JPH0315772Y2 - - Google Patents

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JPH0315772Y2
JPH0315772Y2 JP1985114915U JP11491585U JPH0315772Y2 JP H0315772 Y2 JPH0315772 Y2 JP H0315772Y2 JP 1985114915 U JP1985114915 U JP 1985114915U JP 11491585 U JP11491585 U JP 11491585U JP H0315772 Y2 JPH0315772 Y2 JP H0315772Y2
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JP
Japan
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radiator
condenser
air
cooling
engine
Prior art date
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JP1985114915U
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JPS6221434U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エアコン用のコンデンサーとエンジ
ン冷却水用のラジエータとを前後に配列したエン
ジンの冷却装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、自動車に室内用冷房装置を備えたものに
おいては、コンプレツサーによつて高温高圧の状
態になつた冷媒ガスを冷却液化するためのコンデ
ンサーが設けられるため、エンジンルーム内に
は、このコンデンサー及びエンジン冷却水用のラ
ジエータを含めて複数の熱交換器が設けられてい
る。
こうした状況から、従来、特開昭56−38516号
公報や実開昭56−8812号公報に見られるように、
エンジンルームのスペース上の問題から、複数の
熱交換器を冷却風の流れ方向に直列に配設したエ
ンジンの冷却装置が知られている。
(考案が解決しようする課題) ところで、エンジンルーム内にコンデンサーと
ラジエータとを前後に直列に配列する場合、ラジ
エータはエンジンと連結パイプ(冷却水管)等を
介して接続する必要があるため、それらの配管構
造を考慮すると、ラジエータをエンジン側すなわ
ち後側に配置することになる。つまり、コンデン
サーを前側に、ラジエータを後側に配置すること
になる。
しかしながら、この場合、冷却風の下流側とな
るラジエータでは、冷却風の上流側にあるコンデ
ンサーの通気抵抗や熱の影響により冷却風が十分
に当たらなかつたり、冷却風が温められたするこ
とで、下流側のラジエータを十分冷却できないと
いう問題が生じる。
上記の問題を解決し、下流側のラジエータの冷
却性を高めるための方法として、下流側のラジエ
ータのサイズや冷却フアンのサイズを拡大するる
方法が考えられるが、限られたエンジンルームの
スペースでは自ずと制約がある。
本考案は、上記の問題に鑑みてなされたもの
で、上流側のコンデンサーから下流側のラジエー
タへの冷却風の流れを偏向させる一方、下流側の
ラジエータに新気の冷却風を導入するという機能
を持たせることにより、冷却風下流側のラジエー
タのサイズを拡大することなく、上流側のコンデ
ンサーの設置に伴う下流側のラジエータの冷却性
能の低下を防止することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案の解決手段
は、エンジンルーム内に、エアコン用のコンデン
サー配置されているとともに該コンデンサーの車
体前後方向後側に対峙してエンジン冷却水用のラ
ジエータが配置されているエンジンの冷却装置を
前提とする。そして、上記ラジエータの後側には
エンジンの駆動軸を介して回転駆動されるフアン
が配置されている。上記コンデンサーとラジエー
タとの間でかつ上記フアンの前方位置には、新気
を側方から上記フアンとの協働によりラジエータ
のフアン前方部位に導入する冷却風偏向部材が設
けられており、該冷却風偏向部材は、コンデンサ
ーの側端側からラジエータ側に向かつて内方へ傾
斜して該コンデンサー通過後の冷却風の流れを側
方へ偏向させる傾斜部を有するものとする。
(作用) これにより、本考案では、冷却風偏向部材の傾
斜部によつて、コンデンサー通過後の温められた
冷却風を側方へ送り出すことができる。また、フ
アンの前方位置に冷却風偏向部材が設けられてい
ることによつて、停車時においてもラジエータに
直接外気(新気)を導入することができる。よつ
て、コンデンサーの後側にラジエータを配置して
も、ラジエータのサイズ等を拡大しない簡単な構
造でもつて、該ラジエータの冷却性を良好に確保
することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示
し、車体Sの前方から順に、過給気冷却用インタ
ークーラー1、エアコン用コンデンサー2、及び
エンジン冷却水用ラジエータ3が冷却風Aの流れ
方向に直列に配設されている。インタークーラー
1は、図示外の吸気管によつて過給機と連結さ
れ、このインタークーラー1に過給機の吐出空気
を通過させ冷却風Aを当てて冷却する。エアコン
用コンデンサー2は、図示外の冷媒管路によつて
コンプレツサーと連結され、このコンデンサー2
にコンプレツサーから送り出される高温高圧の状
態の冷媒ガスを通過させ冷却風Aを当てて冷却液
化する。ラジエータ3は、図示外の冷却水管路に
よつてエンジン5と連結され、このラジエータ3
にウオータポンプによりエンジン5内のウオータ
ジヤケツトから吐出させた水を通過させ冷却風A
を当てて冷却するように、それぞれ構成されてい
る。
6は新気導入のための冷却風偏向部材としての
エアダクトである。エアダクト6は、その新気吸
入口がインタークーラー1の片方の側面の外側に
並列して設けられ、エアダクト6の熱交換器側の
壁面がコンデンサー2とラジエータ3との間の〓
間7に冷却風Aの流れ方向と所定の角度αを持つ
て傾斜する傾斜部に形成され、かつラジエータ3
及びその後方に設置されたフアン4の前面の一部
を覆うようにステー14を介してボルト15でラ
ジエータ3に固定されている。フアン4は、その
周囲がステー12を介してボルト13でラジエー
タ3に固定されたシユラウド8によつて覆われ、
エンジン5のクランク軸9から取り出した駆動力
によりフアン4を回転させることによつて冷却風
Aをエンジンルーム内に吸入する。このようにエ
アダクト6を設けることによつて、新気導入口へ
動圧をかけて冷却風Aを直接ラジエータ3に当て
ることができるとともに、上記エアダクト6の傾
斜部によつて、コンデンサー2通過後の温められ
た冷却風を側方へ送り出すことができ、ラジエー
タ3の冷却性の低下を防ぐ。また、エアダクト6
がフアン4の前面の一部を覆うように設けられて
いるので、停車時においてもフアン4が回転する
と新気がエアダクト6を通つて導入され、ラジエ
ータ3を確実に冷却できる。
次に、第3図により本考案の第2実施例を説明
する。第2実施例は第1実施例のようなエアダク
ト6を設ける代わりに、偏向板11という簡単な
部材で新気をラジエータ3へ導くようにしたもの
である。コンデンサー2とラジエータ3との〓間
7に冷却風偏向部材としての偏向板11が冷却風
Aの流れ方向と所定の角度αを持つて傾斜するよ
うにステー16を介してボルト17でコンデンサ
ー2に固定されている。これによつて、インター
クーラー1やコンデンサー2を通過して温められ
た冷却風Aの流れを〓間7の内側から外側へ送り
出す一方、負圧によつてインタークーラー1やコ
ンデンサー2の片方の側面の外側を通過する新気
を〓間7の外側から内側へ送り込むことによつて
ラジエータ3の冷却性低下を防ぐものである。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成されるから、冷却風
偏向部材により上流側コンデンサーを通過した後
の温められた冷却風を側方へ送り出すとともに、
上流側のコンデンサーを通過していない新気を下
流側のラジエータに停車時でも導くことができる
ようにしたことにより、ラジエータのサイズを拡
大することなく、上流側のコンデンサーによる下
流側のラジエータの冷却性能の低下を確実に防止
して良好な冷却性を確保することができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す概略平面
図、第2図は本考案の第1実施例を示す概略側面
図、第3図は本考案の第2実施例を示す概略平面
図である。 1……インタークーラー、2……コンデンサ
ー、3……ラジエータ、4……フアン、5……エ
ンジン、6……エアダクト、7……〓間、11…
…偏向板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジンルーム内に、エアコン用のコンデンサ
    ー配置されているとともに該コンデンサーの車体
    前後方向後側に対峙してエンジン冷却水用のラジ
    エータが配置されているエンジンの冷却装置であ
    つて、 上記ラジエータの後側にはエンジンの駆動軸を
    介して回転駆動されるフアンが配置されており、 上記コンデンサーとラジエータとの間でかつ上
    記フアンの前方位置には、新気を側方から上記フ
    アンとの協働によりラジエータのフアン前方部位
    に導入する冷却風偏向部材が設けられており、該
    冷却風偏向部材は、コンデンサーの側端側からラ
    ジエータ側に向かつて内方へ傾斜して該コンデン
    サー通過後の冷却風の流れを側方へ偏向させる傾
    斜部を有することを特徴とするエンジンの冷却装
    置。
JP1985114915U 1985-07-25 1985-07-25 Expired JPH0315772Y2 (ja)

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JPS6221434U JPS6221434U (ja) 1987-02-09
JPH0315772Y2 true JPH0315772Y2 (ja) 1991-04-05

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ID=30998085

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JP1985114915U Expired JPH0315772Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5247632B2 (ja) * 1973-10-26 1977-12-03

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5247632U (ja) * 1975-09-30 1977-04-05
JPS57172118U (ja) * 1981-04-27 1982-10-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5247632B2 (ja) * 1973-10-26 1977-12-03

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JPS6221434U (ja) 1987-02-09

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