JPH0316279A - 発光ダイオード素子およびその製造方法 - Google Patents

発光ダイオード素子およびその製造方法

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JPH0316279A
JPH0316279A JP1149639A JP14963989A JPH0316279A JP H0316279 A JPH0316279 A JP H0316279A JP 1149639 A JP1149639 A JP 1149639A JP 14963989 A JP14963989 A JP 14963989A JP H0316279 A JPH0316279 A JP H0316279A
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Japan
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layer
conductivity type
emitting diode
light emitting
impurity concentration
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JP1149639A
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English (en)
Inventor
Yuji Takamizawa
高見沢 雄二
Akira Ogino
晃 荻野
Tsunetoshi Kawabata
川端 常敏
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は発光ダイオード素子およびその製造方法に関す
る。
(従来の技術) 表示装置用あるいは光通信用の発光源の一つとして、発
光ダイオード(発光ダイオード素子;発光ダイオードチ
ップ)が多用されている。発光ダイオード素子の素子構
造としては種々あるが、たとえば、日立評論社発行「日
立評論Jl98.3年第10号、昭和58年10月25
日発行、P49〜P52には、光ファイバとの光結合効
率を平面形発光ダイオードの約2倍としたドーム状の発
光ダイオードが紹介されている.このドーム状の発光ダ
イオードは発光面が発光部を中心とする径のドーム(半
flt面)となっている。
一方、株式会社「日立製作所」、昭和63年9月発行「
日立オブトデバイスJ、P26〜P2Bに記載されてい
るように、発光ダイオードの接合構造としては、ヘテロ
接合が1個のS H (Single1latero)
構造と、ヘテロ接合が2個のD I−1(Double
 lletero)構造が知られている。
(発明が解決しようとする課題) 光通信用光源や情報処理機器用光源等に使用さ,,れる
発光ダイオード素子は、より一層の高出力化が要請され
ている。前記DH構造の発光ダイオード素子は、活性層
に相コするp,,−GaAiAs層をρ形となるP+ 
−GaAQAS層とn形のGaAiAs[の2つの閉込
層(クランドN)で挟む構造となり、これによりキャリ
アの閉込効果を大きくして高出力化を実現している。
ここで、DI+構造のドーム状発光ダイオード素子の構
造について簡単に説明する。この発光ダ・fオード(発
光ダイオード素子)は第7図にされるように、ノンドー
ブのGaAIAslW+&1の主面にP形CaAfLA
sllからなるp,−GaA交As[ (p形閉込Ji
:クラνド層)2を有している。
また、このP+ −GaAJLAsM2上にはp形Ga
AAAs層からなるp,−CaAflAslml (活
性層)3,n形GaAlLAs層(n形閉込層:クラッ
ド層)4.n◆形CaAsj@(キャップ層)5が積み
上げられた構造となっている.また、前記GaAuAs
基仮1の土面にはリング状に溝6が設けられている.こ
の溝6は前記p.−GaAn A s Wi 2の表層
部にまで達している.そして、この溝6の内壁面および
峰部は絶縁膜7で被われている.そして、前記溝6の外
側の領域には不純物として亜鉛(Zn)が拡散されてp
◆形となる拡11klil8が形成されている.この拡
販層8はtpiのコンタクト領域となることから前記p
.−CaAAAs層2の表層部迄延在している.また、
前記溝6の内側の表面には、前記n◆形GaAs層5に
接触するカソード電極11が設けられているとともに、
溝6の外側の表面には前記拡散層8と接触するアノード
電極12が設けられている。
このような発光ダイオード素子13にあっては、へ記カ
ソード電極11およびアノード電極12に所定の電圧を
印加すると、前記p x  G a A Q. AS層
(活性層〉3から光14が発光し、CaAIA s 基
仮1側のドーム面l5から外部に放出されるようになっ
ている。
ところで、このようなD H 購造の発光ダイオード素
子は、SH構造の発光ダイオード素子に比較してIlm
′l電圧■Fが高い。たとえば、前記文献「口立オブト
デバイスJ P26 1−P279によれば、i11B
8 8 0 n mの発光ダイオード素子の場合、S目
構造の発光ダイオード素子ではl,(lit電2Ai 
)が200mAで)幀℃圧が2.3V程度どなり、D1
!構造の発光ダイオード素子ではl,がl00mAで順
電圧が2.5v程度となる。
そこで、本発明者は、Il[ll[電圧低減を図るため
、電流通過域であるρ形閉込層の比抵抗を低減させるこ
とを試みた。すなわら、+31記P形閉込層、換言する
ならばP+ −GaAuAsiJの不純物?a度(キャ
リア濃度)を従来のIXIO”cm−’から2〜3×1
01■cm−’に増大させて比抵抗の低減を図った。し
かし、この構造ではP +  (S a A. (lA
. s Jiの比抵抗は低くなるが、出力(発光効率)
が低下してしまうことが判明した。すなわち、不純物濃
度を高くすると比抵抗は低くなるが、逆に発光効率は低
下する相関がある。この点について検討したところ、前
記p,−GaAILAs層の不純物濃度を高くすると、
活性層形戊時、前記p1−CaAuAsJi内の不純物
が固相拡散を起こし、活性層の不純’l!l’j濃度が
高くなり出力が低下してしまう。
本発明の目的は、;唄電圧を小さくできる高出力の発光
ダイオード素子およびその製造技術を12供することに
ある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明IIl書の記述および添付図面からあきらかになる
であろう。
〔課題を解決するための手段] 本願において開示される発明のうち代表的なものの1a
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
ヘ玉なわち、本発明の発光ダイオード素子は、その製造
においてノンドーブGaAILAsl板の主面にρ形の
閉込層,活性Ln形の閉込19,  n形のキャップ層
と多層戊長層をエピタキシャル成長法によって形成する
が、この際、前記p形の閉込層は30μmと厚くかつ不
純物濃度が2〜3×10 ”c m−3と高いp形G 
a A n A. Sからなる基層と、この基層に重な
る1〜2μmと薄くかつ不純物濃度が前記活性層の5×
101■cm−’と同一となる変動阻止層で構威される
。また、前記多層戒長層は、リング状に設けられかつ前
記基層の表層部に達する溝で内外に区割されかつ前記溝
の内側の表面にはカソードi’it極が、構の外側の表
面にはアノード電極がそれぞれ形成される。また、前記
溝の外側の多層II!長層部分は拡散によってp十形に
される. (作用〕 上記した手段によれば、本発明の発光ダイオード素子に
あっては、活性層の下のp形の閉込層は基層と変動阻止
層とからなり、かつ泪底部は不純物濃度が高い基層とな
っていることから比抵抗が小さ《なる。また、前記基層
は30μmと厚い.したがって、電流通過域の面積の増
大および比抵抗の低減から電気抵抗が小さくなり、順電
圧(■F)が低くなる. 本発明の発光ダイオード素子の製造方法にあっては、p
形の閉込層の比抵抗の低減を図るために、不純物濃度を
高くするが、不純物濃度を高くした基層と不純vA濃度
が低い活性層との間に、不′4@物濃度が活性層と同一
となる低い変動阻止層が設けられていることから、エビ
タキ゛シャル戒長時前記)l&層内の不純物が固相拡散
しても、この不純物は前記変動阻止層内に入り停止し、
活性層には至らないことから、活性層の不!ltl物濃
度は変動せず発光効率の低下が生じなくなる。
[実施例〕 以下図面を参照して本発明の一実施例について説明する
第1図は本発明の一実施例による発光ダイオード素子を
示す断面図、第2図は同し《発光ダイオードQの外観を
示す斜視図、第3図〜第6図は同じく発光ダイオード素
子製造における断面図であって、第3図は発光ダイオー
ド素子製造に使用されるウエハの断面図、第4図はウエ
ハの主面に多層戒長層が設けられたウエハを示す断面図
、第5図はウエハの主面に亜釦が拡敗された状態を示す
断面図、第6図は溝が形成されかつ電極が設けられたウ
エハを示す断面図である。
この実施例の発光ダイオード素子(発光ダイオードチッ
プ)13は、外蜆的には第2図に示されるように、平坦
な主面16と、半球状のドーム而l5とからなっている
。前妃主面16は直径が400μmとなるともに、ドー
ム面l5の半径は250μmとなっている。また、前記
発光部10の中央には円形のカソード電極11を取り囲
むような,!s蹄形のアノード電極l2が設けられてい
る。
前記カソード電極l1およびアノード電極l2はいずれ
も厚さ2.5μmとなるA u / N i / A 
uGeで形成されている。
この発光ダイオード素子i3は、その製造においHe述
するようなGaAs層と、このGaAs層上に設けられ
たノンドープのCaAuAs層からなる複合基板の主面
にエピタキシャル戒長,メサエッチング.拡散,電極付
け等の加工処理が施され、その後、バックエッチングさ
れて前記複合基板の下層のCaAsJiおよびGaAl
LAsJl!ffの下部が除去されかつ分断され、さら
にノンドープGaAJLAsM面が半球状加工されるこ
とによって形成される。
このような発光ダイオード素子13は、第1図に示され
るような断面構造となっている.すなわち、発光ダイオ
ード素子13は、ノンドーブのGaAJILAs基板(
半導体基板)lの主面にエピタキシャル成長法によって
多層戊艮層20が形成されている。この多層成長112
0は、p形(第1導電型)のC. a A. Q A 
s層からなるiWJ21,p形CaA文Asからなる変
動阻止1122,p形GaAflAsからなるpm−G
aAiAs層(活性層)3,n形(第2導電型)CaA
uAs層(n形閉込層)4.n+形CaAs層(キャ7
ブN)5が順次8INされた構造となっている.前記基
層21および変動阻止層22は、p形閉込Fi (p+
  CaAAAsl)2を構威している.また、このp
 I− G a A I A s 層2の比抵抗(ρ)
を低減させるために、前記7JIi)121は不′4@
吻濃度が従来のI X 1 0 ”c rn−’に比較
して高くなるように2〜3X10”c+n−’となって
いる。また、前記比抵抗の低減は、電気抵抗の低減を目
的とするものであるが、同し目的で前記基層2lの厚さ
は30〜40μmと厚く形成され、電流通過域の断面積
の増大が図られている。
一方、前述のようにP+  GaA吏As層2の不純物
濃度を高くしたままでは、後述する活性層の形戒時、高
濃度となった不純物が活性層内に拡散(固相拡散)シ、
発光効率を低下させることから、固相拡敗が生じても活
性層に影響が及ばないように、前記拡散による不純物を
浦獲ずる変動m止N22がp.−(:xBAnA.s層
2の上層部分、すなわち基層2lと活性層3との間に設
けられている.この変動阻止層22は、不純物の拡敗源
となることのないように、たとえば前記活性層3の不純
物濃度と同一の不純9!J濃度(5X10I′cm−3
)となっている。また、変動阻止M22は、活性層3へ
の不純物の拡敗を防止できるに足る厚さであれば良く、
かつまた厚くすると比抵抗が高くなることから、たとえ
ば1〜2μmが選択されている。なお、前記基1112
1のA見の混晶比Xは0.07となっているとともに、
前記変動阻止層22のAJIの混晶比Xは0.1〜0.
3となっている.前記p , − C; a A 史A
 s 層(活性11)3は、不純物濃度が5 X I 
O”am”となる厚さ0.5μmのρ形CaAAAs’
??横威されている.また、この実施例では、発光波長
(ピーク波長;λF)が8 8 0 nmとなることか
ら、このPg−GaA11LAs[3のA立の混晶比X
は0.05となっている. 前記n形GaAjLAsJt!i4は不純物濃度がl.
5XIO”am−’となるとともに、1.5μmの厚さ
となっている.また、このn形GaAIAs層4の混晶
比Xは0.3となっている.さらに、こW Ga A 
A A s層4上に設けられたn+形CaAsJi5は
、不純物濃度が3×101■cm−’となるとともに、
1.0μmの厚さの層となっている。
また、前述のような多層戊艮層20にあっては、中央部
と外周部はリング状の溝6で区画されている.この溝6
は主面16に設けられ、前記7,%層21の表層部にま
で達している.11n記溝6の幅はおよそ20μm,満
6の内周の中央部の直径はおよそ100amとなってい
る.また、前記溝6はその表面が絶,$!膜7で被われ
ている.他方、前記溝6の外側、すなわち、外周部は亜
鉛が高濃度に絋敗されてρ◆形の拡販層8が形成されて
いる.このp◆形拡敗層8は前記基層21の表眉部にま
で達している。そして、前記溝6の内側の多層成長N2
0の表面にはカソード電極1lが形成されているととも
に、溝6の外側の多層戊長120、すなわち、p今形の
拡11′k層8上にはアノード電極12が形成されてい
る. このような発光ダイオード素子13にあっては、゜旬記
カソード電極11およびアノード電極12に所定の電圧
を印加すると、前記p@ −GaAIAsl(活性層)
3から光14を発光する.この先l4はドーム面l5か
ら外部に放出される.この際、印加電流は前記溝6の底
の基層2lを流れるが、この省貝域は不純物濃度が2〜
3XIQ”cm一3と従来の2〜3倍と高いため、比抵
抗がたとえば従来のρ−3 X 1 0−’Ωcmから
ρ=1〜l.5X10”’Ωcmと低くなるとともに、
1121の厚さも30〜40μmと淳いため電気抵抗が
低くなる。この結果、■,もSH構造の発光ダイオード
素子の■,に近似するようになる.つぎに、このような
発光ダイオード素子13の製造方法について説明する。
この発光ダイオード素子l3の製造にあっては、第3図
に示されるように、複合ii30からなるウエハ3lが
用意される。この複合基板30は300IJmの厚さの
n形G a A s Fi 3 2と、このn形GaA
s層32上に設けられた350μmの厚さのノンドーブ
のCaAuAsi板lとからなっている。
つぎに、第4図に示されるように、前記ウエハ31の主
面にはエピタキシャル成長によって、多層或長層20が
形戊される。この多層成長層20は、p形のGaA見A
s層からなる基層21.p−形CaA見Asからなる変
動阻止層22.p形CaAuAsからなるp t  G
 a A n A s層(活性層)3,n@GaAJL
Asj苔(n形閉込層)4,n◆形CaAsJW(キ+
 ップ層)5が1lIr1次積層された構造となってい
る.前記法層21および変動阻止層22は、P形閉込J
FJ ( 1’ lCs a A I A sN)2を
構威している.前記7121は不純物濃度が従来のI 
X 1 0”’c m−’に比較して高くなり、2X3
X1 0”c+vr”となっている。また、25112
1はその厚さが30〜40μmとなっている。
前記変動阻止1122の不純物濃度は変動阻止層22の
上に形成されるP2  CaAAAsrf!I(活性N
)3と同一の不純’lh濃度となるとともに、変動阻止
層22の厚さは1〜2μm程度となっている.この変動
阻止層22は、不純物濃度が高い基層21かNnが外方
拡敗した際、このZnが通?抜けて上方のP z − 
G a A I A s層3内に拡散されることを防止
する層である。したがって、この変動阻止122はρ■
一GaA史As層3へのZnの固相拡敗を防止するに充
分な厚さを有することを条件として、電気抵抗低減の目
的で可及的薄いことが望ましく、たとえば1〜2μm程
度の厚さとなっている。
また、前記p* −CaAuAsF! (活性Jii)
 3は不純物濃度が5X10’↑c m−’となるとと
もに、厚さは0.5μmとなっている。また、このp8
−GaA旦A s M 3上に設けられるn形GaA立
As層4は厚さがl.5μmとなるとともに不純物濃度
はt.5×101■cm−’となっている.また、この
n形GaAuAslt54上に設けられるn◆形CaA
slW5は厚さがL,OIjmとなるとともに、不純物
濃度は3X10”am−”となっている.なお、前記P
* −GaA史As層3は発光波長(λF)を8 8 
0 nmとするために、Aiの混晶比XはO.OSとな
っている.また、混晶比Xは、鳴起基N21では0.0
7,変動阻止層22では0.1=0.3,n形GaAi
As層4では0.3となっている。
つぎに、第5図に示されるように、前記ウエハ3lの主
面には常用のホトリソグラフィによって直径100敗十
μmの絶縁咬33が形成される。
その後、この絶縁膜33をマスクとして亜鉛が拡散され
てp◆形の拡敗N8が形成される.前記亜鉛のIJ1敗
は前記基層2lの表層部に達するように行われる.この
結果、拡散層8と多層戊長1?120の最下層の基12
1は電気的に接続されることになる。
つぎに、前記絶縁膜33は除去される。その後、第6図
に示されるように、ウエハ31の土面には、常用のホト
リソグラフィによってAuGe/Ni/Auからなる厚
さ2.5μmのカソード電極l1およびアノード電極l
2が形成される。前記カソード電極1lは前記n◆形G
a八sN5の中央に円形電極として形成される。また、
アノード電極l2は前記カソード電tillを取り囲む
ようなけられる。
つぎに、前記ウエハ3lの主面には内周直径がlOOμ
mとなりかつ満幅が20μmとなるリング状の溝6が設
けられる,この溝6は前記カソード電極11と同心円的
に設けられる.したがって、前記p十形の拡敗N8と基
層2lから始まってnゝ形G a A s ’R 5で
終わる多層戒長層部分との界面は除去される。また、前
記溝6の表面はv!.縁膜7で被われる. その後、前記ウエハ31は、その裏面、すなわち、n形
G a A s 193 2側はエッチング(バックエ
ッチング)されて所定の厚さに形成されるとともに縦横
に分断される.また、矩形体となったチップは、そのG
 a A fLA s基仮1側が半球状に研磨され、第
2図に示されるようなドーム状発光ダイオード素子l3
となる。
このような実施例によれば、つぎのような効果が得られ
る. (1)本発明のDH構造の発光ダイオード素子は、電奥
一過域となるp形の基層の不純物濃度が高くなっている
ことから比抵抗が小さくなるとともに、Mlの厚さがI
¥<なっていることから電気抵抗が低減されるという効
果が得られる。
(2)上記(1)により、本発明の発光ダイオード素子
は)幀電圧の低減が達戒できるという効果が得られる。
(3)上記(1)により、本発明の発光ダイオード素子
は順電圧の低減から素子寿命も長くなるという効果が得
られる。
(4)上記(1)により、本発明の発光ダイオード素子
は順電圧低減の目的でp形の基層の不純物濃度を高くし
ているが、この基層と活性層との間に活性層と同一の不
純物濃度となる変動阻止層を設けているため、活性層を
エピタキシャル威長によって形成する際、変動咀止層の
溶け込みがあっても、この変動阻止層は活性層と同一の
不純物濃度の層(変動阻止層)となっていることから、
不純物濃度の高いp形GaAiAsからなる基層が溶け
込んでも、活性層の不純物濃度が変動しないS.う効果
が得られる。
(5)上記(1)から、本発明によれば、発光ダイオー
ド素子にあっては、不純物濃度の高い基層と不純物濃度
の低い活性層との間に不純物濃度が活性層の不純物濃度
と同一となる変動阻止層が設けられていることから、発
光ダイオード素子の製造における拡散等の熱処理時、前
記基層からその外方に拡散した不純物濃度は前記変動阻
止層内に拡散(固相拡敗)されるが、前記変動阻止層が
1〜2μmと厚いことから、この層内を通過して前記活
性層内に拡敗されるようなことはない。したがって、活
性層内の不純物濃度は変動しなくなり、発光効率は低下
しなくなるという効果が得られる。
(6)上記(4)および(5)から発光効率の安定した
発光ダイオード素子を再現性良く製造できるという効果
が得られる。
(7)上記(6)により、本発明によれば発光ダイオー
ド素子を再現性良く製造できることから、歩留りが向上
するという効果が得られる。
(8)上記(1)〜(7)により、本発明によれ?±1
高出力でかつ順電圧の低い長寿命のDHti造の発光ダ
イオード素子を安価に提供できるという相乗効果が得ら
れる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記突施例に限定されるも
ので巳よなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であるこどはいうまでもない。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるGaA s / G
a A L A s系の発光ダイオード素子の製造技術
に適用した場合について説明したが、それに限定される
ものではなく、他の化合物半導体による発光ダイオード
素子の5!造技術に適用できる。
本発明は少な《ともD tl構造の発光ダイオード素子
には適用できる. (発明の効果〕 本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る. >発明の発光ダイオード素子は、高出力化が達威できる
DH構造であるが、活性層を挟む一方のp形閉込層は不
純物濃度が高くなっていることから、比抵抗が低くなる
ため、順電圧が小さくなるとともに、素子寿命も向上す
る.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による発光ダイオード素子を
示す断面図、 第2図は同じく発光ダイオード素子の外観を示す斜視図
、 第3図は同じく発光ダイオード素子製造において使用さ
れるウエハの断面図、 第4図は同しくウエハの主面に多層成長層が設けられた
ウエハを示す断面図、 第5図は同じ《ウエハの主面に亜鉛が拡敗された状態を
示す断面図、 第61!Iは同じく溝が形成されかつ電極が設けられた
ウエハを示す断面図、 第7図は従来の発光ダイオード素子を示す断面図である
。 1−GaAiAsi板、2 −= p + − C a
 A n AS層(p形閉込層)、3−pg −C;a
AiAslil(活性層)、4=n形CaAJLAsJ
ti,5...1+形GaAs層、6・・・溝、7・・
・絶縁膜、8・・・拡散層、l1・・・カソード電極、
12・・・アノード電極、13・・・発光ダイオード素
子、14・・・光、l5・・・ドーム面、16・・・主
面、20・・・多層成長層、21・・・基層、22・・
・変動阻止層、30・・・複合基板、・31・・・ウェ
ハ、32・・・n形GaAs層、33・・・絶縁膜./

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板と、この基板の主面に設けられた第1導
    電型の閉込層と、この閉込層上に設けられた活性層と、
    この活性層上に設けられた第2導電型の閉込層と、必要
    に応じて前記第2導電型の閉込層上に設けられた第2導
    電型のキャップ層と、前記基板の主面に設けられかつ活
    性層を越えて第1導電型の閉込層の表層部に達するリン
    グ状に延在する溝と、前記溝の外側の領域に設けられか
    つ前記第1導電型の閉込層と電気的に繋がる第1導電型
    の拡散層と、前記溝の内側の表面に設けられた電極と、
    前記第1導電型の拡散層上に設けられた電極とからなる
    発光ダイオード素子であって、前記第1導電型の閉込層
    は、前記活性層に接する不純物濃度が低い第1導電型か
    らなる変動阻止層と、不純物濃度が高い第1導電型から
    なる基層とからなっていることを特徴とする発光ダイオ
    ード素子。 2、前記変動阻止層は不純物濃度が前記活性層の不純物
    濃度と同程度となっているとともに1〜2μm程度の厚
    さとなり、前記基層はその不純物濃度が2×10^1^
    ■cm^−^3程度以上となるとともに30μm前後以
    上の厚さとなっていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の発光ダイオード素子。 3、GaAlAsからなる半導体基板の主面にGaAl
    LAsからなる第1導電型の閉込層、GaAlAsから
    なる活性層、GaAlAsからなる第2導電型の閉込層
    を順次エピタキシャル成長法によって形成して発光ダイ
    オード素子を製造する方法であって、前記基板の主面に
    エピタキシャル成長層を形成する際、前記基板の主面に
    前記第1導電型の閉込層を構成する層として不純物濃度
    が高くかつ厚い第1導電型の基層を形成するとともに、
    この基層上に前記第1導電型の閉込層を構成する層とし
    て前記活性層の不純物濃度に近似する不純物濃度の変動
    阻止層を形成し、この変動阻止層上に前記活性層を形成
    することを特徴とする発光ダイオード素子の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59208887A (ja) * 1983-05-13 1984-11-27 Nec Corp 半導体発光素子

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