JPH0315897B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0315897B2 JPH0315897B2 JP62223706A JP22370687A JPH0315897B2 JP H0315897 B2 JPH0315897 B2 JP H0315897B2 JP 62223706 A JP62223706 A JP 62223706A JP 22370687 A JP22370687 A JP 22370687A JP H0315897 B2 JPH0315897 B2 JP H0315897B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eyeball
- overhead
- movement
- measure
- eye
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- Expired - Lifetime
Links
- 210000005252 bulbus oculi Anatomy 0.000 claims description 43
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 38
- 210000001508 eye Anatomy 0.000 claims description 21
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims description 15
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- 210000003128 head Anatomy 0.000 claims description 11
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 9
- 230000004886 head movement Effects 0.000 description 6
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、頭上搭載型の3次元オプトメータ
(以下、TDOという。)の改良に関するものであ
る。
(以下、TDOという。)の改良に関するものであ
る。
[従来の技術]
本発明者は、先に特願昭62−138349号におい
て、頭部を自由に動かして実作業をしている最中
に眼の三大機能である調節・眼球運動・瞳孔反応
を計測可能にした装置を提案している。同装置
は、眼球をその向きにかかわらず常に視線方向か
ら観察可能にする光学リレー系と、オートリフラ
クトメータとを主体として、眼球運動にかかわら
ず眼の調節と眼球運動を測定可能にしたTDOに
おいて、小型化した光学リレー系とオートリフラ
クトメータの測定用光学系のみを一体化して頭上
搭載型に形成したものである。
て、頭部を自由に動かして実作業をしている最中
に眼の三大機能である調節・眼球運動・瞳孔反応
を計測可能にした装置を提案している。同装置
は、眼球をその向きにかかわらず常に視線方向か
ら観察可能にする光学リレー系と、オートリフラ
クトメータとを主体として、眼球運動にかかわら
ず眼の調節と眼球運動を測定可能にしたTDOに
おいて、小型化した光学リレー系とオートリフラ
クトメータの測定用光学系のみを一体化して頭上
搭載型に形成したものである。
しかるに、同装置では、頭が動くために、眼に
固定した座標からの調節・眼球運動は計測可能で
はあるが、3次元実空間のどの点を注視している
かが不明であるという新たな問題が発生してい
た。これは、本発明者らが既に提案している頭部
固定型のTDO(特開昭62−8730号)になかつた問
題である。
固定した座標からの調節・眼球運動は計測可能で
はあるが、3次元実空間のどの点を注視している
かが不明であるという新たな問題が発生してい
た。これは、本発明者らが既に提案している頭部
固定型のTDO(特開昭62−8730号)になかつた問
題である。
また、頭部と眼球をいかに協調して動かして視
対象を認識しているかを研究することは、心理
学、眼光学など、多方面において長年の課題であ
つたが、そのための直接的な計測手段が開発され
ていないという問題があつた。
対象を認識しているかを研究することは、心理
学、眼光学など、多方面において長年の課題であ
つたが、そのための直接的な計測手段が開発され
ていないという問題があつた。
[発明が解決しようとする課題]
本発明の技術的課題は、上記頭上搭載型TDO
において、被験者が注視している3次元空間の絶
対位置を簡易に測定可能にし、任意に頭を動かし
ても、頭部の動きと共に眼の調節・眼球運動の協
調反応を計測可能にすると同時に、眼球の焦点位
置の絶対量をも容易に計測可能にすることにあ
り、さらに、頭部と眼球をいかに協調して動かし
て視対象を認識しているかを直接的に計測するた
めの手段を提供することにある。
において、被験者が注視している3次元空間の絶
対位置を簡易に測定可能にし、任意に頭を動かし
ても、頭部の動きと共に眼の調節・眼球運動の協
調反応を計測可能にすると同時に、眼球の焦点位
置の絶対量をも容易に計測可能にすることにあ
り、さらに、頭部と眼球をいかに協調して動かし
て視対象を認識しているかを直接的に計測するた
めの手段を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記課題を解決するための本発明の頭上搭載型
TDOは、必要なガルバノミラー及び球面ミラー
を有し、眼球の向きに応じて上記ガルバノミラー
の傾動を制御することにより、眼球の向きにかか
わらず光源からのビーム状赤外光を常に視線方向
から投射する光学リレー系と、必要な光学系及び
眼底からの反射光を受光して眼球屈折力を測定す
る受光側定装置を備えたオートリフラクトメータ
とを備え、上記光学リレー系によつて作られる眼
球の実像を眼球の運動にかかわらず静止させた状
態にして、眼の調節と眼球運動を測定可能にした
TDOにおいて、上記光学リレー系とオートリフ
ラクトメータの測定用光学系を一体化して、頭上
搭載型に形成し、それによつて構成される頭上搭
載装置に、それ自体の3次元位置と姿勢角を計測
可能な位置測定装置を付設し、頭部の動きと共に
眼の調節・眼球運動の協調反応を計測可能にする
と同時に、眼球の焦点位置の絶対量をも計測可能
にしたことを特徴とするものである。
TDOは、必要なガルバノミラー及び球面ミラー
を有し、眼球の向きに応じて上記ガルバノミラー
の傾動を制御することにより、眼球の向きにかか
わらず光源からのビーム状赤外光を常に視線方向
から投射する光学リレー系と、必要な光学系及び
眼底からの反射光を受光して眼球屈折力を測定す
る受光側定装置を備えたオートリフラクトメータ
とを備え、上記光学リレー系によつて作られる眼
球の実像を眼球の運動にかかわらず静止させた状
態にして、眼の調節と眼球運動を測定可能にした
TDOにおいて、上記光学リレー系とオートリフ
ラクトメータの測定用光学系を一体化して、頭上
搭載型に形成し、それによつて構成される頭上搭
載装置に、それ自体の3次元位置と姿勢角を計測
可能な位置測定装置を付設し、頭部の動きと共に
眼の調節・眼球運動の協調反応を計測可能にする
と同時に、眼球の焦点位置の絶対量をも計測可能
にしたことを特徴とするものである。
[作用]
光学リレー系とオートリフラクトメータの測定
用光学系を一体化した頭上搭載装置を被験者の頭
上に搭載し、それによつて頭部を定位置に固定す
ることなく、眼の調節・眼球運動を測定するが、
その際、位置測定装置により頭上搭載装置の3次
元位置と姿勢角を計測可能にしているので、頭部
の動きと共に眼の調節・眼球運動の協調反応を計
測できると同時に、眼球の焦点位置の絶対量をも
計測することができる。
用光学系を一体化した頭上搭載装置を被験者の頭
上に搭載し、それによつて頭部を定位置に固定す
ることなく、眼の調節・眼球運動を測定するが、
その際、位置測定装置により頭上搭載装置の3次
元位置と姿勢角を計測可能にしているので、頭部
の動きと共に眼の調節・眼球運動の協調反応を計
測できると同時に、眼球の焦点位置の絶対量をも
計測することができる。
[実施例]
第1図は本発明に係る頭上搭載型TDOの実施
例の使用状態の概要を示している。
例の使用状態の概要を示している。
この頭上搭載型TDOは、第2図以下に示すよ
うに、眼球をその向きにかかわらず常に視線方向
から観察可能にする光学リレー系と、オートリフ
ラクトメータ(調節測定部)とを主体として、眼
球運動にかかわらず、眼の調節と眼球運動、さら
に瞳孔反応を測定可能に構成したもので、第3図
はその光学リレー系における光学要素の配置を、
また第4図はオートリフラクトメータにおける光
学要素の配置を示している。
うに、眼球をその向きにかかわらず常に視線方向
から観察可能にする光学リレー系と、オートリフ
ラクトメータ(調節測定部)とを主体として、眼
球運動にかかわらず、眼の調節と眼球運動、さら
に瞳孔反応を測定可能に構成したもので、第3図
はその光学リレー系における光学要素の配置を、
また第4図はオートリフラクトメータにおける光
学要素の配置を示している。
上記頭上搭載型TDOは、第1図からわかるよ
うに、頭上搭載装置の筐体1内に、光学リレー系
とオートリフラクトメータの測定用光学系一体化
して収容し、それを頭上搭載型に形成したもの
で、筐体1の前面の開放窓2には、光学リレー系
におけるダイクロイツクミラー3を臨ませ、この
頭上搭載装置に、3次元位置と姿勢角を計測可能
な位置測定装置を付設している。また、TDOの
重さが被験者に負担とならないようにするため、
TDOの頭上搭載装置には、それを吊し下げるハ
ンガー4を取付けている。
うに、頭上搭載装置の筐体1内に、光学リレー系
とオートリフラクトメータの測定用光学系一体化
して収容し、それを頭上搭載型に形成したもの
で、筐体1の前面の開放窓2には、光学リレー系
におけるダイクロイツクミラー3を臨ませ、この
頭上搭載装置に、3次元位置と姿勢角を計測可能
な位置測定装置を付設している。また、TDOの
重さが被験者に負担とならないようにするため、
TDOの頭上搭載装置には、それを吊し下げるハ
ンガー4を取付けている。
上記位置測定装置として利用するのに適したも
のとしては、現在、測定範囲が数10cm3〜1m3程度
で、1mm程度の精度で3次元位置と角度を測定可
能な装置が数種類市販されている。例えば、
3SPACE社製のThree Dimensional Dizitizier
(TDD)または小坂研究所製ベクトロンなどであ
る。このような装置を頭上搭載型TDOに付設す
ることにより、容易に眼の中心座標が計測可能と
なり、さらに眼球・頭部の協調運動が計測可能と
なる。
のとしては、現在、測定範囲が数10cm3〜1m3程度
で、1mm程度の精度で3次元位置と角度を測定可
能な装置が数種類市販されている。例えば、
3SPACE社製のThree Dimensional Dizitizier
(TDD)または小坂研究所製ベクトロンなどであ
る。このような装置を頭上搭載型TDOに付設す
ることにより、容易に眼の中心座標が計測可能と
なり、さらに眼球・頭部の協調運動が計測可能と
なる。
第1図は、上記位置計測装置としてTDDを用
いた場合を示し、6はTDDの磁力発生装置、7
はそのセンサー部で、TDOの筐体1の上部の取
りつけられている。また、8はTDO及びTDDに
接続されて、それらを制御し、データを計測する
計測制御装置を示している。
いた場合を示し、6はTDDの磁力発生装置、7
はそのセンサー部で、TDOの筐体1の上部の取
りつけられている。また、8はTDO及びTDDに
接続されて、それらを制御し、データを計測する
計測制御装置を示している。
ここで、TDDは磁力線を用いて位置の計測を
行うものであるため、TDOの筐体1には磁気シ
ールドした材料を用いるなどの対策が施される。
また、磁力発生装置6はセンサー部7の上部に取
りつけ、金属の影響が混入しないように配慮され
る。
行うものであるため、TDOの筐体1には磁気シ
ールドした材料を用いるなどの対策が施される。
また、磁力発生装置6はセンサー部7の上部に取
りつけ、金属の影響が混入しないように配慮され
る。
前記ベクトロンを使う場合には、上記のような
磁気の乱れの対策は不必要で、同装置の測定アー
ムを直接TDOの基点に取付けるたけでよい。
磁気の乱れの対策は不必要で、同装置の測定アー
ムを直接TDOの基点に取付けるたけでよい。
次に、第2図以下を参照して、光学リレー系と
オートリフラクトメータを主体とする頭上搭載型
TDOの構成について説明する。
オートリフラクトメータを主体とする頭上搭載型
TDOの構成について説明する。
第2図及び第3図は、上記筐体1及び位置計測
装置等を省略して示している。同図に示す光学リ
レー系において、11は測定対象である被験者の
眼球で、眼球屈折力の測定に用いる光源12から
のビーム状赤外光が、順次、レンズ15と絞り1
6を有する光学系、ビームスプリツタ17、一対
のレンズ18,19と必要なミラーを有する光学
系、ガルバノミラー20、球面ミラー21、上記
ガルバノミラー20と共に傾動が制御されるガル
バノミラー22、上記球面ミラー21と相対向す
る球面ミラー23、及び眼球11前方に配設され
るダイクロイツクミラー3を介して、上記眼球1
1に照射される。
装置等を省略して示している。同図に示す光学リ
レー系において、11は測定対象である被験者の
眼球で、眼球屈折力の測定に用いる光源12から
のビーム状赤外光が、順次、レンズ15と絞り1
6を有する光学系、ビームスプリツタ17、一対
のレンズ18,19と必要なミラーを有する光学
系、ガルバノミラー20、球面ミラー21、上記
ガルバノミラー20と共に傾動が制御されるガル
バノミラー22、上記球面ミラー21と相対向す
る球面ミラー23、及び眼球11前方に配設され
るダイクロイツクミラー3を介して、上記眼球1
1に照射される。
眼球11の前方に配設される上記ダイクロイツ
クミラー3は、可視光を通過させるが赤外光を反
射させるものである。そのため、光源12からの
赤外光は、上記レンズ18,19及び必要なミラ
ーからなるリレー光学系を通して眼球11を照射
することになるが、それと同時に眼球の実像がレ
ンズ18の光源12側に作られ、TVモニタ29
によつて観察される。また、眼球11の前方のダ
イクロイツクミラー3を介して透視されるもの
は、眼球の屈折力の測定に際して視標として用い
られるものである。
クミラー3は、可視光を通過させるが赤外光を反
射させるものである。そのため、光源12からの
赤外光は、上記レンズ18,19及び必要なミラ
ーからなるリレー光学系を通して眼球11を照射
することになるが、それと同時に眼球の実像がレ
ンズ18の光源12側に作られ、TVモニタ29
によつて観察される。また、眼球11の前方のダ
イクロイツクミラー3を介して透視されるもの
は、眼球の屈折力の測定に際して視標として用い
られるものである。
而して、後述するように、ガルバノミラー2
0,22を眼球の動きに応じて支持軸のまわりに
所定量傾ければ、リレー光学系によつて作られる
眼球の実像を眼球11の向きの変化にかかわらず
静止させた状態にすることができ、赤外光によつ
て眼球11を常に視線方向から照射することがで
きる。
0,22を眼球の動きに応じて支持軸のまわりに
所定量傾ければ、リレー光学系によつて作られる
眼球の実像を眼球11の向きの変化にかかわらず
静止させた状態にすることができ、赤外光によつ
て眼球11を常に視線方向から照射することがで
きる。
この光学リレー系は、頭上搭載型に形成するた
め、可能な範囲内で小型、軽量化するのが望まし
く、そのため第2図以下では片眼についての光学
リレー系のみとしているが、頭上への搭載が可能
であれば、両眼についての装置を設置することが
できる。
め、可能な範囲内で小型、軽量化するのが望まし
く、そのため第2図以下では片眼についての光学
リレー系のみとしているが、頭上への搭載が可能
であれば、両眼についての装置を設置することが
できる。
次に、第2図及び第4図によりオートリフラク
トメータの構成について説明する。なお、第4図
において、本発明者らの据置型の試作TDOに用
いられている視標提示装置25を併記している
が、この視標提示装置25の設置は軽量化のため
に省略することができる。
トメータの構成について説明する。なお、第4図
において、本発明者らの据置型の試作TDOに用
いられている視標提示装置25を併記している
が、この視標提示装置25の設置は軽量化のため
に省略することができる。
眼球屈折力の測定に用いる受光測定装置26
は、眼底からの反射光を受光するもので、その反
射光が前記ビームスプリツタ17から、ミラー2
7、前記絞り16と共に制御されるレンズ28等
を備えた光学系を介して投射される。
は、眼底からの反射光を受光するもので、その反
射光が前記ビームスプリツタ17から、ミラー2
7、前記絞り16と共に制御されるレンズ28等
を備えた光学系を介して投射される。
さらに、前記ビームスプリツタ17によつて分
割された光軸上には、TVモニタ29を配置して
いる。このTVモニター29は、眼球の向きを検
出して、前記ガルバノミラー20,22の揺動駆
動機構(図示せず)を制御し、赤外光によつて眼
球11を常に視線方向から照射しながら眼球屈折
力の測定を行うように、ガルバノミラー20,2
2に必要な傾動を与えるものである。
割された光軸上には、TVモニタ29を配置して
いる。このTVモニター29は、眼球の向きを検
出して、前記ガルバノミラー20,22の揺動駆
動機構(図示せず)を制御し、赤外光によつて眼
球11を常に視線方向から照射しながら眼球屈折
力の測定を行うように、ガルバノミラー20,2
2に必要な傾動を与えるものである。
従つて、ガルバノミラー20,22の揺動駆動
機構には、眼球運動の検出回路及び同ミラーの駆
動回路等が接続され、また上記オートリフラクト
メータにはレンズ等の駆動制御回路及び眼球屈折
力の演算回路等が接続されるが、これらの制御系
は全て電気的ケーブルによつて頭の動きを規制し
ない形で接続される。即ち、オートリフラクトメ
ータは前記リレー光学系と同様に片眼についての
み測定可能とし、その測定用光学系のみを取り出
して前記リレー光学系と一体化し、頭上搭載型に
形成される。
機構には、眼球運動の検出回路及び同ミラーの駆
動回路等が接続され、また上記オートリフラクト
メータにはレンズ等の駆動制御回路及び眼球屈折
力の演算回路等が接続されるが、これらの制御系
は全て電気的ケーブルによつて頭の動きを規制し
ない形で接続される。即ち、オートリフラクトメ
ータは前記リレー光学系と同様に片眼についての
み測定可能とし、その測定用光学系のみを取り出
して前記リレー光学系と一体化し、頭上搭載型に
形成される。
以上において説明したTDOにおいては、前記
光学リレー系とオートリフラクトメータの測定用
光学系を一体化して、頭上搭載型に形成し、それ
によつて構成される頭上搭載装置に、それ自体の
3次元位置と姿勢角を計測可能な位置測定装置を
付設しているので、頭部の動きと共に眼の調節・
眼球運動の調節反応を計測可能であり、さらに眼
球の焦点位置の絶対量をも計測することができ
る。
光学リレー系とオートリフラクトメータの測定用
光学系を一体化して、頭上搭載型に形成し、それ
によつて構成される頭上搭載装置に、それ自体の
3次元位置と姿勢角を計測可能な位置測定装置を
付設しているので、頭部の動きと共に眼の調節・
眼球運動の調節反応を計測可能であり、さらに眼
球の焦点位置の絶対量をも計測することができ
る。
[発明の効果]
このような本発明によれば、TDOを頭上に乗
せて、自然な形で作業しながら、眼の調節、眼球
運動、瞳孔反応等を測定することができ、しか
も、被験者が自由な状態で、頭部の動きと共に眼
の調節・眼球運動の協調反応を計測できる、さら
に眼球の焦点位置の絶対量をも計測できるため、
各種の状態で視覚機能がどのように働いているか
が計測可能となり、視覚情報化社会において未だ
に不明な多くの眼の機能の解明に役立つことが期
待される。
せて、自然な形で作業しながら、眼の調節、眼球
運動、瞳孔反応等を測定することができ、しか
も、被験者が自由な状態で、頭部の動きと共に眼
の調節・眼球運動の協調反応を計測できる、さら
に眼球の焦点位置の絶対量をも計測できるため、
各種の状態で視覚機能がどのように働いているか
が計測可能となり、視覚情報化社会において未だ
に不明な多くの眼の機能の解明に役立つことが期
待される。
第1図は本発明の頭上搭載型TDOの実施例を
示す斜視図、第2図は上記TDOにおける筐体及
び位置計測装置等を省略して光学リレー系とオー
トリフラクトメータの概要を示す斜視図、第3図
はその光学リレー系の構成図、第4図はオートリ
フラクトメータの構成図である。 1……筐体、11……眼球、6……磁力発生装
置、7……センサー部、8……計測制御装置。
示す斜視図、第2図は上記TDOにおける筐体及
び位置計測装置等を省略して光学リレー系とオー
トリフラクトメータの概要を示す斜視図、第3図
はその光学リレー系の構成図、第4図はオートリ
フラクトメータの構成図である。 1……筐体、11……眼球、6……磁力発生装
置、7……センサー部、8……計測制御装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 必要なガルバノミラー及び球面ミラーを有
し、眼球の向きに応じて上記ガルバノミラーの傾
動を制御することにより、眼球の向きにかかわら
ず光源からのビーム状赤外光を常に視線方向から
投射する光学リレー系と、必要な光学系及び眼底
からの反射光を受光して眼球屈折力を測定する受
光測定装置を備えたオートリフラクトメータとを
備え、上記光学リレー系によつて作られる眼球の
実像を眼球の運動にかかわらず静止させた状態に
して、眼の調節と眼球運動を測定可能にした三次
元オプトメータにおいて、 上記光学リレー系とオートリフラクトメータの
測定用光学系を一体化して、頭上搭載型に形成
し、 それによつて構成される頭上搭載装置に、それ
自体の3次元位置と姿勢角を計測可能な位置測定
装置を付設し、頭部の動きと共に眼の調節・眼球
運動の協調反応を計測可能にすると同時に、眼球
の焦点位置の絶対量をも計測可能にした、 ことを特徴とする眼球・頭部協調運動解析器付き
頭上搭載型3次元オプトメータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62223706A JPS6468235A (en) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | Head mount type three-dimensional optometer equipped with eyeball/head cooperative movement analyser |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62223706A JPS6468235A (en) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | Head mount type three-dimensional optometer equipped with eyeball/head cooperative movement analyser |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6468235A JPS6468235A (en) | 1989-03-14 |
JPH0315897B2 true JPH0315897B2 (ja) | 1991-03-04 |
Family
ID=16802385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62223706A Granted JPS6468235A (en) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | Head mount type three-dimensional optometer equipped with eyeball/head cooperative movement analyser |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6468235A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02309925A (ja) * | 1989-05-26 | 1990-12-25 | Natsuku:Kk | 眼球検査装置 |
JPH0321222A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-01-30 | Agency Of Ind Science & Technol | 調節・輻輳同時計測装置 |
JPH0377533A (ja) * | 1989-08-19 | 1991-04-03 | Ishikawa Pref Gov | 注視姿勢及び注視点絶対位置の計測装置 |
JP2798224B2 (ja) * | 1991-06-26 | 1998-09-17 | 三粧化研株式会社 | 化粧用品 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4222631Y1 (ja) * | 1965-10-14 | 1967-12-22 | ||
JPS51128191A (en) * | 1975-04-18 | 1976-11-08 | Michael Henry L | Portable apparatus for accurately measuring motion of eyeball under illumination and darkness |
JPS628730A (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-16 | 工業技術院長 | 眼球屈折力測定装置 |
JPS6223569A (ja) * | 1985-05-24 | 1987-01-31 | オ−ビタル、エンジン、カンパニ−、プロプライエタリ、リミテツド | 内燃機関の液体燃料分配方法および分配装置 |
-
1987
- 1987-09-07 JP JP62223706A patent/JPS6468235A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS628730A (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-16 | 工業技術院長 | 眼球屈折力測定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6468235A (en) | 1989-03-14 |
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