JPH03160036A - プリプレグ用熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents

プリプレグ用熱硬化性樹脂組成物

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JPH03160036A
JPH03160036A JP30012689A JP30012689A JPH03160036A JP H03160036 A JPH03160036 A JP H03160036A JP 30012689 A JP30012689 A JP 30012689A JP 30012689 A JP30012689 A JP 30012689A JP H03160036 A JPH03160036 A JP H03160036A
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JP
Japan
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component
resin composition
thermosetting resin
group
reactive
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JP30012689A
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Masazumi Enou
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、先進複合材料として、強度、弾性率、破壊靭
性、更にはこれらを比重で除した、比強度、比弾性率の
大なることを要求される構造体に用いられるプリプレグ
用熱硬化性樹脂組成物に関する。
更に詳しくは、耐熱性と加工性を損うことなく、耐衝撃
性に優れ、航空機構造体として実際に使用される環境で
高性能を発揮する高靭性プリプレグ用熱硬化性樹脂絹成
物に関する。
[従来の技術] 特公昭46−23250やヨーロッパ特許177086
7に見られるようにポリアミン類とビスマレイミド樹脂
とを反応させて得られる硬化物は、耐熱性に優れ、高弾
性率であるという有利な性質をもつ反面、破壊靭性が低
く、脆いという構造材料として致命的な欠陥を有してい
る。
このような欠点を改良するために、■熱可塑性樹脂をブ
レンドする方法(第33回インターナショナノレサンペ
シンポジウム、3月7〜10日、1988年、1546
〜1560頁)が知られている。また、■ビスマレイミ
ド樹脂を末端力ルボキシル基ブタジエンアクリロニトリ
ル共重合体(CTBN)で変性すると靭性が向上すると
いう報告(インターナショナル・アドヒージョン●アン
ド・アドヒージブズ、5巻3号、1985年)がある。
更に、■ポリベンズイミダゾール粒子を添加する方法(
第33回インターナショナルサンペシンポジウム、3月
7〜10日、1988年)、■2個の核を有するアリル
フェノールを添加する方法(米国特許4100140 
、特公昭55−39242) 、■芳香族オリゴマーを
添加する方法(特開昭63−33423)、更に■両末
端反応性芳香族オリゴマーを添加する方法(第32回イ
ンターナショナルサンペシンポジウム、4月6〜9日、
1987年、および特開昭63−189410 )など
が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、これらの従来技術では、まだ十分ではなかった
。たとえば■の方法では、得られたブレンド物の戊形性
が極端に低下するという難点があり、■のようなCTB
N変性では、硬化物の靭性の増加と同時に弾性率が大幅
に低下してしまい、■〜■の方法では、靭性の改良が今
一歩不足するものでしかなかった。
本発明の目的は、かかる従来技術の欠点に鑑み、耐熱性
、靭性及び弾性率のバランスのとれた優れたプリプレグ
用熱硬化性樹脂組成物を提供せんとするものである。
すなわち、本発明によれば、系が本来有する或形性、耐
熱性、及び高弾性率を維持したまま、破壊靭性の大幅な
改善が認められ、予想以上に優れた物性バランスを有す
る成形体を与えるプリプレグ用熱硬化性樹脂組成物を提
供することができる。
[課題を解決するための手段コ 本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手
段を採用する。
すなわち、本発明のプリプレグ用熱硬化性樹脂組成物は
、 下記A,B,Cを必須成分とすることを特徴とするもの
である。
A.次式[Iコ (式中、Roは多価の有機基、R1 R2はそれ ぞれ水素原子又はアルキル基、kは1以上の整数)で表
されるマレイミド基を含有するポリマレイミド化合物。
B.A成分と化学反応が可能であり、室温で液状である
反応性希釈剤。
C.次式[n] (式中、X,Yの各記号は−C O −   S O 
2−−0−、或いは一〇 (R3)2 − (R3は水
素原子又はアルキル基)であり、QはA成分と化学反応
が可能な官能基を意味し、また、l、1、πは正の整数
とする)で表される反応性芳香族オリゴマー性化合物。
本発明のA成分のポリマレイミド化合物は、次式 [I
コ : ?式中、Roは多価の有機基、Rl、R2はそれぞれ水
素原子又はアルキル基、kは1以上の整数)で表される
マレイミド基を含有する化合物である。
ここで、Roの多価の有機基としては、次のものが例示
される。
すなわち、多価の脂肪族基(分岐されいても、また他の
有機基によって置換されていてもよい)としては、たと
えば、 −{−CIl■一CL  C11■−CIl■−CI1
2−CI■÷、などがあげられる。また、多価の芳香族
基としては、たとえば、 (式中、Roはアルキル基であり、Roは−O− S 
   S O 2    C O    C H 2C
 I , 1 −C−、または一〇−P−0−であり、I CFI3 ここで、Pはパラフエニレン基、メタフエニレン基であ
る。また、k≧2の整数を表す)などの芳香族有機基あ
げられるが、さらに上記以上の多価の有機基であっても
さしつかえない。
本発明により用いられるポリマレイミドは、相当するジ
アミンを不飽和ジカルボン酸無水物と反応させる公知の
方法により製造される。
本発明に用いる好ましいポリマレイミドの例を以下に示
す。
すなわち、4.4’−ビスマレイミドジフエニルメタン
、ポリマレイミドアニリン樹脂、4,4′−ビスマレイ
ミドジフエニルエーテル、3.3’−ビスマレイミドジ
フエニルスルホン、l,3−ビスマレイミドベンゼン、
2.4−ビスイミドトルエン、1.6−ビスマレイミド
ヘキサン、2,2.4−トリメチル−16−ビスマレイ
ミドヘキサン等が使用できる。これらは1種もしくは2
種以上の混合系で用いても差し支えない。
本発明で用いられるB成分は、A成分のポリマレイミド
化合物と化学反応が可能であり、室温で液状である化合
物であり、好ましくは特公昭55−39242や米国特
許1048615に記載されているアルケニルフェノー
ル及び/又はアルケニルフェノールエーテルがよい。
かかるアルケニルフェノールとしては、たとえば、0,
O′−ジアリルービスフェノールA14,4′−ヒドロ
キシ−3.3′−アリルージフェニル、ビスー(4−ヒ
ドロキシ−3−アリルーフェノール)一メタン、2,2
−ビスー(4−ヒドロキシ3.5−ジアリルーフエニル
)一プロパンおよびオイゲノール等が使用できる。
次に、C成分の反応性芳香族オリゴマー性化合物は、次
式[■] : (式中、X,Yの各記号は一〇 〇一S O 2−−0
−、或いは一〇 (R3)2 − (R3は水素原子又
はアルキル基)であり、QはA成分と化学反応が可能な
官能基を意味し、また、l11、πは正の整数とする)
で表される化合物である。
反応性芳香族オリゴマー性化合物[■]は、ビスフェノ
ールAやo,o’−ジアリルービスフェノールAのよう
なジフェノールの金属塩に、例えば4.4′〜ジクロロ
ジフエニルスルホンのようなジハロゲン化芳香族化合物
を作用させることによって得られる。ここで、(z +
 n ) x /の値は生或物の平均重合度を表し、好
ましくは0.  5〜20,さらに好ましくは2〜10
の範囲内である。(,V+72)X/の値が2未満の場
合には、ポリマレイミドとの硬化反応で得られる樹脂の
架橋密度が高くなり、耐熱性はあるものの十分な靭性が
得られなくなる傾向を示す。また、(Z+72)Xi’
の値が10を越える場合には、反応性芳香族オリゴマー
性化合物の分子量が大きくなりすぎて、樹脂組成物の粘
度が著しく増大し、含漫性が低下するなど欠点を発生す
る傾向がでてくる。
更に、反応性芳香族オリゴマー性化合物中の反応性基を
含むユニットの比率rの好ましい範囲は、0.01〜0
.3である。
ここで、r=y / h +72 )で表される。rの
値が06 01より小さい場合には、オリゴマー中の反
応性基の濃度が希薄になり、ポリマレイミドとの反応が
起りにくくなり、オリゴマーが粗大分離するという欠点
が発生し易くなる。また、rの値が0.3より大きい場
合には、オリゴマーとポリマレイミドとの反応が効率良
く進行する結果、極めて均質性が良好であり相分離は認
められない。
セフトン(M, S.Sefton)らは、第l9回イ
ンターナショナルサンペテクニカルコンファレンス ■
0月13〜15日、■897年、700〜710頁のな
かで、熱硬化性樹脂の強靭性を効果的に向上させるには
、ブレンドした熱可塑性樹脂などの添加剤が硬化過程で
相分離して、微細な島構造を形成することが必要である
と報告している。すなわち、rの値が0,01より小さ
い場合や、逆に0.3より大きい場合には、硬化物の強
靭性を向上させる為に必要な相分離構造を形成させるこ
とが出来ない。しかるに、rの値が0.01〜0.  
3の範囲にある場合には、l〜数μ程度の大きさの微細
な島構造が形成され、したがって硬化物の強靭性を向上
させることが可能である。
これらの反応性芳香族オリゴマー性化合物は、単独でビ
スマレイミドとの硬化反応に用いても良いし、2種以上
の混合系で用いても差し支えない。
ポリマレイミド(八或分)と反応性希釈剤(B或分)の
両成分に対する反応性芳香族オリゴマー性化合物(C成
分)の混合割合は、比較的自由に選択され得るが、好ま
しくは5重量%〜50重量%、さらに好ましくは↓O〜
40重量%である。
混合割合が50重量%を越える場合には、樹脂組成物の
粘度が著しく増大し、含浸性が低下するなどの欠点が発
生し易くなる。また、混合割合が5重量%以下では強靭
性の改良効果は十分には期待できにくくなる。
本願発明によれば、反応性芳香族オリゴマ性化合物を使
用することにより、成形物中に微細な島構造を形成させ
て、その靭性を大幅に改善することが可能となる。しか
も、従来技術のように靭性向上のために種々の添加剤を
使用することがないので、耐熱性や成形性を低下せしめ
ることがないので、本発明においては、耐熱性や或形性
をさして損なうことがないという特徴を発揮する。
以下、実施例を用いて更に詳細に本発明を説明する 実施例1 〔下記、構造式[V]の化合物の合成〕CH3 撹拌機、還流冷却機、脱水トラップ、温度計を備えた3
L3ツロガラスフラスコに、ジアリルビスフェノールA
 (92.4g=0.300モル)、ビスフェノールA
 (207g=0.906モル)、ジクロルフエニルス
ルホン(407g=1.42モル)、炭酸カリウム(1
 7 4 g)お上びN−メチル−2−ピロリドン1.
51,  トルエン0.61を仕込み、撹拌下で3時間
還流したところ理論量の縮合水を得た。
トルエンを減圧留去した後、175℃で3.5時間加熱
撹拌した。
反応系にテトラヒドロフラン1lを加えて希釈してから
、生成した塩化ナトリウムを濾別した。
得られた赤褐色透明溶液を、メタノールと水とを、体積
でそれぞれ5対1となるように加えた混合液体18l中
に激しく撹拌しながらゆっくりと加えた。沈殿した固体
を濾集し140℃で10時間真空乾燥して472gの淡
褐色固体を得た(収率71%)。この淡褐色固体のポリ
スチレン換算数平均分子量は2900であり、重水素化
クロロホルム中で測定したプロトンNMRの結果は以下
の通りであった。すなわち、芳香族プロトン(δ=6.
7〜8、0)、オレフィンプロトン(δ=6.0〜6.
7)、メチルプロトン(δ=1.5〜2.2)であった
また、プロトンNMRから算出した、ジアリルビスフェ
ノールAユニット導入率は14%であった。
実施例2 〔下記、構造式[VI]の化合物の合成〕C1{3 ←0−◎一C一◎−0−◎−SO2−◎+1C113 実施例1で使用した装置にジアリルビスフェノ一ルA 
(30.8g=0.100モル)、ジクロルフエニルス
ルホン(28.7g=0.100モル)、炭酸カリウム
(1 4.  5 g)およびN−メチル−2−ピロリ
ドン1 6 5m/,  トルエン75mlを仕込み、
実施例1と同様にして淡褐色固体40.0gを得た(収
率77%)。この淡褐色固体のポリスチレン換算数平均
分子量は3500であった。
実施例3 〔下記、構造式[■]の化合物の合成〕C113 +O−◎一C一◎一〇一◎一SO2−◎}πC1{3 実施例{で使用した装置にビスフェノールA(22.6
g=0.090モル)、ジクロルフエニルスルホン(3
0.50g=0.106モル)、炭酸カリウム(1 3
.  1 g)およびN−メチル−2−ピロリドン1 
6 5m/、トルエン75mlを仕込み、実施例1と同
様にして淡褐色固体32.6gを得た(収率70%)。
この淡褐色固体のポリスチレン換算数平均分子量は30
00であった。
実施例4 反応性稀釈剤(DABA)33.1部および実施例1で
合成した反応性オリゴマ−(構造式[III])20.
0部とを、500ml容量の丸底ビーカーに秤量し、1
50℃のオイルバスにて加熱撹拌しながら均一に混合さ
せた。その後、4.4′−ビスマレイミドジフエニルメ
タン46.9部を加え、完全に混合するまで撹拌し、真
空脱泡をしてから厚さ3帥の型枠に流し込んだ。熱風オ
ーブン中で180℃×2時間、次いで250℃×6時間
の加熱により硬化板を得た、この硬化板より曲げ弾性率
および破壊靭性測定用に試験片を切り出した。
破壊靭性測定後に、該試験片の破壊面を走査型電子顕微
鏡(SEM)を用いて観察した。更に、光学顕微鏡を用
いて透過像観察を行なった。また。
DSCによりガラス転移点(T g)を求めた。
これらの結果を第1表に示した。
第1表 比較例1 反応性稀釈剤(DABA)33.1部および実施例2で
合成した反応性オリゴマー(構造式[TV])20.0
部とを、500ml容量の丸底ビーカーに秤量し、15
0’Cのオイルバスにて加熱撹拌し均一に混合させる。
その後、4.4’−ビスマレイミドジフエニルメタン4
6.9部を加え、完全に混合するまで撹拌し、真空説泡
をしてから厚さ3叩の型枠に流し込んだ。熱風オーブン
中で180’CX2時間、次いで250℃×6時間の加
熱により硬化板を得た。この硬化板より助げ弾性率およ
び破壊靭性測定用試験片を切り出した。破壊靭性測定後
に、該試験片の破壊面を走査型電子顕微鏡(SEM)を
用いて観察した。更に、光学顕微鏡を用いて透過像観察
を行なった。また、DSCによりガラス転移点(Tg)
を求めた。
これらの結果を第2表に示した。
第2表 比較例2 反応性稀釈剤(DABA)33.1部および実施例3で
合成した反応性オリゴマ−(構造式[V])20.0部
とを、500m/容量の丸底ビーカーに秤量し、150
℃のオイルバスにて加熱撹拌しながら均一に混合させた
。その後、4.4′−ビスマレイミドジフエニルメタン
46.9部を加え、完全に混合するまで撹拌し、真空脱
泡をしてから厚さ3階の型枠に流し込んだ。熱風オープ
ン中で180°CX2時間、次いで250°CX6時間
の加熱により硬化板を得た。
しかし、得られた硬化板はオリゴマの粗大分離による不
均一な硬化物であり、評価試験片を得ることは出来なか
った。
比較例3 反応性稀釈剤(DABA)33.1部および44′−ビ
スマレイミドジフェニルメタン46.9部とを500m
l容量の丸底ビーカーに秤量し、150℃のオイルバス
にて加熱撹拌しながら均一に混合させた。次いで真空脱
泡をして厚さ3Mの型枠に流し込んだ。熱風オーブン中
で180℃×2時間、次いで250℃×6時間の加熱に
より硬化板を得た。この硬化板より曲げ弾性率および破
壊靭性測定用試験片を切り出した。
破壊靭性測定後に、該試験片の破壊面を走査型電子顕微
鏡(SEM)を用いて観察した。更に、光学顕微鏡を用
いて透過像観察を行なった。また、DSCによりガラス
転移点(Tg)を求めた。
これらの結果を第3表に示した。
第3表 [発明の効果] 本発明は、耐熱性、靭性及び弾性率のバランスのとれた
優れたプリプレグ用熱硬化性樹脂組成物を提供すること
ができるので、系が本来有する成形性、耐熱性、及び高
弾性率を維持したまま、破壊靭性を大幅に改善すること
ができ、もって、優れた物性バランスを有する成形体を
与えるプリプレグ用熱硬化性樹脂組成物を提供すること
ができる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記A、B、Cを必須成分とすることを特徴とす
    るプリプレグ用熱硬化性樹脂組成物。 A、次式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_0は多価の有機基、R^1、R^2はそれ
    ぞれ水素原子又はアルキル基、kは1以上の整数)で表
    されるマレイミド基を含有するポリマレイミド化合物。 B、A成分と化学反応が可能であり、室温で液状である
    反応性希釈剤。 C、次式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X、Yの各記号は−CO−、−SO_2−、−
    O−、或いは−C(R^3)_2−(R^3は水素原子
    又はアルキル基)であり、QはA成分と化学反応が可能
    な官能基を意味し、また、l、m、nは正の整数とする
    )で表される反応性芳香族オリゴマー性化合物。
  2. (2)B成分が次式[III] ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^4は−CO−、−SO_2−、−O−、或い
    は−C(R^3)_2−(R^3は水素原子又はアルキ
    ル基)を意味し、nは0もしくは1を表し、また、Qは
    A成分と化学反応可能な官能基を表す)で表される化合
    物を含むことを特徴とする請求項(1)記載のプリプレ
    グ用熱硬化性樹脂組成物。
  3. (3)B成分が次式[IV] ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^5は−CO−、−SO_2−、−O−、或い
    は−C(R^3)_2−(R^3は水素原子又はアルキ
    ル基)を意味し、nは0もしくは1を表す。またQはA
    成分と化学反応可能な官能基を表す。)で表される化合
    物を含むことを特徴とする請求項(1)記載のプリプレ
    グ用熱硬化性樹脂組成物。
  4. (4)Qがアリル基もしくは1−プロペニル基であるこ
    とを特徴とする請求項(2)記載のプリプレグ用熱硬化
    性樹脂組成物。
  5. (5)Qがアリル基もしくは1−プロペニル基であるこ
    とを特徴とする請求項(3)記載のプリプレグ用熱硬化
    性樹脂組成物。
  6. (6)B成分としてo,o′−ジアリルビスフェノール
    Aを含むことを特徴とする請求項(1)記載のプリプレ
    グ用熱硬化性樹脂組成物。
  7. (7)A成分のマレイミド成分1当量につき、B成分の
    反応性基が、0.1〜10、好ましくは0.5〜1.0
    当量となるような割合で、A成分とB成分とが混合され
    ていることを特徴とする請求項(1)記載のプリプレグ
    用熱硬化性樹脂組成物。
  8. (8)C成分の数平均重合度(m+n)×lが、0.5
    〜20、好ましくは2〜10の範囲にあることを特徴と
    する請求項(1)記載のプリプレグ用熱硬化性樹脂組成
    物。
  9. (9)C成分中の反応性基を含むユニットの比率rが、
    0.01〜0.5、好ましくは0.01〜0.3である
    ことを特徴とする請求項(1)記載のプリプレグ用熱硬
    化性樹脂組成物。
  10. (10)C成分中の反応性基Qが、アリル基もしくは1
    −プロペニル基であることを特徴とする請求項(1)記
    載のプリプレグ用熱硬化性樹脂組成物。
  11. (11)樹脂組成物の全成分重量に対するC成分の重量
    比率が、5〜50%、好ましくは10%〜40%である
    ことを特徴とする請求項(1)記載のプリプレグ用熱硬
    化性樹脂組成物。
JP30012689A 1989-11-17 1989-11-17 プリプレグ用熱硬化性樹脂組成物 Pending JPH03160036A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04227931A (ja) * 1990-05-21 1992-08-18 Ciba Geigy Ag 硬化性組成物
JP2011088981A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Mitsubishi Plastics Inc ポリマレイミド系組成物
WO2021140061A1 (en) * 2020-01-07 2021-07-15 Solvay Specialty Polymers Usa, Llc Epoxy functionalized poly(aryl ether sulfones) copolymers

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