JPH0315475A - 創傷被覆保護材 - Google Patents

創傷被覆保護材

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JPH0315475A
JPH0315475A JP2056160A JP5616090A JPH0315475A JP H0315475 A JPH0315475 A JP H0315475A JP 2056160 A JP2056160 A JP 2056160A JP 5616090 A JP5616090 A JP 5616090A JP H0315475 A JPH0315475 A JP H0315475A
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JP
Japan
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aqueous solution
wound
water
chitosan
protective material
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JP2056160A
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English (en)
Inventor
Kunio Yoneto
邦夫 米戸
Shohachi Yoshioka
吉岡 正八
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0315475A publication Critical patent/JPH0315475A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、天然物由来の素材を用いて得られた創傷被覆
保護材(止血作用を有する止血材を含めるものとする)
に関し、さらに詳しくは生体適合性及び生体組織への密
着性に優れた創傷被覆保護材に関する。
(従来の技術) 最近では、生体への親和性の点から天然物由来の素材を
用いて創傷被覆保護材を作成することが数多くなされて
いる。
創傷被覆保護材については以下に示す代表的な技術が提
案されている。
■無水酢酸、無水プロピオン酸、無水酪酸のいずれかで
処理されたキトサンからなるシート状の創傷被覆保護材
(特公昭62−170254号公報)。
■グルコマンナンと他の天然多糖類を混練して得た生成
物を水に溶解し、この溶解物をフイルム状にした創傷被
覆保護材(特公昭62−129052号公報)。
■N−アシルキトサン及びコラーゲンの複合材からなる
医療材料(特公昭61−253065号公報)。
■コラーゲンもしくは化学修飾したコラーゲンからなり
、ゲル状もしくは多孔性シートとした火傷、創傷被覆保
護材(特公昭54−5019号公報)。
■少なくとも一種類のアニオン性・高分子材料水溶液を
傷口及びその周辺部に施与し、次にこの上に少なくとも
一種類のカチオン性高分子材料とカルシウム塩とからな
る水溶液を施与して被膜を形成した人工被膜による傷口
の保護方法(特開昭61−73665号公報)。
また、止血作用を有する創傷被覆保護材についl 2 ては、以下に示す代表的な技術が提案されている。
■止血性及びfilJ傷封性をもつコラーゲン繊維誘導
ウエップ(特公昭59−41745号公報)。
■N−アシルキトサン及びコラーゲンの複合材からなる
医療材料(特公昭61−253065号公報)。
(発明が解決しようとする課題) 従来の天然物由来の素材を用いて得られたn’l 1M
被覆保護材は以下の欠点を有していた。
第1に保護材それ自身の生理活性作用として、創傷治癒
促進作用、止血作用、抗菌作用が備わっていない。
第2に創傷面への充分な密着性に劣っていたり、患部か
らの浸出液の適度な吸収・除去効果が劣っていたりする
ために、浸出液が患部に貯留して創傷治癒が促進されな
い。
第3に出血部位への充分な密着性に劣っているため、止
血効果が得られ難い。
第4に本来浸出液によって溶解され易い天然物に耐水性
を付与するために化学装飾していたり、天然物それ自身
が抗原性を有しているために、生3 体に対する適合性が劣り、安全性にも問題かある。
第5に創傷面における緩衝作用が充分ではない。
特に、上記した■の方法では、創傷面との密着性は良好
なものの、創傷面と接触しているのは、アニオン性高分
子がカルンウムイオンでゲル化した被膜であるから、上
記欠点の第1、2、5の点で課題が残されている。また
、この方法は創傷面に高分子材料を直接施与して被膜を
形成するものであるため、取り扱い性が悪く、しかも被
膜を形或するまでに時間がかかるといった欠点もある。
本発明は上記欠点を解決したものであり、その目的は、
保護材それ自身が創傷治癒促進作用、止血作用、抗菌作
用を有する創傷被覆保護材を提供することにある。本発
明の他の目的は、患部における酬水性、密着性、生体適
合性に優れ、安全性が高く、緩衝作用を有することによ
り、表皮形戊が速やかに進行し、治癒後の表皮の状態も
なめらかである創傷被覆保護材を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、速やかに止血部位を封鎖し
て止血し得る創傷被覆保護材を提供するこ4 とにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた
結果、キトサンと少なくとも一種類の天然酸性多糖類と
を相互作用させて得られる複合材が、創傷被覆保護材の
素材として効果的に利用し得ることを見いだし、本発明
に到達したものである。さらに、この複合材をカルシウ
ムイオンを含む液で処理することによって、複合材の物
理的強度が増加されて創傷面に対する密着性がより良好
になり、止血作用も増強されることを見いだし本発明に
到達したものである。
本発明の創傷被覆保護材は、キトサンと少なくとも一種
類の天然酸性多糖類とを相互作用させて得られる複合材
からなり、そのことにより上記目的が達成される。本発
明の他の創傷被覆保護材は、上記複合材がカルシウムイ
オンを有する液で処理されてなり、そのことにより上記
目的が達成される。
本発明にいうキ1・サンとは、グルコサミンあるいはグ
ルコサミンと少量のN−アセチルグルコサミンとからな
る高分子化合物であり、水不溶性であって、希酢酸水溶
液には溶解するものをいう。また、天然酸性多糖類とは
、オリゴ糖類を含めた多糖類であり、分子内に酸性基、
さらに好ましくはカルポキシル基またはスルホン酸基を
有する多糖類である。例えば、ヒアルロン酸、アルギン
酸、コンドロイチン硫酸及びそれらの塩があげられる。
本発明でいう、キトサンと天然酸性多糖類との相互作用
について詳細は明らかではないが、キトサンのアミ7基
と、天然酸性多糖類の酸性基、例えば、カルボキシル基
とのイオン結合あるいは水素結合によるキトサンと天然
酸性多糖類との結合に起因するものと考えられ、この相
互作用によりキトサンと天然酸性多糖類は不溶化した複
合材を形戊する。
本発明の創傷被覆保護材は、キトサンと少なくとも1種
類の天然酸性多糖類とを相互作用させて得られる複合材
よりなるものである。この複合材の形態は、目的に応じ
て適宜変えることかでき制5 6 限されない。例えば、不織布、スポンジ状物、フィルム
状物が好適である。さらに、本発明の創傷被覆保護材は
、上記複合材をカルシウムイオンを有する液で処理する
ことにより得られる。カル7ウムイオンを有する液とし
ては、例えば、塩化カルシウム水溶液、乳酸カルシウム
水溶液が好適である。
上記複合材の製造方法として、不織布状物は、■キトサ
ンと天然酸性多糖類とを相互作用させながら繊維化する
、■キトサンと天然酸性多糖類とを相互作用させた後繊
維化する、■キトサンを繊維化した後天然酸性多糖類と
相互作用させる、■天然酸性多糖類を繊維化した後キト
サンと相互作用させる、等の方法により繊維を作成し、
これを用いて調製することができる。
スポンジ状及びフィルム状の複合材は、キトサンと天然
酸性多糖類とを相互作用させた後、凍結乾燥等の処理を
して得ることができる。
上記のキトサンと天然酸性多糖類とそ相互作用させなが
ら繊維化する方広としては、キトサンの7 ?酢酸水溶肢と天然酸性多糖類水溶液を調製し、いずれ
か一方の水溶液を紡糸液として、もう一方の溶液を押し
出して紡糸する方法がある。
上記のキトサンと天然酸性多糖類とを相互作用させた後
繊維化する方法としては、キトサンを希酢酸水溶液に溶
解したドーブと、天然酸性多糖類を水溶液に溶解したド
ープを調製し、得られたドープをディゾルパー等の攪拌
装置で均一に攪拌し相互作用させてゲル化状物を得、こ
のゲル化状物を多量の水溶液またはエタノール等のアル
コール中に攪拌しながら分散させて短繊維を得る方広が
ある。また、相互作用させたゲル状物を得る方法として
は、天然酸性多糖類のドープの中にキトサン酢酸塩を均
一に分散溶解させる■あるいはキトサンのドーブの中に
天然酸性多糖類を均一に分散溶解させる方法がある。
不織布状物は、上記で得られた繊維状複合材を希酢酸水
溶液及び水で順次洗浄した後、必要に応じてバインダー
用の繊維を添加して水中に均一に分散し、圧縮乾燥、凍
結乾燥等の方法により得る8 ことができる。また、カルシウムイオン処理をする場合
には、上記で得られた不織布状物を希酢酸水溶液及び水
で順次充分洗浄した後、塩化カルンム水溶液等のカルシ
ウム塩水溶液中に浸漬させ、その後充分に水中で洗浄す
る。
スポンジ状の複合材を得るには、上記の相互作用させた
ゲル状物を凍結乾燥してスポンジ状物を得、これを希酢
酸水溶液及び水で順次充分洗浄した後、再度凍結乾燥す
る方法により得ることができる。また、カルシウムイオ
ン処理をする場合には、上記スポンジ状物を希酢酸水溶
液及び水で順次充分洗浄した後、塩化カルシム水溶液等
のカルシウム塩水溶液中に浸漬させ、その後充分に水中
で洗浄し、再度凍結乾燥する方法により得ることができ
る。
フィルム状の複合材を得るには、上記の相互作用させた
ゲル状物をンリコーンで離型処理したポリエチレンテレ
フタレートフィルム上に流延、乾燥してフィルム状物を
得、これを希酢酸水溶肢及び水で順次充分洗浄した後、
再度乾燥させればよい。また、カルノウムイオン処理を
する場合には、上記フィルム状物を希酢酸水溶液及び水
で順次充分洗浄した後、塩化カルシム水溶液等のカルシ
ウム塩水溶液中に浸漬させ、その後、充分に水中で洗浄
し、再度凍結乾燥する方広により得ることができる。
このようにして得られた本発明の創傷被覆保護材は、好
ましくは滅菌することによって用いられ、一般には皮膚
、生体組織等の創傷面を保護材で直接被覆し、さらに必
要に応じて適当な固定材で固定して使用される。
(実施例) 以下に、本発明を実施例に基づいて説明する。
裏違』ロー キトサン粉末(ヤエガキ酵素製)を5 ’//’/%ノ
酢酸水溶液に溶解して2重量%の透明粘稠なキトサンド
ーブを得た。また、アルギン酸ナトリウム(君津化学製
)を水に溶解して2重重%の透明粘稠なアルギン酸ナト
リウムドーブを得た。上記キトサンドープloOmu中
にデイゾル1<一で攪伴しなが9 O らアルギン酸ナトリウムドープ100nlを少量づつ添
加してゲル200mAを得た。このゲルを5°Cで24
時間放置した後、IJ2のエタノール溶液中にデイゾル
バーで攪伴しながら少量づつ添加して複合短繊維を得た
。この複合短繊維を遠心分離によって沈降させた後、5
 V/V%の酢酸水溶液1℃に分散させ、6時間放置し
た後濾過した。次いで、この濾過物を水で充分に洗浄し
た。
得られた複合短繊維1gと、ビニロン繊維(18デニー
ル、1mm,  クラレ製)0.05gを200mAの
水に均一に分散させた。この分散液を凍結乾燥して繊維
積層体を得た。これを140°Cの熱プレスにより不織
布を得た。得られた不織布の厚みは0. 20mmで、
坪量は2. 5mg/cm”であった。
この不織布のエチレンオキサイド・ガスにより滅菌した
ものをウサギ背部の熱傷創傷部(び爛状態)に保護材と
して使用したところ、不織布は創傷部に良好に密着し、
患部は湿潤状態を経て乾燥し、14日目に完全に治癒し
た。また、その再生表皮の状態も良好であり、患部と保
護材の癒着は認11− められなかった。
また、注射針を10mmφに束ねてウサギ背部に約5m
m突き刺した出血創傷部に、上記不織布のエチレンオキ
サイド・ガスにより滅菌したものを適用したところ、速
やかに止血し、患部は3日目に完全に虐癒し、冶癒後の
表皮の状態は良好であった。
K権餘主 実施例1と同様に操作してゲル200mlを得た。
このゲルを5℃で24時間放置し減圧脱泡した後、凍結
乾燥してスポンジ状物を得た。この複合スポンジを5 
V/V%の酢酸水溶液中に浸漬し、6時間超音波処理し
た。次いで、水で充分に洗浄し、次に再度凍結乾燥して
厚さ2mmの複合スポンジを得た。
このスポンジのエチレンオキサイド・ガスにより滅菌し
たものをウサギ背部の熱傷創傷部(び爛状態)に保護材
として使用したところ、スポンジは創傷部と良好に密着
し、患部は湿潤状態を経て乾燥し、15日目に完全に治
癒し、表皮が完全に再生された。また、患部において炎
症等は認められなかった。
12 また、このスポンジのエチレンオキサイド・ガスにより
滅菌したものを、ウサギの耳介静脈を切った出血部に適
用したところ、出血は速やかに止まり、患部は良好な虐
癒を示した。
え凰園主 実施例1と同様に操作してゲル200mAを得た。
このゲルを5゜Cで24時間放置した後、シリコーン処
理したポリエチレンテレフタレートフィルム上に流延し
てフィルム状物を得た。この複合フィルムを5 V/V
%の酢酸水溶液中に浸漬し、6時間超音波処理した。次
いで、水で充分に洗浄し、その後凍結乾燥して厚さ1m
mのフィルムを得た。
このフィルムのエチレンオキサイド・ガスにより滅菌し
たものをウサギ背部の熱傷創傷部(び爛状態)に保護材
として使用したところ、フィルムは創傷部と良好に密着
し、患部は湿潤状態を経て乾燥し、15日目に完全に冶
癒した。また、その再生表皮の状態も良好であり、炎症
等は認められなかった。
また、このフィルムのエチレンオキサイド・ガスにより
滅菌したものを、ウサギの耳介静脈を切った出血部に適
用したところ、出血は速やかに止まり、患部は良好な虐
癒を示した。
え鞭鮭工 実施例1で用いたアルギン酸ナトリウムをフンドロイチ
ン硫酸ナトリウム(生化学工業製)に替えて、コンドロ
イチン硫酸ナトリウムドーブを調製した他は、実施例1
と同様の操作で不織布を得た。
不織布のエチレンオキサイド・ガスにより滅菌したもの
をウサギ背部の熱傷創傷部(び爛状態)に保護材として
使用したところ、不織布は創傷部と良好に密着し、表皮
の再生も速やかに進行して15日目に完全に治癒した。
また、・患部における炎症等も認められなかった。
左敷姓i キトサン粉末(ヤエガキ酵素製)を5 V/V%の酢酸
水溶液に溶解して2重量%の透明粘稠なキトサンドーブ
を得た。また、アルギン酸ナトリウム(君津化学製)を
水に溶解して2重量%の透明粘稠13 14 なアルギン酸ナトリウムドープを得た。上記キトサンド
ープ1 00m A中にディゾルバーで攬伴しながらア
ルギン酸ナトリウムドーブ100mlを少量づつ添加し
てゲル200+nj2を得た。このゲルを5°Cて24
時間放置した後、1λのエタノール溶液中にディゾルバ
ーで攪伴しながら少量づつ添加して複合短繊維を得た。
この複合短繊維を遠心分離によって沈降させた後、5 
V/V%の酢酸水溶液IQに分散させ、6時間放置した
後濾過した。次いで、この濾過物を5重量%塩化カルシ
ウム水溶液に2時間浸漬した後、水で充分に洗浄した。
得られた複合短繊維1gと、ビニロン繊維(1.8デニ
ール、1mm,  クラレ製)0.05gを200nl
の水に均一に分散させた。この分散液を凍結乾燥して繊
維積層体を得た。これを140℃の熱プレスにより不織
布を得た。得られた不織布の厚みは0. 20mmで、
坪量は2. 5mg/cm2であった。
この不織布のエチレンオキサイド・ガスに,より滅菌し
たものをウサギ背部の熱傷創傷部(び爛状態)に保護材
として使用したところ、不織布は創l5 傷部に良好に密着し、患部は湿潤状態を経て乾燥し、1
2日目に完全に治癒した。また、その再生表皮の状態も
良好であり、患部と保護材の癒着は認められなかった。
また、注射針を1 0mmφに束ねてウサギ背部に約5
mm突き刺した出血創傷部に、上記不織布のエチレンオ
キサイド・ガスにより滅菌したものを適用したところ、
速やかに止血し、患部は3日目に完全に治癒し、治癒後
の表皮の状態は良好であった。
丸血園工 実施例5と同様に操作してゲル200mJ2を得た。
このゲルを5℃で24時間放置し減圧脱泡した後、凍結
乾燥してスポンジ状物を得た。この複合スポンジを5 
V/V%の酢酸水溶液中に浸漬し、6時間超音波処理し
た。次いで、5重量%塩化カルシウム水溶液に2時間浸
漬した後、水で充分に洗浄し、次に再度凍結乾燥して厚
さ2mmの複合スポンジを得た。
このスポンジのエチレンオキサイド・ガスにより滅菌し
たものをウサギ背部の熱傷創傷部(び爛16 状態)に保護材として使用したところ、スポンジは創傷
部と良好に密着し、患部は湿潤状態を経て乾燥し、14
日目に完全に治癒し、表皮が完全に再生された。また、
患部において炎症等は認められなかった。
また、このスポンジのエチレンオキサイド・ガスにより
滅菌したものを、ウサギの耳介静脈を切った出血部に適
用したところ、出血は速やかに止まり、患部は良好な治
癒を示した。
笈敷鮭工 実施例5と同様に操作してゲル200mftを得た。
このゲルを5゜Cで24時間放置した後、シリコーン処
理シたポリエチレンテレフタレートフイルム上に流延し
てフィルム状物を得た。この複合フィルムを5 V/V
%の酢酸水溶液中に浸漬し、6時間超音波処理した。次
いで、5重量%塩化カルシウム水溶液に2時間浸漬した
後水で充分に洗浄し、その後凍結乾燥して厚さ1lのフ
ィルムを得た。
このフィルムのエチレンオキサイド・ガスにより滅菌し
たものをウサギ背部の熱傷創傷部(び爛状態)に保護材
として使用したところ、フィルムは創傷部と良好に密着
し、患部は湿潤状態を経て乾燥し、15日目に完全に治
癒した。また、その再生表皮の状態も良好であり、炎症
等は認められなかった。
また、このフィルムのエチレンオキサイド・ガスにより
滅菌したものを、ウサギの耳介静脈を切った出血部に適
用したところ、出血は速やかに止まり、患部は良好な治
癒を示した。
L凰鮭1 4−1−サン粉末(ヤエガキ酵素製)を5 ’//V%
の酢酸水溶液に溶解して0.1重量%の透明なキトサン
酢酸水溶液を得た。この水溶液をガラスフィルターで濾
過し、減圧脱気した後、口径50μmのノズルよりヒア
ルロン酸Naを水に溶解した0.1重量%のヒアルロン
酸Na水溶液中に押し出して紡糸した。この繊維を10
mm長の短繊維に切断し、5 V/V%の酢酸水溶液及
び水で充分に洗浄した後、凍結乾燥して、2デニールの
短繊維を得た。この短繊維1gを100m文の水に均一
に分散した後、10cmX 10cmのトレー−17 ー18− に注入して凍結乾燥を行い、得られた乾燥物を圧縮プレ
スして、厚み0. 20mm,坪Jl10mg/cm2
の不織布を得た。
得られた不織布をエチレンオ牛サイド・ガスにより滅菌
したものをウサギ背部の熱傷創傷部(び爛状態)に保護
材として使用したところ、不織布は創傷部に良好に密着
し、患部は湿潤状態を経て乾燥し、12日目に完全に治
癒した。また、その再生表皮の状態も良好であり、、患
部と保護材の癒着は認められなかった。比較試験として
、同一ウサギの熱傷創部(び爛状態)にガーゼを保護材
として使用したところ、ガーゼと創傷部の密着性は十分
でなく患部での体液の貯留が認められ、25日目には治
癒したものの一部が化膿しており、皮膚の状態はケロイ
ド状の再生状態であった。
この不織布をウサギ耳介の細静脈を注射針で切った出血
部位に止血材として使用したところ、不織布は出血部位
にしっかりと密着し、速やかに出血は虐まった。
また、この不織布の止血効果をウサギ耳介動脈血を用い
、全血凝固時間を指標にしてLee−White法で測
定した。Lee−White法は以下の通りである。
ウサギの耳介動脈から血液3mftを採取し、これを3
7°Cの水浴中に立てた試験管(12X 75mm) 
3本に、1mλずつ器壁をったって分注する。試験管を
30秒おきに傾けて、凝固の有無を観察する。血液が注
射器に入った時から、試験管内で血液が凝固するまでの
時間を全血凝固時間とする。本品の効果を調べるときは
予め、試験管内に5mm角大の試料を入れておいた。
測定の結果、正常血3例の凝固時間は16分〜21分、
本品を添加した血液3例の凝固時間は7〜9分と短縮さ
れた。
また、不織布にする前の短繊維.を、IoomJ2中ト
リブシン1. 7g,  ブプシ7 Q , 3g, 
 ブドウ糖0.28g, Nacl10. 5g,寒天
1.5gからなる寒天倍地に、0,5重量%均一に分散
させた後、pH5に調整し、37゜c172時間培養し
て、以下の被検菌に対する抗菌力をテストした。その結
果、Salmonella typhjmurfm,P
enicilliumに対しては抗菌力は認められなか
った一19 20 が、Basilus subrillisI  AM 
1069、Staphlococcus aureus
 FDA  209pSEscherichia co
lt(k−12)、S  accharomyces 
 cerevisiae  oc2、 Pichia 
 membrana  efaciens  IFO 
 0128、 Lactbacillus  plan
tarumIAM 1041に対しては抗菌力が認めら
れた。
丸箆鮭主 実施例8で得られた短繊維を5%塩化カルシウム水溶液
に6時間浸漬した後、水で充分に洗浄した後、凍結乾燥
して1.9デニールの短繊維を得た。
この短繊維1gを100+aAの水に均一に分散した後
、10cmX 10cmのトレーに注入して凍結乾燥を
行い、得られた乾燥物を圧縮プレスして、厚み0. 2
0mm,坪量10mg/cm2の不織布を得た。
得られた不織布をエチレンオキサイド・ガスにより滅菌
したものをウサギ背部の熱傷創傷部(び爛状態)に保護
材として使用したところ、不織布は創傷部と良好に密着
し、患部は湿潤状態を経て乾燥し、13日目に完全に治
癒した。またその再生表皮の状態も良好であり、患部と
保護材の癒着は認められなかった。
この不織布をウサギの耳介の細静脈を注射針で切った出
血部位に止血材として使用したところ、不織布は出血部
位にしっかりと密着し、速やかに出血は冶まった。
また、この不織布の止血効果をウサギ耳介動脈血を用い
、全血凝固時間を指標にしてLee−White法で測
定したところ、正常血3例の凝固時間は16分〜21分
、本品を添加した血液3例の凝固時間は4〜5分と短縮
された。
k搬光川 キトサン粉末(ヤエガキ酵素製)を5 V/V%の酢酸
水溶液に溶解して0.1重量%の透明なキトサン酢酸水
溶液を得た。この水溶液をガラスフィルターで濾過し、
減圧脱気した後、口径30μmのノズルより、エタノー
ル中に押し出して紡糸した。この繊維を5mm長の短繊
維に切断し、乾燥した後、コンドロイチン硫酸NaのI
 V/V%水溶液に24時間侵請した。この短繊維を5
 V/V%の酢酸水溶液及び水で充分に洗浄した後、凍
結乾燥して、16デニールの短繊維を得た。この短繊維
1gをloomAの水に均一2l 22 に分散した後、10c+*X 10cmのトレーに注入
して凍結乾燥を行い、得られた乾燥物を圧縮プレスして
、厚み0.25mms 坪IL10mg/cm2の不織
布を得た。
得られた不織布をエチレンオキサイド・ガスにより滅菌
したものをウサギ背部の熱傷創傷部(ひ爛状態)に保護
材として使用したところ、不織布は創傷部に良好に密着
し、患部は湿潤状態を経て乾燥し、13日目に完全に治
癒した。また、その再生表皮の状態も良好であり、患部
と保護材の癒着は認められなかった。
この不織布をウサギ耳介の細静脈を注射針で切った出血
部位に止血材として使用したところ、不織布は出血部位
にしっかりと密着し、速やかに出血は治まった。
また、この不織布の止血効果をウサギ耳介動脈血を用い
、全血凝固時間を指標にしてLee−Wt+ite法で
測定したところ、正常血3例の凝固時間はl6分〜21
分、本品を添加した血液3例の凝固時間は7〜10分と
短縮された。
また、不織布にする前の短繊維を、実施例8と同様に、
寒天倍地に分散して培養し被検閑に対する抗菌力をテス
トした。その結果、Salmonella typhi
muri+o, Penicilliumに対しては抗
菌力は認められなかったが、Basilus subr
illisI  AM 1069、Staphloco
ccus aureus FDA 209p, Esc
herichia co1i(k−12)、S acc
haromyces cerevisiae oc, 
Pichia membrana efaciens 
IFO 0128、Lactbacillusplan
tarum IAM 1041に対しては抗菌力が認め
られた。
丈迦艷Lは アルギン酸Naを水に溶解して0.1重量%の透明なア
ルギン酸Na水溶液を得た。この水溶液をガラスフィル
ターで濾過し減圧脱気した後、口径30μmのノズルよ
り、エタノール中に押し出して紡糸した。この繊維を1
0mm長の短繊維に切断し、乾燥した後、キトサン粉末
(ヤエガキ酵素製)を5 V/V%の酢酸水溶液に溶解
させたlM量%の透明なキトサン酢酸水溶岐に24時間
侵漬した。
この短繊維を5 V/V%の酢酸水溶液及び水で充分に
洗浄した後、凍結乾燥して、1.8デニールの短繊23 =24 維を得た。この短繊維1gを100n+j2の水に均一
に分散した後、10c■X10cmのトレーに注入して
凍結乾燥を行い、得られた乾燥物を圧縮プレスして、厚
み0.20mm,坪filOmg/cm2の不織布を得
た。
得られた不織布をエチレンオキサイド・ガスにより滅菌
したものをウサギ背部の熱傷創傷部(び爛状態)に保護
材として使用したところ、不織布は創傷部に良好に密着
し、患部は湿潤状態を経て乾燥し、15日目に完全に治
癒した。また、その再生表皮の状態も良好であり、患部
と保護材の癒着は認められなかった。
この不織布をウサギ耳介の細静脈を注射針で切った出血
部位に止血材として使用したところ、不織布は出血部位
にしっかりと密着し、速やかに出血は冶まった。
また、この不織布の止血効果をウサギ耳介動脈血を用い
、全血凝固時間を指標にしてLee−White法で測
定したところ、正常血3例の凝固時間は16分〜21分
、本品を添加した血液3例の凝固時間は8〜95分と短
縮された。
また、不織布にする前の短繊維を、実施例8と同様に、
寒天倍地に分散して培養し被検菌に対する抗菌力をテス
トした。その結果、Salmonella typhi
murim, Penicilliumに対しては抗菌
力は認められなかったが、Basilus subri
llisI  AM 1089、Staphlococ
cus aureus FDA 209p, Esch
erichia co1i(k−12)、S acch
aromyces cerevisiae oc, P
iehia membrana efaciens I
FO 0128、Lactbacillusplant
arum JAM 1041に対しては抗菌力が認めら
れた。
実迦狙引影 キトサン粉末(ヤエガキ酵素製)を5 V/V%の酢酸
水溶液に溶解して2重量%の透明なキトサン酢酸ドーブ
を得た。また、ヒアルロン酸Na及びコンドロイチン硫
酸Naをそれぞれが1重量%となるよう水に溶解して透
明粘稠なヒアルロン酸Na+コンドロイチン硫酸Naド
ーブを得た。それぞれのドープをガラスフィルターで濾
過し、キトサンドーブ100mλ中にディゾルバーで攪
拌しなからヒアルロン酸Na+フンドロイチン硫酸Na
ドープ100+nAを少−25一 26 量ずつ添加してゲル200+4を得た。このゲルを2℃
の水中にディゾルバーで攪拌しながら少量づつ添加して
短繊維を得た。この短繊維を5 V/V%の酢酸水溶液
及び水で充分に洗浄した後、凍結乾燥して、平均30デ
ニール、平均2mm長の短繊維を得た。
この短繊維lgを100nlの水に均一に分散した後、
LOcmX locmのトレーに注入して凍結乾燥を行
い、得られた乾燥物を圧縮プレスして、厚みO、20m
m,坪量10mg/cm2の不織布を得た。
得られた不織布をエチレンオキサイド・ガスにより滅菌
したものをウサギ背部の熱傷創傷部(び爛状態)に保護
材として使用したところ、不織布は創傷部に良好に密着
し、患部は湿潤状態を経て乾燥し、10日目に完全に治
癒した。また、その再生表皮の状態も良好であり、患部
と保護材の癒着は認められなかった。
この不織布をウサギ耳介の細静脈を注射針で切った出血
部位に止血材として使用したところ、不織布は出血部位
にしっかりと密着し、速やかに出血は治まった。
また、この不織布の止血効果をウサギ耳介動脈血を用い
、全血凝固時間を指標にしてLee−White法で測
定したところ、正常血3例の凝固時間は16分〜21分
、本品を添加した血液3例の凝固時間は65〜9.0分
と短縮された。
また、不織布にする前の短繊維を、実施例8と同様に、
寒天倍地に分散して培養し被検菌に対する抗菌力をテス
トした。その結果、Salmonella typhi
murim, Penicilliumに対しては抗菌
力は認められなかったが、Basilus subri
llisI  AM 1069、Staphlococ
cus aureus FDA 209pSEsche
richia co1i(k−12>、S accha
romyces cerevisiae ocSPie
hia membrana efaciens IFO
 012g、Lactbacillusplantar
um IAM 1041に対しては抗菌力が認められた
実逓律[U 実施例l2で得られた短繊維を5%塩化カルシウム水溶
液に6時間浸漬した後、水で充分に洗浄した後、凍結乾
燥して30デニールの短繊維を得た。
この短繊維1gを100+eAの水に均一に分散した後
、27 −28− 10cmX 10c++のトレーに注入して凍結乾燥を
行い、得られた乾燥物を圧縮プレスして、厚み0.23
mm,坪量10mg/am2の不織布を得た。
得られた不織布をエチレンオキサイド・ガスにより滅菌
したものをウサギ背部の熱傷創傷部(び爛状態)に保護
材として使用したところ、不織布は創傷部と良好に密着
し、患部は湿潤状態を経て乾燥し、l2日目に完全に治
癒した。またその再生表皮の状態も良好であり、患部と
保護材の癒着は認められなかった。
この不織布をウサギの耳介の細静脈を注射針で切った出
血部位に止血材として使用したところ、不織布は出血部
位にしっかりと密着し、速やかに出血は速やかに治まっ
た。
また、この不織布の止血効果をウサギ耳介動脈血を用い
、全血凝固時間を指標にしてLee−White法で測
定したところ、正常血3例の凝固時間は16分〜21分
、本品を添加した血液3例の凝固時間は45〜5分と短
縮された。
丈1律L区 実施例12で得られたゲルを減圧脱泡した後、凍結乾燥
してスポンジ状物を得た。このスポンジ状物を5 V/
V%の酢酸水溶液及び水で充分に洗浄した後、凍結乾燥
して、厚さ2mmのスポンジ状物を得た。
得られたスポンジ状物をエチレンオキサイド・ガスによ
り滅菌したものをウサギ背部の熱傷創傷部(び爛状態)
に保護材として使用したところ、スポンジ状物は創傷部
に良好に密着し、患部は湿潤状態を経て乾燥し、l1日
目に完全に治癒した。
また、その再生表皮の状態も良好であり、患部と保護材
の癒着は認められなかった。
この不織布をウサギ耳介の細静脈を注射針で切った出血
部位に止血材として使用したところ、不織布は出血部位
にしっかりと密着し、速やかに出血は治まった。
また、この不織布の止血効果をウサギ耳介動脈血を用い
、全血凝固時間を指標にしてLee−White法で測
定したところ、正常血3例の凝固時間は16分29 =30 〜2l分、本品を添加した血液3例の凝固時間は5〜7
.5分と短縮された。
(発明の効果) このように、本発明の保護材は、それ自身が創傷治癒促
進作用、止血作用、抗菌作用を有し、患部における耐水
性、密着性、生体適合性に優れ、安全性が高く、しかも
本複合材は創傷面への密着性に優れているので、患部に
浸出液が貯留することがなく治癒が促進され得る。しか
も、従来のように天然物を化学装飾することがないので
、生体に対する適合性に優れ、安全性も高い。
また本複合材はアニオン基とカチオン基から成ることに
より創傷面における緩衝作用を発現することができ、創
傷面において表皮形成が速やかに進行し、治癒後の表皮
の状態もなめらかであり、出血部位において患部を封鎖
して止血することができる。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、キトサンと少なくとも一種類の天然酸性多糖類とを
    相互作用させて得られる複合材からなる創傷被覆保護材
    。 2、前記複合材がカルシウムイオンを有する液で処理さ
    れている創傷被覆保護材。
JP2056160A 1989-03-07 1990-03-06 創傷被覆保護材 Pending JPH0315475A (ja)

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JP5477789 1989-03-07
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