JPH03159214A - フェライト磁心 - Google Patents
フェライト磁心Info
- Publication number
- JPH03159214A JPH03159214A JP29886289A JP29886289A JPH03159214A JP H03159214 A JPH03159214 A JP H03159214A JP 29886289 A JP29886289 A JP 29886289A JP 29886289 A JP29886289 A JP 29886289A JP H03159214 A JPH03159214 A JP H03159214A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- magnetic core
- ferrite magnetic
- connection part
- tip
- Prior art date
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- Pending
Links
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 28
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、低損失なフェライト磁心に関する。
(従来の技術)
従来より、トランス用磁心としては、E型フェライト磁
心、U型フェライト磁心が広く用いられている。このト
ランス用磁心には、低損失であることが要求され、材質
面及び形状面から種々の検討がなされている。
心、U型フェライト磁心が広く用いられている。このト
ランス用磁心には、低損失であることが要求され、材質
面及び形状面から種々の検討がなされている。
例えば、このトランスの一つであるスイッチング電源は
、高周波化が進んでおり、この高周波においても低損失
であるフェライト磁心が要求されている。
、高周波化が進んでおり、この高周波においても低損失
であるフェライト磁心が要求されている。
この従来のE型フェライト磁心の斜視図を第7図に示す
、この従来例は、中心脚71と一対の外側脚72と接続
部73とが一体に形成されたE型フェライト磁心である
。
、この従来例は、中心脚71と一対の外側脚72と接続
部73とが一体に形成されたE型フェライト磁心である
。
また、別の従来例の斜視図を第8図に示す、この従来例
は、形状面より改善を試みた例であり、薄型のE型フェ
ライト磁心81を絶縁物82を介して積層したものであ
る。
は、形状面より改善を試みた例であり、薄型のE型フェ
ライト磁心81を絶縁物82を介して積層したものであ
る。
(発明が解決しようとする問題点)
上記の第8図に示した従来例では、損失特性は良好と言
えるが、薄いフェライト磁心を積層する作業が必要であ
り、工数がかかるという問題と。
えるが、薄いフェライト磁心を積層する作業が必要であ
り、工数がかかるという問題と。
薄いフェライト磁心の製造が困難であり、また取扱いも
煩雑であった。
煩雑であった。
本発明は、上記の事を鑑みて、低損失を実現できる新規
な構造のフェライト磁心を提供することを目的とするも
のである。
な構造のフェライト磁心を提供することを目的とするも
のである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、中心脚、該中心脚の両側に配置される外側脚
、この中心脚及び外側脚を接続する接続部とを一体に形
成したE型フェライト磁心において、前記中心脚及び外
側脚に、先端から接続部に向い、その先端から接続部ま
での長さの半分以上の深さを有し、かつ各脚部を結ぶ方
向に平行なスリット溝が形成されているものである。
、この中心脚及び外側脚を接続する接続部とを一体に形
成したE型フェライト磁心において、前記中心脚及び外
側脚に、先端から接続部に向い、その先端から接続部ま
での長さの半分以上の深さを有し、かつ各脚部を結ぶ方
向に平行なスリット溝が形成されているものである。
また、2つの脚部、この脚部を接続する接続部とを一体
に形成したU型フェライト磁心において、前記2つの脚
部に、先端から接続部に向い、その先端から接続部まで
の長さの半分以上の深さを有し、かつ両脚部を結ぶ方向
に平行なスリット溝が形成されているものである。
に形成したU型フェライト磁心において、前記2つの脚
部に、先端から接続部に向い、その先端から接続部まで
の長さの半分以上の深さを有し、かつ両脚部を結ぶ方向
に平行なスリット溝が形成されているものである。
(実施例)
本発明に係る第1実施例の斜視図を第1図に。
側面図を第2図に示す、この実施例は、中心脚1゜外側
脚2、接続部3が一体に形成されているE型フェライト
磁心であり、各脚部を結ぶ方向に平行なスリット溝4が
3本形成しである。このスリット溝4は、各脚部の先端
から接続部3に向い、その接続部3までの深さを有して
いる。このフェライト磁心の寸法は、a=40m、b
= 27++s 、 c = 12閣であり、スリット
溝の幅は1■であった。このフェライト磁心を用いたと
きの損失(B = 50mT)を第1表に示す。
脚2、接続部3が一体に形成されているE型フェライト
磁心であり、各脚部を結ぶ方向に平行なスリット溝4が
3本形成しである。このスリット溝4は、各脚部の先端
から接続部3に向い、その接続部3までの深さを有して
いる。このフェライト磁心の寸法は、a=40m、b
= 27++s 、 c = 12閣であり、スリット
溝の幅は1■であった。このフェライト磁心を用いたと
きの損失(B = 50mT)を第1表に示す。
第 1 表
また、従来例として同寸法の第7図に示したフェライト
磁心の値も示す。
磁心の値も示す。
また、B=100■Tのときの値を第2表に示す。
のである。
この第2、第3、第4実施例の損失を第3表に示す。
第 2 表
第 3
表
また、本発明に係る第2実施例の側面図を第3図に示す
、この実施例は、第1実施例とほぼ同一であって、スリ
ット溝の深さlが脚部の先端から接続部までの長さmの
半分となっている。
、この実施例は、第1実施例とほぼ同一であって、スリ
ット溝の深さlが脚部の先端から接続部までの長さmの
半分となっている。
また1本発明に係る第3実施例の側面図を第4図(a)
に示す、この実施例は、第1実施例とほぼ同一であって
、スリット溝の数を1本としたものである。
に示す、この実施例は、第1実施例とほぼ同一であって
、スリット溝の数を1本としたものである。
また、本発明に係る第4実施例の側面図を第4図(b)
に示す、この実施例は、第2実施例とほぼ同一であって
、スリット溝の数を1本としたもまた。各実施例が従来
例に対してどの程度損失を改善したかを低減率とし、そ
の値のグラフを第5図と第6図に示す、この低減率の式
を下に示す。
に示す、この実施例は、第2実施例とほぼ同一であって
、スリット溝の数を1本としたもまた。各実施例が従来
例に対してどの程度損失を改善したかを低減率とし、そ
の値のグラフを第5図と第6図に示す、この低減率の式
を下に示す。
コノ第5図はB=501r、第6図はB = 100m
T(7) トきである。
T(7) トきである。
以上かられかるとおり、本発明により、フェライト磁心
の損失を低減できることがわかる。特に、高周波になる
程低減率は高く、今後の高周波に対応している。
の損失を低減できることがわかる。特に、高周波になる
程低減率は高く、今後の高周波に対応している。
また、スリットの深さは1脚部の先端から接続部までの
半分より浅くとも、多少の低減は可能であるが、大きな
改善が望めないため、本発明の範囲外とした。
半分より浅くとも、多少の低減は可能であるが、大きな
改善が望めないため、本発明の範囲外とした。
また、本発明に係る第5実施例の斜視図を第9図に示す
、この実施例は、U型フェライト磁心であり、各脚部5
に、先端から接続部6に到る深さのスリット溝7が、両
脚部を結ぶ方向に平行に形成されている。この実施例に
おいても損失の低減が図れることは、上記の事から明ら
かである。
、この実施例は、U型フェライト磁心であり、各脚部5
に、先端から接続部6に到る深さのスリット溝7が、両
脚部を結ぶ方向に平行に形成されている。この実施例に
おいても損失の低減が図れることは、上記の事から明ら
かである。
また、本発明のスリット溝は、加工により簡単に形成で
き、第8図に示した積層タイプよりも製造が容易で、取
扱いも容易なものである。
き、第8図に示した積層タイプよりも製造が容易で、取
扱いも容易なものである。
(発明の効果)
本発明によれば、フェライト磁心の損失を低減できるも
のであり、特に高周波での損失の低減に役立つものであ
る。
のであり、特に高周波での損失の低減に役立つものであ
る。
第1図は、本発明に係る第1実施例の斜視図で7あり、
第2図は、第1図の側面図であり、第3図は、本発明に
係る第2実施例の側面図であり、第4図(a)、(b)
は、本発明に係る第3.第4実施例の側面図であり、第
5図及び第6図は、本発明に係る実施例の損失の低減率
のグラフであり、第7図は、従来の一例の斜視図であり
、第8図は、別の従来例の斜視図であり、第9図は、本
発明に係る第5実施例の斜視図である。 1・・・中心脚、2・・・外側脚、3,6・・・接続部
、4゜7・・・スリット溝、5・・・脚部。 第1図 4s5図 第2図 第3図 第4図 (a) (b) 周 波 数 (Hz) 第6図 周 波 敷 (KH2) 第8図 第9図
第2図は、第1図の側面図であり、第3図は、本発明に
係る第2実施例の側面図であり、第4図(a)、(b)
は、本発明に係る第3.第4実施例の側面図であり、第
5図及び第6図は、本発明に係る実施例の損失の低減率
のグラフであり、第7図は、従来の一例の斜視図であり
、第8図は、別の従来例の斜視図であり、第9図は、本
発明に係る第5実施例の斜視図である。 1・・・中心脚、2・・・外側脚、3,6・・・接続部
、4゜7・・・スリット溝、5・・・脚部。 第1図 4s5図 第2図 第3図 第4図 (a) (b) 周 波 数 (Hz) 第6図 周 波 敷 (KH2) 第8図 第9図
Claims (2)
- 1.中心脚、該中心脚の両側に配置される外側脚、この
中心脚及び外側脚を接続する接続部とを一体に形成した
E型フェライト磁心において、前記中心脚及び外側脚に
、先端から接続部に向い、その先端から接続部までの長
さの半分以上の深さを有し、かつ各脚部を結ぶ方向に平
行なスリット溝が形成されていることを特徴とするフェ
ライト磁心。 - 2.2つの脚部、この脚部を接続する接続部とを一体に
形成したU型フェライト磁心において、前記2つの脚部
に、先端から接続部に向い、その先端から接続部までの
長さの半分以上の深さを有し、かつ両脚部を結ぶ方向に
平行なスリット溝が形成されていることを特徴とするフ
ェライト磁心。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29886289A JPH03159214A (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | フェライト磁心 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29886289A JPH03159214A (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | フェライト磁心 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03159214A true JPH03159214A (ja) | 1991-07-09 |
Family
ID=17865154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29886289A Pending JPH03159214A (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | フェライト磁心 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03159214A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012156351A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Fuji Electric Co Ltd | 磁気コア |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP29886289A patent/JPH03159214A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012156351A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Fuji Electric Co Ltd | 磁気コア |
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