JPH03164097A - 多段直列インバータの制御方法 - Google Patents

多段直列インバータの制御方法

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JPH03164097A
JPH03164097A JP2102687A JP10268790A JPH03164097A JP H03164097 A JPH03164097 A JP H03164097A JP 2102687 A JP2102687 A JP 2102687A JP 10268790 A JP10268790 A JP 10268790A JP H03164097 A JPH03164097 A JP H03164097A
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Yoshihiko Sato
芳彦 佐藤
Yoshio Maekawa
義雄 前川
Kazunori Hasebe
和則 長谷部
Haruki Yoshikawa
春樹 吉川
Hideaki Ishibashi
秀明 石橋
Michio Iwabori
道雄 岩堀
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    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Multiple Motors (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は多段ii′c列インバータの制御方法に関し詳
しくは,各々にモータが接続された複数のインバータユ
ニットを直列に多段接続してなる多段直列インバータの
制御方法に関するものである。
(従来の技術) 第8図は、この種の多段直列インバータを用いた車両踵
動装置のシステム構成例を示している・同図において、
工は電車線、2はパンダグラフ,3は車輪、4はレール
である。パンダグラフ2と車輪3との間にはフィルタ用
リアクトル5及びフィルタコンデンサ61〜64が直列
に接続されており、これらのコンデンサ61〜64は入
力電圧V i nを等分割している。また、71〜74
は多段直列インバータ7を構成するインバータユニット
であり、これらのインバータユニット71〜74の直流
側は各コンデンサ61〜64の両端にそれぞれ接続され
ている。
更に、81〜84はモータであり、各インバータユニッ
ト71〜74の交流側にそれぞれ接続されている。
また、図においてモータ81〜84の右側の要素は機械
的な構成を示している。すなわち91〜94はギアであ
り,モータ81〜84の回転数を減速するものである.
そして、101〜104は車輪であり,ギア91〜94
を介してモータ8l〜84のトルクがこれらの車輪10
1〜104に伝達されるようになっている。
通常、この種の車両酩動装置において,各モータはイン
バータユニットにより電流を制御してトルクの制御が行
なわれるものであり、第8図に示した装置の場合にも各
車@l01〜104に同一のトルクが伝達されるように
、各モータ81〜84のトルクを同一にするべくインバ
ータユニット7l〜74の制御が行なわれる。すなわち
,多段直列インバータ7を構成する各インバータユニッ
ト71〜74は、その出力電流つまりモータ電流が同一
になるように制御されている。
(発明が解決しようとする課題) 通常、上記インバータユニットのような電力変換器を多
段に直列接続した場合には、電力変換器の入力コンデン
サ電圧にアンバランスを生じてシステムを運転できなく
なることが多い。
以下に、第8図に示した構成の車両踵動装置における入
力コンデンサ電圧のアンバランス現象について説明する
。なお、説明を簡単にするためしこ、第9図に示すよう
に2台のインバータユニット71,72を直列接続して
多段直列インバータ7を構成した場合について述べる。
まず、各インバータユニットの入力電力Piは、以下の
式で表される。
Pi=k−φ−Im・Nm   −0)ここで k :
係数 φ :モータ磁束 ■m:モータ電流 NIll:モータ回転数 また、Ps=Vi− L      −(2)ここで 
vi:コンデンサ電圧 工i:インバータユニット入力電流 である。
よって、 Ii=Pi/Vi=k−φ−I.・NII/Vi  ・
(3)と−なる。更に、コンデンサ電圧Viは次式で表
される。
Vi=Vi。+(1/C) ・f Ic−d t   
={4)ここで IC=コンデンサ電流 Vi,:コンデンサ初期電圧 ?ある. まず、モータの力行運転時の動作について説明する。
第9図において、各モータ81, 82のk,φ,■c
m,Nmの何れかあるいは全てに偏差がある場合には、
各インバータユニット71. 72の入力電力P X1
rPigに偏差が生じる。その関係がPiエ< P i
.の場合にはIi1くIi1となり、コンデンサ61.
 62の電流はIc1〉IC2となる。
このようにコンデンサ電流に偏差があると、(4)式か
らV i i > V i 2となり、IC■=IC2
=0とならない限り、コンデンサ電圧の偏差は時間と共
に増大していく.また、(3)式に示すように、Iiと
Viとは反比例の関係にあるので、Vi→大,Ii→小
, Ic→大,Vi→大,Ii→小,・・・となり、バ
ランスが一旦崩れると、発散状態になってしまう。
更に,各モータ81, 82のk,φ,■■,Nmに偏
差がない場合でも、コンデンサ初期電圧に偏差がある場
合には、上記と同様にVi→大,If→小,■H−+大
,■i−+小,・・・(vi→小,■i−+大,工C→
小,Vi→小, Ii→大,・・・)となり、バランス
が一旦崩れると、やはり発散状態になる。
以上に説明したように本システムは本質的に不安定な系
であり、コンデンサ電圧がアンバランスにならないよう
な制御が必要になる。
次に、モータの回生運転時の動作について説明する。
ここで、各モータ81, 82のk,φ,IIll,N
+mの何れかあるいは全てに偏差がある場合には、各イ
ンバータユニット71. 72の入力電力Pi1+Pi
zに偏差が生じる。その関係が一Pi1<−Pi2の場
合にはーIiよ<一Ii.となり、コンデンサ電流はI
c1(Ic2となる。この場合はV1→大I  Ii→
小,Ic→小 V i→小,・・・となり、発散するこ
となく安定状態に収束する。ただし、入力電力の偏差に
対応したコンデンサ電圧のアンバランスは、力行運転時
と同様に生じることになる。
本発明は上記問題点を解決するために提案されたもので
、その目的とするところは、各インバータユニットに接
続されるモータの電流を補正するように各インバータユ
ニットを制御してコンデンサ電圧のアンバランスを解消
することにより、安定した運転を可能にした多段直列イ
ンバータの制御方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、モータの力行運転
時にはコンデンサ電圧(インバータユニット入力電圧)
の高低に対応させてモータ電流を増減させ、また、回生
運転時にはコンデンサ電圧の高低とは逆に対応させてモ
ータ電流を増減させるような電流指令にj&づき、各イ
ンバータユニットを制御してモータ電流を制御するもの
である。
(作用) 本発明によれば、モータの力行運転時にはインバータユ
ニノトの入力電力が大きい方のコンデンサ電圧が低くな
り、小さい方のコンデンサ電圧が高くなるので,コンデ
ンサ電圧が低い方のモータ電流を小さくして入力電力を
減少させ、コンデンサ電圧が高い方のモータ電流を大き
くして入力電力を増加させるように制御する.従って、
仮りにインバータユニットが2段直列に接続されている
場合には、I i1= I iz(すわなちIcl=I
cz=O)になった時点でコンデンサ電圧がバランスす
る。
また、回生運転時にはインバータユニットの入力電力が
大きい方のコンデンサ電圧が高くなり、小さい方のコン
デンサ電圧が低くなるので、コンデンサ電圧が高い方の
モータ電流を小さくして入力電力を減少させ,コンデン
サ電圧が低い方のモータ電流を大きくして入力電力を増
加させるように制御する。よって、前記同様にIiエ=
Ii.(すわなちIcエ=Ic,=O)になった時点で
コンデンサ電圧がバランスすることになる。
これにより,力行運転時,回生運転時の何れの場合にお
いても、各インバータユニットの入力コンデンサ電圧を
自動的にバランスさせた状態で装置を運転することがで
きる。
(実施例) 以下、図に沿って本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の第1実施例に用いられる制御回路をイ
ンバータの主回路と共に示したブロック図である。なお
、この実施例では、第9図と同様に2段直列に接続した
インバータユニソト71. 72からなる多段直列イン
バータ7を対象としている・図において、201はイン
バータユニノト7lに対応するバランス制御回路、20
2はインバータユニット72に対応するバランス制御回
路、301, 302は各インバータユニット7].,
72の制御回路である。
ここで、バランス制御回路201, 202は以下のよ
うに構成されている。すなわち、バランス制御回路20
1, 202において、2011. 2021は力行時
パターン回路、2012. 2022は回生時パターン
回路であり、それぞれコンデンサ電圧V l 、g V
 I 2及び装置の電流指令i1から力行/回生の運転
モードを判別して切換器2013. 2023によりど
ちらかのパターン回路の出力を選び、これを電流指令I
 1111・,Im2・とじてインバータユニット制御
回路301, 302に出力するように構成されている
なお、第2図及び第3図はバランス制御回路20?(同
202も同様である)の作用を2種類の電流指令11,
i+m・′に対して示したものであり、第2図は力行時
のバランス制御のパターン例,第3図は回生時のバラン
ス制御のパターン例である。
次に、この実施例の動作を説明する。第1図において、
装置の電流指令11及び各インバータユニット71.7
2の入力コンデンサ61. 62の電圧帰還Vi■,V
i2はバランス制御回路201, 202に入力され、
第2図,第3図に示すパターンにより演算された電流指
令Im4・tImz・が運転モードに応じてそれぞれ出
力される。
ここで,バランス制御回路201, 202からは、以
下の演算式に対応した工.■・,工.2・が出力される
.力行  工.■・=Aエ+BエXVXエ+11I +
112 @=A ■+ B ■X V i 2 +  
iwa”回生  ■鼾・” A 2  8 2 X V
 5 + l wa・1町●” A z  B z X
 V i 2 + l rm”なお,Aエ,A,,Bエ
,B2は係数であり、これらの係数や各演算子は各パタ
ーン回路2011, 2012,2021. 2022
に格納されている。
?に、第4図は力行時のバランス制御回路201,20
2の動作を説明するために、インバータユニット71,
フ2の動作点を同一の図上に描いたものであ、る。初期
状態においてコンデンサ6lの電圧がV i1+コンデ
ンサ62の電圧がV i, (V iよ>Vi2)のと
き、バランス制御回路201からは第4図に示すI5・
、バランス制御回路202からは■,・が出力される。
このとき、図示するようにI IJ・〉■,2・である
のでコンデンサ電圧vi■は減少し、Vi2は増大する
これにより、図上の矢印で描いたように動作点は移動し
+I”!・=I.■・の点でバランスする。通常は前述
の(1)式で示すモータ回転数1tJ ffi,モータ
磁束φ,係数k等に偏差があるため、これを補正する量
だけI+++1・とI 1112・どの間に偏差が生じ
てバランスする。
従って,Iiエ”Ii2となった時点でコンデンサ61
. 62の電圧V i 1H V L2がバランスする
ことになる。
回生時のバランス制御回路201, 202の動作を第
5図に示す.回生時にはI.■・〉■II12・である
ので、?初v ; t < v i2の関係にあったコ
ンデンサ電圧Vi1は増大し、V i 2は減少するた
め、力行時と同様にバランスすることになる。
次いで、第6図は入力電圧の変動を考慮した本発明の第
2実施例を示している。この実施例は、コンデンサ電圧
viエ,Vi2を加算器501により加えたものを平均
値回路400を介して各パターン回路2011, 20
12, 2021. 2022に入力し、コンデンサ6
1. 62の電圧変動に対する補正を行うようにしたも
のである。これにより、第7図に示すように入力電圧(
コンデンサ電圧)がV i.からViエ′に変動しても
、モータ電流指令I m1・の値が変らないように捕正
をすることができる。
この時のパターンは以下の式で表される。
力行  Im1”=B1X(Vil  Via)+ i
lIl”Im2”:B1X(Vi2  Via)+im
”回生  I IJ・=  B 2 X (V il 
 V ia) +l m・I112”=  B,X(V
iz  Via)+ia+”ただし、V i aはコン
デンサ電圧の平均値であり,その値は(Vエ■+Vi2
)/2で表される。
?述はしないが.この実施例においても,バランス制御
回路201’, 202’の動作により,力行時、回生
時共にコンデンサ電圧VL■,vi,をバランスさせる
ことができる。
なお,この実施例におけるコンデンサ電圧の平均値Vi
aの代わりに、装置の入力電圧(第9図のVan)を用
いてもよい。
また、上述した各実施例はインバータユニットを2段直
列接続した場合のものであるが、本発明は、更に多数の
インバータユニットを直列接続してなる多段直列インバ
ータに対して一般に適用することができる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、多段に直列接続された各
インバータユニットにより運転されるモータの電流を、
力行運転または回生運転時の入力コンデンサの電圧に応
じてバランス制御回路により補正するように構成したの
で、前記入力コンデンサの電圧アンバランスを自動的に
解消してモータを安定した状態で運転することができる
また、本発明によれば、高い入力電圧回路に対して低酎
圧の半導体素子を用いたインバータユニットを多数直列
接続して多段直列インバータを構成できるため、インバ
ータの多段化や各インバータユニノトのコスト低減等の
要請に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
第上図ないし第5図は本発明の第1実施例を示すもので
、第↓図は制御回路等のブロック図、第2図ないし第5
図はコンデンサ電圧とモータ電流指令の関係を示す図、
第6図は本発明の第2実施例を示す制御回路等のブロソ
ク図、第7図はこの実施例におけるコンデンサ電圧とモ
ータ電流指令の関係を示す図、第8図及び第9図は従来
の技術を説明するための、車両陣動装置の構成図である
。 7・・多段直列インバータ 6t, 62・・・コンデンサ 71, 72・・・インバータユニッ 81, 82・・・モータ ト 201,201’ ,202,202’・・・バランス
制御回路301, 302・・・インバータユニット制
御回路400・・平均値回路   501・・・加算器
2011.2021・・・力行時パターン回路2012
.2022・・・回生時パターン回路2013.202
3・・・切換器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 各々にモータが接続されてなるインバータユニットを複
    数台直列に接続して構成された多段直列インバータにお
    いて、 前記モータの力行運転時には、前記各インバータユニッ
    トの入力電圧の高低に対応させて各インバータユニット
    に接続された各モータの電流を増減させ、前記モータの
    回生運転時には、前記各インバータユニットの入力電圧
    の高低とは逆に対応させて各インバータユニットに接続
    された各モータの電流を増減させるように前記各インバ
    ータユニットを制御することを特徴とする多段直列イン
    バータの制御方法。
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