JPH03158550A - 化粧alcパネル - Google Patents

化粧alcパネル

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JPH03158550A
JPH03158550A JP29646989A JP29646989A JPH03158550A JP H03158550 A JPH03158550 A JP H03158550A JP 29646989 A JP29646989 A JP 29646989A JP 29646989 A JP29646989 A JP 29646989A JP H03158550 A JPH03158550 A JP H03158550A
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JP
Japan
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panel
alc
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alc panel
concave
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Takashi Yokoie
尚 横家
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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリ
ートパネル(この本発明ではALCパネルという)の表
面に加工仕上げされた、いわゆる化粧ALCパネルに関
する。
(従来の技術) ALCパネルは、通常補強鉄筋篭等の補強材を内在させ
て補強した軽量な既製パネルであり、例えば、幅60セ
ンチ、長さ数メートルのパネルとして知られている。こ
のALCパネルは、軽量性・耐火性・断熱性・加工性等
が優れているという特性を有するが、ALCパネルの表
面は−様な面であり、ALCパネルで構成された壁面は
単調な外観となる嫌いがあった。
そのため従来から、特開昭63−25284号公報に見
られるように、ALCパネルの表面を部分的にブラスト
加工を施したパネルが提案されている。このパネルは、
パネル表面を部分的にブラスト加工しALCの地肌を露
出させ、ALCの気泡による細かい凹凸とは別な凹凸の
ある粗面となし、この粗面部分をパネル表面に凹面部と
して部分的に存在させている。しかし、このパネルの凹
面部の面は特殊な風合いを持っているとはいえ、大きな
パネルに凹部を部分的に掘ったものであり、このパネル
で壁面を構成すると一枚、−枚のパネルの大きさに、す
ぐに目が行く壁面となる。このように、このパネルで形
成した壁面は大きなパネルで構成したことが明瞭なパネ
ルとなり、やはりその外観は単調となるきらいがあった
また、この欠点を少しでも解消しようとしてブラスト加
工による凹面部を多くすると、このパネルは大きなパネ
ルによる面積の大きな凹面部を多数持ったパネルとなる
。ブラスト加工により形成された凹面部は全体的にほぼ
均等な深さとなるため、このパネルを多数用いて構成し
た壁面とすると、壁厚が薄い外観を与える等の逆作用を
生じる。このようにこのパネルを連続して使用すること
には抵抗があり、通常のALCパネルで構成された壁面
中にこのパネル−枚をアクセントとして使用する例が多
く、このパネルの使用頻度が少なかった。
(発明が解決しようとする課題) この発明は、従来の化粧ALCパネルが、ALCで構成
されているといった外観を残しているが故に、単調な壁
面しか得られないという欠点、あるいはパネルを連続し
て使用することには抵抗があるパネルであるといった欠
点をなくし、しかも−枚のALCパネルで新規な複雑な
意匠を持った外観の壁面を与え、−枚一枚のパネルの大
きさに気がつき難い化粧ALCパネルを提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) この発明は、ALCパネル表面に、凹凸がある粗面をな
した凹面部が部分的に存在し、この凹面部以外の表面を
占める凸面部に底面が平坦な溝が形成されてなることを
特徴とする化粧ALCパネルである。
即ち、この発明は化粧ΔLCパネル1は、例えば第1図
に示すように、部分的に粗面の凹面部2を有し、溝3も
有し、その上にこれらの凹部の他に表部に凸面部1aを
残しているパネルであって、この粗面の凹面部2内の面
は、ALCの気泡による細い凹凸とは別の凹凸がある粗
面となっている。また溝3はALCの細い気孔はあるが
平滑なALCの地肌が露出した面をなしている。このよ
うに、この発明の化粧ALCパネル1は異なる表面性状
の凹面部と溝の2つの凹部を有している。また凸面部1
aは、これら二種の表面性状の何れかと同じであっても
良いが、これら二種の凹部の表面性状とは異なった表面
性状の面、例えば、パネル製造時のパネルが可塑性を有
しているときにピアノ線等の線材で切断した面、即ち、
通常のALCパネルが持っている表面性状を残した面と
することがパネル面の模様を更に浮き立たせるので、よ
り好ましい。
このようなパネルは、ALCパネルの表面に所定の位置
に溝を例えば回転刃等を用いて切削し、その後、この溝
部と所望の部分とを被覆して模様状の開口部を有する型
板でパネルをマスクして従来から公知のブラスト材、例
えば多数の小鋼球をALCパネルに投射し、型板被覆部
以外のパネル面を浸食加工することによって得られる。
また加工しないALCパネルを部分的に開口部を有する
模様型板でマスクして上記のブラスト材を用いてブラス
ト加工し、その後、非プラスト部分に例えば回転刃等を
用いて切削して所望の位置に溝を形成することによって
得られる。
以下に図面を用いて、この発明の一例の化粧ALCパネ
ルを、その製造方法の一例をあげ、より詳細に説明する
第2図に示したALCパネル1は例えば周知の断面かの
回転刃物を用い切削加工を施すことにより、表面の所望
の位置に直線的な底面が平坦な溝3を形成したパネルで
ある。このALCパネル1を第3図に示すようにブラス
ト加工を施す為にコンベアの上に置き、パネル1の表面
に型板4を載せる。この型板4には鋭利な刃物を用いて
削孔した長方形の開口孔5を型板の全面に部分的に設け
て意匠的な図案模様を構成しである。型板4の材質は鋼
材でも差し支えないが、硬質ゴムが反りが少なく、AL
Cに密着し、また開口部を設ける為の削孔作業が比較的
容易なので型板として採用し好適である。
第2図のように、型板4で覆ったALC/’eネル1に
対し、インペラーユニット6からブラスト材7が投射さ
れる。この投射はパネルに対して一様にブラスト材が投
射されるようにすることが好ましい結果を得た。このブ
ラスト材の投射によって、前記の型板4により被覆され
ていない部分が研削され、そのブラスト材7の浸食作用
によって凹面部2となり、前述した特殊な凹凸のある粗
面、即ち石材の割肌に似た粗面が形成され、第1図に例
示したような表面が凹面部2、凸面部1as溝3からな
る化粧ALCパネルとなる。
なお、この際に使用されるブラスト材の種類は特に限定
されないが、粒径・密度の大きなブラスト材を使用する
程、得られるブラスト加工面の凹凸が大きくなる傾向が
ある。この点から小鋼球の使用が特に好ましい。
また、この発明の化粧ALCパネルは、発明の趣旨を逸
脱しない限り、その溝3を任意の場所に設けることがで
きる。例えば第1図に例示したように、凹面部2とそれ
に続く凸面部1aを残して、凹面部2を取り囲むように
直線的な溝3を構成してもよい。このように構成した化
粧ALCパネルは、ブラスト加工等による特殊な凹凸の
ある粗面が掘られた小さなパネルを多数貼りつけた面性
状のパネルとなる。このとき、凹面部2の大きさを均一
にせず、第3図に見られるように、大きさの異なる面と
すると、また−風異なった意匠を持つ化粧ALCパネル
となる。
さらに、凹面部2とそれに続く凸面部1aを残して、凹
面部2を取り囲むように直線的な溝3を構成したパネル
を壁面に使用すると、上部から流れ落ちる雨水を凹面部
に流入させることなく、溝やパネル間の目地を通して速
やかに排水させることができ、このため、凹面部での水
の浸透や苔等の発生を極めて少なくすることができる。
(発明の効果) この発明の化粧ALCパネルは、ALCの地肌の細い気
泡とは別な凹凸を有する粗面部分、即ち石材の割肌に似
た特殊な凹凸のある粗面がパネル表面に凹面部として部
分的に存在していると共に、凹面部以外の表面を占める
凸面部に底面が平坦な溝が形成されているので、凹面部
と凸面部の対比で構成される模様のほかに、石の割肌に
似た印象を与える粗面の凹面部模様と直線的な印象を与
える溝の模様の二種類の対照的模様を持つ化粧ALCパ
ネルとなり、凹面部と溝の二種類の凹部の夫々と凸面部
間とで構成される凹凸対比模様をも併せ持つ美麗な特殊
模様の化粧ALCパネルとなる。即ち、この発明の化粧
ALCパネルが全てALCで構成されてそれ自体には色
調差がないにもかかわらず、パネル表面に凹型に形成さ
れた模様の一方があたかも石材の割肌に似た自然な風合
いを持つ粗面であり、もう一方が内面が平坦な人工的な
模様であることによって、両者の模様が対比され、夫々
の模様がより強調された意匠性の高い製品となり、更に
、凸面部と二種類の凹部の対比で構成される凹凸模様を
も併せ持つ美麗な特殊模様を有する化粧ALCパネルと
なるのである。
更に、平滑面をなす溝はパネル間の目地と区別がつけ難
い面性状をしているので、この発明の化粧ALCパネル
を用いて壁面を構成しても、従来の一枚単位のパネルが
目立ち単調な壁面となるといった欠点が解消される。
そのうえ、この発明の化粧ALCパネルは、溝底部が平
滑であるので、この部分でボルトやビス等の金具を貫通
させ、下地の鉄骨等の躯体に固着させることが可能であ
り、しかも、これらの金具をパネルの溝面より深く埋設
させた後に、その部分を補修材等で被覆して補修しても
、該溝底部が平滑であるので、この補修部分が目立たな
いという長所も有する。逆に、凹凸のある表面部分では
補修跡が目立つので、凹凸のある表面部分で取付金具を
貫通することは避けるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の化粧ALCパネルの斜視図、第2図
は部加工する前のALCパネルの状態を示す斜視図、第
3図はこの発明の化粧ALCパネルとするためにブラス
ト加工している状態を示す斜視図である。 ・・・ALCパネル、  1a・・・凸面部、・・・凹
面部、     3・・・溝、・・・型板、     
 5・・・型板の開口孔、・・・インペラーユニット、 ・・・ブラスト材 出1須人 フLu化成工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ALCパネル表面に、凹凸がある粗面をなした凹
    面部が部分的に存在し、この凹面部以外の表面を占める
    凸面部に底面が平坦な溝が形成されてなることを特徴と
    する化粧ALCパネル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2732261A1 (fr) * 1995-04-03 1996-10-04 Roubenne Gerard Procede de transformation d'aspect du beton cellulaire
JP2002129678A (ja) * 2000-10-26 2002-05-09 Etsuo Sato 石材結合構造体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120812U (ja) * 1984-07-10 1986-02-06 日本興業株式会社 目地入りコンクリ−ト板
JPS6325284A (ja) * 1987-07-17 1988-02-02 旭化成株式会社 化粧alc板

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