JPH03162651A - 偏光型示差屈折計 - Google Patents

偏光型示差屈折計

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JPH03162651A
JPH03162651A JP30237189A JP30237189A JPH03162651A JP H03162651 A JPH03162651 A JP H03162651A JP 30237189 A JP30237189 A JP 30237189A JP 30237189 A JP30237189 A JP 30237189A JP H03162651 A JPH03162651 A JP H03162651A
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JP
Japan
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optical sensor
refractive index
pair
difference
optical sensors
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Pending
Application number
JP30237189A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Kitaoka
北岡 光夫
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主として液体クロマトグラフ用の検出器に用い
られる偏光型示差屈折計に関するものである。
(従来の技術) 偏光型示差屈折計では試料溶液と基準溶液とが通過又は
満たされるフローセルと、このフローセルに光照射する
光学系と、フローセルで屈折された光を受光する一対の
光センサを備え、この一対の光センサの出力差に基づい
て試料溶液の分析を行なう。
光センサに入射する光量は光源の劣化、光学部品の汚れ
、溶媒の光吸収などが原因となって変化する。偏光型示
差屈折計では、屈折率変化に対応する信号は一対の光セ
ンサの出力差であるので、光センサに入射する光量が変
化すれば出力差も変化する。そのため、再現性がよく,
安定性のよい分析を行なうには、光センサに到達する光
量の変化に対して補正を行なう必要がある。
偏光型示差屈折計における光量変化の補正方法として、
光フィードバック法(特開昭59−125041号公報
参照)やアナログ割算器を用いる方法が一般的に行なわ
れている。光フィードバック法では光量の減少を光源の
電流を増加させることにより補正する。
(発明が解決しようとする課題) 光フィードバソク法では,通常の使用時には光源の光量
を定格の172〜1/3に減少させた状態で使用しなけ
ればならず、定格で使用する場合に比べてS/Nが悪く
なる。また、光量が減少しすぎると補正ができなくなる
アナログ割算器を用いる方法は,リニアリテイレンジが
狭くて精度が悪く、ノイズが大きいなどの欠点がある. 本発明は光量変化に依存せず,再現性がよく,安定性の
よい偏光型示差屈折計を提供することを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 本発明では、偏光型示差屈折計において.屈折率差を検
出する光センサの出力をデジタル信号に変換し、同じ光
センサ出力の和又は他の光センサ出力を光量モニタとし
て用い、デジタル信号の演算により光量変化を補正する
. 演算処理を行なう部分を第1図に示す.フローセルで屈
折された光を受光して屈折率差に対応した信号を得るた
めの一対の光センサの出力はそれぞれA/D変換器26
−1.26−2によってデジタル信号V1, V2に変
換される630は演算部であり,一態様ではデジタル化
された一対の光センサ出力V1,V.の差V、−V.を
それらの信号の和Vユ+v2で割り算することにより光
量変化を補正する。一対の光センサ出力V1, V.の
和v1+v2は、量光センサに入射する光量に対応する
。演算部30はその光量変化を補正した演算値を屈折率
差の信号とするために,比例定数設定部32からの比例
定数Kをかけて出力する。比例定数Kは割り算された結
果が屈折率差となるように、標準物質を用いて求められ
、比例定数設定部32に記憶されている。
一対の光センサのみを用いて光量変化の補正を行なう場
合の動作を第2図により示す。演算部30はデジタル化
された一対の光センサ出力Vエ,v2を取り込み、比例
定数Kを取り込んで、次の式 K  (V1  v2)/  (vx+vz)による演
算を行ない、出力する。
他の態様においては、光量を表わす信号を別に設けた第
3の光センサにより検出する。第1図においてA/D変
換器26−3はその第3の光センサ出力をデジタル信号
v3に変換する変換器である。演算部30はデジタル化
された一対の光センサ出力の差(Vi−V2)をデジタ
ル化された第3の光センサの出力V,で割り,比例定数
K′をかけて屈折率差信号として出力する。
比例定数設定部32は、後者の態様の場合には標準物質
を用いた校正により定まる比例定数K′を記憶している
光量モニタとして第3の光センサを用いる場合の動作を
第3図に示す。演算部30はデジタル化された一対の光
センサ出力V、,V.と、デジタル化された第3の光セ
ンサ出力V,とを取り込み,さらに比例定数K′を取り
込んで、次の弐K ’  (Vx  Vz) / V3
による演算を行ない、出力する。
(実施例) 第4図は一実施例を表わす。
2は光源であり,ランプ電源4により光量が一定になる
ように制御されている.6はスリットであり、光源2か
ら出射され、スリット6を通った光はレンズ8を経てフ
ローセル10に入射する。
フローセル10は石英ガラスで形成されており、その直
方体の内部が対角面ガラス12によってサンプル側セル
14とレファレンス側セル16に二分されている。サン
プル側セル14には試料溶液が流れ、レファレンス側セ
ル16には基準溶液が流れる。フローセル10に対し光
源側と反対側にはミラー18が設けられている。フロー
セル10に対しミラー18と反対側には,ミラー18に
よる反射光をゼログラスl9を経て受光する位置に一対
の光センサ20−1と20−2が設けられている。光セ
ンサ20−1.20−2としては例えばシリコンフォト
ダイオードを用いる。
光源2から出射され、スリット6を経た光はレンズ8を
通ってフローセル10の両方のセル14,工6を通り、
ミラー18で反射されて再びフローセル10の両方のセ
ル16.14を通過し、その後レンズ8,ゼログラス1
9を通って一対の光センサ20−1.20−2上にスリ
ット6の像22を結ぶ。このような光学系をもつ偏光型
示差屈折計はよく知られたものであり、フローセル10
のサンプル側セルl4を流れる試料溶液とレファレンス
側セル16を流れる基準溶液とに屈折率の差が生じると
、一対の光センサ20−1.20−2上のスリット像2
2はその屈折率差に比例して左右に動く。その移動量は
−}{の光センサ20−1.20−2の出力差となって
現われる。
?4−1は一対の光センサのうちの一方の光センサ20
−1の出力v1を増幅する増幅器、2o−2は他方の光
センサ20−2の出力V2を増幅する増幅器である。2
6−1は増幅器24−1で増幅された光センサ出力をデ
ジタル信号V■に変換するA/D変換器、26−2は増
幅器24−2で増幅された光センサ出力をデジタル信号
V2に変換するA/D変換器である。
28はマイクロコンピュータであり、A/D変換器26
−1.26−2によってデジタル信号に変換された信号
V1, V2を取り込み、予め設定されている比例定数
Kを用いて演算 K (V=  V2) / (Vl + V2)を行な
い、屈折率差信号として出力する。第1図における演算
部30及び比例定数設定部32はマイクロコンピュータ
28により実現される。
もし、屈折率差信号をアナログ信号として得たい場合に
は、マイクロコンピュータ28の出力信号をアナログ信
号に変換するD/A変換器を設けておけばよい。
第5図は他の実施例を表わす。
第5図では光強度を検出するために、光量モニタ用に第
3の光センサ20−3を設けている。光センサ20−3
上にスリット像23を結ぶために,屈折率差を求めるた
めのスリット6の他に、スリット7がさらに設けられて
いる。スリット7を通過した光はレンズ8、フローセル
10、ミラー18、フローセル10.レンズ8及びゼロ
グラス19を通過して光センサ20−3にスリット7の
像23を結ぶ。
第3の光センサ20−3の出力v3を増幅するために増
幅器24−3が設けられ、その増幅された信号をデジタ
ル信号に変換するためにA/D変換器26−3が設けら
れている。マイクロコンピュータ28はデジタル化され
た3つの光センサ出力V1, V2, V3を取り込み
、演算K ’  (V.−V2) /V3 を行なう。この場合の比例定数K′は第4図の実施例の
比例定数Kと必ずしも同じではなく,やはり標準物質を
用いた校正により定められ、マイクロコンピュータ28
に予め設定されたものである.(発明の効果) 本発明では、屈折率差を求める一対の光センサ出力のデ
ジタル値の差をそれらの一対の光センサ出力のデジタル
値の和又は別途設けた光量モニタ用光センサ出力のデジ
タル値によって割り算することにより,光源出力の変動
、光学部品の劣化、溶媒の光吸収などの原因により光量
が変化し、一対の光センサ出力の差が変化するのを補正
するようにしたので、再現性がよく、安定性のよい屈折
率差検出を行なうことができる。
従来のアナログ割算器を用いる偏光型示差屈折計と比べ
ると、本発明はりニアリティレンジが非常に広く、かつ
、精度もよい。
従来の光フィードバック法による偏光型示差屈折計と比
べると、本発明ではランプを常時定格で使用できるので
、S/Nがよくなる。
本発明では、光量の減少の程度の大小にかかわらず補正
することができる。つまり、補正可能な範囲に制限がな
い。
また、光フィードバック法では補正できる範囲が時間と
ともに狭くなっていき,たとえランプが断線しなくても
補正できない状態に陥るが、本発明では補正できる範囲
が経時的に変化することがなく、ランプが断線するまで
補正を続けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のデータ処理部分を示すブロック図,第
2図及び第3図はそれぞれ本発明の動作を示すフローチ
ャート図,第4図及び第5図はそれぞれ実施例を示す概
II18構成図である。 2・・・・・・光源,6,7・・・・・スリット,10
・・・・・・フローセル、20−1〜20−3・・・・
・・光センサ、22,23・・・・・・スリット像、2
4−1〜24−3・・・・・・増幅器、26−工〜26
−3・・・・・・A/D変換器、28・・・・・・マイ
クロコンピュータ、30・・・・・・演算部、32・・
・・・・比例定数設定部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試料溶液と基準溶液とが通過又は満たされるフロ
    ーセルと、このフローセルに光照射する光学系と、前記
    フローセルで屈折された光を受光する一対の光センサと
    を備え、前記一対の光センサの出力差に基づいて前記試
    料溶液の分析を行なう偏光型示差屈折計において、前記
    一対の光センサの出力をデジタル信号に変換するA/D
    変換器と、デジタル化された前記一対の光センサ出力の
    差をデジタル化された前記一対の光センサ出力の和で割
    り算をして屈折率差信号とする演算部とを備えたことを
    特徴とする偏光型示差屈折計。
  2. (2)請求項1に記載の偏光型示差屈折計において、前
    記フローセルで屈折された光を全て受光する第3の光セ
    ンサをさらに備え、この第3の光センサ出力もA/D変
    換器によりデジタル化するとともに、前記演算部はデジ
    タル化された前記一対の光センサ出力の差をデジタル化
    された前記第3の光センサ出力で割り算をして屈折率差
    信号とする偏光型示差屈折計。
JP30237189A 1989-11-20 1989-11-20 偏光型示差屈折計 Pending JPH03162651A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008032512A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Shimadzu Corp 示差屈折率検出器

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