JPH03154801A - アブソリュート測長器の干渉信号処理方法 - Google Patents
アブソリュート測長器の干渉信号処理方法Info
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- JPH03154801A JPH03154801A JP1294310A JP29431089A JPH03154801A JP H03154801 A JPH03154801 A JP H03154801A JP 1294310 A JP1294310 A JP 1294310A JP 29431089 A JP29431089 A JP 29431089A JP H03154801 A JPH03154801 A JP H03154801A
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- Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、波長(周波数)可変光源を用いてアブソリュ
ートな測長を行う場合の干渉縞数の計数方法の改善に関
するものである。
ートな測長を行う場合の干渉縞数の計数方法の改善に関
するものである。
〈従来の技術〉
従来、波長(周波数)可変光源を用いてアブソリュート
な測長を行う場合に、光源としては、ファブリベロータ
イプのレーザダイオードを用いて、駆動電流を変動させ
た時のモードホップ間における連続した波長の変動を使
用してきた。この方法では、駆動電流の変化に対しての
波長の変化はリニアである。これに対して近年開発の進
められている波長可変レーザダイオード(以下、単に波
長可変LDという)を使用すると、周波数(波長)の変
化量を10倍から100倍にも大きくとれるので、測長
精度を向上させることができるという利点を持っている
。
な測長を行う場合に、光源としては、ファブリベロータ
イプのレーザダイオードを用いて、駆動電流を変動させ
た時のモードホップ間における連続した波長の変動を使
用してきた。この方法では、駆動電流の変化に対しての
波長の変化はリニアである。これに対して近年開発の進
められている波長可変レーザダイオード(以下、単に波
長可変LDという)を使用すると、周波数(波長)の変
化量を10倍から100倍にも大きくとれるので、測長
精度を向上させることができるという利点を持っている
。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら上記従来技術に示す波長可変LDを用いて
アブソリュートな測長を行う場合、波長変化用の電流(
以下、単に同調電流という)の変化に対する波長の変化
が、第9図に示すようにリニアでないため、干渉縞数の
計数時、干渉縞の周期間隔が波長に応じて変化するので
、時間軸上り端数部の時間から端数を測定しようとする
と誤差が発生してしまい、絶対長を高精度に求めること
ができないという課題があった。
アブソリュートな測長を行う場合、波長変化用の電流(
以下、単に同調電流という)の変化に対する波長の変化
が、第9図に示すようにリニアでないため、干渉縞数の
計数時、干渉縞の周期間隔が波長に応じて変化するので
、時間軸上り端数部の時間から端数を測定しようとする
と誤差が発生してしまい、絶対長を高精度に求めること
ができないという課題があった。
本発明は、上記従来技術の課題を踏まえてなされたもの
であり、波長の変化が時間に対してリニアでない波長(
周波数)可変光源を用いて高精度な絶対長を求めること
ができるアブソリュート測長器の干渉信号処理方法を提
供することを目的としたものである。
であり、波長の変化が時間に対してリニアでない波長(
周波数)可変光源を用いて高精度な絶対長を求めること
ができるアブソリュート測長器の干渉信号処理方法を提
供することを目的としたものである。
く課題を解決するための手段〉
上記課題を解決するための本発明の構成は、波長可変光
源あるいは周波数可変光源を用いたマイケルソン形の干
渉計を利用したアブソリュート測長器において、前記光
源の周波数を連続かつ単調に変化させた時に発生した干
渉信号の包絡線を求めて、周波数の異なる2点での干渉
信号の値と、その時点での上下の包絡線の間隔との比か
ら得られる干渉縞数の端数部と、干渉信号の極大値又は
極小値の個数から得られる干渉縞数の整数部を加算して
全干渉縞数を求めることにより、前記マイケルソン形の
干渉計の両反射鏡間の光路長差を求めるようにしたこと
を特徴とするものである。
源あるいは周波数可変光源を用いたマイケルソン形の干
渉計を利用したアブソリュート測長器において、前記光
源の周波数を連続かつ単調に変化させた時に発生した干
渉信号の包絡線を求めて、周波数の異なる2点での干渉
信号の値と、その時点での上下の包絡線の間隔との比か
ら得られる干渉縞数の端数部と、干渉信号の極大値又は
極小値の個数から得られる干渉縞数の整数部を加算して
全干渉縞数を求めることにより、前記マイケルソン形の
干渉計の両反射鏡間の光路長差を求めるようにしたこと
を特徴とするものである。
く作用〉
本発明によると、波長(周波数)可変光源の波長が時間
に対して直線的に変化しなくても精度良く干渉信号の位
相変化積分値を求めることができるので、高精度な絶対
測長を行うことができる。
に対して直線的に変化しなくても精度良く干渉信号の位
相変化積分値を求めることができるので、高精度な絶対
測長を行うことができる。
〈実施例〉
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は波長可変LDを用いたアブソリュート測長器の
一実施例を示す構成図である。
一実施例を示す構成図である。
第1図において、1は波長可変LDであり、駆動電流回
路2からの定電流を波長可変LDIの活性域に、又、同
調電流回路3からのノコギリ波状の同調@流を波長可変
LDIの回折格子部にそれぞれ流すことにより、連続し
て変化する波長を繰返し発生することができる。4はペ
ルチェ素子であり、波長可変LDIを加熱または冷却す
ることができる。5は温度検出端であり、波長可変LD
1の温度を測定し、温度調節計6を介してペルチェ素子
4へフィードバックして、波長可変LDIの温度を一定
に保つようにしている。7はコリメータレンズであり、
波長可変LDIの出射光がコリメートされ平行光とされ
る。8はアイソレータであり、後述の干渉計からの反射
光が波長可変LD1に戻って、発振が不安定になるのを
防いでいる。アイソレータ8を通った光は、ハーフミラ
−9で2つに分岐される0反射光は、エタロン10に導
かれる。波長可変LD1の波長が変化した場合に、エタ
ロン10の光路長で定まる特定の波長毎に光がエタロン
10を透過するので、その透過光を集光レンズ11で集
光して、光検出器12で検出し、アン113で電気信号
に変換する。一方、ハーフミラ−9の透過光は、ハーフ
ミラ−14で更に2つに分岐される0反射光は、光学系
内でその位置を固定した直角プリズム15で反射させて
干渉計の参照光となる。ハーフミラ−14の透過光は、
位置の測定対象である直角プリズム16で反射させて干
渉計の被験光となる。直角プリズム15.16からの反
射光は、ハーフミラ−14で合波されて干渉信号となり
、集光レンズ17で集光して、光検出器18で検出し、
アンプ19で電気信号に変換される。
路2からの定電流を波長可変LDIの活性域に、又、同
調電流回路3からのノコギリ波状の同調@流を波長可変
LDIの回折格子部にそれぞれ流すことにより、連続し
て変化する波長を繰返し発生することができる。4はペ
ルチェ素子であり、波長可変LDIを加熱または冷却す
ることができる。5は温度検出端であり、波長可変LD
1の温度を測定し、温度調節計6を介してペルチェ素子
4へフィードバックして、波長可変LDIの温度を一定
に保つようにしている。7はコリメータレンズであり、
波長可変LDIの出射光がコリメートされ平行光とされ
る。8はアイソレータであり、後述の干渉計からの反射
光が波長可変LD1に戻って、発振が不安定になるのを
防いでいる。アイソレータ8を通った光は、ハーフミラ
−9で2つに分岐される0反射光は、エタロン10に導
かれる。波長可変LD1の波長が変化した場合に、エタ
ロン10の光路長で定まる特定の波長毎に光がエタロン
10を透過するので、その透過光を集光レンズ11で集
光して、光検出器12で検出し、アン113で電気信号
に変換する。一方、ハーフミラ−9の透過光は、ハーフ
ミラ−14で更に2つに分岐される0反射光は、光学系
内でその位置を固定した直角プリズム15で反射させて
干渉計の参照光となる。ハーフミラ−14の透過光は、
位置の測定対象である直角プリズム16で反射させて干
渉計の被験光となる。直角プリズム15.16からの反
射光は、ハーフミラ−14で合波されて干渉信号となり
、集光レンズ17で集光して、光検出器18で検出し、
アンプ19で電気信号に変換される。
ここで、第2図は第1図の装置から得られる電気信号を
示している。(イ)図は同調電流回路3から波長可変L
DIに流す同調$流と同じ変化をする電圧信号であり、
ノコギリ波状を呈している。
示している。(イ)図は同調電流回路3から波長可変L
DIに流す同調$流と同じ変化をする電圧信号であり、
ノコギリ波状を呈している。
(ロ)図はアンプ13で得られるエタロン透過光信号で
ある。エタロンは自身の光路長で決まる一定ノF S
R(、Free 5pectral Ran(+111
)毎の光の波長(あるいは周波数)に対して透過率が
高くなり、図中、下に伸びなピークの間隔がその波長(
あるいは周波数)を示しているヵただし、図では装置の
回路の特性上、マイナス側が透過光の存在を表している
。(ハ)図はアンプ19で得られる干渉計の出力信号で
ある。ただし4図では装置の回路の特性上、マイナス側
が干渉信号の出ていることを示している。なお、干渉信
号−の振幅は、同調電流回路3の同調電流によって変化
する出射パワーの変化と波長可変LDIのスペクトル線
幅の変化によって、又、干渉信号の周波数は波長可変L
Dlの波長の変化か直線状でないなめにそれぞれ変調
される。又、(ロ)図及び(ハ)図において波が密にな
っている部分は、(イ)図に示すノコギリ波で零レベル
に戻すのを短時間で行っているなめであり、この部分は
信号処理には使用されない。
ある。エタロンは自身の光路長で決まる一定ノF S
R(、Free 5pectral Ran(+111
)毎の光の波長(あるいは周波数)に対して透過率が
高くなり、図中、下に伸びなピークの間隔がその波長(
あるいは周波数)を示しているヵただし、図では装置の
回路の特性上、マイナス側が透過光の存在を表している
。(ハ)図はアンプ19で得られる干渉計の出力信号で
ある。ただし4図では装置の回路の特性上、マイナス側
が干渉信号の出ていることを示している。なお、干渉信
号−の振幅は、同調電流回路3の同調電流によって変化
する出射パワーの変化と波長可変LDIのスペクトル線
幅の変化によって、又、干渉信号の周波数は波長可変L
Dlの波長の変化か直線状でないなめにそれぞれ変調
される。又、(ロ)図及び(ハ)図において波が密にな
っている部分は、(イ)図に示すノコギリ波で零レベル
に戻すのを短時間で行っているなめであり、この部分は
信号処理には使用されない。
このような構成において、第3図に示す信号処理のアル
ゴリズムを用いて、以下に、本発明の干渉信号処理方法
を順次説明する。
ゴリズムを用いて、以下に、本発明の干渉信号処理方法
を順次説明する。
(1)第2図(イ)に示す同調電流と同じ変化をする電
圧信号において、同調電流回路3の同調電流が或値とな
る点(図中、T点)をデータ読込開始のトリガに用いて
、アンプ13及び19からそれぞれエタロン透過光信号
と干渉信号を一定時間毎にN個取り込み、A/D変換し
て数値データとして保持する。
圧信号において、同調電流回路3の同調電流が或値とな
る点(図中、T点)をデータ読込開始のトリガに用いて
、アンプ13及び19からそれぞれエタロン透過光信号
と干渉信号を一定時間毎にN個取り込み、A/D変換し
て数値データとして保持する。
(2)第2図(ロ)に示すエタロン透過光信号において
、同調電流に対する波長可変LDIの周波数特性から予
めわかっている周波数可変範囲をエタロンのFSRで除
算した商kに1を加えた個数(この実施例では、0.1
.2、・・・・・・、k)の極小点(Me 、 RL+
、M2 、””、Mb)の時刻(N個のデータ中の何
個目か)を求める。
、同調電流に対する波長可変LDIの周波数特性から予
めわかっている周波数可変範囲をエタロンのFSRで除
算した商kに1を加えた個数(この実施例では、0.1
.2、・・・・・・、k)の極小点(Me 、 RL+
、M2 、””、Mb)の時刻(N個のデータ中の何
個目か)を求める。
(3)第2図(ハ)に示す干渉信号において、エタロン
透過光信号の極小点M0→Mkの時刻の間にある極大点
P0→P1の時刻と極小点v0→V亀の時刻を求める。
透過光信号の極小点M0→Mkの時刻の間にある極大点
P0→P1の時刻と極小点v0→V亀の時刻を求める。
(4)極大点P0→P1の時刻とその時刻に対する干渉
信号の値を用いて最小自乗法により、極大点を結ぶ線形
近似式を求めて包絡線を得る。なお、線形近似式の次数
は極大点の個数によって決定する。ただし、波長可変L
DIの周波数特性から上限を決めておく。
信号の値を用いて最小自乗法により、極大点を結ぶ線形
近似式を求めて包絡線を得る。なお、線形近似式の次数
は極大点の個数によって決定する。ただし、波長可変L
DIの周波数特性から上限を決めておく。
時刻tにおける線形近似式の値(lを
’! = P (t) ・・・■と示す、(第
4図参照) (5)上記(4)項と同様に極小点vo−+VmIの時
刻において、極小点を結ぶ線形近似式を包絡線を得る。
4図参照) (5)上記(4)項と同様に極小点vo−+VmIの時
刻において、極小点を結ぶ線形近似式を包絡線を得る。
時刻tにおける線形近似式の値を
:!/ = V (t) ・・・■と示す、(
第4図参照) (6)干渉信号の値が極大点P、より時間的に前であり
、前記0式及び0式から得られる仮想的な零レベル V=Z(t)= (P(t) +1t))/2−・・■
と極大点P0と最も近くで交わる点を20とする。
第4図参照) (6)干渉信号の値が極大点P、より時間的に前であり
、前記0式及び0式から得られる仮想的な零レベル V=Z(t)= (P(t) +1t))/2−・・■
と極大点P0と最も近くで交わる点を20とする。
(第4図参照)この時、エタロン透過光信号の最初の極
小点M6の時刻から点Zoの時刻までの干渉信号の位相
変化θpreは、極小点M0の時刻をtHO1時刻t時
刻0における干渉信号の値をg (too)とすると、
極大点Poが極小点Voより時間的に前にある場合は、
第5図(イ)に示すように、θore (radl =
−sin ”[(g (too) −Z (too))
/ (P (tHO) −Z (180))] ・・・
■又、極小点voが極大点Poより時間的に前にある場
合は、第5図(ロ)に示すように、θpre [rad
l = yr +sin −1((g (tHO) −
Z (tHO))/’ (P (too) −Z (t
Ho))]・・・■でそれぞれ表すことができる。ただ
し、sin −1で得られるθの値は、−π/2≦θ≦
π/2の範囲となる。
小点M6の時刻から点Zoの時刻までの干渉信号の位相
変化θpreは、極小点M0の時刻をtHO1時刻t時
刻0における干渉信号の値をg (too)とすると、
極大点Poが極小点Voより時間的に前にある場合は、
第5図(イ)に示すように、θore (radl =
−sin ”[(g (too) −Z (too))
/ (P (tHO) −Z (180))] ・・・
■又、極小点voが極大点Poより時間的に前にある場
合は、第5図(ロ)に示すように、θpre [rad
l = yr +sin −1((g (tHO) −
Z (tHO))/’ (P (too) −Z (t
Ho))]・・・■でそれぞれ表すことができる。ただ
し、sin −1で得られるθの値は、−π/2≦θ≦
π/2の範囲となる。
(7)干渉信号の値が極大点P1より時間的に後ろであ
って、極大点P1と最も近くで”!l = g (t)
の傾きが正の状態で、前記0式及び0式から得られる仮
想的な零レベル(前記■式)と交わる点を71+1とす
る。(第6図参照)この時、エタロン透過光信号のに番
目の極小点Mkの時刻から点Z1++の時刻までの干渉
信号の位相変化θp。
って、極大点P1と最も近くで”!l = g (t)
の傾きが正の状態で、前記0式及び0式から得られる仮
想的な零レベル(前記■式)と交わる点を71+1とす
る。(第6図参照)この時、エタロン透過光信号のに番
目の極小点Mkの時刻から点Z1++の時刻までの干渉
信号の位相変化θp。
Slは、極小点Mkの時刻をtHk、時刻tHkにおけ
る干渉信号の値をg (tHk)とすると、極大点P1
が極小点V、より時間的に前にある場合は、第7図(イ
)に示すように、 θpost [radl=sin ”[(g (tHk
) −Z (tHk))/ (P (tHk) −Z
(tHk))]・・・■又、極小点V、が極大点P1よ
り時間的に前にある場合は、第7図(ロ)に示すように
、θt)Ost [rad]= −yr −sin −
’[(g (tHk)−Z (tHk))/ (P (
tHk) −Z (tHk))]・・・■でそれぞれ表
すことができる。
る干渉信号の値をg (tHk)とすると、極大点P1
が極小点V、より時間的に前にある場合は、第7図(イ
)に示すように、 θpost [radl=sin ”[(g (tHk
) −Z (tHk))/ (P (tHk) −Z
(tHk))]・・・■又、極小点V、が極大点P1よ
り時間的に前にある場合は、第7図(ロ)に示すように
、θt)Ost [rad]= −yr −sin −
’[(g (tHk)−Z (tHk))/ (P (
tHk) −Z (tHk))]・・・■でそれぞれ表
すことができる。
(8)極大点MoからMkの時刻の間における干渉信号
の位相変化の積分値θallを求める。上記(6)項及
び(7)項で求めた位相変化θpreとθpostは、
点z0と点Z1+、をそれぞれ基準にした場合の位相の
端数分であるから、位相変化の積分値θallは、次式
で求められる。
の位相変化の積分値θallを求める。上記(6)項及
び(7)項で求めた位相変化θpreとθpostは、
点z0と点Z1+、をそれぞれ基準にした場合の位相の
端数分であるから、位相変化の積分値θallは、次式
で求められる。
θall [radl
=2xX(l+1)+θpre十θoost・・・■(
9)上記(8)項で求めた位相変化の積分値θallか
ら干渉計の絶対長(光路長差)ΔLを求める。ΔLは次
式で求められる。
9)上記(8)項で求めた位相変化の積分値θallか
ら干渉計の絶対長(光路長差)ΔLを求める。ΔLは次
式で求められる。
ΔL=cXθall/4πXΔv X k X Na1
r m■なだし、C:真空中での光速 Δν:エタロンのFSR(周波数) Nair :空気屈折率 である。
r m■なだし、C:真空中での光速 Δν:エタロンのFSR(周波数) Nair :空気屈折率 である。
以上が本発明に係わるアブソリュート測長器の干渉信号
処理方法であるが、ここで、第8図に測長結果の具体例
を示す。
処理方法であるが、ここで、第8図に測長結果の具体例
を示す。
エタロンのFSR(Δν)を50H1、周波数可変範囲
をエタロンのFSRで除算した商(k)を8とすると、
干渉縞の1周期は、 ΔL=3X10”X2π /(4πX5X109X8X1.0003)=3.75
m となる、第8図(イ)より直線性誤差(基準長101f
l+と60fflIIの2点を結んだ直線からの測定値
の誤差)は、(ロ)図より30μmであるので、干渉縞
端数部の計数精度は、 0.03/3.75=0.008=1/125したがっ
て、干渉縞の1周期を1/125の精度で読み取れてい
ることになる。
をエタロンのFSRで除算した商(k)を8とすると、
干渉縞の1周期は、 ΔL=3X10”X2π /(4πX5X109X8X1.0003)=3.75
m となる、第8図(イ)より直線性誤差(基準長101f
l+と60fflIIの2点を結んだ直線からの測定値
の誤差)は、(ロ)図より30μmであるので、干渉縞
端数部の計数精度は、 0.03/3.75=0.008=1/125したがっ
て、干渉縞の1周期を1/125の精度で読み取れてい
ることになる。
なお、波長(周波数)可変光源を使用したアブソリュー
ト測長器の構成は、第1図の構成に限るものではなく、
波長(周波数)可変光源の出射光をエタロン及び干渉計
に導く構成とされたものであれば良く、又、一定の周波
数または波長間隔で信号を発生する装置はエタロンに限
るものではなく、ガスの吸収セル等を用いても良い、更
に、第1図において、ハーフミラ−14と直角プリズム
15の間に178波長板を、ハーフミラ−14と集光レ
ンズ17との間に偏光ビームスプリッタを配置させ、偏
光ビームスプリッタの透過光と反射光の間の位相を90
゛ずらして両信号を測定することにより、干渉縞端数測
定時のアークサイン計算誤差を減少させることもできる
。
ト測長器の構成は、第1図の構成に限るものではなく、
波長(周波数)可変光源の出射光をエタロン及び干渉計
に導く構成とされたものであれば良く、又、一定の周波
数または波長間隔で信号を発生する装置はエタロンに限
るものではなく、ガスの吸収セル等を用いても良い、更
に、第1図において、ハーフミラ−14と直角プリズム
15の間に178波長板を、ハーフミラ−14と集光レ
ンズ17との間に偏光ビームスプリッタを配置させ、偏
光ビームスプリッタの透過光と反射光の間の位相を90
゛ずらして両信号を測定することにより、干渉縞端数測
定時のアークサイン計算誤差を減少させることもできる
。
〈発明の効果〉
以上、実施例と共に具体的に説明したように、本発明に
よれば、波長(周波数)可変光源の波長が時間に対して
直線的に変化しなくても精度良く干渉信号の位相変化積
分値を求めることができるので、絶対長を高精度に求め
ることができる。又、包絡線による振幅を求めてから位
相を計算しているので、出射パワーが波長と共に変化し
ても包絡線による計算で補正することができる。更に、
光路長差が短いと干渉信号の干渉縞数が少なく、周波数
としては低くなるため、装置の回路上は交流結合をする
ことが難しくなるが、本発明の包絡線による方法によれ
ば、直流結合でも良く周波数が低くてもさしつかえない
、又、精密な測長では、特定の周波数における位相から
波長的内挿によって測長を行うが、本発明ではエタロン
透過光信号の極小点M、又はMkでの位相の計算値をそ
のまま使用することができる等の利点を轡つアブソリ、
:L−ト測長器の干渉信号処理方法を実現することがで
きる。
よれば、波長(周波数)可変光源の波長が時間に対して
直線的に変化しなくても精度良く干渉信号の位相変化積
分値を求めることができるので、絶対長を高精度に求め
ることができる。又、包絡線による振幅を求めてから位
相を計算しているので、出射パワーが波長と共に変化し
ても包絡線による計算で補正することができる。更に、
光路長差が短いと干渉信号の干渉縞数が少なく、周波数
としては低くなるため、装置の回路上は交流結合をする
ことが難しくなるが、本発明の包絡線による方法によれ
ば、直流結合でも良く周波数が低くてもさしつかえない
、又、精密な測長では、特定の周波数における位相から
波長的内挿によって測長を行うが、本発明ではエタロン
透過光信号の極小点M、又はMkでの位相の計算値をそ
のまま使用することができる等の利点を轡つアブソリ、
:L−ト測長器の干渉信号処理方法を実現することがで
きる。
第1図は波長可変LDを用いたアブソリュート測長器の
一実施例を示す構成図、第2図は第1図の装置から得ら
れる電気信号を示す図、第3図は本発明に係わるアブソ
リュート測長器の干渉信号処理方法を説明するための信
号処理のアルゴリズム、第4図及び第6図は第1図の装
置から得られる干渉信号の極大点Po→P1及び極小点
Vo→V111を結ぶ線形近似式(包絡線)を示す図、
第5図及び第7図はエタロン透過光信号の極小点M0及
びMkにおける位相を求める説明のための図、第80は
本発明による測長結果の具体例を示す図、第9図は波長
可変LDにおける同調電流と波長及び出射パワーの関係
を示す図である。 1・・・波長可変レーザダイオード、2・・・駆動電流
回路、3・・・同調電流回路、4・・・ベルチェ素子、
5・・・温度検出端、6・・・温度調節計、7・・・コ
リメータレンズ、8・・・アイソレータ、9.14・・
・ハーフミラ−10・・・エタロン、11.17・・・
集光レンズ、12.18・・・光検出器、13.19・
・・アンプ、15.16・・・直角プリズム。 第 3 図 第 図 第 図 Cイ) C口) 第 図 第 図 θpre 第 ? 図 圏訓電テ丸 A
一実施例を示す構成図、第2図は第1図の装置から得ら
れる電気信号を示す図、第3図は本発明に係わるアブソ
リュート測長器の干渉信号処理方法を説明するための信
号処理のアルゴリズム、第4図及び第6図は第1図の装
置から得られる干渉信号の極大点Po→P1及び極小点
Vo→V111を結ぶ線形近似式(包絡線)を示す図、
第5図及び第7図はエタロン透過光信号の極小点M0及
びMkにおける位相を求める説明のための図、第80は
本発明による測長結果の具体例を示す図、第9図は波長
可変LDにおける同調電流と波長及び出射パワーの関係
を示す図である。 1・・・波長可変レーザダイオード、2・・・駆動電流
回路、3・・・同調電流回路、4・・・ベルチェ素子、
5・・・温度検出端、6・・・温度調節計、7・・・コ
リメータレンズ、8・・・アイソレータ、9.14・・
・ハーフミラ−10・・・エタロン、11.17・・・
集光レンズ、12.18・・・光検出器、13.19・
・・アンプ、15.16・・・直角プリズム。 第 3 図 第 図 第 図 Cイ) C口) 第 図 第 図 θpre 第 ? 図 圏訓電テ丸 A
Claims (1)
- 波長可変光源あるいは周波数可変光源を用いたマイケル
ソン形の干渉計を利用したアブソリュート測長器におい
て、前記光源の周波数を連続かつ単調に変化させた時に
発生した干渉信号の包絡線を求めて、周波数の異なる2
点での干渉信号の値と、その時点での上下の包絡線の間
隔との比から得られる干渉縞数の端数部と、干渉信号の
極大値又は極小値の個数から得られる干渉縞数の整数部
を加算して全干渉縞数を求めることにより、前記マイケ
ルソン形の干渉計の両反射鏡間の光路長差を求めるよう
にしたことを特徴とするアブソリュート測長器の干渉信
号処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1294310A JP2687631B2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | アブソリュート測長器の干渉信号処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1294310A JP2687631B2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | アブソリュート測長器の干渉信号処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03154801A true JPH03154801A (ja) | 1991-07-02 |
JP2687631B2 JP2687631B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=17806041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1294310A Expired - Fee Related JP2687631B2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | アブソリュート測長器の干渉信号処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2687631B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011123054A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Dr Johannes Heidenhain Gmbh | 位置測定装置 |
-
1989
- 1989-11-13 JP JP1294310A patent/JP2687631B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011123054A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Dr Johannes Heidenhain Gmbh | 位置測定装置 |
US8711367B2 (en) | 2009-12-14 | 2014-04-29 | Dr. Johannes Heidenhain Gmbh | Position-measuring device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2687631B2 (ja) | 1997-12-08 |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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