されており、その回転軸６１４ａが上方に向けられている。水受ケース４の底部中
央部には軸受１６を有した弾性体製のべ口−１７が設け
られており、上記回転輔１４ａの上端部がその軸受１６
を貫通して水受ケース４内に突出し、そこに回転伝達部
月１８が固着されている。

１９は上面が開口した容器で、底部を回転伝達部材１８
に嵌合させると共に、底部を貫通した上記回転軸１４ａ
の先端部に摘み２０を締め付けることによって四転軸１
４ａに連結している。この容器１つの内面には上下方向
に延びる複数本の溝部１９ａが形成されている。そして
、この容器１つには、無孔状の袋２１が出し入れ自在に
収納され、その収納状態で袋２１の上端部が容器１つの
外周面側へ折り返されている。

２２は中央部に厨芥投入目２３が形成された蓋で、容器
１９の上部に着脱可能に装着され、その装着状態でこれ
の周縁部と容器１つとの間に脱水用の隙間２４を形成し
ている。

２５は上記取付枠３に着脱可能に装着された上むように
筒状の投入部２６が形成され、また、周縁部に流出口２
７が形成されている。２８はこの上蓋２５に着脱可能に
装着された投入部蓋である。

上記上蓋２５の下面の所定部位にはリードスイッチ２つ
が設けられ、投入部蓋２８の下端にはこれと対応するよ
うに図示しない永久磁石が設けられており、投入部蓋２
８が装着されることに伴いリードスイッチ２９がオンさ
れるようになっている。

一方、第２図は上記モータ１４に係わる電気回路を示し
ており、同図において、３０はモータ１４の回転数を制
御する制御手段で、次のように構成されている。３１は
交流電源ＡＣの両母線間にモータ１４を介して接続され
たトライアックである。３２はホトトライアックで、一
方の端子をトライアック３１のゲート端子に接続し、他
方の端子を抵抗３３を介してモータ１４とトライアック
３１の共通接続点に接続している。３４は交流電源ＡＣ
の両母線間に接続されたゼロクロス信号発生回路で、交
流電源ＡＣの出力電圧が零レベルとなる毎にゼロクロス
信号をマイクロコンピュータ３５に出力する。３６は脱
水用スイッチで、一方の端子を前記リードスイッチ２９
を介してマイクロコンピュータ３５に接続している。３
７は厨芥投入時用スイッチで、一方の端子をマイクロコ
ンピュータ３５に接続している。３８は上記ホトトライ
アック３２と共にホトカプラ３つを構成するホトダイオ
ードで、抵抗４０を介してトランジスタ４１のコレクタ
端子に接続している。トランジスタ４１のベース端子は
抵抗４２を介してマイクロコンピュータ３５の出力端子
に接続している。

而してこの場合、リードスイッチ２９がオンされた状態
で脱水用スイッチ３６がオン操作されると、マイクロコ
ンピュータ３５からゼロクロス信号発生回路３４の出力
に同期した第３図（ａ）に示す制御信号が出力され、こ
れに基づきトランジスタ４１及びホトカプラ３つを介し
てトライアック３１の点弧が制御されてモーター４が第
３図（Ａ）に示すように連続通電され、この結果、モー
タ１４は高速回転される。また、厨芥投入時用９スイッチ３７がオン操作されると、マイクロコンピュー
タ３５からゼロクロス信号発生回路３４の出力に同期し
た第３図（ａ′）に示す制御信号が出力され、これに基
づきトランジスタ４１及びホトカプラ３つを介してトラ
イアック３１の点弧が制御されてモータ１４が第３図（
Ａ″）に示すように間欠通電され、この結果、モータ１
４は低速回転される。

次に上記構威の作用につき説明する。

厨芥を処理するに際しては、予め筆１図に示すように、
容器１９に袋２１及び蓋２２を装着し、また、シンク１
の取付枠３に上蓋２５を装着すると共に投入部蓋２８を
装着しておく。

厨芥を投入する際には、厨芥投入時用スイッチ３７をオ
ン操作する。すると、モータ１４が低速回転され、これ
に伴い容器１つが低速回転される。

この状態で、投入部蓋２８を外して厨芥を投入部２６か
ら厨芥投入口２３を通して袋２１内に水と共に投入する
。このとき、容器１つが低速回転しているから、その回
転により袋２１内に収容され１０た厨芥及び水に遠心力が作用し、第１図に示すように水
面４３がすり鉢状になる。従って、厨芥の投入時に容器
１つを回転させない場合（この場合、水面４３′は略水
平状態）に比べ、水而４３の中央部が低くなって厨芥投
入目２３から遠くなるから、使用者からは水而４３上の
厨芥が見え難くなる。また、袋２１内の水の量が多い場
合には、水の一部は容器１９の開口縁部と蓋２２との間
の隙間２４から放出されて、いわゆる仮脱水が行われ、
袋２１内の水の星が減るから、厨芥を投入し易くなる。

放出された水は排水口１１から排水ホース１３を介して
下水等に排出される。厨芥の投入が終了したら、厨芥投
入時用スイッチ３７をオフ操作する。

そして、厨芥の脱水を行う場合には、投入部蓋２８を装
着してリードスイッチ２９をオンさせ、この状態で脱水
用スイッチ３６をオン操作する。

すると、モータ１４が高速回転され、これに伴い容器１
つが高速回転される。その容器１９の高速回転により袋
２１内の厨芥及び水に遠心力が作用１１し、これに伴い水は容器１９の内面に沿って上昇して容
器１９の開口縁部と蓋２３との間の隙間２４から容器１
９の外部へ放出され、これにより厨芥の脱水が行われる
。容器１９から放出された水は、水受ケース４の排水口
１１から排水ホース１３を介して下水等に排出される。

このような脱水運転を所定時間行い、脱水用スイッチ３
７をオフ操作することにより脱水運転が終了する。この
ように脱水が行われることにより、厨芥は水分及び体積
が大幅に減少するようになる。この場合、厨芥を収容し
た袋２１は無孔状のものであるから、厨芥として麺類や
御飯等が収容されていても、それらが袋２１から飛び出
すようなことはなく、厨芥の種類に関係なく脱水処理で
きるものである。

脱水が終了したら、上蓋２５を取付枠３から外すと共に
、蓋２２を容器］９から外す。そして、袋２１の端部を
伸ばし、その端部を持って袋２１を引き上げることによ
り、脱水された厨芥が入った袋２１を容器１９から取り
出す。容器１つから取り出した袋２１は所定の場所へ持
ち運んで捨て１２れば良い。この場合、袋２１は無孔状であるから、厨芥
が袋２１から飛び出しているようなことがな＜、シかも
袋２１内に水分が残っていたとしてもそれが床等に滴下
することがない。従って、脱水後の厨芥が入った袋２１
を取り扱う際に床や手などを汚すこともない。

尚、容器１９の内面に撥水性を有する例えばフッ素樹脂
加工を施すことにより、容器１つ内の残水を容易に取り
除くことができると共に、脱水後の袋２１の取り出しを
容易にすることができる。

第４図は本発明の第２実施例を示したもので、上記第１
丈施例とはモータ１４の制御回路描成が異なっている。

モータ１４は交流電源ＡＣの両母線間にリレースイッチ
４４ａを介して接続され、また、両母線間にはダイオー
ド４５，抵抗４６及びコンデンサ４７が直列に接続され
ている。

４８は脱水用タイマー回路で、これは、抵抗４９ａ及び
コンデンサ４９ｂからなる時定数回路４つと、抵抗５０
ａ及び５０ｂからなる基準電圧発１３生回路５０と、コンパレータ５１とから構成されている
。５２は常開形の脱水用スイッチで、両端が上記コンデ
ンサ４９ｂの両端に接続されている。

脱水用タイマー回路４８は、脱水用スイッチ５２がオン
操作されると、コンパレータ５］からの出力信号がハイ
レベルからローレベルとなって一定時間、例えば２分間
ローレベルに維持され、これが経過するとその出力信号
がハイレベルに戻る構成である。

５３は仮脱水用タイマー同路で、これは上記脱水用タイ
マー回路４８と同様に、抵抗５４ａ及びコンデンサ５４
ｂからなる時定数回路５４と、抵抗５５ａ及び５５ｂか
らなる基準電圧発生回路５５と、コンパレータ５６とか
ら横或されている。

この場合、時定数回路５４の時定数は、脱水用タイマー
回路４８における時定数回路４９の時定数よりも小に設
定している。５７は常開形の仮脱水用スイッチで、両端
が上記コンデンサ５４ｂの両端に接続されている。これ
ら仮脱水用タイマー回路５３と仮脱水用スイッチ５７と
により仮脱水手１４段を５８を構成している。仮脱水用タイマー同路５３は
、仮脱水用スイッチ５７がオン操作されると、コンパレ
ータ５６からの出力信号がハイレベルからローレベルと
なってール時間、例えば１０秒間ローレベルに維持され
、これが経過するとその出力信号がハイレベルに戻る横
成である。

５つはＡＮＤ回路で、両人力端子は上記コンパレータ５
１及び５６の各出力端子と接続され、出力端子は抵抗６
０を介してトランジスタ６１のベース端子に接続されて
いる。トランジスタ６１のコレクタ端子には、上記リレ
ースイッチ４４ａと共にリレー４４を構成するリレーコ
イル４４ｂが接続されている。トランジスタ６１は、Ａ
ＮＤ回路５９からの出力信号がハイレベルのときにはオ
フ状態を呈し、ＡＮＤ回路５つからの出力信号がローレ
ベルとなるとオン状態となり、これに基づきリレーコイ
ル４４ｂによりリレースイッチ４４ａをオンさせてモー
タ１４を駆動する。

而して、この構成において、脱水用スイッチ５２をオン
操作した場合には、モータ１４が例えば１５２分間高速で回転駆動されることにより、袋２１内の鼾
芥の脱水を行うことができ、また、仮脱水用スイッチ５
７をオン操作した場合には、モータ１４が上記脱水のた
めの駆動時間よりも短い例えば１０秒間高速で回転駆動
されることにより、仮脱水を行うことができる。

従って、袋２１内の水の量が多い時に、適宜仮脱水用ス
イッチ５７を操作して仮脱水を行い、袋２１内の水を減
らすことにより、袋２１内の厨芥を見え難くできると共
に、厨芥を投入し易くできる。

［発明の効果］本発明によれば、厨芥の脱水処理を無孔状の袋を用いて
行うことができるから、麺類や御飯等の厨芥も問題なく
処理することができると共に、脱水後に容器から厨芥の
入った袋を取り出したりそれを持ち運んだりする際に床
や手などを汚すことも防止できる。しかも、厨芥の投入
時に容器を低速回転させるようにすることにより、袋に
既に収容された厨芥を見え難くできると共に、厨芥を１
６投入し易くできる。

また、仮脱水手段を設けることにより、上述と同様に袋
に既に収容された厨芥を見え難くできると共に、厨芥を
投入し易くできる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明の第１実施例を示し、第１図
は全体の縦断面図、第２図は電気回路図、第３図は作用
説明用の電圧波形図である。また、第４図は本発明の第
２実施例を示す電気同路図である。図面中、１はシンク、４は水受ケース、１１は排水口、
１４はモータ、１９は容器、２１は袋、２２は蓋、２３
は厨芥投入口、２４は隙間、３ｏは制御手段、３６′は
脱水用スイッチ、３７は厨芥投入時用スイッチ、４８は
脱水用タイマー回路、５２は脱水用スイッチ、５３は仮
脱水用タイマー回路、５７は仮脱水用スイッチ、５８は
仮脱水手段を示す。１７

Claims

【特許請求の範囲】１、上面が開口した容器内に無孔状の袋を収納すると共
に、その袋内に厨芥を投入し、前記容器をモータにより
回転させることによって、前記袋内の水分を容器の上端
から放出させて前記厨芥を脱水するようにしたものであ
って、前記モータの回転数を制御する制御手段を設け、
この制御手段は、前記袋内への厨芥の投入時に前記モー
タを低速回転させ、厨芥の脱水時に前記モータを高速回
転させることを特徴とする厨芥処理機。２、上面が開口した容器内に無孔状の袋を収納すると共
に、その袋内に厨芥を投入し、前記容器をモータにより
回転させることによって、前記袋内の水分を容器の上端
から放出させて前記厨芥を脱水するようにしたものであ
って、前記モータを前記厨芥の脱水のための駆動時間よ
りも短時間駆動させる仮脱水手段を設けたことを特徴と
する厨芥処理機。