JPH03155349A - 車両用モータの冷却装置 - Google Patents

車両用モータの冷却装置

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JPH03155349A
JPH03155349A JP29082989A JP29082989A JPH03155349A JP H03155349 A JPH03155349 A JP H03155349A JP 29082989 A JP29082989 A JP 29082989A JP 29082989 A JP29082989 A JP 29082989A JP H03155349 A JPH03155349 A JP H03155349A
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JP
Japan
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casing
coil
stator
rotating shaft
cooling device
Prior art date
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JP29082989A
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English (en)
Inventor
Satoshi Wakuta
聡 和久田
Shinichi Otake
新一 大竹
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分身〕 本発明は、電気自動車に用いられる車両用モータの冷却
装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、環境問題の観点から電気自動車の開発が盛んに行
われている。このうち、各車輪毎に減速機を介して直接
モータ゛を連結するというホイールモータを用いる方式
が知られている。
ところで、各車輪毎に減速機を介して直接モータを連結
しようとする場合、車輪の上下動や旋回時に車体本体と
モータや減速機とが互いに干渉することのないようにし
なければならず、これらの設置スペースが制限される。
そこで、このように制約されたスペース内にモータや減
速機を配設するためにこれらをできるだけ小型にするこ
とが求められる。一方、電気自動車においては、車体重
量に対して高出力を得るためには、モータを小型軽量化
してモータの出力トルクを相当高くしなければならない
しかしながら、モータを小型軽量で高出力トルクにしよ
うとすると、モータのコイルに多大の電流を流さなけれ
ばならないため、コイルの発熱量が増大し、コイルが焼
損してしまう恐れが生じる。
これは、フィルの熱抵抗が大きく、また、モータのケー
スへの熱伝導の役割を果たす鉄心の熱抵抗も、鉄心が一
枚一枚積層された珪素鋼板で形成されているため大きく
、コイルの発熱密度が増加するに伴い、コイルにたまる
熱量が増加しコイルの温度が急上昇するためである。
このため、モータの目標性能を得るためには、過負荷時
のコイルの発熱を抑えて冷却することが重要となる。
従来、このような冷却を行うために、油或は空気を用い
た冷却装置が用いられているが、いずれの冷却装置もモ
ータ゛とは別体に設けられズいる。
〔提明が解決しようとする課−〕
しかしながら、上記したように電気自動車の設置スペー
スが制限されるなかで、更に、冷却装置の設置スペース
゛を新たに設けるととは極めて困難である。また、無理
に冷却装置を設置しようとすると、車体本体に配設する
ための車輪の上下、左右の旋回によって車輪と冷却装置
とが互いに干渉してしまう恐れがある。
本発明の目的は、上記の問題点を解決するものであって
、電動モータを小型化し且つ高出力を得ることができる
車両用モータの冷却装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
そのために、本発明の車両用モータの冷却装置は、ケー
シング(la、lb)に回転自在に支持される回転軸(
2a)と、該回転軸に減速装置を介して連結されるホイ
ール(!3)と、前記回転軸に固定されるロータ(2b
)と、該ロータの外周に配設され前記ケーシングに固定
されるステータ(2C)と、該ステータに巻回されるコ
イル(2d)と、前記ケーシング内に埋設されスプリン
グ(35)により付勢される熱伝導ピン(33)とを有
し、該熱伝導ピン(33)を前記フィル(2d)に圧接
させることを特徴とする。
〔作用および発明の効果〕
本発明においては、例えば第1図ないし第3図に示すよ
うに、熱伝導ピン(33)は、スプリング(35)によ
りコイル(2d)に圧接され、かつコイル(2d)の不
均一面には、熱伝導性が高い樹脂(37)が存在するた
め、コイル(2d)からの発熱は、樹脂(37)、熱伝
導ピン(33)を経てケーシング(la、 Ib)に効
率良く速やかに放散されることになる。
したがって、過負荷時のコイルの発熱を抑えてコイルの
発熱を効率良く速やかに放散させるため、その分だけ電
動モータを小型化し且つ高出力を得名ことが可能となる
なお、上記構成に付加した番号は図面と対比させるため
のものであり、これにより本発明の構成が何ら限定され
るものではない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照し4つつ説明する。
第1図は本発明の車両用モータの冷却装置の1実施例を
示す断面図、第2図は第1図における■−n線に沿う断
面図、第3図は本発明の1実施例を示す第1図の要部断
面図、第4図は本発明の他の実施例を示す第1図の要部
断面図である。
第1図において、ケース本体1は、ケーシング1azl
bからなる断面略円形の2分割構造であり図示しないボ
ルトで固定されている。ケース1aの外周面には、多数
の冷却用フィンICが設けられている。ケース本体1内
には、電動モータ2が収容され、その回転軸2aの一端
は、ケーシング1aの側壁に軸受3によって支持されて
いる。そして、電動モータ2のロータ2bが、回転軸2
aに固定されると共に、該ロータに対向してステータ2
cがケーシング1aの内壁に固定され、該ステータ2c
には、コイル2dが巻回されている。
ケーシング1aの外側壁には、モータ回転位置検出器5
が配設され、シャフト6により回転軸2a内に固定され
ている。そして、モータ回転位置検出器5の可動部5a
がシャフト6に固定され、固定部5bがケーシング1a
に固定されている。
一方、ケーシング1bの側壁には、軸受7を介してホイ
ールハブ9が回転可能に支持されており、このホイール
ハブ9には、出力回転軸10がスプライン嵌合され、ナ
ツト11により軸方向に移動不能に固定されている。ホ
イールハブ9には、タイヤ12を支持したホイール13
がボルドーナツト15により取付けられている。
出力回転軸10の左端には、その軸心と同心状の円形断
面の凹部が形成され、該凹部内に前記モータの回転軸2
aが嵌挿され、軸受18.17により回転可能に支持さ
れている。出力回転軸10には、キャリヤ19が取付け
られ、該キャリヤ19と出力回転軸10との間には、所
要数の軸20が周方向に等間隔に架設され、これら各軸
20にプラネタリギヤ21がそれぞれ回転可能に支持さ
れている。プラネタリギヤ21は、モータ回転軸2aの
他端に形成されているサンギヤ22と、ケーシング1b
の内壁に固定されているり4ンギギヤ23に常時噛み合
うように配設されている。そして、キャリヤ19、軸2
0、プラネタリギヤ21、サンギヤ22およびリンギギ
ャ23によって、モータの回転軸2aと出力回転軸10
と連結する遊星歯車減速装置を構成している。
さらに、ケース本体1の下部には、油溜25が形成され
ると共に、ケーシング1aの外部には、オイルポンプモ
ータ26が取付けられ、オイルポンプモータ26のブレ
ード26aが前記油溜25内に臨むように配置されてい
る。また、ケーシング1aの外側には、セパレートプレ
ート27および冷却用フィン29aが形成された油路カ
バー29が取付けられ、両者の間に油路30を形成して
いる。セパレートプレート27には、開口27a127
bが形成され、開口27aは油溜25に連通し、開口2
7bはケーシング1a内に形成された上部油路31に連
通している。該上部油路31には電動モータ2に対向し
て噴射孔31a131bが形成されている。
そして、冷却用の油は、オイルポンプモータ26により
、油溜25、油路30. 上部油路31を経て循環し、
噴射孔31a131bから電動モータ2に噴射される。
このとき、高温の油は、油路30の両側に形成された冷
却用フィンIC%29aにより効率良く放熱される。
なお、上記した油による冷却装置は、高出力を必要とし
ない場合には必ずしも必要ではなく、その場合には後述
の冷却装置のみを採用することになる。
次に、第3図、第4図をも参照しつつ本発明の車両用モ
ータの冷却装置について説明する。
第1図および第2図において、ケーシング1aの内壁に
は、径方向および周方向に多数の補強リブ32が形成さ
れており、これら径方向と周方向の補強リブ32が交差
する箇所に熱伝導ピン33が埋設され、熱伝導ピン33
の一端が電動モータ2のコイル2dと接触するように構
成されている。
同様に、ケーシング1bの内壁にも熱伝導ピン33が埋
設され、熱伝導ピン33の一端が電動モータ2のコイル
2dと接触するように構成、されている。
第3図に示すように、熱伝導ピン33の一側には、挿入
孔33aが形成され該挿入孔33a内にスプリング35
が挿入され、熱伝導ピン33はスプリング35と共に補
強リブ32に形成された取付孔36内に埋設される。こ
の際、取付孔36内および熱伝導ピン33の周囲には、
電気的絶縁性が良好でかつ熱伝導性が高い樹脂37を充
填、塗布している。
そして、ケーシング1atlb内に電動モータ2をセッ
トしこれらを固定するとき、熱伝導ピン33は、コイル
2dによりスプリング35に抗して取付孔36内に圧入
される。従って、熱伝導ピン33は、スプリング35に
よりコイル2dに圧接され、かつコイル2dの不均一面
には、熱伝導性が高い樹脂37が存在するため、コイル
2dからの発熱は、樹脂37、熱伝導ピン33を経てケ
ーシングla1 lbに効率良く速やかに放散されるこ
とになる。
なお、上記実施例においては、熱伝導ピン33を間隔を
おいて配設しているが、これは、噴射孔31a、31b
から降下する油を油溜25に逃がすためであり、油によ
る冷却装置を設けない場合には熱伝導ピンを全周にわっ
たって配設するようにしてもよい。
次に、第4図により本発明の他の実施例について説明す
る。本実施例においては、コイル2d内に熱伝導性シー
ト39の一端を狭着させ、熱伝導性シート39の他端を
ケーシング1aslb内に延長させるか、または、ケー
シング1aslbに接触させるようにしている。従って
、コイル2dからの発熱は、熱伝導シート39により効
率良く速やかに放散されることになる。
なお、本発明においては、モータの目標出力に応じて、
第3図および第4図の実施例を単独に用いてもまたは組
合せて用いても良く、さらに、前記油による冷却装置を
組合せても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車両用モータの冷却装置の1実施例を
示す断面図、第2図は第1図に、おける■−n線に沿う
断面図、−第3図は本発明の1実施例を示す第1図の要
部断面図、第4図は本発明の他の実施例を示す第1図の
要部断面図である。 1a%lb・・・ケーシング、2・・・電動モータ、2
a・・・回転軸、2b・・・ロータ、2C・・・ステー
タ、2d・・・コイル、 13・・・ホイール、32・
・・補強リブ、33・・・熱伝導ピン、35・・・スプ
リング、37・・・樹脂、39・・・熱伝導性シート。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーシングに回転自在に支持される回転軸と、該
    回転軸に減速装置を介して連結されるホイールと、前記
    回転軸に固定されるロータと、該ロータの外周に配設さ
    れ前記ケーシングに固定されるステータと、該ステータ
    に巻回されるコイルと、前記ケーシング内に埋設されス
    プリングにより付勢される熱伝導ピンとを有し、該熱伝
    導ピンを前記コイルに圧接させることを特徴とする車両
    用モータの冷却装置。
  2. (2)前記コイルと熱伝導ピンとの間に電気的絶縁性が
    良好でかつ熱伝導性が高い樹脂を介在させることを特徴
    とする請求項1記載の車両用モータの冷却装置。
  3. (3)前記ケーシングの内壁には、径方向および周方向
    に多数の補強リブが形成され、該補強リブが交差する箇
    所に前記熱伝導ピン33が、埋設されることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の車両用モータの冷却
    装置。
  4. (4)前記コイル内に熱伝導性シートの一端を狭着させ
    、該熱伝導性シートの他端を前記ケーシングに延長させ
    るか、または、ケーシングに接触させるようにしたこと
    を特徴とする請求項1ないし請求項3にいずれか記載の
    車両用モータの冷却装置。
  5. (5)ケーシングに回転自在に支持される回転軸と、該
    回転軸に減速装置を介して連結されるホイールと、前記
    回転軸に固定されるロータと、該ロータの外周に配設さ
    れ前記ケーシングに固定されるステータと、該ステータ
    に巻回されるコイルと、該コイル内に熱伝導性シートの
    一端を狭着させ、該熱伝導性シートの他端を前記ケーシ
    ングに延長させるか、または、ケーシングに接触させる
    ようにしたことを特徴とする車両用モータの冷却装置。
  6. (6)ケーシングの下部に設けられる油溜と、ケーシン
    グの上部に形成される噴射孔と、ケーシングの外部に配
    設される油路と、オイルポンプモータとを有し、該オイ
    ルポンプモータにより前記油溜の油を前記油路を経て前
    記噴射孔に循環させることを特徴とする請求項1ないし
    請求項5にいずれか記載の車両用モータの冷却装置。
JP29082989A 1989-11-07 1989-11-07 車両用モータの冷却装置 Pending JPH03155349A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002191195A (ja) * 2000-12-19 2002-07-05 Denso Corp 車両用電動発電装置
JP2005130554A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Nissan Motor Co Ltd 回転電機の抜熱構造と回転電機の製造方法
JP2018113750A (ja) * 2017-01-10 2018-07-19 Dmg森精機株式会社 モータ

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