JPH03158967A

JPH03158967A - 検索機能付き電子書籍装置

Info

Publication number: JPH03158967A
Application number: JP1300170A
Authority: JP
Inventors: Satoshi Endo; 聰遠藤
Original assignee: Kyocera Corp
Current assignee: Kyocera Corp
Priority date: 1989-11-17
Filing date: 1989-11-17
Publication date: 1991-07-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、表示機能を備えた手帳型の電子書籍装置に係
り、特にＩＣカード等の記憶手段から書籍データを読み
出し表示する電子書籍装置に関する。

［従来の技術］種々の情報を収集・分類・活用する機能を、コンパクト
な手帳サイズに内蔵した電子書籍装置が提案され、急速
にその市場を拡大しつつある。

かかる電子書籍装置は、電話帳・スケジュール・メモ・
電卓等の基本機能をベースに、辞書・電話帳／住所録な
どの機能を拡張するＩＣカード、あるいはデータを印字
するハンディプリンタとのシステムアップを可能とする
よう構成されている。

さらに、ＩＣカードを介して、電話帳／住所録のデータ
をパソコンやワープロと共用できるもの、また、インタ
ーフェ、イスを利用して、メモあるいはスケジュールの
データもワープロ等と共用できるものなどが次々に提案
されている。

そして近年、ＩＣカードによる書籍の電子出版が行われ
、電子書籍装置の表示部上で読書を楽しむことが可能と
なっている。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、上記のような従来技術によりＩＣカード
に記憶されている書籍データを読んでいるとき、操作者
にとって重要情報であって、後日改めて参照しようとす
る情報（記述）がある場合、操作者はメモ用紙等に該情
報が記述されている位置（例えば頁）を筆記するしかな
く、参照する際には位置情報を入力して呼び出さねばな
らない等の煩わしさがあった。

また、メモを紛失すると読み直しながら捜し出すしかな
いので、時間的ロスを生じてしまう。

発明の目的本発明は上記問題点を解決することを課題としてなされ
たものであり、重要情報を容易に検索することができる
検索機能付き電子書籍装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］上記目的を達成するため、本発明に係る検索機能付き電
子書籍装置は、書籍データを予め記憶してある記憶手段
と、この記憶手段から読み出した書籍データを表示する
表示手段と、上記記憶手段における書籍データの位置を
少なくとも１つ以上検索情報として登録する検索情報登
録手段と、この検索情報登録手段に登録する書籍データ
の位置を入力する入力手段と、上記検索情報として登録
された位置の書籍データを記憶手段から検索して前記表
示手段に表示させる表示制御手段とを備えて成ることを
特徴とする。

また、表示制御手段により、検索情報登録手段に登録済
みの検索情報を一覧表示させることが効果的である。

［作用］上記構成の検索機能付き電子書籍装置によれば、入力手
段により、所望する書籍データの記憶手段における位置
を、検索情報として検索情報登録手段に登録することが
できる。

そして、検索情報として登録された位置の書籍データを
記憶手段から検索して表示手段に表示させることができ
る。

また、登録済みの検索情報は、−覧表示させることがで
きる。

［実施例］以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例について説
明する。

第１図は、本発明の一実施例に係る検索機能付き電子書
籍装置を示す外観図であり、第２図はそのブロック構成
図である。

第１図において、電子書籍装置１０は、手帳のように表
紙部１２．１４を見開き可能となっている。本実施例で
は、例えば一方の表紙部１２に液晶を用いた表示部１６
、カーソルキー１８や入力手段としての登録キー２０等
を有する操作部２２が設けられている。また、他方の表
紙部１４には、記憶手段としてのＩＣカード２４．２６
、そして個人用のデータ管理ができるパーソナルカード
２８を装着するスロットが各々設けられている。

更に、表紙部１２．１４の間には、辞書・電話帳／住所
録などの機能を拡張する拡張電子カード３０、記録用紙
３２等を綴じ込めるようになっている。なお、拡張電子
カード３０と電子書籍装置１０本体との接続は、例えば
背表紙３４の内側に設けられたコネクタ３６を介して行
われ、このコネクタ３６は拡張電子カード３０の見開き
動作に追従可能となっている。

上記ＩＣカード２４（または２６）には、電子出版物と
しての書籍データが記憶されており、この書籍データは
、第２図に示すＣＰＵ３８によって、ＩＣカード２４か
ら読み出され表示部１６の画面上に表示される。通常、
ＩＣカード２４からは、第１頁目の書籍データが最初に
表示され、カーソルキー１８等を操作することにより、
順次表示画面が切換るようになっている。

このような操作により進められる読書の途中で重要情報
を検索情報として登録する場合、操作者は登録キー２０
を押圧する。登録キー２０の押圧により、ＣＰＵ３８は
、表示されている書籍データのＩＣカード２４における
位置、例えばそのときの頁数を、自動的に検索情報とし
て検索情報登録手段４０に登録する。

なお、頁数の登録は、上記のような自動登録に限るもの
ではなく、登録キー２０押圧後、不図示のテンキー等に
より頁数を人力する手動登録であっても構わない。

図中、検索情報登録手段４０は、装置本体側に設けであ
るが、例えばＩＣカード２４側に設けても構わない。す
なわち、書籍データを有するＩＣカード２４上に、検索
情報としての頁数を書き込むエリアを用意しておけば良
い。このように、書籍データの記憶されたＩＣカード２
４内に頁数を書き込めるようにした場合、ＩＣカード２
４に対応させて頁数を書き込むためのデータベース記憶
手段（例えばＩＣカード２６）を別途設ける必要がなく
、操作性・処理速度の上で有利なものとなる。

また、外部に頁数を書き込む他の方法としては、第１図
に示したパーソナルカード２８上の自身のデータベース
ファイルに、ＩＣカード名（書籍名）、検索情報として
の頁数を登録する情報蓄積ファイルを用意しても良い。

なお、検索情報としては真数に限らず、その頁内の重要
情報そのものの位置、例えば行範囲、文字範囲、あるい
はアドレスデータ等を含めて登録するようにしても構わ
ない。また、検索情報登録手段４０は、複数の検索情報
を登録可能となっている。

さて、このようにして順次登録された検索情報（例えば
頁数）に基づいて、ＣＰＵ３８は、該当する書籍データ
をＩＣカード２４から読み出して表示部１６に表示させ
る。このとき、登録されている頁の読出方法としては、
ＩＣカード２４の書籍データがデータフォーマットとし
て頁データをもっている場合、ＣＰＵ３８はこの頁デー
タを読み取りながらサーチする。読み取られた頁データ
は、ＣＰＵ３８内のレジスタに順次更新されて記憶され
る。そして、ＣＰＵ３８、検索情報として登録されてい
る頁数と、現在読み取り中の頁データとを比較演算し、
該当する頁データをサーチする。

また、ＩＣカード２４の書籍データがデータフォーマッ
トとして頁データを持っていない場合、ＣＰＵ３８は、
例えば加算器を用いてファイルフォーマットから自動的
に頁をカウントし、このカウント値を用いて上記した読
み出し制御を行う。

本発明において、上記のような検索情報の読み出しは、
ＲＯＭ４２に表示制御手段として格納されているプログ
ラムに従って行われる。以下、第３図に示すフローチャ
ートを参照しながら本発明における処理手順を説明する
。

まず、ＩＣカード２４が装置本体に装着された状態で通
常の立ち上げ開始（オープン）を待機する（ステップ１
０１）。オープンされるとＣＰＵ３８は、検索情報登録
手段４０をアクセスし、検索情報が登録されているかど
うかを判断する（ステップ１０２）。登録されていない
場合は、表示部１６に「登録無」のメツセージを表示し
くステップ１０３）、操作者の確認、例えばキー人力を
待機する（ステップ１０４）。そして確認後、通常の表
示処理、例えば第１頁からの表示部理を行う（ステップ
１０５）。

一方、ステップ１０２の判断でＹＥＳならば、検索情報
登録手段４０に登録済みの検索情報リストを一覧表示さ
せ（ステップ１０６）、検索情報に従って検索するか否
かの指示（キー人力）を待機する（ステップ１０７）。

ここで、検索しない場合はステップ１０５に進み、検索
する場合はステップ１０８に進む。

ステップ１０８では自動検索を行うか否かのキー人力を
待機し、手動検索を行う場合は一覧表示されている検索
情報リストの中から所望の検索情報を、例えば検索情報
リストＮｏ、により選択しくステップ１０９）、該当す
る位置（例えば頁）の書籍データをＩＣカード２４から
検索して表示部１６に表示させた後（ステップ１１０）
　、ステップ１０５に戻る。

また、ステップ１０８の判断で自動検索を行う場合は、
検索情報リストに従い該当する位置の書籍データを順次
自動的に表示させる（ステップ１１１）。かかる自動検
索中、不図示のストップキ−が抑圧された場合は（ステ
ップ１１２）　、ステップ１０５に戻る。なお、ステッ
プ１１２にてストップキーの人力が無い場合でも、検索
情報リストについての検索が全て終了した場合（ステッ
プ１１３）　、ステップ１０５に戻る。

上記したように一覧表示後、自動検索により登録した頁
の書籍データを次々に表示させる機能を持たせたので、
表示画面を切換えながら重要情報を捜していた従来例に
比べて非常に操作性・便利さが向上する。

また、検索情報が登録されていてる場合に限りそれらの
検索情報を一覧表示させ、登録熱の場合は直ちに通常の
表示処理を行うようにすれば、第３図のステップ１０３
及び１０４を省略することができ、操作者の操作手順を
軽減することができる。

更に、上記実施例ではＩＣカードオーブン時に本発明の
処理を行うようにしたが、検索情報−覧のためのファン
クションキーを設けておき、任意の時点で第３図に示し
た処理をスタートさせるように構成しても良い。

また、−覧表示の場合、装飾的、心情的効果のため、絵
文字・分類記号での表示も考えられる。

［発明の効果］以上説明したように本発明に係る検索機能付き電子書籍
装置によれば、重要な書籍データ位置を検索情報として
登録でき、この位置を簡単に呼び出せることから、電子
出版における検索機能を容易かつ迅速に実行できる。従
って、筆記によるメモをとる必要がなく、メモ紛失の恐
れもないことから、検索操作性を格段に向上させること
ができる。

また、検索情報の一覧表示により、登録状況を視認する
ことができ、所望とする検索情報選択を容易化できるた
め、検索機能の操作性に一層の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る検索機能付き電子書籍
装置を示す外観図、第２図は第１図に示した実施例のブロック構成１図、第３図は本発明による処理手順を示すフローチャートで
ある。１０　・・・　電子書籍装置１６　・・・　表示部（表示手段）２０　・・・　登録キー（入力手段）２４．２６　　・・・　ＩＣカード（記憶手段）３８　
・・・　ＣＰＵ４０　・・・　検索情報登録手段４２　・・・　ＲＯＭ　（表示制御手段）２

Claims

【特許請求の範囲】

（１）書籍データを予め記憶してある記憶手段と、この
記憶手段から読み出した書籍データを表示する表示手段
と、上記記憶手段における書籍データの位置を少なくとも１
つ以上検索情報として登録する検索情報登録手段と、この検索情報登録手段に登録する書籍データの位置を入
力する入力手段と、上記検索情報として登録された位置の書籍データを記憶
手段から検索して前記表示手段に表示させる表示制御手
段と、を備えて成ることを特徴とする検索機能付き電子書籍装
置。
（２）請求項（１）記載の表示制御手段は、検索情報登
録手段に登録済みの検索情報を一覧表示させることを特
徴とする検索機能付き電子書籍装置。