JPH03165233A - 摩擦・摩耗試験装置 - Google Patents

摩擦・摩耗試験装置

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JPH03165233A
JPH03165233A JP30335689A JP30335689A JPH03165233A JP H03165233 A JPH03165233 A JP H03165233A JP 30335689 A JP30335689 A JP 30335689A JP 30335689 A JP30335689 A JP 30335689A JP H03165233 A JPH03165233 A JP H03165233A
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JP
Japan
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test
support member
disk
base frame
friction
Prior art date
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Pending
Application number
JP30335689A
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English (en)
Inventor
Yoichi Yamaguchi
洋一 山口
Akira Kida
木田 昌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は摩擦・摩耗試験装置に関する。更に詳しくは、
従来の摩擦試験機や摩耗試験機ではテストできなかった
過酷な条件下においてタイヤトレンドゴムで代表される
粘弾性体の摩擦・摩耗試験を行えるようにした摩擦・摩
耗試験装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、摩擦試験機としては、例えば、試験片を取り付け
た試験機本体の慣性力を利用して道路面の摩擦係数を測
定する路面の摩擦係数測定装置(特公昭53−3475
2号公報参照)がある。また、摩耗試験機としては、例
えば、円板状の砥石と円板状に成形された試験片を相互
に独立して回転させつつ押しつけ、砥石と試験片の相互
の表面速度の差によって生ずる試験片の摩耗量を測定す
るようにしたランポーン式と称される粘弾性体の摩耗試
験装置(実公昭6217702号公報参照)がある。し
かし、これらの試験機は、いずれも低速・低荷重下で摩
擦試験及び摩耗試験を行っている。
ところで、タイヤトレッドゴムの摩耗は走行条件によっ
て大きく影響されるため、一定の試験条件下の試験、す
なわち、低速・低荷重下の試験だけでは正しい評価が行
えなかった。
特に、ランボーン式摩耗試験機は、試験片を高速回転さ
せると、円板状の試験片が所謂波打ち現象を起こすため
、高速度試験に耐えられないのみならず、波打ち現象に
起因して試験片が偏摩耗し、正確な測定値が得られない
という問題があった。
また、摩擦・摩耗試験装置を形成する場合、全ての機器
を1つの枠内に組み込むことも考えられるが、そのよう
にすると、機器同志が入り組んで機構が複雑になるとい
う問題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、かかる従来の問題に層みてなされたものであ
り、従来の摩擦試験機や摩耗試験機ではテストできなか
った過酷な条件下においてタイヤトレッドゴムで代表さ
れる粘弾性体の摩擦試験や摩耗試験を行うことができる
と共に、構造が簡単な摩擦・摩耗試験装置を提供するこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明の摩擦・摩耗試験装置は、研磨板を有
する第1の台枠と、前記研磨板に試験片を押しつける第
2の台枠とからなり、第1の台枠は前記研磨板を所定の
速度で回転させる可変速モータと前記試験片の走行距離
を測定する距離計とを有し、第2の台枠は前記試験片に
所定の荷重を付加する重錘と、該重錘を取り付ける支持
部材と、該支持部材に回転自在に取り付けられた試験片
取付用従動板と、該従動板と前記支持部材とを連結する
バランスバネと、前記従動板の変位量を測定する変位計
と、台枠内を所定の温度に加熱・冷却する加熱・冷却手
段とを有することを特徴とするものである。
ここで、研磨板としては、アスファルト路面と同質物、
ランボーン摩耗試験機に用いられる砥石と同質物などタ
イヤトレッドゴムで代表される粘弾性体の摩擦試験や摩
耗試験の目的に応じて選択する必要がある。
また、研磨板は、その中心に位置する回転軸によって回
転させることが望ましい。しかし、研磨板は、その周囲
に設けた回転体によって回転させるようにしてもよい。
この場合、研磨板の回転速度を高精度で制御することが
できる。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の実施例について説明する。
第1図において、1は摩擦・摩耗試験装置であり、研磨
板2を有する第1の台枠5と、前記研磨板2に試験片4
を押しつける第2の台枠3とから形成されている。
第1の台枠5の枠6内には、円板状の研磨板2を取り付
けた駆動円盤7が、研磨板2の研磨面8と枠6の上面9
がほぼ一致するように設置されている。この駆動円盤7
は多数のコロ10を円環状に配設した台座11によって
回転自在に支持されている。また、枠6内には、電磁ブ
レーキ付の可変速モータ12が設置されている。
この可変速モータ12の軸13は駆動円板7の中心に取
り付けられており、駆動円板7を所定の速度で回転させ
るようになっている。また、枠6内には、距離計14が
配設されている。この距離計14は、駆動円板7の下面
に取り付けられた突起15と、この突起15に対向する
ように前記台座11に設置されたカウンター16によっ
て形成されている。そして、カウンター16で測定した
駆動円板7の回転数をコンピュータ17によって処理す
ることにより試験片4の走行距離が測定できるようにな
っている。
他方、第2の台枠3の枠18内には、重錘19を取り付
けるための支持部材20が配設されている。この支持部
材20は、枠18に設けた複数のガイド溝21によって
回転しないように支持されている。しかし、この支持部
材20は、前記ガイド溝21に沿って枠18の軸線方向
に若干、移動できるようになっている。また、支持部材
20には、従動円板22が回転自在に取り付けられてい
る。この支持部材20と従動円板22はバランスバネ2
3によって連結されており、研磨板2が所定の速度で回
転すると、バランスバネ23がバランスした状態で従動
円板22が従動する。そして、バランスバネ23の変位
量が支持部材20の下面に取り付けられた変位計24に
よって測定されるようになっている。そして、その値が
摩擦係数としてコンピュータ17に入力される共に、デ
イスプレィ25に表示されるよ・)になっている、また
、所望によりプリンタ26によって打ち出せるようにな
っている。
また、従動円板22の下面には、複数の試験片4が取付
片27を介して取り付けられている。
これらの試験片4は、第2図に示すように、同一円A上
に配置されている。そして、この試験片4に垂直荷重を
加えるためのコロ28が支持部材20の下面に取り付け
られている。
前記支持部材20には、取付台29を介して重錘19が
取り付けられている。重錘19は、所定の重量のものが
多数用意されており、単独或いは複数部組み合わせるこ
とにより試験片4に付加される荷重を任意に調節できる
ようになっている。
更に、枠18には、加熱・冷却手段30としての電熱ヒ
ータ31と冷却コイル32とが取り付けられている。そ
して、コンピュータ制御によって枠18内を所定の温度
に加熱、又は冷却するようになっている。33は枠18
に取り付けた温度センサであり、枠18内の温度をコン
ピュータ17にフィードバックするようになっている。
前記コンピュータ17には、予め、入力装置34によっ
て可変速モータ12の回転速度、試験片4の走行距離、
枠18内の温度などを入力するようになっている。
次に、前述した摩擦・摩耗試験装置の測定操作について
説明する。
予め、従動円板22の取付片27にそれぞれ試験片4を
取りつけると共に、重錘19によって試験片4に付加さ
れる荷重を調整する。また、入力装置34を使ってコン
ピュータ17に可変速モータ12の回転数及び試験片4
の走行距離を入力する。また、枠18内を所定の温度に
加熱・冷却する場合は、加熱・冷却温度をコンピュータ
17に入力する。また、駆動円板7を所定の研磨板2の
ものと交換する。
次に、駆動円板7の中心C,と従動円板22の中心C2
とが一致するように第1の台枠5上に、第2の台枠3を
載置する。
次に、図示しない電源スィッチをオンにする。
これによって、可変速モータ12に電流が流れ、駆動円
板7が所定の速度で回転する。そして、研磨板2に接す
る試験片4に摩擦力が作用して従動円板22が回転し、
支持部材20と従動円板22との間にねじれが生じる。
この力はバランスハネ23を変位させ、その変位量は変
位計24によって測定される。その値は、摩擦係数とし
てコンピュータ17に入力され、デイスプレィ25に表
示される。
一方、駆動円板7の回転数はカウンター16によってカ
ウントされ、試験片4が所定の距離走行したら電源スィ
ッチがオフになり、可変速モータ12が急停止する。そ
して、試験前後の試験片4の重量差から試験片の摩耗量
を測定する。
以上の説明では、試験片4を1つの円上に配設した場合
について説明したが、第3図に示すように、二つの同心
円A、B上にそれぞれ試験片4をセットすることにより
過酷度の相違する試験を同時に行うことが可能になる。
第4図はテストコンパウンドの摩耗量と過酷度との関係
を示す線図であり、過酷度が高くなると、テストコンパ
ウンドの摩耗量の順序が変動することが分かる。したが
って、この第4図によりテストコンパウンドの正しい評
価が行えるようになる。
なお、テストコンパウンドの組成は、次の通りである。
■5025 : SBR系カーボン95phr■508
3 : SBR系カーボン93phrオイル3phr■
5049:NR系ツカ−ボン45phrオイル2phr
■5138NR/BR系カーボン75phrオイル6p
hr〔発明の効果〕 上記のように、本発明は、研磨板を有する第1の台枠と
、前記研磨板に試験片を押しつける第2の台枠とからな
り、第1の台枠は前記研磨板を所定の速度で回転させる
可変速モータと前記試験片の走行距離を測定する距離計
とを有し、第2の台枠は前記試験片に所定の荷重を付加
する重錘と、該重錘を取り付ける支持部材と、該支持部
材に回転自在に取り付けられた試験片取付用従動板と、
該従動板と前記支持部材とを連結するバランスバネと、
前記従動板の変位量を測定する変位計と、台枠内を所定
の温度に加熱・冷却する加熱・冷却手段とを有するので
、従来の摩擦試験機や摩耗試験機ではテストできなかっ
た過酷な条件下においてタイヤトレッドゴムで代表され
る粘弾性体の摩擦試験や摩耗試験を行うことができる。
また、機器が第1.第2の台枠に二分されるので、機構
が節単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる摩擦・摩耗試験装置の縦断面図
、第2図及び第3図は試験片の配置状態を示す説明図、
第4図はテストコンパウンドの摩耗量と過酷度との関係
を示す線図である。 2・・・研磨板、3・・・第2の台枠、4・・・試験片
、5・・・第1の台枠、12・・・可変速モータ、14
・・・距離計、19・・・重錘、20・・・支持部材、
22・・・従動板、23・・・バランスバネ、24・・
・変位計、30・・・加熱・冷却手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 研磨板を有する第1の台枠と、前記研磨板に試験片を押
    しつける第2の台枠とからなり、第1の台枠は前記研磨
    板を所定の速度で回転させる可変速モータと前記試験片
    の走行距離を測定する距離計とを有し、第2の台枠は前
    記試験片に所定の荷重を付加する重錘と、該重錘を取り
    付ける支持部材と、該支持部材に回転自在に取り付けら
    れた試験片取付用従動板と、該従動板と前記支持部材と
    を連結するバランスバネと、前記従動板の変位量を測定
    する変位計と、台枠内を所定の温度に加熱・冷却する加
    熱・冷却手段とを有する摩擦・摩耗試験装置。
JP30335689A 1989-11-24 1989-11-24 摩擦・摩耗試験装置 Pending JPH03165233A (ja)

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