JPH03150608A - 自走車の位置制御装置 - Google Patents

自走車の位置制御装置

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JPH03150608A
JPH03150608A JP1290539A JP29053989A JPH03150608A JP H03150608 A JPH03150608 A JP H03150608A JP 1290539 A JP1290539 A JP 1290539A JP 29053989 A JP29053989 A JP 29053989A JP H03150608 A JPH03150608 A JP H03150608A
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JP
Japan
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self
propelled vehicle
area
reference points
coordinate system
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Pending
Application number
JP1290539A
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English (en)
Inventor
Kenji Kamimura
健二 上村
Sadachika Tsuzuki
都築 貞親
Kazunori Noda
野田 和規
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自走車の位置制御装置に関し、特に、位置検
出のために作業領域周囲に設定される複数の基準点間を
結ぶ線で囲まれた区域およびこれに隣接する区域のいず
れにおいても該自走車の位置を精度良く検出できる自走
車の位置制御装置に関する。
(従来の技術) 近年、自走型作業ロボットは、ファクトリオートメーシ
ョンのみならず、屋外の作業にも使用されるようになっ
てきている。特開昭60−62907号公報において提
案されている公園やゴルフ場などの芝や草を自動的に刈
取るための自走型作業ロボットはその一例である。
本発明者等は、この種の作業ロボットにおいて、作業領
域内を走行して作業を行わせるだけでなく、該作業領域
内での作業に付随する領域外での作業までも行えるよう
な装置を先に提案している(特願昭63−202697
号参照)。該装置では、例えば芝刈り作業のように、作
業の結果として芝刈り機の2収容量が増加する作業では
、収容した芝を作業の途中で前記作業領域外に廃棄する
作業を行なうことができ、薬剤散布作業のように作業の
結果として散布機の薬剤積載量が減少する作業では、作
業の途中で前記作業領域外に出て薬剤を補給する作業を
行うことができる。
したがって、該装置によれば、自走型のロボットによる
作業の自動化および作業中のメンテナンス等の省力化を
、より一層進めることができる。
(発明が解決しようとする課題) ところが上記の装置では、前記芝刈り作業または薬剤散
布作業等において、作業領域と刈芝の廃棄場所等の指定
位置とが極端に離れていた場合、つまり前記作業領域周
囲に複数個設定された基準点を結ぶ線で囲まれる区域の
外の離れた位置に前記指定位置が設定されている場合に
は前記作業領域から前記指定位置まで芝刈り機、散布機
等を誘導する精度が低下するという問題点があった。
本発明の目的は、芝刈り機、散布機等の自走車が前記各
基準点を結ぶ線で囲まれた区域の内外のいずれに存在し
ていても高精度で自走車を誘導できるようにするための
自走車の位置制御装置を提供することにある。
(3L!fiを解決するための手段および作用)前記の
問題点を解決するために、本発明は、作業領域周辺の少
なくとも3カ所の基準点に設置され、入射方向に光を反
射する光反射手段と、自走車に搭載され、該自走車を中
心として光ビームを円周方向に走査する光ビーム発生手
段と、前記光反射手段からの反射光に基づいて前記自走
車と各基準点との距離を検出する手段と、前記光反射手
段からの反射光に基づいて自走車から見た各基準点相互
間の開き角を検出する手段とを具備し、自走車が前記基
準点を結ぶ線で囲まれた区域に存在する時は、各基準点
の位置情報と前記開き角とに基づいて算出される自走車
の位置情報を選択し、自走車が前記区域外に存在する時
は、2つの基準点と自走車との距離に基づいて算出され
る自走車の位置情報を選択して操向制御を行うように構
成した点に特徴がある。
上記の特徴を有する本発明においては、前記区域内外の
いずれに自走車が存在するかによって自走車の位置検出
結果をそれぞれの区域に応じて選択でき、いずれの区域
においても高精度で自走車の位置を検出し、制御するこ
とができる。
(実施例) 以下に図面を参照して、本発明の一実施例を説明する。
第7図は本発明の位置制御装置を搭載した自走型芝刈ロ
ボット、および芝刈り作業領域周辺に配置された光反射
器の配置状態を示す斜視図である。
同図において、自走型芝刈ロボット(以下、自走車とい
う)lの下面には、芝刈用のカッタブレードを装着する
ためのカッタデツキ8が付設される。図示しないカッタ
ブレードで刈取られた芝は、カッタデツキ8から図中点
線で示されるシュータ9bを介して収草容器9に送込ま
れて蓄積される。
該自走車1の上部にはモータ5によって駆動される回転
テーブル4が設けられている。そして、該回転テーブル
4には光ビーム2Eを発生する発光器2、および反射物
体による該光ビーム2Eの反射光2Rを受ける受光器3
が搭載されている。
前記発光器2は光を発生する手段(発光ダイオード)を
備え、受光器3は入射光を電気的信号に変換する手段(
フォトダイオード)を備えている(共に図示しない)。
ロークリエンコーダ7は回転テーブル4の駆動軸と連動
するように設けられていて、該ロータリエンコーダ7か
ら出力されるパルスを計数することによって、回転テー
ブル4の回転角度を検出できる。
作業領域周囲には反射器6a〜6dが配置されており、
該反射器6a〜6dは操向制御のための自走車1の位置
検出の基準点として利用される。
該反射器6a〜6dは入射光をその入射方向に反射する
反射面を具備しており、コーナキューブプリズム等周知
の反射手段が使用できる。
自走車1は、該自走車1の進行方向に対する各反射器6
a〜6dの方位および自走車1と各反射器6a〜6dと
の距離を算出する演算手段を備えた制御装置(図示せず
)を有している。該制御装置により、前記回転テーブル
4の回転角度に基づいて前記方位が算出され、さらに、
発光器2から射出された光ビーム2Eの位相と、反射器
6a〜6dから受光器3に戻ってくる反射光2Rの位相
との差に基づいて前記距離が算出される。
次に、本実施例の概要を説明する。第2図は自走車1お
よび基準点(反射器68〜6d)の位置関係を示す平面
図、第3図は自走車の移動区域の区分を示す図である。
第2図において、基準点A−Dには前記反射器6a〜6
dが配置される。該基準点A−Dを結ぶ線で囲まれた第
1区域a1に作業領域(図示せず)が設定されていて、
該第1区域a1の外側の第2区域a2の予定の地点には
自走車1で刈取られた芝や草の廃棄場所28が設けられ
ている。
前記第1区域a1および第2区域a2の各位置は、基準
点Bを原点とし、基準点B、 Cを通る線をX軸とする
絶対座標系で表される。
第1区域a1に自走車1がある場合、各基準点A−Dの
位置情報(座標)と自走車1から見た各基準点A−D相
互間の開き角α〜δとに基づいて自走車1の位置T (
Xp、Yp)が算出され、自走車1の進行方向を基準と
した各基準点A−Dの方位角θa〜θdに基づいて進行
方向θfが算出される。進行方向θfはX軸を基準とす
る角度で表している。これらの算出結果は後述の操向制
御に利用される。なお、自走車1の位置Tの算出には開
き角α〜δのうちの連続する任意の2つの開き角が利用
され、進行方向θfの算出には方位角θa〜θdのうち
の任意の方位角が利用される。
自走車1の位IT (Xp、Yp)および進行方向θf
は次式で算出される。鎖式では開き角α。
βおよび方位角θbを利用している。
Xp−xcl(1+に−cotβ)/(1+に2)1・
・・・・・(1) Yp−kXp               ・・・・
・・(2)但し、k−(xc−xa−ya*cota)
/(ya−xaIIcota−xc #cotβ)・・
・・・・(3) θf−180@−(θb −t a n −’ k) 
−=(4)上記、第1区域における自走車1の位置Tお
よび進行方向θfの算出式を導き出すための手順は特願
昭63−202697号において記載されているので詳
細の説明は省略する。
一方、第2区域a2に自走車1がある場合は、自走車1
の現在位置に最も近い2本の基準点(ここではB、 C
)を選択し、その基準点B、Cと自走車1との距離# 
B、 gCに基づいて自走車1の位置を算出し、自走車
1から見た各基準点B、 Cの方位角θb、θCに基づ
いて進行方向θfを算出する。進行方向θfの算出式は
自走車1が第1区域a1内にある場合と同様であり、前
記距離Q B、 N Cに基づく自走車1の位置算出は
次の通り行われる。
第2図を参照して自走車1から基準点B、  Cまでの
距離I B、 l Cおよび基準点B、Cの座標に基づ
いて自走車1の位置を求める2つの方式を説明する。
まず、基準点B、Cを中心として距RIB。
gCをそれぞれ半径とする2つの円を算出し、接円の交
点の座標を算出して自走車1の位置を求める式を次に示
す。
Xp2+Yp”−IB2      ・・・・・・(5
)2    2    2 (Xp−xc)   +Yp  −Ω C−−−−−・
(6)式(5) 、 (B)を用いて、 Xp−C1! B2−fl C2+xc2)/2xc・
・・・・・(7) 次いで、三角形BToCの辺BToと辺BCとの夾角φ
を算出し、該夾角φと距R1l B、 I Cから自走
車1の位置を求める式を示す。
j7c2−!IB2+ xc2−2fIB−xccosφ−・−・−・(9)X
pmlBcosφ Yp−M−±1Bsinφ ・・・・・・(11) ・・・・・・(12) 上記算出式によって自走車1の座標が求められるが、該
算出式によると解が2つ求まる。したがって、2つの解
のいずれが自走車】の位置Tを実際に示しているのかを
判別する必要がある。
そのために、自走車1が第1区域a1から出た直後は、
2つの解の座標のうち一方は第1区域a1に、また他方
の解は第2区域に存在するの、で、第2区域a2の座標
を自走車1が実在する位置と判定する。一方、2つの解
が共に第2区域a2内に存在した場合は、前回の算出時
に得られた位置に近い方の座標を自走車1が実在する位
置と判定する。
なお、2つの解が共に第2区域a2に存在した場合に限
らず、第1区域および第2区域の境界線から予定以上離
れた位置では、いつの場合でも前回の算出時に得られた
位置に近い方を自走車1が実在する位置と判定するよう
にしてもよい。
ところで、第2区域a2において、自走車1に最も近い
2つの基準点がB、 Cの場合、つまり自走車1が、*
3図に示した領域BCにある場合は、自走車1の位置T
および進行方向θfは絶対座標系の上で直接に算出する
が、自走車1に最も近い2つの基準点が基準点B、 C
以外の場合、例えば自走車1がT1にあって基準点C,
Dがそれに最も近い場合、つまり自走車1が領域CDに
ある場合は、−旦、線CDをX軸とする相対座標系上で
自走車1の位置および進行方向を算出し、その値を絶対
座標系に変換する。
相対座標系から絶対座標系への変換式を式(13)に示
す。同大において相対座標系での自走車1の相対座標系
での座標は(Xi、Yl) 、絶対座標系での座標は(
Xp、Yp) 、絶対座標系での相対座標系原点の座標
は(XA、YA)で示す。
次に、本実施例の制御装置の機能を説明する。
第1図は本実施例の機能構成を示したブロック図である
第1図において、発光器2から射出される光ビーム2E
は、前記回転テーブル4の回動方向に走査され、反射器
6(68〜6d)によって反射される。反射器68〜6
dによって反射された光ビーム2Rは受光器3に入射さ
れる。距離検出部23では、発光器2から射出された光
ビーム2Eの位相と、受光器3に戻ってくる反射光2R
の位相との差に基づいて自走車1および反射器68〜6
d間の距離が算出される。
カウンタ10では、回転テーブル4の回転に伴ってロー
タリエンコーダ7から出力されるパルス数が計数される
。そして、該パルスの計数値は受光器3において反射光
2Rを受光する毎に角度検出部11に転送される。角度
検出部11ではカウンタ10から供給されるパルスの計
数値(一方位角)に基づいて、自走車1から見た各反射
器6a〜6d相互間の開き角が算出され、距離検出部2
3では、自走車1および反射器6a〜6d間の、距離が
算出される。
位置・進行方向演算部13では、角度検出部11から供
給される前記開き角およびあらかじめ該演算部13に入
力されている各反射器6a〜6dの位置情報に基づき、
前記算出式(1)〜(4)を用いて自走車1の位置およ
び進行方向が算出される。
第2区域用位置・進行方向演算部26では、距離検出部
23から供給される距離データに基づき、自走車1に最
も近い基準点を2つ選択する。そして、自走車1から該
2つの基準点までの距離データに基づき、前記算出式(
5)〜(8)または(9)〜(12)を用いて自走車1
の位置を算出する。該算出式(5)〜(8)または(9
)〜(12)によれば、上述のように2つの解が得られ
るので、実際位置判別部27において、前記判別基準に
従つて該2つの解のうち自走車1の実際の位置を示す解
を判別する。
なお、第2区域用位置・進行方向演算部26における自
走車1の進行方向の算出は、角度検出部11から供給さ
れる角度データに基づき、自走車1が第1区域にある場
合と同様に行われる。
区域判別部29では、自走車1が第1区域a1および第
2区域a2のいずれに存在するかが判別される。その判
別信号は切換手段SWIに供給され、自走車1が第1区
域a1に存在している場合は、切換手段SWIが図示の
位置に切換えられ、位置・進行方向演算部13での演算
結果が比較部24に供給される。一方、自走車1が第2
区域a2に存在していると、切換手段SW1は図示とは
逆の位置に切換えられ、第2区域用位置・進行方向演算
部26で算出された位置・進行方向が比較部24に供給
される。
さらに、自走車1が第2区域a2に存在している場合は
、エンジン駆動制御部18にエンジン減速指令が供給さ
れる。
走行コース設定部16には芝刈りのための走行コースが
設定され、刈芝廃棄コース設定部25では前記収草容器
9に収容した芝や草が予定量に達した場合の、廃棄場所
28までの走行コースが設定される。刈芝廃棄コースは
芝や草が予定量に達した位置および廃棄場所28の位置
に応じて決定される。廃棄コースの決定としては、特願
昭63−202697号、特願平1−235210号に
記載されている手順を利用できる。それぞれのコース設
定部16.25に設定されたコースを示すデータは、切
換え手段SW2の切換え位置に応じて比較部24に供給
される。該切換手段SW2は図示しない芝草量判定手段
からの信号によって切換えられる。
比較部24では、切換え手段SW1の切換位置応じて供
給される自走車の実際位置および進行方向と、切換SW
2手段の切換位置に応じて供給される走行コースを表す
データとが比較され、比較結果は操舵部14に供給され
る。操舵部14では、供給された比較結果に基づき、自
走車の前輪17に連結された操舵モータ35が駆動され
る。該操舵モータ35による前輪17の操舵角は自走車
1の前輪に設けられた舵角センサ15で検出されて操舵
部14にフィードバックされる。
エンジン駆動制御部18はエンジン19の始動・停止、
および該エンジン19の動力を後輪21に伝達するクラ
ッチ20aの動作を制御する。
さらに、エンジン19は芝刈り用のカッタブレード12
に対してクラッチ20bを介して連結されていて、エン
ジン駆動制御部18は該クラッチ20bの制御も行う。
次に、自走車1の位置T (Xp、Yp)および進行方
向θfに基づいて行われる自走車の操向制御について説
明する。第4図は自走車の走行コースと基準点との位置
関係を示す図であり、第5図、第6図は操向制御のフロ
ーチャートである。
第4図には、基準点BおよびCを通る線をX軸とする絶
対座標系上で自走車の位置および作業領域が示されてい
る。第1区域a1には作業領域22が設定されいて、自
走車1は開始点S (Xs t、 Ys t)から芝刈
り作業を開始し、走行コース30を走行して終了点E(
Xe。
Ys t)で作業を終える。
走行コース30は、y軸に平行に間隔して設定された複
数の直線行程と、隣接する2つの直線行程をつなぐ旋回
行程とからなる。作業の途中で刈取った芝の量が予定量
に達すると予定の場所で芝刈り作業を中断し、廃棄コー
スを走行して第2区域a2に設けられている廃棄場所2
Bに芝を排出し、再び走行コース30上の作業中断位置
に戻る。
本実施例では、点Qで作業を中断し、そのまま第1区域
a1および第2区域a2の境界上の位置Gまで直進した
後廃棄場所28に向かうコースを刈芝廃棄コースとして
設定した場合を想定した。
第5図のフローチャートにおいて、まず、ステップS1
では、自動的またはラジコン操作等適宜の手段で自走車
1を作業開始位5!Sへ移動させる。
ステップS2では、走行コース直線行程のX座標Xnと
して開始位置SのX座@Xstをセットして走行コース
の最初の直線行程を設定する。
ステップS3で自走車1の走行を開始させ、ステップS
4では自己位置Tおよび進行方向θfの演算を行う。
ステップS5では、自走車1が第1区域a1に存在する
か否かが判断される。すなわち、自走車1の収草容器9
の刈芝量が予定量に達したと判断されると、自走車1は
走行コース30からはずれて廃棄コースに移行するので
、自走車1の存在する区域を判別して存在区域に応じて
自走車1の位置検出処理手順を切換える。
なお、刈取った芝の量の判定、および第1区域a1の走
行コース30から廃棄コースへの移行部分の動作、およ
び2捨て作業については特願昭63−202697号に
記載されているので詳細な説明は省略する。
自走車1が第1区域a1に存在している場合は、ステッ
プS6で走行コース30からのずれ量(ΔX■X p−
X n sΔθf)が演算され、ステップS7では、前
記ずれ量に応じて操舵部14により操舵角制御が行われ
る。
ステップS8では自走車1がy軸方向において、原点か
ら遠ざかる方向(行き方向)に走行しているか、原点に
近づく方向(戻り方向)に走行しているかが判断される
行き方向であれば、ステップS9において、−行程が終
了したか(Yp>Ye)否かが判断され、戻り方向であ
れば、ステップSIOにおいて、−行程終了(Yp<Y
s t)したか否かが判断される。ステップS9または
SIOにおいて、−行程が終了していないと判断されれ
ばステップS4に戻る。
ステップS9またはSIOにおいて、−行程が終了した
と判断されれば、次はステップS11において全行程が
終了した(Xn>Xe)か否かの判断が行われる。
全行程が終了していなければ、ステップSllからステ
ップS12に移り、直線行程から旋回行程へ移行する自
走車1のUターン制御が行われ、ステップS13では、
XnにXn+Lがセットされ、次の直線行程が設定され
る。次の直線行程が設定されればステップS4に戻る。
こうして全行程が終了したならば、ステップSllから
ステップS14に進んで走行が停止される。なお、自走
車1の戻り位置の座標を予め入力しておき、全行程が終
了したならば必要に応じて該戻り位置まで走行させるよ
うにしても良い。
ステップS12におけるUターン制御は、前記位置・進
行方位演算部13で演算された自走車1の位置情報を操
舵部14にフィードバックする処理にはよらないで、あ
らかじめ設定されたプログラムに従って行われる。例え
ば、旋回行程では自走車1の操舵角を予定の角度に固定
して旋回させ、自走車1から見た基準点A−Dのいずれ
か1つの方位角が予定の角度に合致した時点で旋回を停
止して直線行程の操向制御に戻るようにすれば良い。
自走車1が第2区域a2に存在している場合は、ステッ
プS5は否定となり、ステップS15に移行して2つの
基準点を使用した誘導処理を行う。
該誘導処理の動作は次の通りである。第6図において、
ステップ920で自走車1が第1区域a1から出た位置
Gの座標(XO,YO)を記憶する。
ステップS21では、目標位置つまり廃棄場所28近く
の予定位置F (Xf、Yf)と前記点Gとを結ぶ直線
1gの式を計算する。計算式は次のとおりである。
直線isの方程式 ステップS22では、自走車1の走行速度を減速させる
。該走行速度の減速は必ずしも必要ではないが、以下の
ステップにおいて自走車1と基準点との距離測定をより
正確に行うために自走車1の走行速度を減速させるのが
好ましい。
ステップS23では、各基準点A−Dまでの距離を測定
し、ステップS24で、そのうちの自走車1に最も近い
2つの基準点を選択する。
ステップS25では、選択された2つの基準点を通る線
をX軸とする前記相対座標系において自走車1の位置(
座1)を計算し、ステップS26において、この計算さ
れた座標を、基準点Bを原点とする絶対座標系における
座標値に変換する。
ステップS27では、計算の結果得られた自走車1の位
置を示す2つの座標が共に第2区域a2に位置するか否
かの判別を行う。最初の処理サイクルでは、自走車1が
第1区域a1から第2区域a2に移った直後なので、ス
テップS27は否定となってステップ52gに進む。ス
テップS2gでは、前記2つの座標のうち第2区域a2
に属する座標を自走車lが実際に存在する位置であると
決定してその座標を記憶する。
計算の結果得られた2つの座標が共に第2区域a2にあ
る場合は、ステップS27は肯定となってステップS2
9に進み、前回決定された自走車1の位置を示す座標と
比較する。そして、ステップS30では、計算の結果得
られた2つの座標のうち前回決定された自走車1の位置
に近い方の座標を自走車1の実際の位置と決定して記憶
する。
ステップS31では、前記ステップ528または531
で記憶された座標と前記ステップS21で得られた直線
IsとのずれΔXが計算される。
計算式は次のとおりである。
但し、a−Yf−YO b−XO−Xf c=Xf−YO−Yf −XO ステップS32では、前記直線Jsに対する自走車1の
進行方向θfとのずれΔθが計算される。
ステップS33では、前記ずれΔX、Δθに応じて該ず
れΔX、Δθを修正するように操舵角が決定され、操向
制御が行われる。
ステップS34では、自走車1が目標位置に達したか否
かが判別され、目標位置に達するまではステップS23
に戻り、目標位置に達するとステップS35で芝捨て作
業が行われる。芝捨て作業は、自動的または人手による
作業のいずれによっても良い。
芝捨て作業を終えると、ステップS36ではそれまでの
走行目標位置Fを点Gに読替え、ステップS37で、読
替えられて新たに決定された目標位置Gに向けて戻り走
行する。
以上の説明のように、本実施例では、基準点で囲まれた
区域およびそれ以外の区域のいずれに自走車1が存在す
るかによって、異なる2つの演算手段で算出された自走
車1の位置データを使用して操向制御を行うようにした
なお、本実施例では、各基準点の位置情報はあらかじめ
測定して入力しておくようにしたが、本発明は、本実施
例に限定されない。すなわち、自走車に搭載された距離
検出手段で検出される自走車および基準点間の距離と角
度検出手段で検出される開き角きに基づき、自走車を原
点とする座標系(原始座標系)の上で各基準点の位置を
決定し、その後、該原始座標系を、基準点の1つを原点
とし、該基準点および他の1つの基準点を通る軸を一方
の座標軸とする座標系に座標変換することにより、本実
施例における絶対座標系を決定することもできる。
また、本実施例では第2区域に設定された芝や草の廃棄
場所を目標位置としたが、目標位置は、薬剤の補給場所
、作業終了時の戻り場所、降雨などの場合の緊急非難場
所であっても、本実施例と同様に本発明を実施できるの
はもちろんである。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、3力
所以上の基準点で囲まれた区域から外へ自走車が出るよ
うなことがあっても、2カ所の基準点までの距離データ
および方位角に基づいて高精度を維持しながら自走車を
目的の場所まで誘導することができる。また、本発明で
は、作業領域周囲に設けられた基準点のうち、自走車の
現在位置に最も近い2カ所の基準点を選ぶことができる
その結果、前記3力所以上の基準点で囲まれた区域内外
を行き来するような複雑な作業形態においても、自走型
作業ロボットを利用して精度よい自走作業をすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す機能ブロック図、第2
図は自走車の位置検出の原理説明図、第3図は自走車の
移動区域の領域区分を示す図、第4図は走行コースと基
準点の位置関係を示す図、第5図、第6図は操向制御の
フローチャート、第7図は自走車と反射器の斜視図であ
る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)作業領域周辺の少なくとも3カ所の基準点に設置
    され、入射方向に光を反射する光反射手段と、自走車に
    搭載され、該自走車を中心として光ビームを円周方向に
    走査する光ビーム発生手段と、前記光反射手段からの反
    射光に基づいて前記自走車と各基準点との距離を検出す
    る手段と、前記光反射手段からの反射光に基づいて自走
    車から見た各基準点相互間の開き角を検出する手段と、 前記各基準点の位置情報および前記開き角に基づいて自
    走車の位置を算出する第1の位置演算手段と、 自走車と前記基準点のうちの2つの基準点との距離に基
    づいて自走車の位置を算出する第2の位置演算手段と、 前記第1の演算手段で算出された自走車の位置情報に基
    づき、自走車が前記作業領域周辺に設けられた基準点間
    を結ぶ線で囲まれた区域に存在しているか否かを判別す
    る手段とを具備し、 自走車が前記区域に位置する時は、前記第1の位置演算
    手段で算出された位置情報を用い、自走車が前記区域以
    外に位置する時は、前記第2の位置演算手段で算出され
    た位置情報を用いて操向制御を行うように構成したこと
    を特徴とする自走車の位置制御装置。
  2. (2)前記第2の位置演算手段で使用される2つの基準
    点は、自走車の現在位置に最も近い2つの基準点である
    ことを特徴とする請求項1項記載の自走車の位置制御装
    置。
  3. (3)前記第2の位置演算手段によって得られた2つの
    自走車位置のうち一方の位置のみが前記光反射手段間を
    結ぶ線で囲まれた区域外に存在する場合は、該一方の位
    置を自走車の実際位置として決定し、前記2つの位置が
    共に前記区域外に存在する場合は、前回処理時に決定さ
    れた位置に近い方の位置を自走車の実際位置として決定
    することを特徴とする請求項1,2のいずれかに記載の
    自走車の位置制御装置。
  4. (4)前記自走車の位置の算出は、あらかじめ設定され
    た座標系の上で行うことを特徴とする請求項1,2,3
    のいずれかに記載の自走車の位置制御装置。
  5. (5)前記座標系は、自走車とは離れた少なくとも3カ
    所に設置された基準点の内の2つを通る線を一方の座標
    軸とする座標系であることを特徴とする請求項4記載の
    自走車の位置制御装置。
  6. (6)前記座標系は、自走車を原点とする原始座標系の
    上で前記基準点の位置を決定した後、前記基準点の内の
    2点を通る線を一方の座標軸として座標変換された座標
    系であることを特徴とする請求項5記載の自走車の位置
    制御装置。
JP1290539A 1989-11-08 1989-11-08 自走車の位置制御装置 Pending JPH03150608A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05341837A (ja) * 1992-06-10 1993-12-24 Japan Aviation Electron Ind Ltd 無人搬送車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05341837A (ja) * 1992-06-10 1993-12-24 Japan Aviation Electron Ind Ltd 無人搬送車

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