JPH0315899Y2 - - Google Patents

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JPH0315899Y2
JPH0315899Y2 JP6871586U JP6871586U JPH0315899Y2 JP H0315899 Y2 JPH0315899 Y2 JP H0315899Y2 JP 6871586 U JP6871586 U JP 6871586U JP 6871586 U JP6871586 U JP 6871586U JP H0315899 Y2 JPH0315899 Y2 JP H0315899Y2
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JP
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cap
cap nut
groove
ring
nut
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JP6871586U
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JPS62181785U (ja
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  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はホース端末の口金と、他のホース端末
の口金とを袋ナツトで螺合して接続する場合の袋
ナツトの回り止め構造に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の技術を記載した文献としては、 特開昭48−13746号公報 があり、以下図面を用いてその構成を説明する。
第3図は上記本献に記載されている技術を用いた
袋ナツトの回り止め構造の一構成例を示す断面図
である。
同図中1a,1bは接続すべきホース、2a,
2bはバンド、3,4は口金、5は袋ナツト、7
はOリング、8はロツクねじ、9はロツクペイン
トである。口金3および4にはホース1a,1b
がそれぞれバンド2a,2bで締め付けられ、固
着されている。口金3にはOリング溝31があ
り、Oリング7が装着されている。従つて口金4
とOリング7が密着することにより、接合部の気
密もしくは水密が保たれるようになつている。
そして口金4の螺合部41に袋ナツト5が螺合
され、さらに袋ナツト5の外周の一部にロツクね
じ8を螺合して口金4に袋ナツト5を押圧・固定
し、ロツクねじ8の頭部にロツクペイント9を塗
布して前記袋ナツト5の回り止めを行なつてい
る。
(考案の解決しようとする問題点) しかしながら上述の構造によれば、ロツクねじ
8を袋ナツト5の外周の一部に螺合して、口金4
の螺合部41に押圧することによりロツクし、さ
らにロツクねじ8の頭部にロツクペイント9を塗
布しているため、この接合部を形成する上での作
業性が非常に悪いという問題点があつた。またロ
ツクねじ8が口金4の螺合部41を押圧するた
め、螺合部41の面が破壊されて、繰り返し着脱
を行なうには不適当であつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上述の問題点に鑑み、ロツクねじ及び
ロツクペイントを用いない袋ナツトの回り止め構
造を実現する事が目的であつて、その構成は 第一のホース端末の口金3と第二のホース端末
の口金4とを第一の口金3に設けられた袋ナツト
5で螺合して接続するホース接続部の袋ナツトの
回り止め構造において、前記第一の口金3の、袋
ナツト5のゆるむ方向の外周に溝部32を設け、
その溝部32に、溝部32に嵌合し前記袋ナツト
5を押圧する可撓性のリング6を設けたものであ
る。
(作用) 本考案の構成によれば、可撓性のリング6は自
らの伸縮性によつて溝部32に嵌合して袋ナツト
5を押圧するため、袋ナツト5がゆるむ事を抑制
することができる。また、可撓性のリング6は容
易に溝部32から引き出せるのでホースの着脱を
繰り返しても口金を損傷することはない。
(実施例) 第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は本
考案の実施例の、袋ナツトを外した状態を示す断
面図である。
第1図において、1a,1bは接続すべきホー
ス、2a,2bはバンド、3,4は口金、5は袋
ナツト、6は可撓性のリング、7はOリングであ
る。口金3および口金4には各々ホース1a,1
bがバンド2a,2bで締め付けられ固着されて
いる。口金3にはOリング溝31が設けられてお
り、Oリング7が装着されていて、口金4とOリ
ング7とが密着することにより、接合部の気密も
しくは水密が保たれるようになつている。そし
て、口金4の螺合部41に袋ナツト5が螺合さ
れ、口金3の溝部32に可撓性のリング6が装着
されており、袋ナツト5がゆるむ方向に回ろうと
するのを抑制している。ここで口金3,4、溝部
32、袋ナツト5、可撓性のリング6の形状を適
当に選べばホース1a,1bの接続部全体の形状
をほぼ円筒形にすることも可能である。
第2図は前記可撓性のリング6を口金3の溝部
32から引き出して伸ばし、矢印A方向へ移動さ
せ、さらに袋ナツト5を回転させてゆるめ、矢印
B方向へ移動させた様子を示す図である。この図
に示すように、可撓性のリング6を例えばクロロ
プレンゴムのような高摩擦係数と伸縮性のある材
質で形成すると、口金3の溝部32への着脱が容
易であり、その上袋ナツト5をゆるむ方向へ移動
させることを効果的に抑制することができる。さ
らに可撓性のリング6を粘着性のあるゴムなどで
形成すれば、溝部32へ装着した際、袋ナツト5
と密着し回転そのものを抑制することもできる。
さらに図示はしないが、溝部32の形状を例え
ば段差をつける等、可撓性のリング6がはずれに
くくなるような形に変更するなどの変形例は容易
に考えられる。
(考案の効果) 以上、実施例を用いて説明したように、本考案
によれば袋ナツトの回り止めに可撓性のあるリン
グを口金の溝に装着して用いているので、袋ナツ
トの回り止め効果が容易に得られるとともに、ホ
ース同志の着脱作業も簡単におこなえる。
また、ロツクねじを用いないので口金の螺合部
を損傷することもなく、ホースの着脱作業を繰り
返し行なえるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は第
1図の実施例の袋ナツトを外した状態の断面図、
第3図は従来の袋ナツトの回り止め構造の断面図
である。 1a,1b……ホース、2a,2b……バン
ド、3,4……口金、31……Oリング溝、32
……溝部、41……螺合部、5……袋ナツト、6
……可撓性のリング、7……Oリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第一のホース端末の口金と第二のホース端末の
    口金とを第一の口金に設けられた袋ナツトで螺合
    して接続するホース接続部の袋ナツトの回り止め
    構造において、前記第一の口金の、袋ナツトのゆ
    るむ方向の外周に溝を設け、該溝に、該溝に嵌合
    し前記袋ナツトを押圧する可撓性のリングを設け
    た事を特徴とする袋ナツトの回り止め構造。
JP6871586U 1986-05-09 1986-05-09 Expired JPH0315899Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6871586U JPH0315899Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

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JP6871586U JPH0315899Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62181785U JPS62181785U (ja) 1987-11-18
JPH0315899Y2 true JPH0315899Y2 (ja) 1991-04-05

Family

ID=30908785

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JP6871586U Expired JPH0315899Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

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