JPH03157834A - 光ディスク部品の接着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、光ディスク部品の接着装置に関するものであ
る。

（ロ）従来の技４４を 光ディスクは、それぞれ片面に記録層を有する２枚のデ
ィスク基板を互いに接合することにより構成される。こ
のために、例えば特開昭６１−８０５３４号公報にボさ
れるように、２枚のディスク基板の接合部に接着剤をは
さみ込み、両ディスク基板を互いに加圧することにより
接合が行なわれる。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の光ディスクの製造方
法では、接着剤をディスク基板に塗布する面倒な作業が
必要であり、しかも均一・な接着膜を形成することが困
難であり、接合部に気泡などが残存する場合があった。

また、ディスク基板を加圧した際に接着剤がはみ出し、
パリを生ずるため、パリ取り作業が必要となる。

上記のような問題に関連して、特開昭６１−５０２３２
号公報には、接着剤を塗布したプラスチックフィルムを
透明基板にはり付けることにより光ディスクを構成する
技術が示されている。しかし、これは片面記録用光ディ
スクのためのものであり、２枚のディスク基板を接合す
る場合には適用））−ることかできない。し、かも、こ
狛の場合には、２枚のう”−イスクＪＪ板？心自わせ）
）−る必・放がないので、１１′１然のことながら心合
わせの技術（、−二ついては全く開示ざわていない。

本発明は１記のような間＾０点を解決することをｌＩ的
としている。

（ニ）課題を解決するための１段 本発明による尤ディスク部品の接着装置は、Ｊ１而面二
記ナノ層が形成されたディスク基板の記録層の形成され
た面側に、一方の面側の剥離フィルムを剥がした両面接
着シートを貼り合わせる、又は１１而に記録層か形成さ
れたディスク基板の記録層の形成された面側に、別の光
ディスクに貼り台わざオ］た両面接着シートの他方の面
側の剥離フィルムを剥が１７て貼り合わせるための装置
であり、１−型（２２）及び下型（２４）から構成され
、−下型にはディスク基板（２８）をｔ′型の上面に平
行にこれから所定距離の位置に保持可能なディスク基板
保持機構（３１）か設けら打ており、また下型にはこれ
の、片面に設置されるブーイスク基板又は両面接着シー
１−（４４）と下型のディスク基板保持機構に保持され
るディスク基板とをこわらの中心穴にはまり合うことに
より心合わせする心合わせ軸（５２）が設りら］１てお
り、ディスク基板保持機構は、複数組のホールディング
１ツバ−（３２）及びスプリング（３４）から構成され
ており、ホールディング１ツバ−は下型に固定されたピ
ン（３６）を支点として揺動１１丁能であり、スプリン
グはホールディングレバーにこれの先端側をＦ方に６動
させるように力を作用しており、ホールディングレバー
はスプリングからの力だＯか作用した状態ではこむの先
端部が）−型［而より−ｔＪ［−力に位置した状態で停
市させられるように構成されており、ホールディングレ
バーはこむの先端部（３２ａ）によってディスクＪ、を
板を保持Ｅ可能であり、ボールディングレバーはＦ−型
が上降したときこれによって押されて揺動しディスク基
板を解放するように構成されている４゜ なお、かっこ内の符月は後述の実施例の対応する部材を
示す。

（ホ）作用 本発明による光ディスク部品の接着装置を用いわば、下
型のディスク基板保持機構に一方のディスク基板を保持
する（ごとができ、ｌ）かも心合わせ軸によりティスフ
基板保持機構上のディスク基板どＦ’％すｌ側のディス
ク基板又は両面接着シートとを確実かつ容易に心合わせ
することがてきる。まずディスク基板保持機構に一方の
ディスク基板を保持させ、上型トー面に片面の剥離フィ
ルムを剥がした両面接着シートを設置し、）−Ｑ！Ｊと
下型とを加ノー（することにより上記一方のディスク基
板に両面接着シートを接着する。次いで、上記一方のデ
ィスク基板を下型、片面に設置し、内面接着シートの他
方の面の剥離フィルムを剥がし、ディスク基板保持機構
には他方のディスク基板を設置し、ｌ型と上−型どを加
圧することにより２枚のディスクＪ、を板を接着するこ
とができる。なお、−下型の加圧は真空室内において行
なわれる。

（へ）実施例 本発明による光ディスク部品の接着装置１２は、第９図
に示すように、真空プレス装置１０と組み合わせて使用
される。真空プレス装置１０は、固定台１４、加圧盤１
６、加圧シリンダ１８、真空室２０などを有しており、
真空室２０内に設置される光ディスク部品の接着装置１
２に加圧盤１６から加圧力を作用４能である。。

真空室２０内部は図示してない真空ポンプ［より真空状
態とされる。

光ディスク部品の接着装置１２を第１及び２図にｍ　”
４−　ｎ光ディスク部品の接着装置１２は下型２２及び
ド型２４を有しており、両名はピン２６及び穴２７によ
ってピンシ結合されている。

たたし、穴２７はｌト方向に１（穴としである。下型２
４の外周３箇所にディスク基板保持機構３１を構成する
ホールディング１ツバ−３２及びスプリング３４が配置
さねている。下型２４にピン３６によって揺動可能に支
持されたホールディングレバー３２は先端側に、保持部
３２ａ及び被動　０ 部３２ｂを有している。スプリング３４はホールディン
グレバー３２に、ピン３６を中心として回転させる力を
作用するように配置されている。

ホールディングレバー３２がスプリング３４によって停
止位置まで押された状態では、被動部３２ｂが水平状態
となり、保持部３２ａが傾斜状態となる。１型２４は第
３図に示すような３筒所の穴４８をイ〕しており、この
穴４８内にスプリング５０が配置されている。また、下
型２４には第４図に示すように垂直向きにピン５４が取
り付けられており、上型２２にはこのピン５４に対応す
る位置に穴５５が設けられており、ピン５４は穴５５に
はまり合い可能である。下型２４の中心部には心合わせ
軸５２が配置されている。心合わせ軸５２は、上型２４
の中心部に設けられたＩＲ直向きの穴５３内に軸方向に
移動可能にはめ合わされており、スプリング５６によっ
て常に上方に押され所定位置に停止している。心合わせ
軸５２は、大径部５２ａと、これよりも小径の小径部５
２ｂとを有している。

次にこの実施例の動作について説明する。

まず、真空室２０の外部において第５図に示すように、
上型２２及び下型２４を開き、下型２４の上面に両面接
着シート４４を設置する。両面接着シート４４は最初の
状態では両面に剥離フィルムをイ１しているか、第５図
に小ず状態では１．側の剥離フィルムを除去する。次に
、ディスク基板２８をディスク基板保持機構３１上に設
置する。

すなわち、ディスク基板２８の外径部をホールディング
レバー３２の保持部３２ａによって支持する。両面接着
シート４４は心合わせ軸５２の大径部５２ａにはまり合
う穴を有しており、またディスク基板２８は小径部５２
ｂにはまり合う中心穴を有しているので、これにより両
者の心合わせが行なわれる。この状態で上型２２を閉じ
、真空プレス装置１０の真空室２０内に設置する。なお
、この状態では上型２２にこれの重量とつり合うスプリ
ング５０の力が作用し、Ｌ型２２は上方に持ち上げられ
ているので、ディスク基板２８と両面接着シート４４と
の間には、第５図に示す状１ ２ 態のすきまＡが維持されている。

第９図に示すように、真空プレス装置１０の真空室２０
内に光ディスク部品の接着装置１２を設置した後、真空
室２０内を排気し、２〜３／１００トル（Ｔｏｒｒ）程
度の真空状態とする。

次いて、加圧盤１６が下降する。加圧盤１６は型２２に
接触し、これを下降させる。上型２２が下降すると、ホ
ールディングレバー３２がピン３６を中心として揺動す
る。このため、ディスク基板２８の保持状態が解放され
、ディスク基板２８は両面接着シート４４上に落下する
。次いで、加圧盤１６が更に下降し、第６図に示すよう
にディスク基板２８と両面接着シート４４との間に加圧
力を作用する。これにより、両者が接着される。上述の
ように、接着は真空室２０内で行なわれるので、ディス
ク基板２８と両面接着シート４４との接合部に気泡が残
存することはない。なお、接合性向上のため上型２２及
び下型２４を加熱しておくようにしてもよい。

ディスク基板２８と両面接着シート４４との接着が終る
と、光ディスク部品の接着装置１２を真空室２０から取
り出し、−上型２２を開く。次いで、下型２４上のディ
スク基板２８（これには両面接着シート４４が接着され
ている）を裏返し、ディスク基板２８に接着されている
両面接着シート４４の剥離フィルムを剥がし、両面接着
シート４４を上側にした状態でディスク基板２８を下型
２４−ヒに設置する。一方、別のディスク基板２８を前
述と同様にしてディスク基板保持機構３１によって保持
する。この状態を第７図に示す。次いで、前述の場合と
同様に上型２２を閉じ（この場合にも下型２４側のディ
スク基板２８と１．ヒ型２２側のディスク基板２８との
間にはすきまＢが形成される）、真空室２０内に設置し
、真空室２０内を真空とする。次いで、第８図に示すよ
うに、加圧盤１６によって光ディスク部品の接着装置１
２に加圧力を作用させる。これにより、前述の場合と同
様に２つのディスク基板２８の同心度が調整された状態
で両者が接着される。なお、この際心合わせ軸５２はス
プリング　３ ４ ５６をＪ−１縮して一トカ向に移動する。次いて、真空
室２０から光ディスク部品の接着装置１２を取りＩｎ、
１型２２を開き、万いに接合させた２枚のディスタ基板
２８（すなオ）ち、光ディスク）を取り出ｌ−ば、１　
＝：）の光ディスクの製造が終ｒする。

なお、−１記の説明では、両面接６シーＩ・４４の貼り
合わセ丁程のみを真空室２０内゛Ｃ行なうものとしたが
、こ第１以飼の一連のＩ稈もｙＮ、空室２０内て行なう
ようＶ：する、：とも＋ｉＪ能であり、この場合には排
気のための時間が不要となり、イ１茅時間を短縮するこ
とがてきる。また、−１，型２２は上型２４とヒンジ結
合するようにしたか、こ才ｌに代え“（１−望を加ハ盤
に取り付りるようにすることも０■能である。

（ｌ・）発明の効果 以−［、説明してきたように、本発明によると、両面接
着シートを用いて２枚のディスク基板をｒ７いに接着す
るようにしたので、接着部に気泡などが残留することは
なく高品質の光ディスクを得ることができる。両面接着
シートにはあらかじめ接各剤か均一に塗イ１１されてい
るので、接着剤か（はみ出してパリとなるなどの問題は
発４［せず、後処理−■程が不要である。また、加圧盤
による加１１力が作用するまでディスク基板が保持され
るので、特別な操作を必要ど１−ることなく確実に心ず
オ］のない尤ディスクを製造することがｉｉ目止となる
。しかも、ディスク基板の中心穴径と両面接着シートの
中心穴径とが相違１．でも同　の装置により心合わせ及
び扱者を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による光ティスフ部品の接り装置の断面
図（第２図のＴ−１線に沿う断面図）、第２図は光ディ
スク部品の接着装置の平面図、第３図は第２図のＩＩＩ
−ＩＩＩ線に沿う断面図、第４図は第２図のＩＶ−ＩＶ
線に沿う断面図、第５図は光ディスク部品の接着装置に
ディスク基板及び両面接着シートを設置した状態を示す
図、第６図は光ディスク部品の接着装置によってディス
ク基板を加圧している状態を示す図、第７図は光ディス
ク部品の接着装置に２枚のディスク基板を設置した５ ６ 状態を示す図、第８図は光ディスク部品の接着装置によ
−〕て２枚のディスク基板を加圧している状態を示ｊ図
、第９図は真空プレス装置に光ディスタ部品の扱者装置
を設置した状態を示す図である。 １０・・・真空プレス装置、１２・・・光ディスク部品
の接着装置、１６・・・加圧盤、２０・・・真空室、２
２・・・ｌ−型、２４・・・トー型、２６・・・ピン、
２８・・・ディスク基板、３１・・・ディスク基板保持
機構、３２・・・ホールディングレバー、３４・・・ス
プリング、４４・・・両面扱者シート、５０・・・スプ
リング、５２・・・心合わせ軸。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、片面に記録層が形成されたディスク基板の記録層の
   形成された面側に、両面接着シートの一方の面側の剥離
   フィルムを剥がして貼り合わせ、次いで両面接着シート
   の他方の面側の剥離フィルムを剥がし、これに片面に記
   録層の形成された別のディスク基板の記録層の形成され
   た面側を貼り合わせる光ディスク部品の接着装置におい
   て、光ディスク部品の接着装置は上型及び下型から構成
   され、下型にはディスク基板を下型の上面に平行にこれ
   から所定距離の位置に保持可能なディスク基板保持機構
   が設けられており、また下型にはこれの上面に設置され
   るディスク基板又は両面接着シートと下型のディスク基
   板保持機構に保持されるディスク基板とをこれらの中心
   穴にはまり合うことにより心合わせする心合わせ軸が設
   けられており、ディスク基板保持機構は、複数組のホー
   ルディングレバー及びスプリングから構成されており、
   ホールディングレバーは下型に固定されたピンを支点と
   して揺動可能であり、スプリングはホールディングレバ
   ーにこれの先端側を上方に移動させるように力を作用し
   ており、ホールディングレバーはスプリングからの力だ
   けが作用した状態ではこれの先端部が下型上面よりも上
   方に位置した状態で停止させられるように構成されてお
   り、ホールディングレバーはこれの先端部によってディ
   スク基板を保持可能であり、ホールディングレバーは上
   型が下降したときこれによって押されて揺動しディスク
   基板を解放するように構成されている光ディスクの製造
   装置。 ２、片面に記録層が形成されたディスク基板の記録層の
   形成された面側に、一方の面側の剥離フィルムを剥がし
   た両面接着シートを貼り合わせる光ディスク部品の接着
   装置において、 光ディスク部品の接着装置は上型及び下型から構成され
   、下型にはディスク基板を下型の上面に平行にこれから
   所定距離の位置に保持可能なディスク基板保持機構が設
   けられており、また下型にはこれの上面に設置される両
   面接着シートとディスク基板保持機構に保持されるディ
   スク基板とをこれらの中心穴にはまり合うことにより心
   合わせする心合わせ軸が設けられており、ディスク基板
   保持機構は、複数組のホールディングレバー及びスプリ
   ングから構成されており、ホールディングレバーは下型
   に固定されたピンを支点として揺動可能であり、スプリ
   ングはホールディングレバーにこれの先端側を上方に移
   動させるように力を作用しており、ホールディングレバ
   ーはスプリングからの力だけが作用した状態ではこれの
   先端部が下型上面よりも上方に位置した状態で停止させ
   られるように構成されており、ホールディングレバーは
   これの先端部によってディスク基板を保持可能であり、
   ホールディングレバーは上型が下降したときこれによっ
   て押されて揺動しディスク基板を解放するように構成さ
   れている光ディスク部品の接着装置。 ３、片面に記録層が形成されたディスク基板の記録層の
   形成された面側に、別の光ディスクに貼り合わされた両
   面接着シートの他方の面側の剥離フィルムを剥がして貼
   り合わせる光ディスク部品の接着装置において、 光ディスク部品の接着装置は上型及び下型から構成され
   、下型にはディスク基板を下型の上面に平行にこれから
   所定距離の位置に保持可能なディスク基板保持機構が設
   けられており、また下型にはこれの上面に設置されるデ
   ィスク基板とディスク基板保持機構に保持されるディス
   ク基板とをこれらの中心穴にはまり合うことにより心合
   わせする心合わせ軸が設けられており、ディスク基板保
   持機構は、複数組のホールディングレバー及びスプリン
   グから構成されており、ホールディングレバーは下型に
   固定されたピンを支点として揺動可能であり、スプリン
   グはホールディングレバーにこれの先端側を上方に移動
   させるように力を作用しており、ホールディングレバー
   はスプリングからの力だけが作用した状態ではこれの先
   端部が下型上面よりも上方に位置した状態で停止させら
   れるように構成されており、ホールディングレバーはこ
   れの先端部によってディスク基板を保持可能であり、ホ
   ールディングレバーは上型が下降したときこれによって
   押されて揺動しディスク基板を解放するように構成され
   ている光ディスク部品の接着装置。 ４、心合わせ軸は、光ディスクの中心穴にはまり合い可
   能な小径部と、両面接着シートの中心穴にはまり合い可
   能な大径部とを有しており、また心合わせ軸は、下型の
   中心部に設けられた垂直向きの穴内に軸方向に移動可能
   にはめ合わされており、スプリングによって常に上方に
   押され大径部を下型の上面のわずかに上方に位置させて
   停止しており、上型が下降したときこれによって押され
   て下方に移動するように構成されている請求項１、２又
   は３記載の光ディスク部品の接着装置。