JPH03157114A - 気水分離器 - Google Patents
気水分離器Info
- Publication number
- JPH03157114A JPH03157114A JP29783689A JP29783689A JPH03157114A JP H03157114 A JPH03157114 A JP H03157114A JP 29783689 A JP29783689 A JP 29783689A JP 29783689 A JP29783689 A JP 29783689A JP H03157114 A JPH03157114 A JP H03157114A
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- JP
- Japan
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- separation
- vapor
- droplets
- water
- plates
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- Granted
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 22
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims abstract description 52
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 10
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 8
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 8
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
不発明は蒸気や圧縮空気等の気体配管に取り付けて、気
体中の凝縮水やオイル等を分離板で分離して系外に排除
する分離器に関し、特に気水の分離効率を高める分離板
の構造に関する。
体中の凝縮水やオイル等を分離板で分離して系外に排除
する分離器に関し、特に気水の分離効率を高める分離板
の構造に関する。
従来技術
従来の気水分離器は、例えば、第3図に示すものが用い
られていた。これは、分離器ケーシング30で入口31
と気水の分離室32と出口33を形成し、分離室32内
に複数の分離板34,35゜36を一端をケーシング3
0の内凹に接続して他端を分離室32内で開口して取り
付け、ケーシング30の下部に分離した液滴の通路37
と排出口38を設けたものである。排出口38には分離
された液滴のみを排出するトラップ39を接続する。
られていた。これは、分離器ケーシング30で入口31
と気水の分離室32と出口33を形成し、分離室32内
に複数の分離板34,35゜36を一端をケーシング3
0の内凹に接続して他端を分離室32内で開口して取り
付け、ケーシング30の下部に分離した液滴の通路37
と排出口38を設けたものである。排出口38には分離
された液滴のみを排出するトラップ39を接続する。
入口から流入した液滴を含む流体は、分離板34に衝突
することにより、液滴が分離板34表面に付着して流下
し、分離板34の下端で気体流に吹き飛ばされる。吹き
飛ばされだ液)商のうち質量の大きなものは慣性力によ
り次の分離板35表面に再び衝突して滴下し通路37を
経て排出口38よりトラップ39に至り系外に排除され
、質量の小さな液滴及び気体流の多くは慣性力が小さい
ために流れ方向を変え分離板35に衝突することなく次
の分離板36部に至り衝突して滴下する。このように衝
突と流れ方向の変更を繰り返しつつ気水を分離し、液滴
は排出口38より、液滴の分離された気体流は出口33
より排出されるのである。
することにより、液滴が分離板34表面に付着して流下
し、分離板34の下端で気体流に吹き飛ばされる。吹き
飛ばされだ液)商のうち質量の大きなものは慣性力によ
り次の分離板35表面に再び衝突して滴下し通路37を
経て排出口38よりトラップ39に至り系外に排除され
、質量の小さな液滴及び気体流の多くは慣性力が小さい
ために流れ方向を変え分離板35に衝突することなく次
の分離板36部に至り衝突して滴下する。このように衝
突と流れ方向の変更を繰り返しつつ気水を分離し、液滴
は排出口38より、液滴の分離された気体流は出口33
より排出されるのである。
本発明が解決しようとする課題
上記のものでは、液滴の一部が出口側に運び出されてし
まい高い分離効率が得られなかったり、より高い分離効
率を得るためには分離器ケーシングの形状を大きなもの
としなければならない問題があった。
まい高い分離効率が得られなかったり、より高い分離効
率を得るためには分離器ケーシングの形状を大きなもの
としなければならない問題があった。
これは、分離板34.36の下端から吹き飛ばされた液
滴のうち質重の小ざなものは再び気体流により運び出さ
れてしまうためでおる。運び出される量を少なくして分
離効率を上げるには衝突する機会が多くなるように多数
の分離板を設けなければならず、従って大きなものとな
ってしまうのである。
滴のうち質重の小ざなものは再び気体流により運び出さ
れてしまうためでおる。運び出される量を少なくして分
離効率を上げるには衝突する機会が多くなるように多数
の分離板を設けなければならず、従って大きなものとな
ってしまうのである。
本発明の技術的課題は、小型で高い分離効率を有する衝
突式あるいは慣性力式の気水分離器を得ることでおる。
突式あるいは慣性力式の気水分離器を得ることでおる。
課題を解決するための手段
上記の課題を解決するために講じた本発明の技術的手段
は、ケーシングで入口と気水の分離室と出口を形成し、
分離室で流体を分離板に衝突ゼしめたり、流れ方向を分
離板で変更することによる慣性力で気水を分離するもの
において、分離板表面に多数の球状部材を互いの一部を
接触せしめて配置したものでおる。
は、ケーシングで入口と気水の分離室と出口を形成し、
分離室で流体を分離板に衝突ゼしめたり、流れ方向を分
離板で変更することによる慣性力で気水を分離するもの
において、分離板表面に多数の球状部材を互いの一部を
接触せしめて配置したものでおる。
作用
入口から流入した液滴を含む流体は、分離板表面の多数
の球状部材に衝突する。衝突した液滴は球状部材表面に
付着すると共に互いの接触部に、沿って成長しながら流
下する。成長して質量の大きくなった液滴は球状部材の
下端もしくは分離板の下端より気体流により吹き飛ばさ
れる。吹き飛ばされる液滴は質量が大ぎく従って°h性
力により流れ方向をほとんど変えずに次の球状部材の表
面もしくはケーシング内面に再び衝突して滴下する。
の球状部材に衝突する。衝突した液滴は球状部材表面に
付着すると共に互いの接触部に、沿って成長しながら流
下する。成長して質量の大きくなった液滴は球状部材の
下端もしくは分離板の下端より気体流により吹き飛ばさ
れる。吹き飛ばされる液滴は質量が大ぎく従って°h性
力により流れ方向をほとんど変えずに次の球状部材の表
面もしくはケーシング内面に再び衝突して滴下する。
液滴の分離された気体流は流れ方向を変えて出口へ至る
。
。
発明の効果
本発明は下記の特有の効果を生じる。
流体中の液滴は球状部材に付着し、互いの接触部に沿っ
て成長して質量の大きな液滴となり、気体流により吹き
飛ばされてその流れ方向を変えることがなく出口へ至ら
ないために高い気水の分離効率を発揮することができる
。
て成長して質量の大きな液滴となり、気体流により吹き
飛ばされてその流れ方向を変えることがなく出口へ至ら
ないために高い気水の分離効率を発揮することができる
。
また、多数の球状部材を配することにより、分離板の断
面積が小ざなものでめっても流体の衝突する面積が増え
て、分離器を小型なものにすることができる。
面積が小ざなものでめっても流体の衝突する面積が増え
て、分離器を小型なものにすることができる。
実施例
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する。(
第1図及び第2図参照) 分離器ケーシング1で入口2と分離室3と出口4を連通
して形成する。分離室3内に分離板5゜6を交互に設け
る。分離板5,6は断面路り字状でゲージング1の内面
に連続した連続部7,8と開口部9,10を形成する。
第1図及び第2図参照) 分離器ケーシング1で入口2と分離室3と出口4を連通
して形成する。分離室3内に分離板5゜6を交互に設け
る。分離板5,6は断面路り字状でゲージング1の内面
に連続した連続部7,8と開口部9,10を形成する。
分離板5,6の下端部及び上端部に溝部25.26を設
けると共に、溝部25の左右両端に切欠部27.28を
設ける(第2図参照)。開口部9,10はケーシング1
の内面形状に準じた形状、本実施例においては円形状(
第2図参照)、とする。分離板5,6の入口2側表面に
多数の球状部材としての鋼球12a。
けると共に、溝部25の左右両端に切欠部27.28を
設ける(第2図参照)。開口部9,10はケーシング1
の内面形状に準じた形状、本実施例においては円形状(
第2図参照)、とする。分離板5,6の入口2側表面に
多数の球状部材としての鋼球12a。
bを互いの一部を接触した状態で、鋼球保持用のワイヤ
ーメツシュ12で保持して配する。ワイヤーメツシュ1
2の端部は分離板5,6の端部に溶接等により固定する
。分離板6下部の連続部8に貫通孔13を設けると共に
、ケーシング1の出口4側下端に排出口14を設(プて
液体のみを排出するエアートラップ必るいはスチームト
ラップ15を接続する。参照番号20は出口部分離板で
、溜り部21に溜った液滴を、ケーシング1内囲に治っ
て円状に形成した通路22により排出口14に至らしめ
る。
ーメツシュ12で保持して配する。ワイヤーメツシュ1
2の端部は分離板5,6の端部に溶接等により固定する
。分離板6下部の連続部8に貫通孔13を設けると共に
、ケーシング1の出口4側下端に排出口14を設(プて
液体のみを排出するエアートラップ必るいはスチームト
ラップ15を接続する。参照番号20は出口部分離板で
、溜り部21に溜った液滴を、ケーシング1内囲に治っ
て円状に形成した通路22により排出口14に至らしめ
る。
入口2から流入した液滴を含む流体は、分離板5上の多
数の鋼球11aに衝突する。液滴は鋼球11aの表面に
付着し互いの接触部に沿って大きな液滴となりつつ流下
する。鋼球11aの下端及び分離板5の下端あるいは切
欠部27,28で液滴は気体流により吹き飛ばされる。
数の鋼球11aに衝突する。液滴は鋼球11aの表面に
付着し互いの接触部に沿って大きな液滴となりつつ流下
する。鋼球11aの下端及び分離板5の下端あるいは切
欠部27,28で液滴は気体流により吹き飛ばされる。
吹き飛ばされた液滴は質量が大きく従ってほぼ水平状に
出口4側に移動して、次の分離板6の鋼球11bに衝突
して滴下する。気体流の大部分は慣性力が小さいために
流れ方向が大ぎく変えられ開口部10を通って出口4へ
至る。分離板6部で滴下した液滴は貫通孔13を経て排
出口14に至りトラップ15から系外に排出される。
出口4側に移動して、次の分離板6の鋼球11bに衝突
して滴下する。気体流の大部分は慣性力が小さいために
流れ方向が大ぎく変えられ開口部10を通って出口4へ
至る。分離板6部で滴下した液滴は貫通孔13を経て排
出口14に至りトラップ15から系外に排出される。
気体流により吹き飛ばされる液滴は質量が大きく従って
再び気体流に巻込まれて出口へ運ばれることがなく、高
い気水の分離効率を発揮することかできる。また、多数
の鋼球11a、bを設けたことにより、流体の衝突機会
か増え、分離器ケーシング1を小型にすることかできる
。
再び気体流に巻込まれて出口へ運ばれることがなく、高
い気水の分離効率を発揮することかできる。また、多数
の鋼球11a、bを設けたことにより、流体の衝突機会
か増え、分離器ケーシング1を小型にすることかできる
。
第1図は本発明の気水分離器の断面図、第2図は第1図
にあけるA−A−線断面図、第3図は従来例の気水分離
器の断面図のである。 1:ケーシング 2:入口 3:分離室 4:出口 5.6:分離板 11:鋼球 13:貫通孔 14:排出口 15ニドラツプ 20:出口部分離板25.26:
溝部 27.28:切欠部
にあけるA−A−線断面図、第3図は従来例の気水分離
器の断面図のである。 1:ケーシング 2:入口 3:分離室 4:出口 5.6:分離板 11:鋼球 13:貫通孔 14:排出口 15ニドラツプ 20:出口部分離板25.26:
溝部 27.28:切欠部
Claims (1)
- 1、ケーシングで入口と気水の分離室と出口を形成し、
分離室で流体を分離板に衝突せしめたり、流れ方向を分
離板で変更することによる慣性力で気水を分離するもの
において、分離板表面に多数の球状部材を互いの一部を
接触せしめて配置した気水分離器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1297836A JPH0683767B2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 気水分離器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1297836A JPH0683767B2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 気水分離器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03157114A true JPH03157114A (ja) | 1991-07-05 |
JPH0683767B2 JPH0683767B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=17851784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1297836A Expired - Fee Related JPH0683767B2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 気水分離器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683767B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2696655A1 (fr) * | 1992-10-14 | 1994-04-15 | Snecma | Appareil pour séparer une suspension de liquide dans un gaz. |
EP0629422A2 (en) * | 1993-06-18 | 1994-12-21 | Hyco Systems Inc. | Method and apparatus for separating aqueous phase from fluid medium |
JP2002540915A (ja) * | 1999-03-31 | 2002-12-03 | バレジョ、ニカシオ パウリノ モラ | 回路から送出された蒸気の形態の流体を浄化する装置 |
DE102012011257A1 (de) * | 2012-06-06 | 2013-12-12 | Jörg Klincker | Pralltellerreinigung/Gas-Wasch-Trocknung |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01132216U (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-07 |
-
1989
- 1989-11-15 JP JP1297836A patent/JPH0683767B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01132216U (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-07 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2696655A1 (fr) * | 1992-10-14 | 1994-04-15 | Snecma | Appareil pour séparer une suspension de liquide dans un gaz. |
EP0629422A2 (en) * | 1993-06-18 | 1994-12-21 | Hyco Systems Inc. | Method and apparatus for separating aqueous phase from fluid medium |
EP0629422A3 (en) * | 1993-06-18 | 1995-07-19 | Hyco Systems Inc | Method and device for separating the aqueous phase from a liquid medium. |
JP2002540915A (ja) * | 1999-03-31 | 2002-12-03 | バレジョ、ニカシオ パウリノ モラ | 回路から送出された蒸気の形態の流体を浄化する装置 |
DE102012011257A1 (de) * | 2012-06-06 | 2013-12-12 | Jörg Klincker | Pralltellerreinigung/Gas-Wasch-Trocknung |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0683767B2 (ja) | 1994-10-26 |
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Legal Events
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