JPH03163345A - 感湿素子 - Google Patents

感湿素子

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JPH03163345A
JPH03163345A JP30208789A JP30208789A JPH03163345A JP H03163345 A JPH03163345 A JP H03163345A JP 30208789 A JP30208789 A JP 30208789A JP 30208789 A JP30208789 A JP 30208789A JP H03163345 A JPH03163345 A JP H03163345A
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JP
Japan
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trimming
electrode
moisture
lower electrode
pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP30208789A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Miyagishi
宮岸 哲也
Takao Kuroiwa
黒岩 孝朗
Toru Abe
亨 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は対向配置される上側電極と下側電極との間に有
機高分子樹脂を感湿材料とした感湿膜を挾持させてなる
感湿素子に係わυ、特にその電極構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の感湿素子は、第6図に示すように絶縁性
基板1の表面に薄膜状下側電極2,有機高分子樹脂材料
からなる感湿膜3および透湿性の薄膜状上側電極4を順
次積層形成して構成されて釦シ、この感湿膜3の相対湿
度に対する上側電極4と下側電極2との間の容量値もし
くはインピ〜ダンスの変化を、湿度の検出として各電極
端子2a,4aに接続された外部引き出し用リード線5
a,5bから取シ出していた。なお、6は導電性接着剤
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
このようにm戒される感湿素子は、下側電極2と上側電
極4とが対向して重なる有効面積Sと、感湿膜3の一定
湿度、例えば50%RHに3ける誘電率ε,。と、感湿
膜3の平均膜厚tとの間に以下に示すような式が或立し
、5096RHにおける容量C5Gを決定していた。
S (’so:ε,。T このため、感湿膜3の膜厚の変動(バラッキ)と、上側
電極4釦よび下側電極2の寸法のバラッキとにより、容
itcsoが大きく±15%程度のバラッキを有してい
た。したがって多数個の感湿素子間の互換性を感湿素子
単体で確保できず、抵抗器との組合せで確保したシ、感
湿素子交換後、回路も含めて再調整したシするなどの手
間がかかるとともに湿度計の精度上、好オしくはなかっ
た。
CJABを解決するための手段〕 このような課題を解決するために本発明は、上側電極,
下側電極のいずれか一方に電極の一部分を切断して所定
の容量値が得られる容量トリミング部を設けたものであ
る。
〔作 用〕
本発明にかいては、容量トリミング部の適度の切断によ
う容量値が微調整される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明による感湿素子の一実施例を示す図で同
図(a)は要部平面図、同図6)は同図(一〇B−B’
線断面図、同図(c)は同図(a)のC−C’線断面図
であシ、前述の図と同一部分には同一符号を付してある
。同図にかいて、下側電極2には、こ?下側電極2と同
一部材の電極パターンからなる3個のトリミングサイ}
 23 , 22 , 2s  がそれぞれパターン幅
の狭いトリミングネック部218,22at23&に連
結されて一体的に形威されておシ、この下側電極2のト
リミングネック部2l■22!l + 231 を除く
3個のトリミングサイト2122 . 2mを含む上面
には感湿膜3を介して上側電極4が対向して形成配置さ
れている。
このように構成された未調整感湿素子は、製作された時
点では下側電極2と上側電極4とが対向して重なる有効
面積Sにバラツキを有しておシ、例えば5 0 S R
Hにおける容量Csoが±15%程度に達している。し
たがってその容!#のバラツキの程度に応じて下側電極
2のトリミングネック部21B + 221 + 23
aの必要数に矢印入方向にトリミング(例えばレーザー
トリミングでも良いがレーザによらないトリミングでも
良い)を行ない、第1図CC)に示すように感湿膜パタ
ーン切断部3aおよび下側電極パターン切断部2bを形
成するトリミング加工を行なって上側電極4に対応する
下側電極2の対向面積、すなわち有効面積Sを調節する
ことによって容量CSOのバラツキを最小限に調整する
ことができる。
ここで、下側電極2のトリミング加工方法としては、第
2図に示すように上述した未調整感湿紮子10を接続す
る発振回路11と、周波数カウンタ12と、容量C.0
のバラツキのない基準となる感湿素子13ft接続する
発振回路14と、周波数カウンタ15と、両周波数カウ
ンタ12,15の出力の大小を比較するとともにその比
較出力に対応する指示信号を出力する:I/ビュータ1
6と、コンピュータ16の出力信号に対応して未調整感
湿累子10の下@電極2をトリミング加工するト9iン
グ装置17とを設け、感湿素子の容量変化は一旦周波数
変化に変換した後に信号処理され、周波数は感湿素子の
容量Cと抵抗値Rとの積で決定されるので、未詞III
i感湿素子10の発振周波数と基準感湿索子13の発振
周波数との差が所定のパラツキ内に入るように未調整感
湿素子10の下側電極2と上側電極4との重なる有効面
1aSをトリミング装置1Tによりトリミング加工を行
なって調整する。筐た、トリミング加工方法の他の実収
容し、コンピュータ16内に予めデータを設定しておき
、このデータに基づいてトリミング加工を行なっても良
い。この場合は、第2図で示した基準感湿素子13,発
振回路14釦よび周波数カウンタ15などを不要として
未調整感湿素子10の上側電極4に対応する下側電極2
0対向有効面積Sを調節することができる。さらκは発
振回路11および周波数カウンタ12の代シにLCZメ
ータを用いて行なっても良く、この場合は、専用の発振
回路11の製作が不要となる。筐た、発振回路110代
シにスイツチトキャパシタなトヲ用いた容竜一電圧変換
回路を周波数カウンタ12の代りに電圧計を用いて行な
っても良い。筐た、前述したトリミング方法に訃いて、
基準感湿累子13との比較およびトリミング加工は同時
に行なわなくても良く、データをコンピュータ16内に
ストアしておき、恒温恒湿槽18内の未調整感湿素子1
0を取シ出し別室に移動して図示しないトリマにより目
標有効面積Sにトリミング加工を行なっても良い。この
場合は、基準感湿素子13との比較装置(第2図に示す
発振回路11,周波数カウンタ12など)と、トリミン
グ装置17とが離れていても未調整感湿素子10のトリ
ミング加工を行なうことが可能となる。また、比較釦よ
びトリミング加工を同時に行なわなくとも良いことから
比較とトリミング加工とを時間的にも離すことができる
。例えば比較に比べてトリミング加工が時間がかかるの
ならば比較器を複数にするかトリミング加工を他の作業
と別の時間帯に行なうことができる。
第4図は本発明による感湿素子の他の実施例を説明する
図で同図(a)は平面図、同図中)は同図(a)のB−
B’線断面図、同図(C)は同図(a)のc−c’線断
面図であシ、前述の図と同一部分には同一符号を付して
ある。同図に釦いて、第1図と異なる点は、感湿膜3上
に形成された上側電極4にはとの?側電極4と同一部材
の電極パターンからなる3個のトリミングサイト41,
4,+,4s が、それぞれパターン幅の狭いトリミン
グネック部4 1@ 1 42B+43aに連結されて
一体的に形成されておシ、この上側電極4のトリミング
ネック部41B+ 42B+43!lを除くトリミング
サイト4l.42.4sを含む電極パターン面が下方の
下側電極2と感湿膜3を介して対向されている。
このように構成された未調整感湿素子においても同様に
製作された時点では下側電極2と上側電極4とが対向し
て重なる有効面積Sにパラッキを有しているので、その
容量値のバラツキの程度に応じて上Th電極4のトリミ
ングネック部41B+421,43aの必要数に矢印B
方向にレーザビームを走査して第5図(C)に示す上側
電極パターン切断部4bを形成するレーザトリミング加
工を行なって下側電極2に対応する上側電極4の有効面
積Sを調節することによって容量Csoのパラツキを最
小限に調整することができる。
ここで、上側電極4のトリ■ング方法は、前述した下側
電極2のトリミング方法と全く同様に行なうことができ
る。1た、いずれのトリミング方法においても有効な感
湿部である上側電極4と下側電極2との対向する重なシ
部分ではトリミング加工を行なわないので、感湿膜3の
長期信頼性が損Zわれることはない。″!た、第1図,
第4図にトリミングネック部を特別に設けているが、こ
れはトリミング時間を短くするためであシ、ネック部を
設けず、等幅の部位をトリミングしても良い。
第5図は本発明による感湿素子のさらに他の実施例を説
明する図で同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a
)のB−B’線断面図、同図(c) , (d)は同図
(a)のc−c’線断面図であう、前述の図と同一部分
には同一符号を付してある。同図にかいて、前述した実
施例と異なる点は、特別なパターニングを行なわず、絶
縁性基板1上に形成された感湿部を端部分から矢印C方
向にトリミングして切断部4bを形成するトリミング加
工を行なって同図(c)に示すように上側電極4のみを
トリミングしても良く、1た、同図(d)に示すように
感湿部ごとトリミングしても良い。この場合は上側電極
4もしくは下側電極2に特別なトリミングサイトおよび
トリミングネック部などのパターニングを不要として有
効面積Sを調節することができる。
なお、前述した実施例に訃いては、感湿素子の対向電極
に容量トリミング部を設けた場合について説明したが、
容量式ガスセンサ,圧カセンサもしくは加速度センナの
対向電極に適用できることは言う1でもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明による感湿素子によれば、感
湿膜を挾持する上側電極,下側電極のいずれか一方に電
極の一部分を切断して所定の容量値を得る容量トリミン
グ部を設けたことにより、多数個の感湿素子相互間にか
ける容量値のパラツキを最小限に抑えることができるの
で、回路定数(固定抵抗の交換,半固定抵抗の調整など
)を変更することなぐ、高精度が得られるとともに互換
性が向上でき、さらには出荷時の調整が不要となるなど
の極めて優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による感湿素子の構戒を示す
図、第2図かよび第3図はトリミング方法を説明する回
路のブロック図、第4図シよび第5図は本発明の他の実
施例による感湿素子の構戒を示す図、第6図は従来の感
湿素子の構成を示す図である。 1・・・・絶縁性基飯、2・●●・下側電極、2l.2
2,2s  ●●●●トリミングサイト、2l122a
 I 23a  ・●・・トリミングネック部、2a・
・・●電極端子、2b ・・・・パターン切断部、3・
・・・感湿膜、3m ・・・・パター7切断部、4・・
・・上側電極、4l. 4t , 4s  ・・・・ 
トリミングサイト、41a l  42@l43a  
●●●●トリミングネック部、4a ・・●●電極端子
、4b・・・・切断部、5a , 5b  ●●・・外
部引き出し用リード線、6・●・・導電性接殖剤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絶縁性基板上に上側電極と下側電極との間に感湿膜を挾
    持させて配置し、相対湿度により容量値が変化する感湿
    素子において、前記上側電極、下側電極のいずれか一方
    に電極の一部分を切断して所定の容量値を得る容量トリ
    ミング部を設けたことを特徴とする感湿素子。
JP30208789A 1989-11-22 1989-11-22 感湿素子 Pending JPH03163345A (ja)

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