JPH03162550A - 高強度高延性オイルテンパー線およびその製造方法 - Google Patents
高強度高延性オイルテンパー線およびその製造方法Info
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- JPH03162550A JPH03162550A JP30189289A JP30189289A JPH03162550A JP H03162550 A JPH03162550 A JP H03162550A JP 30189289 A JP30189289 A JP 30189289A JP 30189289 A JP30189289 A JP 30189289A JP H03162550 A JPH03162550 A JP H03162550A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[従来の技術コ
現在、自動車や自動2輪車松どのエンジンに用いられて
いる弁ばねは,高応力で作動しておりまた作動回数も多
い。さらに使用温度も高温度化する傾向にある。このよ
うに弁ばねの使用環境はがなり厳しく、このため弁ばね
には信頼性の高い,弁ばね用ピアノ線、弁ばね用炭素鋼
オイルテンパー線、弁ばね用クロムバナジウム鋼オイル
テンパー線、弁ばね用シリコンクロム鋼オイルテンパー
線などが用いられている。特に高出力のエンジンには上
記材料中でも疲労強度が高く耐熱性もよいオイルテンパ
ー線が多く用いられている。しかしエンジンの一層の高
出力化を達成するために、更に疲労強度が優れた弁ばね
材料に対する要望が強い。
いる弁ばねは,高応力で作動しておりまた作動回数も多
い。さらに使用温度も高温度化する傾向にある。このよ
うに弁ばねの使用環境はがなり厳しく、このため弁ばね
には信頼性の高い,弁ばね用ピアノ線、弁ばね用炭素鋼
オイルテンパー線、弁ばね用クロムバナジウム鋼オイル
テンパー線、弁ばね用シリコンクロム鋼オイルテンパー
線などが用いられている。特に高出力のエンジンには上
記材料中でも疲労強度が高く耐熱性もよいオイルテンパ
ー線が多く用いられている。しかしエンジンの一層の高
出力化を達成するために、更に疲労強度が優れた弁ばね
材料に対する要望が強い。
一般に弁ばね用のオイルテンバー線は、所定の線径に伸
線した材料を連続的にオーステナイト化状態にした後、
パーライト変態やペイナイト変態を起こさないような冷
却速度で焼入れを行い、次に焼戻しを行う工程で製造さ
れている。このときオイルテンパー線の金属組織は焼戻
しマルテンサイト組織と、不可避的に残留する体積比で
4%以下の残留オーステナイトで構威されている。この
オイルテンパー線はばねに或形加工されるが,このばね
成形加工性能は金属組織の大部分を占める焼戻しマルテ
ンサイト組織の延性や靭性に依存している。
線した材料を連続的にオーステナイト化状態にした後、
パーライト変態やペイナイト変態を起こさないような冷
却速度で焼入れを行い、次に焼戻しを行う工程で製造さ
れている。このときオイルテンパー線の金属組織は焼戻
しマルテンサイト組織と、不可避的に残留する体積比で
4%以下の残留オーステナイトで構威されている。この
オイルテンパー線はばねに或形加工されるが,このばね
成形加工性能は金属組織の大部分を占める焼戻しマルテ
ンサイト組織の延性や靭性に依存している。
ばね用材料を高強度化すると疲労強度の向上が期待でき
る。しかし高強度化すると、従来のオイルテンバー線の
焼戻しマルテンサイト組織の延性や靭性だけでは、ばね
或形加工に必要な延性や靭性を確保し難い。また材料の
切り欠き感受性が高くなってばね或形加工時に折損を起
こすことがある。
る。しかし高強度化すると、従来のオイルテンバー線の
焼戻しマルテンサイト組織の延性や靭性だけでは、ばね
或形加工に必要な延性や靭性を確保し難い。また材料の
切り欠き感受性が高くなってばね或形加工時に折損を起
こすことがある。
[発明が解決しようとする課題コ
このような観点から本発明が解決しようとする課題は、
高強度のばね材料において、ばね或形加工に必要な延性
や靭性を有し、かつ高い疲労強度を兼ね備えたばね材料
を提供することにある。
高強度のばね材料において、ばね或形加工に必要な延性
や靭性を有し、かつ高い疲労強度を兼ね備えたばね材料
を提供することにある。
[課題を解決するための手段および作用]本発明者等は
、従来の弁ばね用のオイルテンパー線の金属組織はほと
んどが焼戻しマルテンサイト組織であるが、これに延性
に富んだ残留オーステナイトを意図的に含有させること
により、ばね或形加工に十分な延性や靭性を備えたばね
材料が得られることを知得した。
、従来の弁ばね用のオイルテンパー線の金属組織はほと
んどが焼戻しマルテンサイト組織であるが、これに延性
に富んだ残留オーステナイトを意図的に含有させること
により、ばね或形加工に十分な延性や靭性を備えたばね
材料が得られることを知得した。
本発明者等は更に、意図的に含有させた前記残留オース
テナイトは、ばね成形加工時に受ける塑性加工によって
加工誘起変態をおこし、ばね表層の硬さの増加をもたら
し、このために成形加工したばねの疲労強度が顕著に向
上することを知得した。
テナイトは、ばね成形加工時に受ける塑性加工によって
加工誘起変態をおこし、ばね表層の硬さの増加をもたら
し、このために成形加工したばねの疲労強度が顕著に向
上することを知得した。
本発明は、上記の知見に基づきなされたもので、即ち本
発明は、重量比で、C:0.40〜0.80%,Si:
0.70 〜2.50%, Mn:0.40 〜1.5
0%, C r : 0 . 4 0 〜1 .50%
を含有し,必要に応じてMo:0.10−0.25%,
V:0.05〜0.60%から選ばれる1種または2種
を含有する鋼線を用いる。この鋼線を加熱してオーステ
ナイト化状態とし、次にMs点とMf点の間の温度とな
るように焼入れをする。焼入れた際に鋼線の温度がMf
点以下とならないようにすることにより、マルテンサイ
トと残留オーステナイトの混合組織で焼入れ工程を終え
ることができる。その後残留オーステナイトが完全には
分解しないように焼戻しを行うことにより、体積比で5
〜20%の残留オーステナイトを含有し、残部が焼戻し
マルテンサイトよりなる混合組織で構成されたばね用鋼
線が得られる.このばね用鋼線は、ばね成形加工性能に
優れ,また残留オーステナイトの加工誘起変態によるば
ね表層の硬さの増加で,ばね疲労強度が向上する。
発明は、重量比で、C:0.40〜0.80%,Si:
0.70 〜2.50%, Mn:0.40 〜1.5
0%, C r : 0 . 4 0 〜1 .50%
を含有し,必要に応じてMo:0.10−0.25%,
V:0.05〜0.60%から選ばれる1種または2種
を含有する鋼線を用いる。この鋼線を加熱してオーステ
ナイト化状態とし、次にMs点とMf点の間の温度とな
るように焼入れをする。焼入れた際に鋼線の温度がMf
点以下とならないようにすることにより、マルテンサイ
トと残留オーステナイトの混合組織で焼入れ工程を終え
ることができる。その後残留オーステナイトが完全には
分解しないように焼戻しを行うことにより、体積比で5
〜20%の残留オーステナイトを含有し、残部が焼戻し
マルテンサイトよりなる混合組織で構成されたばね用鋼
線が得られる.このばね用鋼線は、ばね成形加工性能に
優れ,また残留オーステナイトの加工誘起変態によるば
ね表層の硬さの増加で,ばね疲労強度が向上する。
以下に本発明を更に具体的に説明する.CTCは鋼の強
度を高めるのに有効な元素であり、本発明に必要な残留
オーステナイトを残すためと必要な残留オーステナイト
を出すためには、0.40%以上が必要である。また0
.80%以上にしても強度の上昇が少なく延性を劣化さ
せる原因となるので0.40〜0.80%とした。
度を高めるのに有効な元素であり、本発明に必要な残留
オーステナイトを残すためと必要な残留オーステナイト
を出すためには、0.40%以上が必要である。また0
.80%以上にしても強度の上昇が少なく延性を劣化さ
せる原因となるので0.40〜0.80%とした。
Si:Siはオーステナイト相を安定化させる元素で本
発明に必要なオーステナイトを残すためには、0.70
%以上必要である。また2.50%以上になると鋼線の
加工性能が悪くなりまた熱処理時に脱炭を生じ易くなっ
てしまうため、Siは、0.70〜2.50%とした。
発明に必要なオーステナイトを残すためには、0.70
%以上必要である。また2.50%以上になると鋼線の
加工性能が悪くなりまた熱処理時に脱炭を生じ易くなっ
てしまうため、Siは、0.70〜2.50%とした。
Mn:Mnは材料の焼入れ性能の向上に働く元素で0.
40%以下ではその効果は少ない。またl.50%以上
になると靭性の劣化が起こる。このため、Mnは. 0
.40〜■.50%とした。
40%以下ではその効果は少ない。またl.50%以上
になると靭性の劣化が起こる。このため、Mnは. 0
.40〜■.50%とした。
(:r:CrはMnと共に材料の焼入れ性能の向上に働
く元素であるが0.40%以下ではその効果は少ない。
く元素であるが0.40%以下ではその効果は少ない。
また1.50%以上になると炭化物の固溶を抑制し強度
の劣化をまねく。このためCrは、0.40〜1.50
%とした。
の劣化をまねく。このためCrは、0.40〜1.50
%とした。
本発明はまた、必要に応じて以下の元素を含有させる。
v:Vはばねの耐へたり性を改善するのに有効な元素で
ある。また焼戻し時の析出硬化にも寄与する元素である
。O.OS%以下ではその効果が表れず0.60%以上
になると伸線加工性能が悪くなる。このためVは、0.
05〜0.60%とした。
ある。また焼戻し時の析出硬化にも寄与する元素である
。O.OS%以下ではその効果が表れず0.60%以上
になると伸線加工性能が悪くなる。このためVは、0.
05〜0.60%とした。
Mo:MoはVと共にばねの耐へたり性の向上に有効な
元素であり,かつ焼戻し軟化抵抗を高め耐熱性を与える
。0.10%以下では,その効果は少なくまた0.25
%以上になると伸線加工性能が悪くなる。このためMo
は、0.10〜0.25%の範囲とした。
元素であり,かつ焼戻し軟化抵抗を高め耐熱性を与える
。0.10%以下では,その効果は少なくまた0.25
%以上になると伸線加工性能が悪くなる。このためMo
は、0.10〜0.25%の範囲とした。
第1図に本発明法(A)と従来方法(B)の熱処理履歴
を比較して示した。工および工′は材料をオーステナイ
ト状態まで加熱する工程である。この工程では本発明法
(A)と従来方法(B)に違いはな1,N 。
を比較して示した。工および工′は材料をオーステナイ
ト状態まで加熱する工程である。この工程では本発明法
(A)と従来方法(B)に違いはな1,N 。
第1図で2及び2′は焼入れ工程である。従来方m(B
)では完全な焼入れを行うため、材料の温度がMf点程
度となるように焼入れ媒体温度をMf点近くの2′の温
度で保持しているのに対し,本発明法(A)では焼入れ
時に材料がMs点とMf点の間の温度2になるように焼
入れ媒体中に焼入れを行う。この理由は、Ms点より開
始するマルテンサイト変態を途中で停止させ,本発明に
必要な残留オーステナイト相を確保するためである。
)では完全な焼入れを行うため、材料の温度がMf点程
度となるように焼入れ媒体温度をMf点近くの2′の温
度で保持しているのに対し,本発明法(A)では焼入れ
時に材料がMs点とMf点の間の温度2になるように焼
入れ媒体中に焼入れを行う。この理由は、Ms点より開
始するマルテンサイト変態を途中で停止させ,本発明に
必要な残留オーステナイト相を確保するためである。
ここでMs点とMf点は主に炭素量など化学或分によっ
て決ることが明らかになっており,本発明の化学或分の
鋼では.Ms点が400〜180℃でMf点が170〜
−50℃と把握される。このため焼入れ媒体の温度を、
必要とする残留オーステナイト量により−50〜400
℃の間で調節する。また焼入れ媒体中での保持時間は,
オーステナイト化された材料が焼入れ媒体温度と同じ温
度になるまでの時間でよい。
て決ることが明らかになっており,本発明の化学或分の
鋼では.Ms点が400〜180℃でMf点が170〜
−50℃と把握される。このため焼入れ媒体の温度を、
必要とする残留オーステナイト量により−50〜400
℃の間で調節する。また焼入れ媒体中での保持時間は,
オーステナイト化された材料が焼入れ媒体温度と同じ温
度になるまでの時間でよい。
第↓図で3および3′は焼戻し工程である。本発明では
残留オーステナイトを保持して焼戻しする。残留オース
テナイトを保持した焼戻しは,300℃〜600℃の焼
戻し温度に90秒以下の間保持する事によって行う.焼
戻し温度での保持時間が、第1図の従来方法(B)の3
′の如くに、例えば200秒以上で長いと、本発明の方
法で形或した残留オーステナイトはすべてペイナイトに
分解する。従って焼戻し温度における本発明の保定時間
は第1図(A)の3の如くに150秒以下で、好ましく
は90秒以下である。この保定時間で焼戻しマルテンサ
イトを得るには焼戻し温度は300℃以上が必要である
が、しかし600℃を超えると残留オーステナイトが完
全にペイナイトに分解してしまう。
残留オーステナイトを保持して焼戻しする。残留オース
テナイトを保持した焼戻しは,300℃〜600℃の焼
戻し温度に90秒以下の間保持する事によって行う.焼
戻し温度での保持時間が、第1図の従来方法(B)の3
′の如くに、例えば200秒以上で長いと、本発明の方
法で形或した残留オーステナイトはすべてペイナイトに
分解する。従って焼戻し温度における本発明の保定時間
は第1図(A)の3の如くに150秒以下で、好ましく
は90秒以下である。この保定時間で焼戻しマルテンサ
イトを得るには焼戻し温度は300℃以上が必要である
が、しかし600℃を超えると残留オーステナイトが完
全にペイナイトに分解してしまう。
本発明では、目的とするオイルテンパー線の強度と必要
な残留オーステナイト量を得るために、焼戻し温度と焼
戻時間は上記の範囲内で適宜調整する。
な残留オーステナイト量を得るために、焼戻し温度と焼
戻時間は上記の範囲内で適宜調整する。
第l図で4および4′は焼戻し後の冷却である。
本発明では焼戻し後は,残留オーステナイトを保持して
急冷する。残留オーステナイトを保持した冷却は、焼戻
し装置から取出した材料を、直ちに200℃以下まで冷
却する事によって行う。この理由は,焼戻し装置から取
出した後も材料中の残留オーステナイトの分解が続いて
いるためであり、また200℃以下と定めた理由は、残
留オーステナイトの分解が200℃以下になると停止す
るからである. 以上の処理によって、金属組織が体積比で5〜20%の
残留オーステナイトと焼戻しマルテンサイトで構成され
た,本発明の高強度高延性オイルテンパー線が得られる
。
急冷する。残留オーステナイトを保持した冷却は、焼戻
し装置から取出した材料を、直ちに200℃以下まで冷
却する事によって行う。この理由は,焼戻し装置から取
出した後も材料中の残留オーステナイトの分解が続いて
いるためであり、また200℃以下と定めた理由は、残
留オーステナイトの分解が200℃以下になると停止す
るからである. 以上の処理によって、金属組織が体積比で5〜20%の
残留オーステナイトと焼戻しマルテンサイトで構成され
た,本発明の高強度高延性オイルテンパー線が得られる
。
本発明では残留オーステナイトの比率を5〜20%とす
るが、5%未満では鋼線の延性や靭性の改善が不十分で
、また疲労強度の向上も少ない。また残留オーステナイ
トの比率が20%を超えると材料の強度が低下する。
るが、5%未満では鋼線の延性や靭性の改善が不十分で
、また疲労強度の向上も少ない。また残留オーステナイ
トの比率が20%を超えると材料の強度が低下する。
[実施例]
以下本発明の実施例について説明する。
第1表に示した化学或分の線材を熱処理、伸線を繰り返
し,線径3 , 7m+aの材料として、これに本発明
法と従来方法を施して比較した。
し,線径3 , 7m+aの材料として、これに本発明
法と従来方法を施して比較した。
第2表に本発明法と従来方法の熱処理条件および処理後
のオイルテンパー線の機械的性質を示す。
のオイルテンパー線の機械的性質を示す。
まず,ばね成形加工性能の評価は、ばね成形加工が主に
曲げ加工であることを考慮して,引張試験での伸び値と
、曲げ加工試験での折損を起こすまでの曲げ角度とで評
価した。本発明材であるB,C,D,Eは従来材Aと同
程度の強度にもかかわらず、本発明材B,C,D,Eの
伸び値は第2表のEQ%欄に示す如く従来材Aの伸び値
よりも高く,本発明によって残留オーステナイトを含有
させることにより延性が向上していることが明らかであ
る。尚第2表で残留オーステナイトγR%の含有量が多
い材料ほど、伸び値(ε悲%)が大きい。
曲げ加工であることを考慮して,引張試験での伸び値と
、曲げ加工試験での折損を起こすまでの曲げ角度とで評
価した。本発明材であるB,C,D,Eは従来材Aと同
程度の強度にもかかわらず、本発明材B,C,D,Eの
伸び値は第2表のEQ%欄に示す如く従来材Aの伸び値
よりも高く,本発明によって残留オーステナイトを含有
させることにより延性が向上していることが明らかであ
る。尚第2表で残留オーステナイトγR%の含有量が多
い材料ほど、伸び値(ε悲%)が大きい。
曲げ加工試験での折損を起こすまでの角度と残留オース
テナイト量との関係を第2図に示した。残留オーステナ
イト量が増加するに伴い折損を起こすまでの曲げ角度が
大きくなり、曲げ加工での折損が起こりにくくなってい
ることがわかる。このように本発明材は従来材に比べて
同じ強度であっても、延性が大幅に増加し、このためば
ね或形加工性能の向上が認められる。
テナイト量との関係を第2図に示した。残留オーステナ
イト量が増加するに伴い折損を起こすまでの曲げ角度が
大きくなり、曲げ加工での折損が起こりにくくなってい
ることがわかる。このように本発明材は従来材に比べて
同じ強度であっても、延性が大幅に増加し、このためば
ね或形加工性能の向上が認められる。
次に残留オーステナイトとばね或形加工時の加工誘起変
態について評価した。一般にばね成形加工時、線に働く
歪はばね外側及び内側の線の表面が最も高く、線の中心
部が最も低い。このように線断面中でV字型の歪の分布
をしている。このため残留オーステナイトとばね或形加
工時の加工誘起変態についての評価にあたり、ばね或形
加工時の歪の分布と近似するように、線にねじり加工を
施し歪の分布が線断面中でV字型になるようにして評価
した.第3図に、ねじり試験機を用いて第2表のA−E
にせん断歪を与えたときの、歪量と残留オーステナイト
(γR%)の変化、および強度上昇量(σBの増加量)
の関係を示す。第3図にみられる如く,従来材Aは塑性
加工を受けても強度の上昇は起こらないのに対して,残
留オーステナイトを5%以上含有させた本発明材.B,
C,D,Eは、塑性加工を受けることにより強度が増加
している.この理由は、第3図のせん断歪とγR(%)
の図にみられる如く、本発明材では残留オーステナイト
が歪を受けるに伴い加工誘起変態を起こし、マルテンサ
イト組織に変態したためである。
態について評価した。一般にばね成形加工時、線に働く
歪はばね外側及び内側の線の表面が最も高く、線の中心
部が最も低い。このように線断面中でV字型の歪の分布
をしている。このため残留オーステナイトとばね或形加
工時の加工誘起変態についての評価にあたり、ばね或形
加工時の歪の分布と近似するように、線にねじり加工を
施し歪の分布が線断面中でV字型になるようにして評価
した.第3図に、ねじり試験機を用いて第2表のA−E
にせん断歪を与えたときの、歪量と残留オーステナイト
(γR%)の変化、および強度上昇量(σBの増加量)
の関係を示す。第3図にみられる如く,従来材Aは塑性
加工を受けても強度の上昇は起こらないのに対して,残
留オーステナイトを5%以上含有させた本発明材.B,
C,D,Eは、塑性加工を受けることにより強度が増加
している.この理由は、第3図のせん断歪とγR(%)
の図にみられる如く、本発明材では残留オーステナイト
が歪を受けるに伴い加工誘起変態を起こし、マルテンサ
イト組織に変態したためである。
第4図は、第2表の本発明材Bと従来材Aを用いて、ば
ね仕様がコイル平均径22.2mI1、有効巻数4.5
、総巻数6.5、自由高さ51 . Oma+の弁ばね
を製造し,420℃,20分の低温焼鈍、その後ショッ
トピニングを施し、更に220℃、20分の2次低温焼
鈍を行ったばねの疲労試験の結果である。第4図から明
らかなように本発明材Bの方が疲労強度が高く寿命も長
い。
ね仕様がコイル平均径22.2mI1、有効巻数4.5
、総巻数6.5、自由高さ51 . Oma+の弁ばね
を製造し,420℃,20分の低温焼鈍、その後ショッ
トピニングを施し、更に220℃、20分の2次低温焼
鈍を行ったばねの疲労試験の結果である。第4図から明
らかなように本発明材Bの方が疲労強度が高く寿命も長
い。
[発明の効果]
本発明の高強度高延性オイルテンパー線は、延性の大幅
な向上が図られているため、ばね成形加工性能に優れ、
ばね或形加工での折損が防止できる。また本発明の高強
度高延性オイルテンパー線は残留オーステナイトの加工
誘起変態によりばね表層の硬さが上昇して疲労強度の向
上にも大きな効果を表すものである。
な向上が図られているため、ばね成形加工性能に優れ、
ばね或形加工での折損が防止できる。また本発明の高強
度高延性オイルテンパー線は残留オーステナイトの加工
誘起変態によりばね表層の硬さが上昇して疲労強度の向
上にも大きな効果を表すものである。
第↓図は、本発明法と従来方法の熱処理を比較する説明
図。 第2図は本発明材と従来材の曲げ加工試験における折損
までの角度と残留オーステナイト量の関係の例を示す図
, 第3図はせん断歪と残留オーステナイトの変化および強
度上昇量の例を示す図、 第4図は本発明材と従来材のばね疲労試験結果の例によ
るS−Nfi図、 である。
図。 第2図は本発明材と従来材の曲げ加工試験における折損
までの角度と残留オーステナイト量の関係の例を示す図
, 第3図はせん断歪と残留オーステナイトの変化および強
度上昇量の例を示す図、 第4図は本発明材と従来材のばね疲労試験結果の例によ
るS−Nfi図、 である。
Claims (2)
- (1)重量比で C:0.40〜0.80%、Si:0.70〜2.50
%Mn:0.40〜1.50%、Cr:0.40〜1.
50%を含有し、必要に応じて Mo:0.10〜0.25%、V:0.05〜0.60
%から選ばれる1種又は2種を更に含有し、かつ金属組
織が体積比で5〜20%の残留オーステナイトと焼戻し
マルテンサイトであることを特徴とする、高強度高延性
オイルテンパー線 - (2)重量比で C:0.40〜0.80%、Si:0.70〜2.50
%Mn:0.40〜1.50%、Cr:0.40〜1.
50%を含有し、必要に応じて Mo:0.10〜0.25%、V:0.05〜0.60
%から選ばれる1種または2種を更に含有する鋼線を、
A_3点以上の温度に加熱してオーステナイト状態とし
、次に該鋼線の温度がMs点からMf点の間の温度とな
るように焼入れし、次に残留オーステナイトを保持して
焼戻しし200℃以下まで冷却することにより、金属組
織が体積比5〜20%の残留オーステナイトと焼戻しマ
ルテンサイトである高強度高延性オイルテンパー線を製
造する方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1301892A JP2881222B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 高強度高延性オイルテンパー線およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1301892A JP2881222B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 高強度高延性オイルテンパー線およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03162550A true JPH03162550A (ja) | 1991-07-12 |
JP2881222B2 JP2881222B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=17902388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1301892A Expired - Lifetime JP2881222B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 高強度高延性オイルテンパー線およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2881222B2 (ja) |
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1989
- 1989-11-22 JP JP1301892A patent/JP2881222B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|
JP2881222B2 (ja) | 1999-04-12 |
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