JPH03160038A - 不燃性樹脂発泡建材 - Google Patents
不燃性樹脂発泡建材Info
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- JPH03160038A JPH03160038A JP29994489A JP29994489A JPH03160038A JP H03160038 A JPH03160038 A JP H03160038A JP 29994489 A JP29994489 A JP 29994489A JP 29994489 A JP29994489 A JP 29994489A JP H03160038 A JPH03160038 A JP H03160038A
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は不燃性樹脂発泡建材に関し、詳しくは酸硬化
型フェノール樹脂を主成分とする不燃性樹脂発泡建材に
関する． 〔従来の技術〕 従来、合或樹脂建材、特に壁仮内装材としてレゾール系
フェノール樹脂製の壁板が難燃性、耐薬品性、耐腐蝕性
に於いて優れるとして広く採用されつつある． 一方建築物の内装に用いる材料のｊ１燃性特に火災初期
に於ける難燃性が建築法から規制されるようになった． レゾール型フェノール樹脂を用いた不燃性の向上には、
フェノール樹脂に酸化アンチモン，トリスホスフエ−
｝，Ｗ．塩素化合物等の耐炎助剤が提案されている。
型フェノール樹脂を主成分とする不燃性樹脂発泡建材に
関する． 〔従来の技術〕 従来、合或樹脂建材、特に壁仮内装材としてレゾール系
フェノール樹脂製の壁板が難燃性、耐薬品性、耐腐蝕性
に於いて優れるとして広く採用されつつある． 一方建築物の内装に用いる材料のｊ１燃性特に火災初期
に於ける難燃性が建築法から規制されるようになった． レゾール型フェノール樹脂を用いた不燃性の向上には、
フェノール樹脂に酸化アンチモン，トリスホスフエ−
｝，Ｗ．塩素化合物等の耐炎助剤が提案されている。
しかしながら、フェノール樹脂に上記耐炎助剤を添加し
た建材等の板材を用いた内装材に就いては、Ｊ Ｉ Ｓ
Ａ１３２１に統括されている規格に合格が困難であ
るという問題があった。
た建材等の板材を用いた内装材に就いては、Ｊ Ｉ Ｓ
Ａ１３２１に統括されている規格に合格が困難であ
るという問題があった。
更に内装建材の軽量化の為に用いられる発泡樹脂仮に至
っては更に不燃性化が困難であるという問題があった． 〔発明が解決しようとする課題〕 この発明は上記問題点に鑑み、不燃性建材で特に内装材
に用いるもので、Ｊ Ｉ Ｓ Ａｌ３２１に合格する
優れた不燃性樹脂発泡建材を提供することを目的として
なされたものである． 〔課題を解決するに至った技術〕 即ち、この発明の不燃性樹脂発泡建材は、酸硬化型フェ
ノール樹脂、界面活性剤、発泡剤、硬化剤等の組成物に
耐炎助剤として平均粒径が１０μ以上の水酸化アルミニ
ウムを前記酸硬化型フェノール樹脂１００重量部に対し
て６２．５〜２００重量部添加混合された事を特徴とす
るものである．〔作用〕 一般に耐燃助剤の作用として、（１＋助剤自体が熱に依
り分解して不燃性ガス、例えば窒素ガス，炭酸ガス等を
放出して、表面を破覆する事に依って餡を防止する方法
、（２）助剤が熱を吸収して温度を低下させ消火する方
法（例えば酸化アンチモン）、がある。
っては更に不燃性化が困難であるという問題があった． 〔発明が解決しようとする課題〕 この発明は上記問題点に鑑み、不燃性建材で特に内装材
に用いるもので、Ｊ Ｉ Ｓ Ａｌ３２１に合格する
優れた不燃性樹脂発泡建材を提供することを目的として
なされたものである． 〔課題を解決するに至った技術〕 即ち、この発明の不燃性樹脂発泡建材は、酸硬化型フェ
ノール樹脂、界面活性剤、発泡剤、硬化剤等の組成物に
耐炎助剤として平均粒径が１０μ以上の水酸化アルミニ
ウムを前記酸硬化型フェノール樹脂１００重量部に対し
て６２．５〜２００重量部添加混合された事を特徴とす
るものである．〔作用〕 一般に耐燃助剤の作用として、（１＋助剤自体が熱に依
り分解して不燃性ガス、例えば窒素ガス，炭酸ガス等を
放出して、表面を破覆する事に依って餡を防止する方法
、（２）助剤が熱を吸収して温度を低下させ消火する方
法（例えば酸化アンチモン）、がある。
不燃性ガスを放出する耐燃助剤の添加には限度があり、
多量に使用すると構成材の物性低下は避けられない． この発明は構成材料の発火塩度を低下させる目的で添加
されるものとして水酸化アルミニウムが優れている事を
知った。熱を吸収する吸熱反応の持続には多量の添加が
必要で添加量を増加すればそれだ番ナ吸熱反応の持続が
期待できるが、添加量の増大は、構威材の物性を低下さ
セる。
多量に使用すると構成材の物性低下は避けられない． この発明は構成材料の発火塩度を低下させる目的で添加
されるものとして水酸化アルミニウムが優れている事を
知った。熱を吸収する吸熱反応の持続には多量の添加が
必要で添加量を増加すればそれだ番ナ吸熱反応の持続が
期待できるが、添加量の増大は、構威材の物性を低下さ
セる。
構成材の物性が低下する事なく比較的多量に添加出来る
ものとして酸硬化型フェノール樹脂が優れている。酸硬
化型フェノール樹脂１００ １１部に対して水酸化アル
ミニウム６２．５〜２００重量部としたのは６２．５重
量部以下では耐炎効果が充分でなく、２００重量部以上
では構威物の物性が低下するためである． 又、水酸化アルミニウムの粒径を１０μ以上としたのは
、第１表に示すように１０μ以下の粒度のものは同じ添
加量でも硬化に影響するからであり、粒度が小さければ
表面積が増大し炎に依る吸熱反応時間が短く残炎時間が
増加するからである。
ものとして酸硬化型フェノール樹脂が優れている。酸硬
化型フェノール樹脂１００ １１部に対して水酸化アル
ミニウム６２．５〜２００重量部としたのは６２．５重
量部以下では耐炎効果が充分でなく、２００重量部以上
では構威物の物性が低下するためである． 又、水酸化アルミニウムの粒径を１０μ以上としたのは
、第１表に示すように１０μ以下の粒度のものは同じ添
加量でも硬化に影響するからであり、粒度が小さければ
表面積が増大し炎に依る吸熱反応時間が短く残炎時間が
増加するからである。
次に、この発明の実施例を説明する．
実施例ｌ ＊酸化アルくニウムの平均粒径に依る硬化阻
害 酸硬化型フェノール樹脂１００重量部、界面活性剤ｌ重
量部、発泡剤１０重量部、硬化剤（パラトルエンスルフ
ォン酸６７ｗ ｔＸ） １１重量部に対し、第Ｆ表に示
す粒径の水酸化アル逅ニウムを表示重量部を添加し、混
練したものを金型に挿入して６０℃の型内で発泡戒形し
、５ ｃｓ ｘ １０ｃｍ ｘ ＩＯｃｍの共試体を得
た。上記共試体を６０℃２４Ｍ！Ｆ間養生したものにつ
いて硬化状態を溶剤抽出試験によって未硬化樹脂分を測
定判定した。結果は第１表下段に示した通りである． 実施例２ 水酸化アルミニウムの難燃性効果酸硬化型フ
ェノール樹脂１００重量部、界面活性剤１重量部、発泡
剤１０重量部、硬化剤１１重量部に対し、第２表に示す
粒径ｌＯμの水酸化アルミニウムを表示！Ｉｉ量部と、
比較例として酸化アンチモン（比較例２）、モリブデン
（比較例３．４）を表示重量部添加し、混練したものを
金型に挿入し、６０℃の型内で発泡成形し、５ ｃｍ
Ｘ １０ｃｍ Ｘ ｌｏｃｍの共試体を得た．上記共試
体を６０℃２４時間養生したものについて発泡密度第２
表に表示したように、略同しものに就いてＪＩＳ Ａ
１３２１に規定された方法で試験した結果を比較例と共
に第２表下段に示した．燃焼試験に示した記号は下記に
示す通りである． Ｔｄθ・・・排気温度曲線が標準温度を越えている部分
の排気温度曲線と欅ｔ＄温度曲線で囲まれた部分の面積
（単位℃×分）を表す。
害 酸硬化型フェノール樹脂１００重量部、界面活性剤ｌ重
量部、発泡剤１０重量部、硬化剤（パラトルエンスルフ
ォン酸６７ｗ ｔＸ） １１重量部に対し、第Ｆ表に示
す粒径の水酸化アル逅ニウムを表示重量部を添加し、混
練したものを金型に挿入して６０℃の型内で発泡戒形し
、５ ｃｓ ｘ １０ｃｍ ｘ ＩＯｃｍの共試体を得
た。上記共試体を６０℃２４Ｍ！Ｆ間養生したものにつ
いて硬化状態を溶剤抽出試験によって未硬化樹脂分を測
定判定した。結果は第１表下段に示した通りである． 実施例２ 水酸化アルミニウムの難燃性効果酸硬化型フ
ェノール樹脂１００重量部、界面活性剤１重量部、発泡
剤１０重量部、硬化剤１１重量部に対し、第２表に示す
粒径ｌＯμの水酸化アルミニウムを表示！Ｉｉ量部と、
比較例として酸化アンチモン（比較例２）、モリブデン
（比較例３．４）を表示重量部添加し、混練したものを
金型に挿入し、６０℃の型内で発泡成形し、５ ｃｍ
Ｘ １０ｃｍ Ｘ ｌｏｃｍの共試体を得た．上記共試
体を６０℃２４時間養生したものについて発泡密度第２
表に表示したように、略同しものに就いてＪＩＳ Ａ
１３２１に規定された方法で試験した結果を比較例と共
に第２表下段に示した．燃焼試験に示した記号は下記に
示す通りである． Ｔｄθ・・・排気温度曲線が標準温度を越えている部分
の排気温度曲線と欅ｔ＄温度曲線で囲まれた部分の面積
（単位℃×分）を表す。
１００以下 合格
ＣＡ ・・・単位面積当たりの発煙係数６０以下合格
残炎 ・・・加熱終了後３０秒以上残炎なし．上記３項
目が全て合格のときに、ＪＩＳ Ａｌ３２１の準不燃
の合格が与えられる。
残炎 ・・・加熱終了後３０秒以上残炎なし．上記３項
目が全て合格のときに、ＪＩＳ Ａｌ３２１の準不燃
の合格が与えられる。
第１表
単位：重量部
○・・・硬化良好
×・・・未硬化
〔効果〕
この発明は第ｌ表，第２表により明らかなように酸硬化
型フェノール樹脂に弱アルカリ性の水酸化アルくニウム
に依り不燃性．発泡建材であるから建築基準法に定めら
れた内装建材に効果的である以外に樹脂を発泡したもの
であるから軽量であり手続補正書 （自発） 平７ｉ！２年 ５月１５日 １． 事件の表示 平成ｌ年特許願第２９９９４４号 ２． 発明の名称 不燃性樹脂発泡建材 ３． 補正をする者 事件との関係
型フェノール樹脂に弱アルカリ性の水酸化アルくニウム
に依り不燃性．発泡建材であるから建築基準法に定めら
れた内装建材に効果的である以外に樹脂を発泡したもの
であるから軽量であり手続補正書 （自発） 平７ｉ！２年 ５月１５日 １． 事件の表示 平成ｌ年特許願第２９９９４４号 ２． 発明の名称 不燃性樹脂発泡建材 ３． 補正をする者 事件との関係
Claims (1)
- 酸硬化型フェノール樹脂、界面活性剤、発泡剤、硬化剤
等の組成物に耐炎助剤として平均粒径が１０μ以上の水
酸化アルミニウムを前記酸硬化型フェノール樹脂１００
重量部に対して６２．５〜２００重量部添加混合された
事を特徴とする不燃性樹脂発泡建材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29994489A JPH03160038A (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 不燃性樹脂発泡建材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29994489A JPH03160038A (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 不燃性樹脂発泡建材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03160038A true JPH03160038A (ja) | 1991-07-10 |
Family
ID=17878836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29994489A Pending JPH03160038A (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 不燃性樹脂発泡建材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03160038A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019208811A1 (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 旭化成建材株式会社 | 難燃性フェノール樹脂発泡体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6289740A (ja) * | 1985-06-10 | 1987-04-24 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | フエノ−ル樹脂組成物及びこの組成物から形成される耐燃性フエノ−ル樹脂発泡体 |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP29994489A patent/JPH03160038A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6289740A (ja) * | 1985-06-10 | 1987-04-24 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | フエノ−ル樹脂組成物及びこの組成物から形成される耐燃性フエノ−ル樹脂発泡体 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019208811A1 (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 旭化成建材株式会社 | 難燃性フェノール樹脂発泡体 |
| JPWO2019208811A1 (ja) * | 2018-04-27 | 2021-01-07 | 旭化成建材株式会社 | 難燃性フェノール樹脂発泡体 |
| US11326036B2 (en) | 2018-04-27 | 2022-05-10 | Asahi Kasei Construction Materials Corporation | Flame-retardant phenolic resin foam |
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