JPH03150341A - 複合トーチ型プラズマ発生装置とその装置を用いたプラズマ発生方法 - Google Patents

複合トーチ型プラズマ発生装置とその装置を用いたプラズマ発生方法

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JPH03150341A
JPH03150341A JP1289160A JP28916089A JPH03150341A JP H03150341 A JPH03150341 A JP H03150341A JP 1289160 A JP1289160 A JP 1289160A JP 28916089 A JP28916089 A JP 28916089A JP H03150341 A JPH03150341 A JP H03150341A
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torch
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plasma
sub
gas
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Application number
JP1289160A
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English (en)
Inventor
Haruo Tateno
舘野 晴雄
Akira Fumiya
文屋 明
Susumu Matsuno
松野 晋
Satoru Nakamura
哲 中村
Hiroshi Saito
弘 斉藤
Tsutomu Ito
伊藤 孜
Hideo Nagasaka
長坂 秀雄
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Onoda Cement Co Ltd
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Onoda Cement Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/16Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed
    • B05B7/22Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed electrically, magnetically or electromagnetically, e.g. by arc
    • B05B7/222Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed electrically, magnetically or electromagnetically, e.g. by arc using an arc
    • B05B7/226Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed electrically, magnetically or electromagnetically, e.g. by arc using an arc the material being originally a particulate material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C4/00Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
    • C23C4/12Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the method of spraying
    • C23C4/134Plasma spraying
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/24Generating plasma
    • H05H1/26Plasma torches
    • H05H1/32Plasma torches using an arc
    • H05H1/44Plasma torches using an arc using more than one torch

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、プラズマ溶射装置、人工ダイヤモンド製造
装置、金属セラミックの切断や接合、物質の改質や表面
処理等に用いられる複合トーチ型プラズマ発生装置およ
びそれらの各装置におけるプラズマ発生方法に関するも
のである。更に述べると、例えば、気体中をながれる大
電流いわゆるアークやそれによって発生する高温度のプ
ラズマによって、金属やセラミックおよびその他の物質
を溶融して処理対象物に吹き付け、その表面に強固な皮
膜を形成するための、いわゆるプラズマ溶射装置等にお
けるプラズマ発生の技術の改良に関するものである。
〔従来の技術] 従来の汎用的な複合トーチ型プラズマ溶射装置の主要な
部分は第9図に示す通りのものである。第9図において
主陰極3は、絶縁物27によってこの主陰極3を囲み、
かつ放出口を有する主外套4と主外套ガス送入口5、主
外套4を囲み狭窄口を有する主第二外套31が、絶縁物
29を介して主外套3と同心をなすように構成されてお
り、この主外套4と主第二外套31の間の空間に、主第
二ガス送入口32を通して、主トーチ1の主第二ガス3
3が送入されるようになっている。次に副トーチ起動電
W19はこの副トーチ起動電極9を囲み、かつ放出口を
有する副第−外套10が、副トーチ起動電極9と同心を
なすように絶縁物28によって取り付けられており、更
に副ガス12が副ガス送入口11から送入されるように
なっている。又、副第二外套36は絶縁物30によって
副外套10と同心をなすように取り付けられており、副
第二ガス送入口37を通って送入される。主電源7はそ
の負端子が主陰極3に接続されており、正端子にはそれ
ぞれスイッチ手段8.34を介して、主外套4及び主第
二外套31に接続されており、これらが全体として主ト
ーチ1を構成している。副電源13はその正端子が主電
源7の正端子及び副トーチ2の副外套10に接続されて
おり、副電源13の負端子はスイッチ手段14を介して
副トーチ起動電極9に接続され、これらが全体として副
トーチ2を形成している。
第9図に示した各トーチの起動は次に示すような順序で
行われる。すなわち、スイッチ8を閉じて主電源7によ
り、主陰極3と主外套4の放出口の間に主起動アーク1
5をまず形成させ、これによって主プラズマガス6が加
熱されて、主外套4の先端から導電性のプラズマが主第
二外套31の狭窄口を通って、主トーチlから放出され
る。この時、スイッチ手段34を閉し、次いでスイッチ
手段8を開くと、既に形成されているプラズマを介して
主起動アーク15が消去されると同時に主陰極3の先端
から放出されるアークは、主第二外套起動アーク35を
形成し、これによって、主プラズマガス6と主第二ガス
33が加熱されて、プラズマ炎23が主トーチlの外部
に放出される。次にスイッチ手段14を閉じて、Nt源
13によって副外套lOと副トーチ起動電極9との間に
副起動アーク16を形成させると、副ガス12がこのア
ークによって加熱され副外套1oの放出口よりの導電性
プラズマが形成され、これは更に副第二外套36の先端
の狭窄口を通って導電性プラズマが副トーチ2の外部に
放出される。これらのプロセスが終了すると、主トーチ
lと副トーチ2とは、その中心軸が交叉するように設置
されているので、それぞれから放出される導電性のプラ
ズマが導電路を形成し、この段階において、スイッチ3
4及び14を開くと、主電源7によって主陰極3の先端
から副外套lOの狭窄口外面に向かって定常ヘアピンア
ーク17が形成され、この時主トーチに送入されるガス
の量と、副トーチ2に送入されるガスの量を各々調整す
ることによって、第9図に示された如く、主トーチ1の
中心軸とほぼ同心をなすプラズマ炎23が形成される。
この時、定常ヘアピンアーク17の陽極点である副外套
10に至るアークの方向は、副トーチ2の中心軸とほぼ
同心をなすが、プラズマ炎23に引かれその放出方向へ
曲がり、副第二外套36狭窄口の内壁を局所的に損傷し
、この度合は運転時間の経過とともに増しついには運転
不可能となる。そのため、特に高出力での長期安定運転
ができないという欠点がある。材料送入管19よりプラ
ズマ炎23に向かって送入された皮膜材料20は、高温
で高いエンタルピーを持つ層流プラズマ18によって直
ちに高温に加熱されて溶融し、溶融皮膜材料21に示し
た如くプラズマ炎23に同伴されながら、あまり広がら
ないで母材25に向かって進行する。この溶融皮膜材料
21を含むプラズマ炎23は、母材25の直前に設けら
れたプラズマ分離手段22によって、プラズマ18のみ
が分離され、その直後に溶融した皮膜材料21は母材に
衝突し、皮膜24を形成する。
尚、以上の説明では、主外套4、主第二外套31及び副
外套10、副第二外套36の内面は、通常何れも二重構
造となっており、その内部を水等の循環によって冷却さ
れているが、これは省略し図示していない、尚、以下の
説明においては、各該当の冷却システムは何れもこれを
省略する。
〔発明が解決しようとする課題1 この発明が解決しようとする第一の課題は、従来の層流
プラズマ炎を用いる複合トーチ型プラズマ溶射装置では
、その乱流域でプラズマ炎が絞られないので、伸長した
安定な状態で溶射ができず、比較的低いアーク出力例え
ば、17kWのアーク出力で、層流プラズマをもって溶
射している。そのために高速度のプラズマ炎を必要とす
るタングステンカーバイド等の溶射材料については高品
質の溶射皮膜が得られなかった点である。
次に、複合トーチ型プラズマ溶射装置の特徴であるヘア
ピンアークの形成において、副トーチに至るアークが主
トーチからのプラズマ炎に引かれて曲がることによって
、副トーチ放出口の内壁の主として下流側を著しく局所
的に損傷し、高出力での長期安定運転ができなかった点
である。
更に、複合トーチ型プラズマ溶射装置は構造上二個以上
のトーチを有し、−Illのトーチをとってみても複雑
で、その構造は、まず陰極を囲むように絶縁物が同心に
配され、次にその絶縁物を囲むように外套が配されると
いった具合に順次組合わされる毎にトーチ径は大きくな
り、出力の割に大径化し、また。各部品の軸心を一致さ
せて組み立てることが困難となり、トーチ製作コスト高
、複雑なメンテナンス及びトーチ重量増加による可搬性
が劣り、商用として大きな問題点であった。
〔課題を解決するための手段1 この発明の要点は、アーク柱周りに強い旋回流を形成す
るようにガスを供給する手段を設けることによって、ア
ーク柱をトーチの軸心位置に維持するとともに、同心に
旋回環状ガスシースを形成させ、前記アーク柱がシース
を貫通しない範囲で正トーチ及び副トーチ全ての外套狭
窄口の長さを伸ばし、アークの始点と終点の電位差、す
なわち、アーク電圧を大きくとり、アーク電流とアーク
電圧の積できまるところのアークによって有効に利用さ
れる電力を大きくし、正トーチ及び副トーチ全ての外套
狭窄口の内壁に及ぼす熱負荷を著しく軽減し、アーク電
流を増し、そうしたことから所謂ピンチ効果を促し、よ
りアークを集束し、プラズマ炎を絞られて伸長したもの
とし、プラズマの噴出方向を安定化し、高出力で、高温
高速の溶射を可能としたものであり、これが発明の第一
の大きな特徴である。
二つ目の大きな特徴は、複合トーチを構成している一個
のトーチにおいて、絶縁物にセラミック等の耐熱部材を
用い、全ての絶縁物及び外套を同心、同径に配すること
によって、小型簡素化したものである。
〔作用〕
本発明によるプラズマ発生装置においては、アーク柱周
りに強い旋回流を形成するようにガスを供給する手段を
設けることにより、アーク柱をトーチの軸心位置に維持
するとともに同心に旋回環状ガスシースを形成させ、前
記アーク柱が該シースを貫通しない範囲で正トーチ及び
副トーチ全ての外套狭窄口の長さを伸ばすことができる
ので、アークの始点と終点の電位差すなわち、アーク電
圧を大きくとることができ、アーク電流とアーク電圧の
積できまるところのアークによって有効に利用される電
力が大きくなる。そうしたことから、本装置をプラズマ
溶射装置に適用した場合は高出力の溶射が可能となり、
溶射用材料の送入量を増すことができるとともに高晶質
の皮膜を得ることができる。
又、そのプラズマ溶射装置においては、アーク柱周りに
強い旋回流を形成するようにガスを供給する手段を設け
ることにより、アーク柱をトーチの軸心位置に維持する
とともに同心に旋回環状ガスシースを形成させ、正トー
チ及び副トーチの全ての外套狭窄口の内壁に及ぼす熱負
荷は著しく軽減され、アーク電流を増すことができ、そ
うしたことからピンチ効果が促され、よりアークが集束
され、プラズマ炎は絞られた伸長したものとなり、高出
力で、高温高速の溶射を可能にするものであり、溶射用
材料の送入量を増すことができるとともに高品質の皮膜
を高効率で得ることができる。
本発明においては、副トーチに至るアーク柱周りに強い
旋回流を形成するようにガスを供給する手段を設けるこ
とにより、アーク柱をトーチの軸心位置に維持するとと
もに同心に旋回環状ガスシースを形成させ、副トーチの
全ての外套狭窄口の内壁に及ぼす熱負荷を均一に軽減し
、アークにより、局所的に損傷することがなく、保守、
点検無しに安定した運転ができる。
又、本発明は、複合トーチを構成している一個のトーチ
において、絶縁物にセラミック等の耐熱部材を用い、全
ての絶縁物及び外套を同心、同径に配することによって
、小型簡素化することができたことである。
〔実施54〕 第1図は、本発明による複合トーチ型プラズマ溶射装置
の実施状況を示す第一の例である。
図において、主陰極3は放出口を有する主外套4と、旋
回流ガス形成手段47を有する絶縁物27によって同心
に保持されており、第2図に示された如く主プラズマガ
ス送入口5より主プラズマガス6がまずガス環状室48
へ送入され、一個の旋回流形成孔49或は等分に配置さ
れた複i&個の旋回流形成孔49を通って、絶縁!l!
J27の内壁50を旋回するように矢印51の如く送入
される。この旋回流形成孔49は主トーチ1の中心軸に
対して接線方向に設けられている。主電源7の負端子は
主陰極3に接続されており、主電源7の正端子は主外套
4にスイッチ手段8を介して接続されており、これらが
全体として、主トーチ1を構成している。次に、主トー
チ1の中心軸すなわち、主陰極3の中心軸と交叉するよ
うに配置された副トーチ起動電極9があり、この副トー
チ起動電極9を囲んで、かつ先端に放出口を有する副外
套lOと、主トーチlの絶縁物27と同様の旋回流ガス
形成手段47を有する絶縁物28によって同心に保持さ
れている。副電源13は、その負端子がスイッチ手段1
4を介して、副外套10に接続されており、副電源13
の正端子は副トーチ起動電11i9と主電源7の正端子
の両方に接続されている。
第1IIにおいて主プラズマガス送入口5より、主プラ
ズマガス6としてアルゴン等の不活性ガスを流し、スイ
ッチ手段8を閉じて、主電源7の電圧を主陰極3と主外
套4との間に印加し、図には示していないところの起動
用電源によって主トーチを起動すると、主陰極3の先端
から主外套4の放出口に向かつて主起動アーク15が形
成され、これによって主プラズマガス6が加熱され、プ
ラズマ18となって主外套4の先端より主トーチ1の外
部に向かって放出される。次にスイッチ手段14をw4
じて;副電源13の電圧を副トーチ起動電極9と副外套
lOとの間に印加し、かつ、副ガス送入口11より、副
ガス12として、アルゴン等の不活性ガスを送入すると
、副起動アーク16が発生し、副外套lOの先端の放出
口よりプラズマが噴出される。このようにして主トーチ
1と副トーチ2の先端から噴出されるプラズマ18は、
主トーチ1の中心軸と副トーチ2の中心軸が交叉するよ
うに設けられているので、その先端で交叉し、プラズマ
18は導電性であるので、この状態において主陰極3の
先端から副トーチ起動電4[19の先端に至るプラズマ
18による導電路が形成される。この状態が完成した後
でスイッチ手段8及び14を切ると、主電源7の電圧が
主陰極3の先端と副トーチ起動電極9の先端に印加され
るので、これによって主陰極3の先端から副トーチ起動
電極9の先端に向かう定常ヘアピンアーク17が形成さ
れる。この場合、主トーチ1の構造と供給される主プラ
ズマガス6及び副トーチ2の構造と副トーチ2に供給さ
れる副ガス12の量とを適切に選定すると、第1図に示
された如く、主トーチ1とほぼ同軸をなすプラズマ炎2
3を発生させることができる。
このようにして発生させた定常ヘアピンアーク17は、
その始点と終点とがそれぞれ主陰極3の先端と副トーチ
起動電極9の先端に確実に固定され、かつ、それらの先
端は不活性ガスで保護されているので、主トーチ1に流
す主プラズマガス6の量を、極めて広い範囲にわたって
小流量から大流量の任意の量に設定することが可能とな
る。材料送入管19よりプラズマ炎23に向かって送入
された皮膜材料20は、高温で高いエンタルピーを持つ
層流プラズマ18によって直ちに高温に加熱されて溶融
し、溶融皮膜材料21に示した如くプラズマ炎23に同
伴されながら、あまり広がらないで母材25に向かって
進行する。この溶融皮膜材料21を含むプラズマ炎23
は、母材25の直前に設けられたプラズマ分離手段22
によって、プラズマ18のみが分離され、その直後に溶
融した皮膜材料21は母材に衝突し、皮膜24を形成す
る。
この時、アーク柱周りに強い旋回流を形成するようにガ
スを供給する手段を設けることにより、アーク柱をトー
チの軸心位置に維持するとともに同心に旋回環状ガスシ
ースを形成させた結果、従来の層流プラズマ炎を形成す
る複合トーチ型プラズマ溶射装置ではなし得なかった乱
流域で、プラズマ炎23が絞られ、高密度の伸長した安
定な状態で溶射ができ、溶射用材料はよく溶融し、高速
度で母材に吹き付けられるので、高品質な皮膜が高効率
で得られる。
第3図に示したのは、汎用的な複合トーチ型プラズマ溶
射装置の主要な部分を図示したものである。第3図にお
いて主陰極3の軸上に同心、同径の主ガス送入口5を設
けた絶縁物27、放出口を有する主外套4、主第二ガス
送入口32を設けた絶縁物29そして狭窄口を有する主
第二外套31によって主トーチ1が構成されている。こ
の時、第4図に示されるように主ガス送入口5或は主第
二ガス送入口32より主プラズマガス6或は土弟2ガス
33がまずガス環状室48へ送入され、一個の旋回流形
成孔49或は等分に配置された複数個の旋回流形成孔4
9を通って、絶縁物27或は絶縁物29の内壁50を旋
回するように矢印51の如く送入される。次に主トーチ
1の中心軸と交叉するように配置された副トーチ起動電
極9は、同心をなすように順に絶縁物28、放出口を有
する副第−外套10、絶縁物30そして副第二外套36
によって取り付けられており、更に主トーチ1の絶縁物
27或は絶縁物29と同様の旋回流ガス形成手段47を
有する絶縁物28に設けられた副ガス送入口11から副
ガス12が送入され、絶縁物30に設けられた副第二ガ
ス送入口37を通って副第二ガス38が送入されるよう
になっている。ここ−に、主電源7はその負端子が生検
fii3に接続されており、正端子にはそれぞれスイッ
チ手段8.34を介して、主外套4及び主第二外套31
に接続されており、これらが全体として主トーチ1を構
成している。副電源13はその正端子が主電源7の正端
子及び副トーチ2の副外套10に接続されており、副電
源13の負端子はスイッチ手段14を介して副トーチ起
動電極9に接続され、これらが全体として副トーチ2を
形成している。第3図に示した各トーチの起動は次に示
すような順序で行われる。すなわち、スイッチ8を閉じ
て主電源7により、主陰極3と主外套4の放出口の間に
主起動アーク15をまず形成させ、これによって主プラ
ズマガス6が加熱されて、主外套4の先端から導電性の
プラズマが主第二外套31の狭窄口を通って、主トーチ
1′から構成される装置の時、スイッチ手段34を閉じ
、次いでスイッチ手段8を開くと、既に形成されている
プラズマ18を介して主起動アーク15が消去されると
同時に主陰極3の先端から放出されるアークは、主第二
外套起動アーク35を形成し、これによって、主プラズ
マガス6と主第二ガス33が加熱されて、プラズマ炎2
3!fi主トーチ1の外部に放出される。次にスイッチ
手段14を閉じて、副電源13によって副外套10と副
トーチ起動電1i9との間に副起動アーク16を形成さ
せると、副ガス12がこのアークによって加熱され、副
外套10の放出口よりの導電性プラズマ18が形成され
、これは更に副第二外套36の先端の狭窄口を通って導
電性プラズマ18が副トーチ2の外部に放出される。こ
れらのプロセスが終了すると、主トーチ1と副トーチ2
とは、その中心軸が交叉するように設置されているので
、それぞれから放出される導電性のプラズマ18が導電
路を形成し、この段階において、スイッチ34及び14
を開くと、主電源7によって生検1[13の先端から副
外套lOの狭窄日外面に向かって定常ヘアピンアーク1
7が形成され、この時主トーチ1に送入されるガスの量
と、副トーチ2に送入されるガスの量を各々調整するこ
とによって、第3図に示された如く、主トーチlの中心
軸とほぼ同心をなすプラズマ炎23が形成される。この
時、第9図に示されるように従来の副トーチ2の起動電
極9の先端を副第2外套36の狭窄口手前に位置させ、
陽極点が狭窄口内壁であったものを、第6図に示される
如く副トーチ起iillt極9の先端を副第二外套36
の狭窄口の出口面上近傍に位置することにより、副起動
アーク16の陽極点を副第二外套36の狭窄口の出口面
上に形成させ、副起動アーク16を副トーチ2の出口よ
り第5図のものと比較して伸長させ、容易に定常ヘアピ
ンアーク17を形成させることができる。また、副トー
チ2のアーク柱周りに強い旋回流を形成するようにガス
を供給する手段を設けることにより、アーク柱をトーチ
の軸心位置に維持するとともに同心に旋回環状ガスシー
スを形成させ、副トーチ2の副外套10及び副第二外套
36の狭窄口の内壁に及ぼす熱負荷は均一に軽減され、
アークにより、局所的に損傷されることがなく、保守、
点検無しに安定した運転ができる。第3図の材料送入管
19よりプラズマ炎23に向かって送入された皮膜材料
20は、高温で高いエンタルピーを持つ層流プラズマ1
8によって直ちに高温に加熱されて溶融し、溶融皮膜材
料21に示した如くプラズマ炎23に同伴されながら、
あまり広がらないで母材25に向かって進行する。この
溶融皮膜材料21を含むプラズマ炎23は、母材25の
直前に設けられたプラズマ分離手段22によって、プラ
ズマ18のみが分離され、その直後に溶融した皮膜材料
21は母材25に衝突し、皮Jl[24を形成する。こ
の時、アーク柱周りに強い旋回流を形成するようにガス
を供給する手段を設けることにより、アーク柱をトーチ
の軸心位置に維持するとともに同心に旋回環状ガスシー
スを形成させた結果、従来の層流プラズマ炎23を形成
する複合トーチ型プラズマ溶射装置ではなし得なか−っ
な乱流域で、プラズマ炎23が高密度に絞られ、伸長し
た安定な状態で溶射ができ、溶射用材料はよく溶融し、
高速度で母材25に吹き付けられるので、高品質な皮膜
24が高効率で得られる。
なお、主プラズマガスにアルゴン等の不活性ガスを使用
することにより主陰極3が保護されるので、主第二ガス
33には空気や酸素等の活性ガスを使用することができ
、或はその他の目的に応じて必要な複合ガスを使用する
ことができるので、利用範囲の拡大や運転コストの低減
等の有効な結果を得ることができる。
第7図に示したのは、本発明を実施するについて特に大
容量が要求される場合、及びプラズマガス中の活性ガス
の比率を高くしたい場合に好適な実施例を示したもので
あり、それは、主陰極3の軸上に、主陰極3の先端方向
の順に、同心、同径の主ガス送入口5を設けた絶縁物2
7、放出口を有する主外套4、主第二ガス送入口32を
設けた絶縁物29、狭窄口を有する主第二外套31、主
第三ガス送入口39を設けた絶縁物29、そして狭窄口
を有する主第三外套41によって主トーチの本体を構成
している。
この時、第8図に示されるように主ガス送入口5、主第
二ガス送入口32或は主第三ガス送入口39より主プラ
ズマガス6、主第二jス33或は主第三ガス40がまず
ガス環状室48へ送入され、一個の旋回流形成孔49或
は等分に配置された複数個の旋回流形成孔49を通って
、絶縁物27或は絶縁物29の内壁50を旋回するよう
に矢印51の如く送入される。主電源7はその負端子が
主陰極3に連結されており、その正端子はそれぞれスイ
ッチ手段8.34,46を介して主外套4、主第二外套
31、主第三外套41に接続されて、主トーチ1を形成
している。次に、主トーチの中心軸と交叉するように配
置された副トーチ起動電極9があり、この副トーチ起動
電[!9の軸心上に、先端方向に向かつて順に、同心、
同径の副ガス送入口11を設けた絶縁物28、放出口を
有する副第−外套10、副第二ガス送入口37を設けた
絶縁物30、狭窄口を有する副第二外套36、副第三ガ
ス送入口42を設けた絶縁物30、そして狭窄口を有す
る副第三外套44によって副トーチ本体を構成している
。この時、主トーチ1の絶縁物27或は絶縁物29と同
様の旋回流ガス形成手段47を有する絶縁物28に設け
られた副ガス送入口11から副ガス12が送入され、絶
縁物30に設けられた副第二ガス送入口37を通って副
第二ガス38が送入され、そして絶縁!11130に設
けられた副第三ガス43が副第三ガス送入口42を通っ
て送入されるようになっている。
副電源13は、第7図に示した如く、その負端子が副ト
ーチ起動電極9に接続されており、その正端子はスイッ
チ手段14を介して主電源7の正端子に接続され、又、
副外套lOも主電源7の正端子に接続され、これらが全
体とじて副トーチ2を構成している。第7図に示したシ
ステムの起動にあたっては、主トーチlのスイッチ手段
8.34を順次閉、開しスイッチ手段46のみを閉じて
、主トーチlと副トーチ2の先端より導電性プラズマが
放出され、これが、交叉して両トーチの陰極間にプラズ
マによる導電路が構成された後に、スイッチ手段46と
14を開いて、定常ヘアピンアーク17を作り、プラズ
マ18を発生させる。これによって第1図及び第3図と
同様に第7図に示した本発明による溶射が行われる。こ
のシステムにおいて、主プラズマガス6、副ガス12、
副第二ガス38の送入ガスは通常アルゴン等の不活性ガ
スが使用され、これによって電極及び外套の保護が達成
されるが、主第二ガス33、主第三ガス40、副第三ガ
ス43のプラズマガスは、空気や酸素等の反応性に富む
活性ガスを用いることができる。
これによって、装置で使用されるプラズマガス全体にお
ける活性ガスの比率を高くすることができ、フェライト
、アルミナ、チタニア等の還元性雰囲気を極端にきらい
、酸化性雰囲気において独特の高性能を発揮させること
ができる物質皮膜を容易に形成することができ、これは
この発明の大きな特徴である。
第5図に示したものは本発明のプラズマ発生装置を用い
て、人工ダイヤモンドを製造する場合の実施例であり、
これは前述の実施例の主トーチlと副トーチ2からなる
複合トーチ型プラズマ発生装置で発生した超高温プラズ
マ炎23中に原料ガス、例えばメタンと水素とからなる
原料ガス20を材料送入管19から吹き込んで溶融し、
これを冷却水52で冷却した基体53に吹きつけ、その
表面にダイヤモンド膜54を生成させ、その際の排気5
6を覆体57の排出口58から排出するものである。
なお、前記実施例においては、副トーチは1個しか用い
ていないが、この副トーチは複数個設けてもよい、この
副トーチの配設の仕方は、例えば、次の通りにする。
図示しないが、主トーチの中心軸を囲むように円周方向
に等間隔をおいて2個又は3個の副トーチを配設すると
共に、各側トーチの中心軸が前記主トーチの中心軸の一
点で交差するようにする。
このように、複数の副トーチを用いるとアークのより一
層の安定化を図ることが出来る。
〔発明の効果] 本発明によるプラズマ溶射においては、アーク柱周りに
強い旋回流を形成するようにガスを供給する手段を設け
ることにより、アーク柱をトーチの軸心位置に維持する
とともに同心に旋回環状ガスシースを形成させた結果、
前記アーク柱がシースを貫通しない範囲で正トーチ及び
副トーチ全ての外套狭窄口の長さを伸ばすことができる
ので、アークの始点と終点の電位差すなわち、アーク電
圧を大きくとることができ。
アーク電流とアーク電圧の積できまるところのアークに
よって有効に消費される電力が大きくなり、正トーチ及
び副トーチの全ての外套狭窄口の内壁に及ぼす熱負荷は
著しく軽減された。
すなわち、トーチ全体の冷却効率は従来の50%からほ
ぼ30%に軽減することができた。そうしたことから、
アーク電流を増すことができ、同時に、ピンチ効果が促
され、よりアークは集束され、プラズマ炎は高密度に絞
られた伸長したものとなり、高出力で、高温高速の溶射
を可能にすることができ、溶射用材料の送入量を増すこ
とができるとともに、高品質の皮膜を高効率で得ること
ができる。一つの例として示すと、溶射用材料に粒度4
4〜lOμmの安定化ジルコニア(Y203−Z r0
2 )を用いて溶射した場合、その皮膜のガス透過量は
従来の複合トーチ型プラズマ溶射装置で得られた皮膜の
ガス透過量の半分以下に確実に抑えることができた。
又、本発明によるプラズマ溶射装置においては、副トー
チに至るアーク柱周りに強い旋回流を形成するようにガ
スを供給する手段を設けることにより、アーク柱をトー
チの軸心位置に維持するとともに同心に旋回環状ガスシ
ースを形成させ、副トーチの全ての外套狭窄口の内壁に
及ぼす熱負荷を均一に軽減し、アークにより局所的に損
傷されることがなく、保守、点検無しに安定した運転が
できる。更に、使用ガスに旋回流を用いることで、同ア
ーク出力で従来の複合トーチ型プラズマ溶射装置と比べ
た場合、副トーチに使用する全ガス量をほぼ50%に減
らして安定した定常ヘアピンアークを形成できた。
更に、本発明によるプラズマ溶射装置においては、複合
トーチを構成している一個のトーチにおいて、絶縁物に
セラミック等の耐熱部材を用い、全ての絶縁物及び外套
を同軸上に直列に配することによって、小型簡素化する
ことができる。すなわち、同じ形式の複合トーチ型プラ
ズマ溶射機一式の製作コストは従来の溶射機に比べて約
40%のコスト低減ができ、その上外観上すっきりした
ものとなる。
以上の説明においては、本発明によるプラズマ発生装置
をプラズマ溶射に適用する場合について説明をしたが、
本発明はこれ以外に金属やセラミックの切断、接合、微
粒子の発生や焼結等の物質の加工、発生する活性イオン
・原子等を利用する表面改質等の表面処理等に、その特
徴を生かして有効に利用することができる。この場合、
本発明にプラズマガスとして利用できるガスの種類が極
めて広範囲にわたっているので、多種多様の利用が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す縦断面図、第2図は第1
図のI−I線断面図、第3図は2組の絶縁体と外套によ
りトーチを形成した実施例を示す縦断面図、第4図は第
3図の■−■線断面図、第5図は本発明のプラズマ発生
装置を用いたダイヤモンドの製造装置を示す正面図、第
6図は副トーチの実施例を示す4111M面図、第7図
は3組の絶縁体と外套によりトーチを形成した実施例を
示す縦断面図、第8図は第7図の■−■線断面図、第9
図は従来例を示す縦断面図である。 1・・・・主トーチ 2−・・・副トーチ 4・・−・主外套 10・・・副外套 28−・−絶縁物 29・・・絶縁物 30・・・絶縁物 31−・・主第二外套 36・・・副第二外套     41・・・主第三外套 44・・・副第三外套 49・−・旋回流形成孔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1,プラズマガス供給手段を有する主トーチと副トーチ
    とからなる複合トーチ型プラズマ発生装置において、該
    副トーチのプラズマガス供給手段をその副トーチのアー
    ク柱の周りに対して、接線方向に向けて設けられている
    旋回流形成孔で構成することを特徴とする複合トーチ型
    プラズマ発生装置 2,主トーチと副トーチの少なくとも何れか一方がその
    軸心に対して、それぞれ接線方向のプラズマガス供給手
    段を有する絶縁体と、前記軸心上に狭窄口を有する外套
    とからなり、それらの絶縁体と外套が互いに直列的に接
    合されていることを特徴とする請求項1記載の複合トー
    チ型プラズマ発生装置 3,プラズマガス供給手段を有する絶縁体と、狭窄口を
    有する外套が同一軸心上に複数組直列的に設けられてい
    ることを特徴とする請求項2記載の複合トーチ型プラズ
    マ発生装置 4,副トーチ起動電極の先端が副外套の狭窄口の出口端
    面近傍に位置していることを特徴とする複合トーチ型プ
    ラズマ発生装置 5,主トーチまたは副トーチの少なくとも何れか一方の
    先端に形成せるアーク柱の周りにプラズマガスの旋回流
    による環状シースを形成することを特徴とする複合トー
    チ型プラズマ発生装置を用いたプラズマ発生方法
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