JPH03161057A - 粗大廃棄物の処理プラント - Google Patents

粗大廃棄物の処理プラント

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JPH03161057A
JPH03161057A JP1301096A JP30109689A JPH03161057A JP H03161057 A JPH03161057 A JP H03161057A JP 1301096 A JP1301096 A JP 1301096A JP 30109689 A JP30109689 A JP 30109689A JP H03161057 A JPH03161057 A JP H03161057A
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waste
conveyor
spiral
crushed
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Yoshikazu Kobayashi
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Miike Tekkosho KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

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  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,使い古した畳、ソファ、箪笥、タイヤ、故障
した冷蔵庫、洗濯機等の家庭から出る粗大廃棄物その他
の廃棄物を、資源回収等の前処理に便利なように、又輸
送効率を上げるために、破砕、選別、減容化を一貫して
行なうことが出来るようにした粗大廃棄物の処理プラン
トに関するものである。
(従来の技術) 上記のような粗大廃棄物は,金属、プラスチック,木、
ガラス、陶磁器、布、紙等の材料より成り、またこれも
材料により複合構或されたものも多くあり、しかもこれ
らの材料には再生利用可能なものも多く含まれている。
従って、廃棄物処理場では,資源の有効利用を図る為に
これら粗大廃棄物の性状に応じた処理方法が必要とされ
一部ではその実施もなされている. (発明が解決しようとする課題) 然し乍ら、上記のような粗大廃棄物を何等かの方法で処
理するにしても、嵩高い為に輸送性が悪くまた扱いが容
易でなく、その為処理場では事前に解体したりする作業
が必要とされる。特に、木、金属及びプラスチック等が
組み合さった廃棄物の場合は,これをそのまま焼却して
しまうと再生可能なものまで焼失してしまうことになる
為資源の無駄が多く、従ってこのような廃棄物は一旦解
体してから分別し夫々に応じた処理を必要とする。
従来,このような事前処理は殆ど人手によって行なわれ
ており、多くの要員と多大な労力を必要としまた危険性
をもはらんでいた。
本発明は、上記に鑑みなされたものであって、上述のよ
うな粗大廃棄物の破砕、選別及び減容化を連続的且つ一
貫したシステムにより行なうようにして,輸送性・取扱
性を高め、その後の再生等の処理を簡易に行なえるよう
にし、更には固形燃料や骨材等としての利用を一層促進
することの出来る新規な粗大廃棄物の処理プラントを提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達或する本発明の粗大廃棄物の処理プラント
を添付の実施例図に基づき説明する。ここで第1図は本
発明の粗大廃棄物の処理プラントの一例を示す平面図、
第2図は本発明のプラントに使用される破砕装置の一例
を示す縦断面図、第3図は第2図に於ける■一■線断面
図、第4図は本発明のプラントに使用される選別装置の
一例を示す全体斜視図、第5図は本発明プラントに使用
される減容化装置の一例を示す部分断面平面図、第6図
は同装置の縦断面図、第7図は第6図の■一■線断面図
である。
即ち、本発明の粗大廃棄物の処理プラントは,上部に広
口廃棄物投入口11及び末端に粗砕物排出口12を有し
たケーシング10内に低速大トルクの回転により投入廃
棄物を連続的に粗砕する回転体13を備えた粗大廃棄物
の破砕装置1と、上記排出口12から排出される粗砕物
を重量或いは嵩の大小に応じて連続的に選別し且つ各選
別粗砕物を個別に取り出すようにした選別装置3と、横
長ケーシング40内に回転螺旋体41及び該螺旋体41
に連なる回転圧搾体42を備え、上記ケーシング40に
投入された嵩高軽量な選別粗砕物を上記回転螺旋体41
により細断すると共にこの細断物を圧搾体42により圧
縮・発熱させ固形化して連続的に取り出すようにした減
容化装置4とを、連設配置して成ることを特徴とするも
のである。
上記破砕装置lの末端排出口12の下部には選別装置3
に通じるコンベア(主にベルトコンベア)2が配置され
、排出口12から排出された粗砕廃棄物が選別装置3に
連続的に供給されるようになされる。また、選別装置3
に於ける嵩高軽量な選別粗砕物の排出ゾーンには減容化
装置4が配設され、選別排出された当該粗砕物が該減容
化装置4によって連続的に処理される。
(作用) 上記のように構或された粗大廃棄物の処理プラントに於
いて,破砕装置1の投入口1lは広口に開口されている
から、使い古した畳、ソファ、箪笥、タイヤ、故障した
冷蔵庫、洗濯機等の粗大廃棄物Aをそのまま投入するこ
とが出来る。投入されたこれら粗大廃棄物Aは、低速大
トルクで回転する回転体13によって引き裂かれ、剪断
されて原容積の十数分の一程度に粗砕される。ここでの
粗砕は、回転体の低速大トルクの回転によってなされる
から、冷蔵庫や洗濯機等の家庭電化製品の如く金属やプ
ラスチック等が組み合わさって構或されるものでも、こ
れらが絡み合うことなく程良くバラけて粗砕される。
粗砕された粗砕物は、排出口12から逐次排出され、コ
ンベヤ2により選別装置3へ送られる。
該選別装置3において、連続供給された粗砕物は、重量
或いは嵩の大小に応じて選別され、各選別粗砕物毎のゾ
ーンに給送され個別に取り出される。
例えば、石屑や金属屑やガラス屑等の如く比重が大きく
嵩の低いものと、木片やプラスチック片等の如く比較的
軽量且つ嵩高いものと、紙屑や布やプラスチックシ一ト
等の如く最も軽く嵩の高いもの等に選別される。
これら選別されたもののうち、可燃物は焼却処理され、
その他のプラスチック片等の軽量嵩高粗砕物は、引続き
減容化装置4に供給される。該減容化装置4において、
この軽量嵩高粗砕物は、回転螺旋体41により引き裂か
れるよう細断され、該螺旋体41に連なる回転圧搾体4
2に強制圧入される.該圧搾体42に圧入された細断物
は、その挽臼的摩擦作用を受けて圧縮・圧砕され且つ発
熱し、プラスチック等は溶融状態となりまた含有水分は
蒸気化する。この結果、被処理廃棄物ば固形化され、処
理前の容積の1/10〜177程度にまで緻密化されて
排出される。この減容化された処理物はそのまま埋め立
て処理することも可能であるが、後記の実施例で示す如
く更に棒状に押し出せば、固形燃料や各種骨材等として
実用価値の高い資材が得られる。
亦、上記選別装!!!3で選別排出された金属屑,石屑
、陶磁器屑或いはガラス屑等の選別粗砕物の中から、磁
気選鉱等の手段により金属屑を取り出して再生処理用と
し、他は埋め立て処理用として類別される。
(実施例) 次に実施例について述べる。
第2図及び第3図は、粗大廃棄物の破砕装置土の一例を
示す。図に於いて、破砕装[1のケーシング10は、内
周面が先行漸縮形状とされたテーパー状ケーシング本体
10aと、該ケーシング本体10aの先側に連結され且
つ先端が排出口エ2とされた円筒形ケーシング10bと
より成る。また、上記回転体l3は、上記ケーシング1
0内に軸回転可能に横設された回転駆動軸13aと、上
記ケーシング10の内周面に対応して該駈動軸工3aの
外周に一連的に固設されたテーパー状螺旋羽根13b及
び等径螺旋羽根13cと、該テーパー状螺旋羽13bの
周縁に隔設された多数の突出刃13d・・・とより戊る
。そして、上記ケーシング禾体10aと円筒形ケーシン
グ10bとの間にリング状固定刃14が同軸的に介装さ
れ、且つケーシング本体10a及び円筒形ケーシング1
0bの内周面に長手方向に沿った棒状固定刃15・・・
、工6・・・が周方向に複数隔設されている。
ケーシング本体10aの一側部にはポケット部(外側へ
の膨大部)10a’ が形成され、投入された廃棄物A
がこのポケット部10a’ に一旦滞留し、テーパー状
螺旋羽根13bの回転に伴う巻き込みを促進し、また該
螺旋羽根13bの周縁に隔設された突出刃13d・・・
との相乗作用により大形廃棄物Aの引き込み・引き裂き
が有効になされる.該突出刃13d・・・は、その刃先
部が平坦なもの,角錐形状のもの、逆台形状のものなど
が破砕対象の廃棄物Aの性状に応じて適宜選択組み合わ
せて用いられる。そしてこれら突出刃13d・・・は、
テーパ状螺旋羽根13bの外周近傍背面に固設されたU
型のガイド枠にその基部が収納されて安定化が図られる
と共に、ボルト等の止具により取替え可能に固設されて
いる。
亦、テーパ状螺旋羽根13bの周縁部は、螺進方向に向
く尖鋭な断面嘴形状の刃状部とされ、リング状固定刃l
4との剪断作用の増大を図っている。この刃状部として
交換可能なリング状刃体を印籠的に装着することも可能
である。更に、螺旋羽根13bは駆動軸13aに対して
螺旋方向に傾斜状態で固設されている。
リング状固定刃14は、テーパ状ケーシング本体10a
の先端と円筒形ケーシング10bの基部フランジとの連
結部分に挟着され、摩耗した時にはこの連結部分を分離
することより取替え可能とされている。円筒形ケーシン
グ10bの内周面には、その長手方向に延びる多数の棒
状固定刃16・・・が周方向等間隔で取替可能に固設さ
れている。
該棒状固定刃16・・・と等径螺旋羽根13cの周縁と
のクリアランスは数mとされ、これにより片持ち駆動軸
13aの先端の芯振れが防止されるようになされている
。該棒状固定刃16・・・を螺旋状刃とすることも可能
であり,これにより等径螺旋羽根13cの周縁との交差
角度が尖鋭となり、ここでの細断効率が一層向上する。
回転駆動軸13aは、減速機を介して電動モータ17に
連結され、4〜15rpmの低速度で回転駆動されるよ
うになっており、テーパ状ケーシング本体10aの基部
に於いて片持ち状態で軸承されている.回転駆動軸13
aはほぼ上記排出口12にまで延び、その周体には上述
のようにケーシング本体10a及び円筒形ケーシング1
0bに対応したテーパ状螺旋羽根13bと等径螺旋羽根
13cが溶接等によって固設されている。
次に本破砕装置1の作動について概説する。電動モータ
17を稼動させると、駆動軸13a、その周体に固設さ
れたテーパ状螺旋羽根13b及び等径螺旋羽根13cが
回転する。投入された粗大廃棄物Aは、テーパ状螺旋羽
根13bの回転作用を受けてケーシング本体10a内に
引き込まれ、螺旋羽根13bの剪断力及びケーシング本
体10aの内周面に対する押し付け力により破断・圧潰
される。また、該ケーシング本体10aの内周面に固設
された棒状固定刃15・・・と,回転する螺旋羽根13
bの外周縁との剪断作用により細かく破断される。この
時、螺旋羽根13bの外周縁に隔設された突出刃13d
・・・によって、廃棄物Aの引き込み効率が高くなると
共に廃棄物Aが引き裂かられるように破断される。
このように粗砕された廃棄物の破砕片は、螺旋羽根13
bの螺進作用により先側に押送されながらケーシング本
体10aの内面の先行漸縮径状により漸次圧縮され、そ
の先端小径部に至ってはかなり緻密な圧縮状態となる。
この緻密に圧縮された破砕片は、ケーシング本体10a
及び円筒形ケーシング10bの連結部に挟装されたリン
グ状固定刃工4と回転するテーパ状螺旋羽根13bの外
周縁との剪断作用を受け更に細かく破断される。
ここでの破断は、螺旋羽根13bの螺進力とこれに対向
するよう配置されたリング状固定刃14のエッジ部との
交差剪断作用に基づくもので、鉄板はもとより鉄筋やボ
ルト等の金属片或いはコンクリート片等の剛直なもの,
更にはタイヤやじゅうたん等のねばり性のあるものでも
破断・破砕し得るものである。特に,テーパ状螺旋羽根
13bの外周縁に螺進方向に向く尖鋭な刃状部を形或し
更には螺旋羽根13bを螺進方向に傾斜状態で固設した
場合、リング状固定刃14との剪断力が一層大きくなり
、破断効率が向上すると共に省エネルギー化が図られる
上記リング状固定刃工4により破断された破砕片は,等
径螺旋羽根13cの推進力を受けて円筒形ケーシング1
0b内を先側に押送され、先端排出口12より逐次排出
される。該円筒形ケーシング10b内では、その内周面
に固設された固定刃16・・・と回転する螺旋羽根13
bの外周縁との交差剪断作用が付加され、一層細かく破
断される。
排出口12から排出された粗砕廃棄物は、コンベヤ2に
よって次工程の選別装置3の入口部サービスホッパー3
2に逐次搬送される。
第4図は本発明に採用された選別装置3の一例を示す。
図に於いて,選別装置3は、基台30と,幅方向に傾斜
し(傾斜角度調整可能)且つ進行方向に略水平状態で上
記基台30上に横設された幅広ベルトコンベア31と、
該コンベア31の基端部上側辺近傍上部に配設された粗
砕物のサービスホッパー32と,上記コンベア31の上
部にその幅方向に平行に隔設され且つ該コンベア31の
進行方向Xに駆動する複数の粗砕物誘導体33、34と
,上記コンベア31の傾斜側下辺部及び進行側終端部に
配置された複数の選別粗砕物の一時貯留容器35、36
、37とより成る。そして、上記誘導体33.34は、
コンベア31の基端部よりその進行方向Xに延びる平行
な無端駆動線状体33a.34aと、該線状体33a、
34aに間隔毎に吊持され該線状体33a、34aの進
行に伴いコンベア31の表面を摺動する多数の可撓性懸
垂部材33b・・・、34b・・・とより成り、上側の
誘導体33の実質的駆動ストローク長が下側誘導体34
のそれより長くされている。
上記無端駆動線状体33a、34aは、モータ33c、
34cによって駆動する無端チェーンよりなり、またこ
れらに吊持された懸垂部材33b・・・、34b・・・
は、前者33b・・・がロープを短く切ったものによっ
て、後者34b・・・が金属チェーンを同様に切断した
ものによって夫々構威されている。このように上下懸垂
部材33b・・・,34b・・・を重量差の異なる材料
によって構成すると,サービスホッパー32から供給さ
れた廃棄物が、上側誘導体33に至った時、その懸垂部
材33b・・・が軽量なロープである為堰止め抵抗が小
さく、中及び最重量廃棄物細片は速やかに通過し、一方
嵩の高い最軽量廃棄物細片はその小さな抵抗によっても
充分に堰止められコンベア31と誘導体33の駆動力に
より上述の如く進行方向に移送され、収納容器37に投
入される。そして、該上側懸垂部材33b・・・を通過
した細片状廃棄物は、その後コンベヤ31上を滑落して
下側誘導体34に達し、最重量廃棄物細片はそのまま下
側懸垂部材34b・・・を通過して収納容器35に落下
堆積するが、該下側懸垂部材34b・・・は比較的重量
のある金属チェーンである為、中重量廃棄物細片はその
重みによる抵抗によって確実に堰止められて上記同様前
方に移送され、その終端でコンベア31上を斜めに滑落
して所定の収納容器36内に投入される。
このように、上下の懸垂部材33b・・・、34b・・
・として重量差のあるものを使用することにより、分離
がより適確になされるので望ましく採用されるが、ロー
プ及びチェーンに限定されず他の重量差のある材料を適
宜組合せ使用することも除外するものではない。
選別装置3としては、この他に本出願人に係る実願昭第
63−162791号で開示したもの、トロンメル、サ
イクロン等の風力選別装置その他公知の選別装置が採用
可能である。
斯くして選別された粗砕物のうち嵩高軽量物は、その後
減容化装置4に投入され処理される。第1図では選別装
11i3の一時貯留容器36に当該減容化装置4が連設
された例が示されているが、貯留容器37に連設するこ
とも除外されるものではない. 第5図乃至第7図は、本発明プラントに採用される減容
化装置4の一例を示すものである。図に於いて、横長箱
形ケーシング40は、その一端上部に被処理物の投入口
45が開口され、また他端部に処理物の排出口46が形
成されている。該ケーシング40内には互いに対向回転
駆動する2本の平行な回転駆動軸43、43が横設され
、該駆動軸43、43の周体には、投入側から排出側に
かけて、螺旋体41、41、斜刃付輸体47、47、圧
搾体42、42及び螺旋体41’ 、41’が軸方向に
沿って隣接状態で固設されている。そして、末端の排出
口46には,駆動軸43、43の廻りを取り囲むような
位置関係で開設された多数のダイ孔44a・・・を有す
る多孔板44が付設されている。更に、圧搾体42、4
2と螺旋体41’、41′との連接部位近傍のケーシン
グ40の天板には排気孔48が設けられている。圧搾体
42は、先行漸拡径状の円錐台部42aと、これに連な
る円柱状部42bとより成り、該圧搾体42、42に対
応するケーシング40には、該圧搾体42、42を取り
囲み、円柱状部42b、42bとのクリアランスCの調
整を可能とするカラ一部材49が内設されている.圧搾
体42、42の外周面及びカラ一部材49の内周面には
、互いに交差するような位置関係の複数の斜溝42c・
・・及び49a・・・が凹設されている。
上記投入口45から投入された嵩高軽量粗砕物は、螺旋
体41,41の対向回転により噛み込まれ引き裂かれる
ように細断され且つ給送される。
斜刃付輸体47,47に至った被処理物は、該斜刃付輪
体47、47の作用を受けて圧搾体42、42とカラ一
部材49との間のクリアランスC内に圧入される.この
時、円錐台部42a、42aから円柱状部42b、42
bに向い圧入間隙が狭くなるから,被処理物は強圧縮さ
れ、上記クリアランスC内で最大に圧縮される。しかも
、圧搾体42、42が回転しているので、該圧搾体42
、42の外周面及びカラ一部材49の内周面により摩擦
作用を受けて発熱し、更に上記斜溝42c・・・及び4
9a・・・の挽臼的作用を受けて一層細かく砕断される
と共にプラスチック等は溶融し含有水分は熱水化する。
このように圧搾体42、42の作用を−受けた被処理物
は、この直後の螺旋体41′41′に至ると上記圧縮状
態が急解放され、上記発熱に伴う熱水の一部が急激な圧
力降下により蒸発して周囲から潜熱を吸収し、蒸気は直
上の排気孔48から逐次排出される。プラスチック等の
溶融により半流動化した被処理物は、螺旋体41″41
′によって末端に給送され、多孔板44のダイ孔44a
・・・から捧状に押し出されて固形化する。
この棒状固形物は緻密に押し固められたもので、処理前
の1/10−1/7の容積である.従って、このまま埋
め立て処理することは勿論可能であり、被処理物にプラ
スチックや木屑等の可燃物が多く含まれている場合は、
固形燃料としても使用することが出来、更には各種土木
工事用の骨材としても応用できる。
尚、上記減容化装置4に於いて、不図示の予備加熱装置
を並設して水分の多い被処理物の水分を事前に調整する
こと、給水管(不図示)を導設して処理中の水分調整を
行なうこと、ケーシング40の周囲にジャケット等(不
図示)を設けて処理温度の調整をすること、多孔板44
に発熱体(不図示)を埋入させて押出し物の硬度調整を
すること、その他装置内の温度を逐次検出してこれら調
整手段を自動制御すること,等は処理物の性状等に応じ
て適宜採択される。
(発明の効果) 以上述べた通り,本発明の粗大廃棄物の処理プラントに
依れば、廃棄物を事前に人手によって材質別に分解区分
けする作業を不要とし、そのまま破砕装置に投入するこ
とによって、自動的に且つ連続的に、金属、ガラス、陶
磁器、木、プラスチック,紙更には布等の粗砕物がその
重量或いは嵩の大小によって選別・排出され、更に嵩高
軽量粗砕物は一層緻密に減容化され、これら一連の処理
が一貫した流れでシステマティックになされる。
従って、各個別に行なっていた従来の処理システムに比
べて処理効率が飛躍的に向上し、また輸送性や取扱性更
には安全性の面での問題点も一掃されることになる.そ
して、本プラントから排出される処理物は、夫々に応じ
た埋立処理、或いは再生処理に適したものであり、これ
らを総合すると本発明の有用価値は極めて大であると云
える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の粗大廃棄物の処理プラントの一例を示
す平面図、第2図は本発明のプラントに使用される破砕
装置の一例を示す縦断面図、第3図は第2図に於ける■
一■線断面図、第4図は本発明のプラントに使用される
選別装置の一例を示す全体斜視図、第5図、は本発明プ
ラントに使用される減容化装置の一例を示す部分断面平
面図、第6図は同装置の縦断面図、第7図は第6図の■
一■線断面図である。 (符号の説明) 1・・・破砕装置、 10・・・ケーシング、 10a
・・・テーパー状ケーシング本体、  10b・・・円
筒形ケーシング、  11・・・投入口、  12・・
・排出口,13・・・回転体、  13a・・・回転駆
動軸、  13b・・テーパー状螺旋羽根、  13c
・・・等径螺旋羽根、13d・・・突出刃、  14・
・・リング状固定刃、15、16・・・棒状固定刃、 
3・・・選別装置、31・・・幅広ベルトコンベア、 
 32・・・サービスホッパー  33、34・・・粗
砕物誘導体、 33a,34a・・・無端駆動線状体,
 33b,34b・・・可撓性懸垂部材, 35、36
、37・・・一時貯留容器 4・・・減容化装置、 4
0・・・ケーシング、41・・・回転螺旋体, 42・
・・回転圧搾体,43・・・回転駆動軸、 44・・・
多孔板。 一以上一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上部に広口廃棄物投入口(11)及び末端に粗砕物
    排出口(12)を有したケーシング(10)内に低速大
    トルクの回転により投入廃棄物を連続的に粗砕する回転
    体(13)を備えた粗大廃棄物の破砕装置(1)と、上
    記排出口(12)から排出される粗砕物を重量或いは嵩
    の大小に応じて連続的に選別し且つ各選別粗砕物を個別
    に取り出すようにした選別装置(3)と、横長ケーシン
    グ(40)内に回転螺旋体(41)及び該螺旋体(41
    )に連なる回転圧搾体(42)を備え、上記ケーシング
    (40)に投入された嵩高軽量な選別粗砕物を上記回転
    螺旋体(41)により細断すると共にこの細断物を圧搾
    体(42)により圧縮・発熱させ固形化して連続的に取
    り出すようにした減容化装置(4)とを、連設配置して
    成ることを特徴とする粗大廃棄物の処理プラント。 2、上記破砕装置(1)のケーシング(10)が、内周
    面が先行漸縮形状とされたテーパー状ケーシング本体(
    10a)と、該ケーシング本体(10a)の先側に連結
    され且つ先端が排出口(12)とされた円筒形ケーシン
    グ(10b)とより成り、一方、上記破砕装置(1)の
    回転体(13)が、上記ケーシング(10)内に軸回転
    可能に横設された回転駆動軸(13a)と、上記ケーシ
    ング(10)の内周面に対応して該駆動軸(13a)の
    外周に一連的に固設されたテーパー状螺旋羽根(13b
    )及び等径螺旋羽根(13c)と、該テーパー状螺旋羽
    根(13b)の周縁に隔設された多数の突出刃(13d
    ・・・)とより成る請求項1記載のプラント。 3、上記ケーシング本体(10a)と円筒形ケーシング
    (10b)との間にリング状固定刃(14)が同軸的に
    介装され、且つケーシング本体(10a)及び円筒形ケ
    ーシング(10b)の内周面に長手方向に沿った棒状固
    定刃(15・・・)(16・・・)が周方向に複数隔設
    されている請求項2記載のプラント。 4、上記選別装置(3)が、幅方向に傾斜し且つ進行方
    向に略水平状態で横設された幅広ベルトコンベア(31
    )と、該コンベア(31)の基端部上側辺近傍上部に配
    設された粗砕物のサービスホッパー(32)と、上記コ
    ンベア(31)の上部にその幅方向に平行に隔設され且
    つ該コンベア(31)の進行方向に駆動する複数の粗砕
    物誘導体(33)・・・と、上記コンベア(31)の傾
    斜側下辺部及び進行側終端部に配置された複数の選別粗
    砕物の一時貯留容器(35)・・・とより成る請求項1
    記載のプラント。 5、上記粗砕物の誘導体(33)・・・が、コンベア(
    31)の基端部よりその進行方向に延びる無端駆動線状
    体(33a)・・・と、該線状体(33a)・・・に間
    隔毎に吊持され該線状体(33a)・・・の進行に伴い
    コンベア(31)の表面を摺動する多数の可撓性懸垂部
    材(33b)・・・とより成る請求項4記載のプラント
    。 6、上記減容化装置(4)の回転螺旋体(41)及び回
    転圧搾体(42)が、ケーシング(40)内に横設され
    た回転駆動軸(43)の周体に固設され、上記ケーシン
    グ(40)の終端には、細断・圧縮処理された処理物を
    上記回転螺旋体(41)の押送力により棒状に押出す為
    の多孔板(44)が付設されている請求項1記載のプラ
    ント。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07323271A (ja) * 1994-05-31 1995-12-12 Central Japan Railway Co 廃棄物処理装置
KR20010029558A (ko) * 2000-01-25 2001-04-06 오상기 자가 발효사료 제조기
JP2015196149A (ja) * 2014-04-02 2015-11-09 鹿島建設株式会社 廃棄物の選別装置
CN115364967A (zh) * 2022-08-29 2022-11-22 广东蚂蚁工场制造有限公司 一种连续化秸秆粉碎成型机

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