JPH03151093A - 水性液中の不純物の処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、石炭ガス化プロセスで発生する排液のような
、水性液の処理に関する。

〔従来の技術及び解決すべき課題〕

水素及びメタンを含む生成ガスを製造する公知の石炭ガ
ス化プロセスにおいて、ガス化装置から発生する高温の
原料ガスは、ターノベ飛沫同伴固形分、蒸気、フェノー
ル化及び塩素、窒素及び硫黄を含有する化合物も含んで
いる。この原料ガスは、冷却されて凝縮ガスを目を生成
し、この凝縮ガス相は、一方では炭化水素（基本的には
タール及びオイル）を含むが、池方では、非常に多くの
他の不純物を含有する水性液を含む。このような水性液
は、水路に放出し、又はガス化プラントで再使用する前
に、処理又は精製をしなければならない。

本願出願人が従来から使用している公知の処理ルートは
、本質的に次の工程を含む： 工程１ 水性液（＆１縮炭化水素からの分離後）に溶媒抽出処理
、例えば、公知の液体／液体抽出方法を行い、そこから
フェノール化合物を除去し、工程２ 脱フェノール化液から、蒸気“ストリッピングにより、
“遊離”アンモニア及び硫化水素や二酸化炭素のような
溶解ガスを除去し、 工程３ 工程２から得られた液体にアルカリを加え、“固定化″
アンモニア（主として塩化アンモニウムとして存在する
）を“遊離”アンモニアに転換し、蒸気“ストリッピン
グによりその遊離アンモニアを除去し、 工程４ 工程３で得られる液体を生物学的処理により酸化し、そ
れにより、残っている有機化合物を減成し、 工程５ 活性炭を使用して、工程４で得られた液体から、主とし
て有機物からなる残留化合物を吸着させ、それにより、
液体中に残っている汚染物質を実質的に除去する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）フェノール化合物、アンモニア、アンモニウム化
   合物、溶解ガス及び残留有機物を含む不純物を含有する
   水性液を処理する方法であって、該液体を脱フェノール
   化処理及びアンモニアストリッピング処理した後、この
   脱フェノール化し、かつアンモニアストリップ処理した
   液体（まだアンモニウム化合物を含んでいる）に逆浸透
   処理を行い、ａ）不純物を実質的に含まない又はその量
   が著しく減少している透過液及びｂ）残留量の不純物を
   含む濃縮物を生成する前記方法。 （２）不純物を含有する水性液が、炭素質材料ガス化プ
   ロセスにより製造された原料生成ガスの冷却によって得
   られるガス凝縮液、から分離された水性排液を含む、請
   求項（１）記載の方法。 （３）濃縮物を焼却する、請求項（１）又は（２）に記
   載の方法。 （４）逆浸透処理する前に水性液又はガス凝縮液を濾過
   する、前記請求項のいずれか１項に記載の方法。 （５）脱フェノール化及びアンモニアストリッピング処
   理が、最初に液体を脱フェノール化し、次いで、脱フェ
   ノール化した液体にアンモニアストリッピング処理を行
   う、前記請求項のいずれか１項に記載の方法。 （６）未処理の水性液を、溶解ガス除去及び若干の脱フ
   ェノール化を起こす単一工程の蒸気ストリッピング工程
   で処理する、請求項（１）〜（４）のいずれか１項に記
   載の方法。（７）逆浸透処理を行う場合に、水性液が７
   ０℃以下である、前記請求項のいずれか１項に記載の方
   法。 （８）逆浸透処理を行う場合に、水性液がｐＨが３〜７
   の間である、前記請求項のいずれか１項に記載の方法。