JPH0315932Y2 - - Google Patents

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JPH0315932Y2
JPH0315932Y2 JP1984182633U JP18263384U JPH0315932Y2 JP H0315932 Y2 JPH0315932 Y2 JP H0315932Y2 JP 1984182633 U JP1984182633 U JP 1984182633U JP 18263384 U JP18263384 U JP 18263384U JP H0315932 Y2 JPH0315932 Y2 JP H0315932Y2
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JP
Japan
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hot air
temperature
air
floor panel
damper
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JP1984182633U
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JPS6196214U (ja
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  • Central Heating Systems (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は温風を熱源とする床暖房装置に関する
ものである。
〈従来技術〉 従来から石油温風暖房機の温風の一部を利用し
て床暖房を行うことが提案されているが、室内温
度の調節の為暖房機の発熱量を調節するとそれに
併い熱交換器の温度も変化し床パネルへ投入する
温風温度が変化し床パネルを快適温度に保つ為に
は不都合であつた。床暖房の快適温度はパネル表
面温度が30℃付近であるが温風式の場合は騒音の
間題から送風量にある程度制限がある為パネルを
上記温度に保つには70〜80℃程度の温風が必要に
なつてくる。従つて暖房機の発熱量が小さい時に
70〜80℃の温風が得られるように設定すると発熱
量が大きくなつたときに80℃を越え床パネルの温
度が高くなりすぎたり。耐熱性等で問題が出てく
る。
〈目的〉 本考案は上述の如き欠点をなくした温風床暖房
装置を提供するものである。
〈実施例〉 第1図は本考案装置の概略構成図で、1は暖房
機本体、2は通風ダクトを内蔵した置台、3はこ
の通風ダクトに接続された延長ダクトで他端側に
床パネル4が接続されている。この床パネル4は
床面全面の適所から温風が吹き出すように成つて
おり、温風は最終的には室内加熱に寄与する。
第2図は本考案装置の断面構成図であつて、上
記本体1内には芯式、ポツト式等のバーナ9を有
する燃焼部10が内蔵されている。11は燃焼部
10の上部に連接された熱交換器で、この排気口
は本体1の上面に形成された温風用開口1bに対
向して開口している。従つて、燃焼排ガスは本体
1の開口1bから自然対流の形で上昇し室内へ拡
散する。6は本体1の後面内側に設けた吸入ダク
トで上記熱交換器11に対向する部分に温風吸込
口6aが形成され、本体後面下部に温風取出口5
aが形成されている。5は温風ブロワで遠心式の
フアンを有し、上記温風取出口5aから吸込んだ
温風を通風ダクト2内へ送風するものである。1
2は本体前面上部側に形成された空気取入口で熱
交換器11を介して上記温風取出口5aに対応し
た位置にある。なお、図示しないが燃焼用の空気
は室外、室内から適宜方法で供給されると共に対
流用の空気は本体1の下部から供給される。
7aは本体後面に形成された外気取入口で、こ
の取入口7aを開閉するダンパー7が当該後面に
枢支されている。このダンパー7は枢支部分に内
蔵されたバネにより常時閉成方向に付勢されてい
る。8は形状記憶合金から成る温風温度検知手段
で温風温度が所定温度(例えば95℃)以上になる
と収縮する。この検知手段8は一方が上記ダンパ
ー7の自由端に連結されているため、温風温度が
所定温度以上になると収縮して、第3図bの如く
ダンパー7をダクト6内へ開き、空気取入口7a
を開放する。
而して、石油を燃料として燃焼部10で燃焼を
行うと、燃焼排ガスは熱交換器11を通過し、本
体の開口1bから室内に拡散する。ここで温風ブ
ロワ5を作動させると吸込口6aから熱交換器1
1にて加熱された対流用空気が吸い込まれ各ダク
ト6,3から成る温風通路を介して床パネル4に
送風される。この送風により床パネル4は30℃程
度に昇温され、快適な暖房となる。
上記排気口1bから放出される排ガスはかなり
の高温であるが、本体前面の空気取入口12から
は排ガスの上昇気流によるエジエクシヨン効果
と、吸込口6aの吸引力により、室内空気が吸引
され排ガスと混合されるので、開口1bから出る
排ガスの温度は低下し、危険性がない。
又空気取入口12と温風吸込口6aとは互いに
対応しているから空気取入口12から吸引された
空気のうち排ガスと混合するもの以外は熱交換器
11を介して直接吸込口6aに吸引される。つま
り、熱交換器11で効率よく熱交換された高温の
熱温が床パネル4側へ吸引されることになり、床
暖房の効率が向上する。
又、この装置によれば、温風が前面に吹き出さ
れないため、その付近のみが高温になることがな
く床パネル4のある部分全部が均一で快適な暖房
となる。しかも、本体1の前面側から空気を吸い
込むため、床パネル4から出た温風がゆるやかな
流れとなつて暖房機本体1の空気取入口11側へ
向うことになり、人間の活動する高さが更に快適
な暖房となる。
上述の暖房状態において、通常燃焼では吸入ダ
クト6内を通過する温風温度は70℃〜80℃である
から、ダンパー7は第3図aの如く外気取入口7
aを閉成している。しかし、発熱量を調節した
り、外気温が上つたりして、吸入ダクト6内を通
過する温風温度が所定温度を越えると温風温度検
知手段8が収縮し、ダンパー7を開いて外気取入
口7aを開放する。このため、温度の低い外気が
矢印の如く吸入ダクト6内に吸引され、温風温度
を70℃〜80℃に下げる。この状態で温風温度が下
がると枢支点のバネ力が検知手段8の収縮力を上
まわり、ダンパー7を第3図aの如く閉じ外気の
吸引を抑える。
従つて、温風通路内を通過して床パネル4に供
給される温風温度はほぼ一定の範囲に保たれ快適
な暖房を行う。
〈効果〉 本考案によれば、発熱(燃焼)量やその他条件
で温風温度が変化しても、床パネルへはほぼ一定
温度の温風を供給することができる。従つて、快
適な暖房を行うことができると共に床パネルは過
熱の心配がないので使用できる材料の幅を広げる
ことができる。
しかも、ダンパーの開閉を制御して温風温度を
一定にする手段として、所定の温風温度で形状回
復することによりダンパーを開く、形状記憶合金
からなる温風温度検知手段を設けたから、構造及
び制御が極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案装置の外観斜視図、第2図:同
装置の簡略断面図、第3図a,b:同装置の温風
ブロワ部分の動作説明図。 符号、1:暖房機本体、5:温風ブロワ、5
a:温風取出口、4:床パネル、6:吸込ダク
ト、7:外気取入口、7a:ダンパー、8:温風
温度検知手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 熱源を内蔵した暖房機本体と床パネルとの間に
    温風通路を設け、この温風通路に温風ブロワを介
    在させ、この温風ブロワによつて床パネルに温風
    を送風する温風式床暖房装置において、 上記温風通路に外気取入口を設けると共にこの
    取入口を開閉するダンパーを設け、上記温風通路
    に温風温度を検知して形状回復し、当該ダンパー
    を開く形状記憶合金からなる温風温度検知手段を
    設けた温風式床暖房装置。
JP1984182633U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH0315932Y2 (ja)

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JP1984182633U JPH0315932Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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JP1984182633U JPH0315932Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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Publication Number Publication Date
JPS6196214U JPS6196214U (ja) 1986-06-20
JPH0315932Y2 true JPH0315932Y2 (ja) 1991-04-05

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JP1984182633U Expired JPH0315932Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57172316U (ja) * 1981-04-23 1982-10-29

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JPS6196214U (ja) 1986-06-20

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