JPH03150906A - 誘電体フィルタ - Google Patents

誘電体フィルタ

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JPH03150906A
JPH03150906A JP28923389A JP28923389A JPH03150906A JP H03150906 A JPH03150906 A JP H03150906A JP 28923389 A JP28923389 A JP 28923389A JP 28923389 A JP28923389 A JP 28923389A JP H03150906 A JPH03150906 A JP H03150906A
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JP
Japan
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pass filter
dielectric
low
filter
dielectric substrate
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Pending
Application number
JP28923389A
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English (en)
Inventor
Shigemitsu Suzuki
重光 鈴木
Junji Chikada
淳二 近田
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FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、たとえば自動車電話などの送受信回路に用い
られる誘電体フィルタに関する。
〔従来の技術〕
たとえば自動車電話やマルチ・チャンネル・アクセス無
線等の移動無線通信、さらにはマイクロ波多重無線通信
等においては送受信回路のフィルタとして誘電体フィル
タが用いられている。この種の誘電体フィルタの典型例
を第7図に示す。
第7図の誘電体フィルタにおいては、誘電体ブロック4
0に複数個の(図では2個の)共振器孔41.42(共
振器孔41はその上に配置された後述の入出力コンデン
サ44によって塞がれている)とそれによって構成され
る雨具振器相互間を結合する結合孔43を形成している
。誘電体ブロック40の側面及び底面、並びに共振器孔
41゜42の内面にはそれぞれ互いに導通するアース電
位の導電層(梨地模様部分)49が形成されている。誘
電体ブロック40の底面は導電層を施した短絡面を構成
し、上面は導電層を施さない開放面を構成している。
この誘電体フィルタは両端に位置する共振器が外部回路
に接続される。そのため、共振器孔41の上にチップコ
ンデンサ44が配置され、その−方の電極を共振器孔4
1内の導電層に開放端で接続し、他方の電極をリード線
45に接続している。
ところで、この種の誘電体フィルタにおいては、第8図
(a)に例示するように、フィルタの中心周波数f の
ほかに、その3倍の周波数3f のOO ところにも比較的大きな減衰特性を示す「第2の山」が
現れ易いという問題がある。これを回避するために、従
来、第8図(b)に示すように、3倍周波数3f のと
ころに生ずる「第2の山」を相殺するような周波数特性
をHするローパスフィルタ50を誘電体フィルタの入出
力端に接続することが行われている。このようにするこ
とにより、同図(c)示すように「第2の山」を低くす
る。
なお、このローパスフィルタ50は絶縁基板56上に配
置された分路コンデンサ51,52.53とそれらを結
合する直列インダクタンスコイル54.55からなって
いる。
ローパスフィルタ自体の構成としては、図示のもののほ
かにも種々の構成のものが知られているが、いずれにし
ても誘電体フィルタとは別体のものとして構成されてい
ることに変わりがない。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように従来の3倍波対策用ローパスフィルタ50は
誘電体フィルタとは別体に構成され、それを誘電体フィ
ルタに併設する形で設けられている。そのため、従来の
3倍波対策用ローパスフィルタ付き誘電体フィルタは全
体として大きな配置空間を必要とし、かつ部品及び製作
工数も多く、信頼性低下及びコスト上昇を引き起こす原
因となっていた。
本発明は、3倍波対策用のローパスフィルタ手段を有す
る、コンパクトで部品点数や製作工数が少なく、高信頼
性かつ低コストの誘電体フィルタを提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、誘電体基板の上面
に共振器溝及び結合溝を、長手方向に沿って交互に、長
手方向に対してほぼ直角に、短絡端となる一端が誘電体
基板の一方の側面に貫通し開放端となる他端が誘電体基
板の他方の側面までは達しないように形成すると共に、
誘電体基板の側面及び裏面と共振器溝にメタライズによ
って互いに導通し合う導電層を施し、さらに誘電体基板
上に、一端が共振器溝のうちの入出力端となる共振器溝
の開放端に対向する導電層からなる入出力パターンと、
一端が入出カバターンの他端に接続され他端が誘電体基
板に設けられた端子に接続されたローパスフィルタ用パ
ターンとを設けた誘電体フィルタを構成したものである
〔作 用〕
上記誘電体フィルタにおいては、誘電体基板の上面に、
共振器溝及び結合溝を、短絡端となる一端が誘電体基板
の一方の側面に貫通し開放端となる他端が誘電体基板の
他方の側面までは達しないように形成すると共に、同一
誘電体基板上に導電層からなるパターンによってローパ
スフィルタを構成したので、コンパクトに構成された信
頼性の高い低コストの誘電体フィルタを構成することが
できる。
〔実施例〕
第1図は本発明による誘電体フィルタの一実施例を示す
ものである。この誘電体フィルタにおいては、誘電体基
板10にその幅方向に走る複数個の共振器溝11.12
・・・(第1図には、共振器溝11のみ図示)が長手方
向に沿って並設され、その隣接する共振器溝間に結合溝
13が配設されている。共振器溝11及び結合溝13は
誘電体基板10の同じ側面側に、すなわち後述の短絡端
が同じ基板側面に来るように設定されている。誘電体基
板10の底面及び側面、並びに」(振器溝11にはそれ
ぞれ梨地模はで示すようにメタライズによる導電層14
が施されている。誘電体基板10の底面及び側面は、こ
れに被せられる図示していない蓋とともにアース電位に
して用いられる。共振4溝11及び結合溝13はそれぞ
れ一端が誘電体基板10の側面に貫通して短絡端を形成
し、他端は側面への途中で終端して開放端を形成してい
る。
誘電体基板10の端部には、これを貫通して端子ピン1
5が設けられている。端子ピン15が貫通する部分では
、第2図に示すように1.i4電体基板10の裏面に導
電層が設けられていない非導電部16として構成されて
おり、そのため端子ピン15は導電層14から絶縁され
ている。
誘電体基板10上には、共振器溝11及び結合溝13の
開放端側に共通のスペースが形成されている。このスペ
ースを利用して、共振器溝11の開放端と端子ピン15
との間に、入出カバターン17及びローパスフィルタ2
0が一体的に構成されている。
入出カバターン17も導電層14と同様にメタライズに
よる導電層として構成され、その一端が共振器溝11の
開放端に対向し、他端はローパスフィルタ20の一端に
接続されている。
ローパスフィルタ20は、キャパシタンス形成用パター
ン21,22.23と、パターン21゜22間及びパタ
ーン22.23間にそれぞれ接続されたインダクタンス
コイル24.25とからなっている。パターン21は入
出カバターン17の他端に接続され、パターン23は端
子ピン15に導通している。
上記構成によれば、共振器溝11の開放端とそれに対向
する入出カバターン17との間がキャパシタンス結合さ
れ、また、各パターン21.22゜23と誘電体基板1
0の底面に施されている導電層との間にキャパシタンス
が形成される。このキャパシタンスとインダクタンスコ
イル24.25によってローパスフィルタが構成される
かくして、誘電体基板10とは別体の部品を併設したり
することなく、コンパクトで表面実装が可能であり、高
信頼性で低コストに構成し得る3倍波対策用ローパスフ
ィルタ付き誘電体フィルタを得ることができる。
第3図は本発明による誘電体フィルタにおけるローパス
フィルタのインダクタンスコイルの変形実施例を示すも
のである。第1図の実施例におけるインダクタンスコイ
ル24.25は導電パターンとは別体のワイヤーによっ
て構成されているが、この実施例のインダクタンスは導
電パターン26゜27によって構成されている。この構
成によっても同様のローパスフィルタを構成し得ること
はもちろんである。
第4図は本発明による誘電体フィルタにおける分布定数
型ローパスフィルタの実施例を示すものである。この実
施例においては、パターンのみによってローパスフィル
タを構成しており、複数のキャパシタンス用パターン2
8及びリード兼インダクタンス用パターン29を交互に
位置するように配置している。
第3図及び第4図の実施例におけるローパスフィルタ2
0においては、第1図の実施例と同様にパターン21,
22.23ないし28と誘電体基板10の底面に形成さ
れた導電層との間にキャパシタンスが形成される。しか
し、このキャパシタンスも、誘電体基板10の上面にお
いて得るようにすることができる。第5図及び第6図は
、そのような実施例を示すものである。
第5図の実施例においては、誘電体基板10の上面の、
共振器溝及び結合溝の開放端側の側面に沿ってアースパ
ターン30を形成し、さらにそのアースパターン30に
若干のギャップを介して対向する任意数のランドパター
ン31及び入出力端子パターン32を形成すると共に、
隣接するランドパターン31相互間を連絡するインダク
タンス用パターン33を形成している。この構成によれ
ば、ランドパターン31及び入出力端子パターン32と
アースパターン30との間にキャパシタンスが構成され
、それらの間にパターン33によってインダクタンスが
形成される。これらのキャパシタンス及びインダクタン
スによってローパスフィルタが構成される。
第5図の実施例において、ローパスフィルタのインダク
タンスは第1図の実施例の場合と同様にパターンとは別
に設けたコイルによって構成することができる。
第6図は、第5図の実施例において、より大きなキャパ
シタンスを得るために、ランドパターン31とアースパ
ターン30とが互いに入り組んだ凹凸部をもって対向す
るようにしたものである。
このような凹凸部を必要に応じて設けることによって、
キャパシタンス値を調節することができる。
以上詳述したように、誘電体基板10とは別体のローパ
スフィルタを併設したりすることなく、コンパクトで表
面実装の可能な、低コストで高信頼性の3倍波対策用ロ
ーパスフィルタ付き誘電体フィルタを構成することがで
きる。
〔発明の効果〕
以上述べたところから明らかなように、本発明によれば
、別体のローパスフィルタを設けたりすることなく、共
通の誘電体基板を用い、コンパクトで表面実装の可能な
、低コストで晶信頼性のローパスフィルタ付き誘電体フ
ィルタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部の斜視図、第2図
は第1図の誘電体フィルタの要部の底面図、第3図、第
4図及び第5図はそれぞれ本発明の誘電体フィルタにお
けるローパスフィルタの異なる構成例を示す要部の斜視
図、第6図は第5図の実施例に対する変形実施例を示す
要部の斜視図、第7図は従来の誘電体フィルタの斜視図
、第8図は中心周波数の3倍の周波数のところに大きな
減衰を生じた誘電体フィルタの減衰特性の改善方法を説
明するための線図である。 10・・・誘電体基板、11・・・共振器溝、13・・
・結合溝、14・・・導電層、15・・・端子ピン、1
6・・・非導電部、17・・・入出カバターン、20・
・・ローパスフィルタ、21,22.23・・・キャパ
シタンス形成用パターン、24.25・・・インダクタ
ンスコイル、26.27・・・導電パターン、28・・
・キャパシタンス用パターン、2つ・・・リード兼イン
ダクタンス用パターン、30・・・アースパターン、′
31・・・ランドパターン、32・・・入出力端r・パ
ターン、゛う3・・・インダクタンス用パターン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  誘電体基板の上面に共振器溝及び結合溝を、長手方向
    に沿って交互に、前記長手方向に対してほぼ直角に、短
    絡端となる一端が前記誘電体基板の一方の側面に貫通し
    開放端となる他端が前記誘電体基板の他方の側面までは
    達しないように形成すると共に、前記誘電体基板の側面
    及び裏面と前記共振器溝にメタライズによって互いに導
    通し合う導電層を施し、さらに前記誘電体基板上に、一
    端が前記共振器溝のうちの入出力端となる共振器溝の開
    放端に対向する導電層からなる入出力パターンと、一端
    が前記入出力パターンの他端に接続され、他端が前記誘
    電体基板に設けられた端子に接続されたローパスフィル
    タ用パターンとを設けた誘電体フィルタ。
JP28923389A 1989-11-07 1989-11-07 誘電体フィルタ Pending JPH03150906A (ja)

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JP28923389A JPH03150906A (ja) 1989-11-07 1989-11-07 誘電体フィルタ

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JP28923389A JPH03150906A (ja) 1989-11-07 1989-11-07 誘電体フィルタ

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JP28923389A Pending JPH03150906A (ja) 1989-11-07 1989-11-07 誘電体フィルタ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5830305B2 (ja) * 1980-11-11 1983-06-28 アウソニア・フアルマチエウチチ・エツセ・エルレ・エルレ 2−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルチオ)プロピオニルグリシン、その製造法およびそれを有効成分とする気管支炎ならびに肝炎の治療剤

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5830305B2 (ja) * 1980-11-11 1983-06-28 アウソニア・フアルマチエウチチ・エツセ・エルレ・エルレ 2−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルチオ)プロピオニルグリシン、その製造法およびそれを有効成分とする気管支炎ならびに肝炎の治療剤

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