JPH03164811A - サーボモータの送り補正方法 - Google Patents

サーボモータの送り補正方法

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JPH03164811A
JPH03164811A JP30408089A JP30408089A JPH03164811A JP H03164811 A JPH03164811 A JP H03164811A JP 30408089 A JP30408089 A JP 30408089A JP 30408089 A JP30408089 A JP 30408089A JP H03164811 A JPH03164811 A JP H03164811A
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servo motors
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Takashi Otani
大谷 孝志
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数のサーボモータにより軌跡をトレースす
る制御において、サーボモータの送り誤差とその変動を
補正する技術に関する。
(従来の技術) 従来、例えば、ボールねじの溝形状の測定等に使用され
るX−Yテーブル等の多軸のサーボシステムは、直線補
間等の補間機能を持つ1台の多軸同時制御装置により、
これに接続された複数のサーボモータを同期駆動し、X
−Yテーブル等が溝等に沿って、目標とする軌跡を描く
制御を行なうように構成されている。
第5図は従来の2軸サーボシステムの一例を示すブロッ
ク図である。
同図において、多軸同時制御装置lは位置指令信号を各
サーボモータ4a、4t)の各軸の位置コントローラ2
a、2bに出力する。位置コントローラ2a、2bはサ
ーボモータ4a、4bの6軛1に取り付けられたロータ
リエンコーダ等の位置検出器6a、6bからのモータ位
置信号に応じて、速度指令信号を速度アンプ3a、3b
に出力する。
該速度アンプ3a、3bはサーボモータ4a、 4bの
各軸に取り旬けられた速度検出器5a、5bがらのモー
タ速度信号に応じて、サーボモータ4a。
4bに駆動電流を供給する。このようにサーボモータ4
a、4bは定速度で目標の軌跡を描くようにフィードバ
ック制御される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、第5図の構成においては、位置コントロ
ーラ2a、2bは留まりパルス方式による位置制御のた
めに、実際の動作位置は指令位置に対してサーボモータ
4a、4b等の位置ループゲインにより決まる偏差だけ
ずれることがある。
すなわち、2軸サーボシステムの場合、2軸(X軸、Y
軸)間のループゲインが異なっている場合、実際に描か
れる軌跡は、指令軌跡、即ち目標とする軌跡からはずれ
る。
第6図はその一例を示す図であり、X軸のサーボモータ
4aの位置ループゲインの方がY軸のサーボモータ4b
のそれより大きく、従ってその応答がY軸のサーボモー
タ4bに比べて早いために、目標とする軌跡aとはなら
ず、軌跡すのようにずれた軌跡を描く。
更に、アナログ方式によるサーボシステムでは制御ルー
プの制御パラメータを厳密に計算しても温度、電源電圧
等の変動によりループゲインが変化するために、軌跡の
偏差量が変動して一定でないこともよく発生し、問題で
ある。
このような偏差をなくすためには、従来の方法では、ル
ープゲインをかなりの頻度で精度よく調整する必要があ
り、複雑な制御となり、コストが上昇する欠点がある。
このような問題は、回転運動とXY軸のような直線運動
を組み合わせたシステムの場合、直線運動だけを組み合
わせたシステムよりも両者のバランスを取るのが難しい
ので、さらに大きくなる。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、実際の軌跡を目
標とする軌跡に一致させる簡便なサーボモータの送り補
正方法を提供することにある。
(課題を達成するための手段) 以上のような目的を達成するため、本発明のサーボモー
タの送り補正力法は、複数のサーボモータにより駆動さ
れる機械的運動機構のサーボモータの送り補正方法にお
いて、多軸同時制御装置の直線補間などを含む同期制御
により、各サーボモータが同期して動作して、目標とす
る軌跡を描く制御をするに際し、サーボモータを少なく
とも一度、所定量、空送りをして、指令位置と実際の位
置との偏差を測定してこの偏差量だけ動作開始点をずら
すと共に、位置指令値もこの偏差量で補正することによ
り、サーボモータの送りを補正することを特徴とする。
(作用) 上記本発明によると、変動成分を含む偏差量は、サーボ
モータを実際に動かしてモータに取り付けられた位置検
出手段の信号を外部コンピュータ等の演算手段において
処理することにより測定され、この偏差量に相当する量
だけ、動作開始点をずらした後、元の指令値にこの偏差
量を、例えば加算して補正することにより、誤差のない
軌跡を描かせることができる。
(実施例) 以下、本発明のサーボモータの送り補正方法について図
面に基づき説明する。
第1図は本発明の方法を実施するサーボモータの送り補
正装置のブロック図である。
第1図において、lOは2軸の駆動を制御する多情同時
制御装置である。11は第5図における位置コントロー
ラと速度アンプとを合わせた働きをするサーボコントロ
ーラである。4a、4bはそれぞれX軸、Y軸駆動用サ
ーボモータ、5a。
5bはそれぞれ該サーボモータ4 a * 4 bの速
度を検出する速度検出器、6a、6bはそれぞれサーボ
モータ4a、4bの位置を検出する位置検出器である。
第1図の構成ではサーボモータ4a。
4bの軸に取り付けられた位置検出RH6a、6bがコ
ンピュータ7にも接続され、位置検出器6a。
6bからのサーボモータ4a、4bの位置信号をコンピ
ュータ7に入力するようになっている。また、本実施例
の場合、コンピュータ7は位置検出器6a、6bからの
信号から、指令位置と実際の位置との偏差を演算し、該
偏差に応じて補正された位置指令信号を演算して多軸同
時制御装置10を介してサーボコントローラ11に出力
する重要な働きをする。
第2図はその補正の仕方を示す図である。
第1図及び第2図を参照しつつ、本実施例について説明
する。
第2図において、コンピュータ7は目標とする軌跡aに
対応する位置指令信号を出すように多軸同時制御装置1
0に命令すると、サーボモータ4a。
4bは、実際には、例えば軌跡すに描かれるように目標
とする軌跡aに対して偏差Cだけずれる。
コンピュータ7はサーボモータ4a、4bが立ち上がり
加速後、定速度になると、各サーボモータ4a、4bの
位置を検出することにより、偏差Cを複数回測定し、そ
の平均値を偏差量として得る。
測定が終了すると、多軸同時制御装置10に命令して、
サーボモータ4a、4bを停止させ、目標とする軌跡a
を描くべき移動開始点から偏差量だけずれた補正移動開
始点dまでサーボモータ4a。
4bを移動させる。コンピュータ7は、目標とする軌跡
aかも偏差量だけ反実際軌跡す側に移動しだ補正軌跡e
を計算し、これに対応する補正位置1旨令信号を出すよ
うに、多軸同時制御装置lOに命令する。したがって、
サーボモータ4a、4bは目標とする軌跡aと略一致す
る軌跡fを描くように動作する。
なお、偏LAcの測定はサーボモータ4a、4bの所定
の同一位置で複数回測定をし、その平均値を求めても良
いし、また、複数の異なる位置での測定値の平均(直を
求めるようにしても良い。
このようにして、開始点近くと終了点近くの加減速部分
を除けば、サーボモータ4a、4bは[1標とする軌跡
をほとんど@差なしでトレースすることができる。
上記した例において、移動開始点をずらす)j法の一例
について説明すると、第3図に示すように目標とする軌
跡上のある位置pに対する実際の位置がp′となる場合
、移動開始点をA点、B点、0点などに移動すれば、ど
の場合も軌跡は大幅−致することになる。しかし、A点
の場合X軸、Y軸の2軸を動かす必要があるが、B点あ
るいは0点の場合は、l軸のみ動かせば良いので方法と
しては簡便である。また、移動開始点付近の直線精度が
要求されるのなら、移動開始点を0点とするように設定
すれば、もっともその誤差が少なくなる。なお、この方
法においては、A点のように設定すれば、軌跡だけでな
くサーボモータの移動遅れΔX、Δy両方の補正をする
ことより時間的にも目標の位置Pと実際の位置1)′と
を一致させたい時のような場合には有効である。
第4図は本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
同図は第1図で示したサーボシステムを機械的運動機構
であるX−Yテーブル8を駆動するのに適用した構成例
を示している。X−Yテーブル8にはリニアスケール9
a、9bが取り付けてあり、コンピュータ15がその位
置を検出することができるようになっている。コンピュ
ータ15はリニアスケール9a、9bによって検出され
たX−Yテーブル8の実際位置とサーボシステム16へ
の位置指令信号値との偏差により、補正位置指令信号を
計算しサーボシステム16に送り、サーボモータ4a、
4bを駆動せしめる。この場合、前述した目標軌跡、偏
差などは、サーボモータ4a。
4bの回転角による移動量ではなく、X−Yチー−プル
8」ユのir!、線の移動量として与えられるが、補正
方法とその効果は前述した実施例のものと同じである。
このように、サーボモータの位置検出にとどまらず、サ
ーボモータにより駆動される部分に位置検出器を4=1
け加えて、該部分の検出位置と指令値とのll1Mをi
uq定するようにしても良く、これにより、サーボモー
タより後段に発生する動力伝達機構などの機械的要因に
よる偏差とその変動も補正することができる。また、機
械的運動機Fi/Iとしては、その移動量が検出可能で
あれば、直線運動機溝以外の例えば、回転運動機病、回
転運動機構などの偏差及びその変動分ち補正可能である
(発明の効果) 以上、説明したように、本発明によれば、O;j述のよ
うにコンピュータなどの演算手段による簡単な測定、演
算により、位置の偏差を効率的に補正して実際の軌跡を
目標とする軌跡に一致させ得るものであり、また、既存
のサーボシステムをそのまま使用することができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサーボモータの送り補正装置の概略構
成ブロック図、第2図はその動作を示す図、第3図は本
発明の補正の方法を示す図、第4図は本発明の池の実施
例の構成を示す概略構成ブロック図、第5図は一般的な
2軸サーボシステムの概略構成ブロック図、第6図は実
際の動作軌跡が指令軌跡からはずれている場合の一例を
示す図である。 4a、4b・・・サーボモータ、5a、5b・・・速度
検出器、6’a、6b・・・位置検出器、7・・・コン
ピュータ、10・・・多軸同時制御装置、11・・・サ
ーボコントローラ、7.15・・・コンピュータ、16
・・・サーボシステム。 7.1凸 ■ 第3図 為4B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、複数のサーボモータにより駆動される機械的運動機
    構のサーボモータの送り補正方法において、多軸同時制
    御装置の直線補間などを含む同期制御により、各サーボ
    モータが同期して動作して、目標とする軌跡を描く制御
    をするに際し、サーボモータを少なくとも一度、所定量
    、空送りをして、指令位置と実際の位置との偏差を測定
    してこの偏差量だけ動作開始点をずらすと共に、位置指
    令値もこの偏差量で補正することにより、サーボモータ
    の送りを補正することを特徴とするサーボモータの送り
    補正方法。
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