JPH031523A - 衝撃緩和装置およびそれを用いた位置決め装置 - Google Patents

衝撃緩和装置およびそれを用いた位置決め装置

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JPH031523A
JPH031523A JP1132721A JP13272189A JPH031523A JP H031523 A JPH031523 A JP H031523A JP 1132721 A JP1132721 A JP 1132721A JP 13272189 A JP13272189 A JP 13272189A JP H031523 A JPH031523 A JP H031523A
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Jun Nishida
純 西田
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、相対的に運動する物体同士の衝突の衝撃を緩
和する衝撃緩和装置およびそれを用いた位置決め装置に
関する、 (従来の技術) 半導体製造装置等の精密位置決め装置では、取り扱う対
象物の着脱のため、−時的に可動部分を移動させ、対象
物着脱後に再び元の位置に戻して固定するものがある0
例えば、X線露光用ステッパにおいては、ウェハとマス
クの間は数十ミクロンであり、その隙間は非虜に小さい
、マスクとウェハはそれぞれテーブルに支持されており
、ウェハ交換の時には一時的に、例えばウェハテーブル
側を移動させ、ウェハ交換後にテーブル間の隙間を調整
し、精密位置決めすることが必要である。
この様な場合、第4図に示すようにアクチュエータとし
て例えばエアシリンダ1により一方のテーブル8を高速
に移動させる場合があるが、エアシリンダ1では停止さ
せる場合、ストッパ4等に当接させ(衝突させ)で止め
る必要がある。この衝突による停止動作が精密位置決め
に悪影響を及ぼすばかりか、ウェハ7の品質にも悪影響
を及ぼすという欠点があった。
このような場合を防ぐため、従来は機械式ダンパ14を
利用していた。しかし、X線露光用ステッパ等の精密機
械では、取り付はスペース等の設計上の問題で、機械式
ダンパ14を取り付けるのが困難な場合があった。
また、衝突の衝撃を避けるため、ウェハテーブル側の移
動要素8を低速で移動させていた。しかしこれでは、移
動位置決めのために時間を多く必要とし、スループット
が向上しないという欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、従来の精密位置決め装置での、ある要素
の移動では、その行程を短時間で終了させるために高速
で移動させ、移動要素が固定要素に衝撃的にぶつかり、
精密位置決めの精度や品質の面で悪影響を及ぼしていた
。また、衝突の衝撃を避けるためにばね等の機械的ダン
パを取り付けるためにはスペース等の設計上の問題もあ
った。
さらに衝撃を避けるために移動部分を低速で移動させる
と、スループットが向上しないという問題があった。
この発明は、上記の問題点を解決し、精密位置決め装置
において移動要素を固定要素に、短時間の間にソフトラ
ンディングさせ、また設計上簡便な衝撃緩和装置および
それを用いた精密位置決め装置を提供することを目的と
している。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の衝撃緩和装置にあっては、相対的に運動し、一
方が他方に当接して運動を停止する第1および第2の物
体と、この第1および第2の物体の当接面間に流体を供
給する流体供給手段とから成ることを特徴としている。
また1本発明の位置決め装置においては、基準体と、こ
の基準体に対して所定方向に移動可能で、かつ前記基準
体に当接して位置決めされる移動°体と、この移動体を
移動させるための駆動手段と。
前記基準体と移動体との当接面間に流体を供給する流体
供給手段とから成ることを特徴としている。
さらには、上記両装置において、両要素の衝撃緩和後に
、流体噴出し穴を吸引用の穴として利用し、両要素を固
定するものである。
(作用) 上記のように構成されたものにおいては、相対運動をす
る要素間に流体を噴出し1両要素の対行する二面間に流
体による静圧面を構成し、その反力によって両要素が衝
突する時の相対速度を小さくし、衝突時の衝撃を緩和で
きる。
また、面要素接触後は、流体噴出し穴を吸引穴として利
用し1両要素を固定する。吸引穴と流体噴出し穴を共用
することで、機械的ダンパを取り付けるような特別なス
ペースも、製作上の特別な加工も必要とせず簡便な衝撃
緩和装置および位置決め装置が実現できる。
(実施例) この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係わる衝撃緩和装置の一実施例の概略
構成図である。
第1図においてウェハチャック8は後部板2と連結部材
9により連結されており、後部板2はエアシリンダ1に
よってベース4に接触するまで移動し、ベース4に固定
される0本発明において。
後部板2はベース4に衝撃的に衝突しないよう。
エア供給用穴6、エア噴出し部分5を持っている。
また、エア供給用穴6は三相電磁弁10に連結されてお
り、この三相電磁弁10は、さらに、コンプレッサ11
.真空ポンプ12にも連結されている。また、後部板2
には渦電流型センサ15が取付けられており、移動する
後部板2と静止部であるベース4との間の距離が計測で
きるようになっている。さらに、電磁弁切換え制御部1
3では、渦電流型センサ15で得られた距離を時間的に
差分し、後部板2が移動しているかどうかを感知できる
ようになっており、また、三相電磁弁10に信号を送り
、三相電磁弁10を、エア供給用穴6とコンプレッサ1
1がつながっている状態から、エア供給用穴6と真空ポ
ンプ12がつながっている状態の各々に切換えられるよ
うになっている。
ウェハチャック8上のウェハ7を交換した後、後部板2
はエアシリンダ1によってベース4の方向に高速に移動
させられる0本発明においては、後部板2は後述するよ
うに高速で移動しても衝撃が緩和されるので、エアシリ
ンダ1への注入流量を調整して後部板2を低速で移動さ
せる従来の場合に比べ、短時間で移動位置決めでき、ス
ループットが向上する。
後部板2がベース4に近づく方向に移動させられる時に
コンプレッサ11より作り出された圧縮空気は、三相電
磁弁10、エア噴出し用穴6を経て、エア噴出し部分5
より噴出する。これにより、後部板2とベース4の間の
距離が小さくなったときに、両面間に静圧が構成される
。この静圧による反力で、後部板2は減速し、エアシリ
ンダ1による推進力と静圧による反力が釣合った所(隙
間数■以下)で静止する。この後部板2の静止を、渦電
流型センサ15と電磁弁切換え制御部13で検知し、こ
の静止した所で電磁弁切換え制御部13により三相電磁
弁10を切換え、真空ポンプ12とエア供給用穴6をつ
なぐ、すると、圧縮空気を噴出させなくなった後部板2
とベース4との間に構成されていた静圧面はなくなり、
後部板2はエアシリンダ1によって移動させられてベー
ス4に接触するまで移動する。この時の移動は、静圧に
よる反力とエアシリンダ1による推力が等しく釣合った
点から、後部板2がベース4に接触する点までの数層以
下(通常20〜30−)のストロークである。このよう
な微小距離の移動では、後部板2がエアシリンダ1に推
されて速度が大きくなる前に、後部板2はベース4に接
触して静止するため、後部板2とベース4との衝突は、
あまり激しいものにはならない。
後部板2がベース4に接触後は、電磁弁10を切換える
ことによってエア噴出し部分5は真空吸引部分として働
き、後部板2とベース4を固定する。
第1図の後部板2は、第4図の従来の例のように5機械
的ダンパを取付けるスペースを必要とせず、従来、真空
吸引穴、真空吸引部分として利用していた部分を、それ
ぞれ、エア供給用穴6.エア噴出し部分5として兼用し
て利用することにより、新たに後部板2に余分な加工を
必要としない。
また、三相電磁弁10、電磁弁切換え制御部13等は、
位置決め装置の外に配置できるので、位置決め装置の設
計上に制約を与えず、自由な設計ができる。
また、別の制御方法としては、第1図で、後部板2が静
圧による反力で減速し、その速度が十分に小さくなり、
また後部板2とベース4との距離が十分小さくなった時
に、三相電磁弁10を切換えることにより、エア噴出し
を止めて真空吸引を行う制御方法もある。この方法を利
用すると、後部板2が静止するのを待たずにエア噴出し
を止めるので、さらに短時間でソフトランディングが実
現できる。
第2図および第3図は、本発明の変形例を示すものであ
って第1図と同一部分には同一符号を付して詳細は省略
する。
第2図は、移動体16が傾斜面に沿って移動し、ベース
4の側面に当接して位置決めがなされるが、この実施例
においても位置決め時の衝撃が緩和されてソフトランデ
ィングが達成される。
第3図は、移動体16とベース4の当接面を曲面形状と
して両面間の静圧形成を容易とするものである。このよ
うな形状では、さらに衝突時の衝撃緩和が期待できる。
なお17はLMガイドで移動体16の移動方向を案内す
るものである。
なお、以上の実施例では圧縮空気を利用して静圧を作り
出しているが、コンプレッサの代わりにポンプ等を用い
、水、油等の液体や、また特殊雰囲気中で利用されるも
のにおいては、ArやHr等やその他の気体等を利用し
てもよい。
また、ベース4は固定であったが、このベース4を移動
可能として移動体16の位置決め位置を調整可能とする
こともできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば移動要素を短時間の
うちにソフトランディングでき、また位置決めが高精度
に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の衝撃緩和装置及び位置決め装置の一実
施例を示す概略構成図、第2図と第3図は本発明の変形
例を示す概略構成図、第4図は従来の位置決め装置を示
す概略構成図である。 1・・・エアシリンダ(駆動手段) 2・・・後部板(移動体) 4・・・ベース(基準体) 5・・・エア噴出し部(流体供給部及び真空吸着部)8
・・・ウェハチャック(移動体) 10・・・電磁弁 11・・・コンプレッサ(流体供給手段)12・・・真
空ポンプ(真空吸着手段)13・・・切替制御部(切替
制御手段)15・・・うず電流型センサ(検出手段)代
理人 弁理士 則 近 憲 佑 同  松山光之 第2図 】U 第3図 第1@

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相対的に運動し、一方が他方に当接して運動を停
    止する第1および第2の物体と、 この第1および第2の物体の当接面間に流体を供給する
    流体供給手段と、 から成ることを特徴とする衝撃緩和装置。
  2. (2)基準体と、 この基準体に対して所定方向に移動可能で、かつ前記基
    準体に当接して位置決めされる移動体と、この移動体を
    移動させるための駆動手段と、前記基準体と移動体との
    当接面間に流体を供給する流体供給手段と、 から成ることを特徴とする位置決め装置。
  3. (3)前記第1および第2の物体の少なくともどちらか
    一方、あるいは前記基準体および移動体の少なくともど
    ちらか一方に、それぞれ前記第1および第2の物体同士
    あるいは前記基準体および移動体同士を真空吸着するた
    めの真空吸着部を有し、前記流体供給手段の流体供給部
    を前記吸着部と兼用することを特徴とする請求項1記載
    の衝撃緩和装置あるいは請求項2記載の位置決め装置。
  4. (4)前記流体供給部と前記真空吸着部とを兼用する際
    に前記第1および第2の物体あるいは前記基準体および
    移動体の相対運動状態を検出する検出手段と、この検出
    結果に基づいて前記流体供給部と前記真空吸着部とを切
    替える切替制御手段と、を備えたことを特徴とする請求
    項3記載の衝撃緩和装置あるいは位置決め装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009264429A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Oiles Ind Co Ltd 免震装置及び免震構造物
WO2019073073A1 (en) 2017-10-13 2019-04-18 Lettus Grow Ltd AEROPONIC DEVICE

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