JPH0316032Y2 - - Google Patents

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JPH0316032Y2
JPH0316032Y2 JP1985138658U JP13865885U JPH0316032Y2 JP H0316032 Y2 JPH0316032 Y2 JP H0316032Y2 JP 1985138658 U JP1985138658 U JP 1985138658U JP 13865885 U JP13865885 U JP 13865885U JP H0316032 Y2 JPH0316032 Y2 JP H0316032Y2
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housing
liquid
strainer
chamber
tank
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車用等の燃料タンク内に固定す
るストレーナ用ハウジングを一体に備えたインタ
ンク式液量計用ハウジングユニツトに関する。
(従来の技術) 上記の様なハウジングユニツトは特公昭45−
6884号公報で公知であつて、これは上端が開放
し、下端が閉じた筒形の液量計用ハウジングの上
記下端部に液が内部に入る透孔を設け、前記上端
に着脱可能に取付けたフランジによりタンク内壁
に固定する様になつている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来装置では液量計用ハウジングの下にス
トレーナ用ハウジングを延長状に設けてあるので
ハウジングユニツトの上下方向の長さは長くな
り、車高を低くするために燃料タンクを扁平にす
る場合に使用できない。又、ストレーナ用ハウジ
ング中の燃料を吸い上げる吸引パイプは液量計用
ハウジング中を貫通するので、液量計用ハウジン
グ中を上下動するフロートには上記吸引パイプを
避ける切欠きを形成しなければならないと共に、
液量計を組込むのが吸引パイプに阻害され、手数
がかかる。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は液量計用ハウジングの下端部の
外圏に同心の環状で、上面が閉じ、下面が開放し
たストレーナ用ハウジングを一体に設け、上記ス
トレーナ用ハウジングの上面には吸引パイプの下
端を連結する開口部分を設け、ストレーナ用ハウ
ジングの内部にはフイルタを収容したことを特徴
とする。
先づ、第1図示の実施例は、一つのハウジング
ユニツト(以下単にハウジングと記す)1の中
に、液量計用のチヤンバ(部屋乃至空間)とスト
レーナ用のチヤンバとを同心状に配したものであ
る。上記ハウジングユニツト1は適当な合成樹脂
により一体に成形する。
この場合、ハウジング1は、第一の筒状部分1
aと、該筒状部分と同心的に配されて大径となつ
た第二の筒状部分1bとから成つていて、形状的
には製作のし易い円筒形状となつている。
ハウジング1の内部も、第一の筒状部分1aが
下端迄伸びて第一の筒状空間乃至チヤンバS1を画
し、第二の同心的な筒状部分1bには隔壁1cを
介してリング状の第二の空間乃至チヤンバS2がで
きている。謂い換えると、第一の空間S1を軸方向
に画する壁部分1a(隔壁1cを含む)の周囲に
同心上に第二の空間部分S2を画する壁部分1bを
一体に成形したハウジングによるユニツト構造と
なつている。そして、この場合は、第二の空間部
分を画する壁部分1bは、第一の空間部分を画す
る壁部分1aに比べて長さがずつと短くなつてい
る。
第一の空間S1は液量計用のチヤンバ、第二の空
間S2はストレーナ用のチヤンバであるが、各内部
構成は後述のこととし、先づ、このハウジング1
を燃料タンクの天井面P等に取付ける取付例を説
明しておく。
ハウジング1のタンクへの取付けは本来任意で
良いが、図示の場合は、第一の壁部分1aの上部
開口を閉ざす蓋の役目を兼ねたフランジ部材2に
ハウジング上端を留め付け、該フランジ部材をタ
ンク天井面Pの取付開口Aの周縁部にネジ止め乃
至リベツト止めすることにより、ハウジングを天
井面取付開口Aを貫通させて吊設するようになつ
ている。
フランジ2は、ハウジング上端を覆う円板状部
分2aと、その周縁に設けたネジ乃至リベツト貫
通孔を持つ取付部分2bとから成つているが、円
板状部分2aにはハウジング上端が固定されるこ
とになる。而して、この実施例の場合、この固定
を簡便にスナツプ式でなすように図つている。
即ち、フランジ2の中央部分2aには、ハウジ
ング1の上端外周のカーブに合つた曲率の内面を
持つ板片3が適宜な角度間隔(この場合、120゜)
で複数(この場合、三個)設けられていて、この
板片3…には開口乃至溝4が穿たれている一方、
ハウジング1の対応する上端部位には突起5…が
設けられているのである。従つて、ハウジング上
端を板片3…で囲まれる部分に臨ませ、押し込む
と、突起5…が板片3…を外方に拡径させ乍ら進
み、やがて開口4…に対応する位置に来ると該開
口内に嵌入し、板片3も復元してパチンという感
覚と共に所謂スナツプ作用で両者の係止が完了
し、ハウジング1はフランジ2から吊設されるよ
うになる。
勿論、このスナツプ作用をなす相補的な開口乃
至溝と突起の関係は逆でも良く、また、図示のよ
うに角度的に分割しないで、例えば板片3…を連
続した円筒状のものに変更し、その内壁面に溝を
環状に設ける一方、ハウジングの突起の方も環状
の隆起のようにする等しても良い。
斯くして取付けられたハウジング1の第一の空
間S1内に収める液量計装置は、本考案が直接にこ
れを規定するものではなく、フロート直線上下動
型とかデジタル型等の公知のものゝ中、周囲を囲
むハウジングがあつた方が良いものなら何でも用
い得るが、こゝでは実際の組込状態を例示するた
め、一つのフロート直線上下動型液量計を例挙し
ておく。
先づ、液面の上下に追従するための当該液面に
浮くフロート6は、第一の筒状空間S1内を楽に上
下動できる径、形態となつている。然し、第3図
示のように燃料Fの液面に浮かべて上下動させる
だけでは、車体の傾きによるタンクの傾斜等によ
り液面が相対的に傾くと、フロートも傾いて第一
筒状部分1aの内壁面に当たり、動きが封ぜられ
る虞れもあるので、確実に直線上下動をなすよう
に、この例ではフロート6の中心開口6aを貫く
ガイドバー7を筒状空間S1の長さ方向略々全長に
亘つて設けている。このガイドバーは、フランジ
2の方に適宜固定部8aによつて一端を留め付
け、吊下げるようにしただけでも良いが、この場
合は、筒状空間S1の底を覆う底板1dを設け、そ
の中央に設けた窪み8b内に下端を受け留め、両
端で支持しているようになつている。
底板1dを設けたことにより、そのまゝでは筒
状空間乃至液量計チヤンバS1内に燃料Fが入らな
いから、底板には外部と連通する透孔9を穿つ
て、これを介しチヤンバ内に外部燃料と同一液面
となるように当該燃料液体の導入を図つている。
一方、液面が上下することによるチヤンバ内圧の
変化を防ぐために、ハウジング上端近傍には該チ
ヤンバS1に連通する空気抜き用の開口10を開け
ている。
このようにして、チヤンバ内の液体は外部液体
と連通し、液面も同一レベルに保たれ、これに追
従してフロート6も上下動するが、この液面高さ
(ひいては液量)を検出するには、一般に電気的
な抵抗値の変化に変換するものが多い。この例で
は、フロートに直かに接点11を設け、これが片
面抵抗体の板片12を摺動することによつて抵抗
値変化を起こすようにしている。若干詳しく説明
するとフロートの一部には半径方向に切られたス
リツト6bがあり、この中に板片12が軸方向に
入つている。この板片12はフランジから吊設さ
れていて、中央の絶縁性基板部12aを挟んで、
片面にカーボン層等の抵抗層12b、他面に銅層
その他適宜な導体層12cを配した構成となつて
いる。導体層は一般にアースを採られ、抵抗層は
フランジに固定された端子13からメータ部分へ
導通が採られるようになつている。
図示の場合、フランジ2を金属製とした場合を
考え、導体層側は直接にフランジと接してアース
を採られている場合を示したが、フランジをプラ
スチツク等、絶縁性のものとした場合には、この
導体層用の端子を新たに設ければ良い。
これに対し、フロート側に設ける金属製接点1
1は、抵抗層側と導体層側とに夫々適当な圧力で
接する接片子11a,11bを持ち、これ等両接
片子はスリツト6bの半径方向内方を跨る連結部
分11cを介し電気的に導通が採られている。従
つて、等価回路を模式的に画くと第5図のように
なり、フロートの上下、従つて接点11の上下に
併い、端子13側から見た、或いはアース側から
見た抵抗値Rが変化することになる。
このようにして、液量計用のチヤンバS1の利用
方法は例示されたが、次いでストレーナ用のチヤ
ンバS2及びこれを画している部分1bに就いて具
体例を示す。
ストレーナであるからには、部分1bに、吸引
パイプ14の入口を挿通する開口部15と、チヤ
ンバ内に液体を導く入液口16と、該入液口から
吸引パイプ用開口部15に至る経路中に設けられ
るフイルタ要素17が必要である。
吸引パイプ14の入口端の固定は自由な方式に
依つて良いが、例えば第二筒状部分1bの上面に
穿つた開口15にスリーブ15aを立て、このス
リーブ内にパイプ先端を挿入し、締付金具15c
で締め付けるとか、第6図示のようにスリーブ内
壁に環状溝15bを穿ち、パイプ先端に環状リン
グ14aを設けて挿入による両者のスナツプ係合
に依る等すると便利である。
ストレーナチヤンバS2内に燃料液体を導入する
ための入液口16は、この場合、半径方向の周壁
の一部を切欠いて設けている。
フイルタ要素17は、上記の如き経路中に配さ
れるものならどのようなものでも良いが、こゝで
は製作容易なものゝ一例を第3,7図に挙げてお
く。
先づ、チヤンバS2内で隔壁1cの下端に回るリ
ング部分17aがあり、これと同心に配され、チ
ヤンバS2の中間径を周る第二のリング部分17b
がある。これ等両リング部分17a,17bは半
径方向に亘る複数の桟17c…(この場合、120゜
間隔で三本)を連結部材として連結されており、
この桟の厚味分だけ、軸方向に段差ができてい
る。
第二のリング部分17bの上面からは、これも
適宜な間隔で複数の桟部17b…(同じく120゜間
隔で三本を例示)が軸方向に起ち上がり、その先
端を包絡するように最も大径の第三のリング部分
17eがある。この第三のリング部分17eは、
その外径がチヤンバS2の外壁の内径と略々等しく
なつており、而して全体のリング構成乃至フイル
タ要素17の本体骨組をチヤンバS2内に収めた時
には第3図示のように、第一のリング部材17a
が第一筒状空間S1の外壁の下端部に、第三リング
部材17eがチヤンバS2の外壁内部の上端隅部に
丁度嵌まり付くようになつている。
こうした骨組に対し、これ等を一体成形する際
に、第一、第二リング部材間及び第二、第三リン
グ部材間に網目を画するように、成形型内に網手
段18を入れ、成形後に、第一リング部材17a
と桟17cとの間及び第三リング部材17eと第
二の直立桟17dとの間に網手段の端部を埋設
し、第二リング部材の外面は網手段が直角に回る
ように形成している。
網手段18はプラスチツク製でも金属製でも良
いが、ともかく、このようにして形成されたフイ
ルタ要素は、既述のようにチヤンバS2内の所定位
置に就けるべく、チヤンバS2の下端開口19(第
3図)から挿入されるが、その後、この状態を維
持するためには、該開口を塞ぐための底蓋20を
該開口に取付ければ良い。この場合、この蓋20
は中央の第一空間S2の画成部材となる筒状部分1
aの下端(乃至両空間S1,S2を分割する隔壁手段
1c)を通す穴を持つリング状のものとなつてい
て、チヤンバS2の開口19の壁面に設けた逆止突
起21に素材の弾性乃至変形性を利用してスナツ
プ嵌めされるようになつている。但し、他の公知
手法によりフイルタ要素をチヤンバS2内に留め付
けて良いこと勿論である。
斯くして、吸引パイプ14の入口側とチヤンバ
S2への入液口16との間には網手段18を担つた
フイルタ要素17が介在することになり、ストレ
ーナ機能が満足されることになる。尚、吸引パイ
プ14は何処からタンク外部へ引出しても良い
が、極力タンク加工を減らすということからは、
ハウジング固定用の固定手段(この場合、フラン
ジ2)を挿通させるように(第3図)するのが良
い。
本考案のハウジングユニツトは、タンクの天井
から吊設されるように示したが、フランジ2の形
態を変えて側壁に採り付けるように変更するも自
由である。
(考案の効果) 本考案のハウジングユニツトはストレーナ用ハ
ウジングと液量計用ハウジングを一体に備えなが
らストレーナ用ハウジングは液量計用ハウジング
の下端部外圏に設けてあるためストレーナ様ハウ
ジングの高さは低くなると共に、吸引管はストレ
ーナ用ハウジングの上面の開口部分に挿着し、液
量計用ハウジングの外を通して導くので、液量計
は吸引パイプと無関係に液量計用ハウジング中に
組込むことができ、作業性がよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はハウジングの斜視図、第2図はこのハウジング
をタンクへ取付けるための固定手段としてのフラ
ンジの一例の斜視図、第3図は第一実施例の縦断
面図、第4図はハウジング内に組込む液量計の一
例の要部斜視図、第5図は同じく第4図示液量計
の等価回路図、第6図はストレーナ用吸引パイプ
取付部分の一例の要部断面図、第7図はストレー
ナ内に組込むフイルタ要素の一例の斜視図であ
る。 図中、1は全体としてのハウジング、1aは液
量計用部分ハウジング、1bはストレーナ用部分
ハウジング、1cは隔壁、2はハウジングをタン
クに取付けるための固定手段としてのフランジ、
4,5はスナツプ係合用相補的手段、6はフロー
ト、12は抵抗板片、14は吸引パイプ、17は
フイルタ要素、18はフイルタとしての網目手段
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上端が開放し、下端が閉じた筒形の液量計用ハ
    ウジングの上記下端部に液が内部に入る透孔を設
    け、前記上端に着脱可能に取付けたフランジによ
    りタンクの内壁に固定するインタンク式液量計用
    ハウジングにおいて、 上記液量計用ハウジングの下端部の外圏に同心
    の環状で、上面が閉じ、下面が開放したストレー
    ナ用ハウジングを一体に設け、上記ストレーナ用
    ハウジングの上面には吸引パイプの下端を連結す
    る開口部分を設け、ストレーナ用ハウジングの内
    部にはフイルタを収容したことを特徴とするイン
    タンク式液量計用ハウジングユニツト。
JP1985138658U 1985-09-12 1985-09-12 Expired JPH0316032Y2 (ja)

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JP1985138658U JPH0316032Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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JPS6150224U JPS6150224U (ja) 1986-04-04
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JP5626187B2 (ja) * 2010-12-16 2014-11-19 トヨタ自動車株式会社 燃料タンク構造

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