JPS63239800A - 誘導プラズマト−チ構造 - Google Patents

誘導プラズマト−チ構造

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JPS63239800A
JPS63239800A JP62073364A JP7336487A JPS63239800A JP S63239800 A JPS63239800 A JP S63239800A JP 62073364 A JP62073364 A JP 62073364A JP 7336487 A JP7336487 A JP 7336487A JP S63239800 A JPS63239800 A JP S63239800A
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JP
Japan
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quartz tube
gas
plasma
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gas injection
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JP62073364A
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English (en)
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久 小牧
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Jeol Ltd
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Jeol Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は誘導プラズマトーチ構造に関し、更に詳しくは
石英管の中心でプラズマが発生するようにシースガスに
よる渦流を発生させるようにした誘導プラズマトーチ構
造に関する。
(従来の技術) 物体の表面の耐熱性を向上させる目的で、耐熱性に秀れ
た微粉末をプラズマ(温度約1万度)中に通して溶かし
、物体の表面に溶射することが行われる。第5図はこの
目的に用いられる微粉末溶射装置の従来構成例を示す図
である。容器1に微粉末2を貯留しておき、モータ3の
回転軸に直結したスクリュー4で微粉末2を攪拌し、プ
ラズマ容器5に導く。プラズマ容器5内で約1万度に加
熱された微粉末はその表面乃至は全体が溶けて溶射でき
る状態になる。誘導プラズマはプラズマ容器5に巻回さ
れた励磁コイル(RFコイル)6を駆動源7で駆動する
ことにより発生させるようになっている。
第5図に示す装置では容器1の微粉末出口1aで微粉末
がスクリュー4のために押し固められてしまう可能性が
あるため、第6図に示すように、モータ3の回転軸先端
に設けたプロペラ8を回転させて微粉末を舞い上げ、キ
ャリヤガス導入部1bよりキャリヤガスを導入し、微粉
末をキャリャガスにのせて排出部1Cより排出する。こ
のように構成すれば微粉末2が固まってしまうこともな
く、良好な照射が行えることになる。
第7図は従来の誘導プラズマ発生装置の詳細構成を示す
図である。プラズマ容器(外管)5は、例えば石英管で
できており、内部に石英管の内管9をもっている。図に
おいて、8はキャリヤガスと微粉末の流体、Aはプラズ
マを石英管壁から離すためのシースガスの流体である。
この誘導プラズマ発生装置の仕様として、RFコイル電
流を110A、Arガス流量を内管9が10 I!/l
1lin 。
外管5が30//minとする。この条件下ではプラズ
マの上部に磁気圧によって生じる渦流(図参照)が存在
することが数値計算上司らかにされている。
(発明が解決しようとする問題点) 第7図に示すような従来のプラズマトーチ構造の場合、
石英管の内部9と外管5の同心幅が異なったり、変形し
ていると、誘導プラズマが片側に寄ってしまい、寄られ
た方の管壁がプラズマの有する高温のために溶けてしま
うことがあった。更にプラズマ内のプラズマガスとシー
スガス流量との相互作用により生じる圧力差によって、
プラズマが石英内管9の下部に近づいて、内管9を溶か
してしまうことがあった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであって、
その目的は、プラズマが石′F!、管壁を溶かすことが
ないようにした誘導プラズマ発生装置を実現することに
ある。
(問題点を解決するための手段) 前記した問題点を解決する本発明は、その内部で誘導プ
ラズマを発生させる石英管と、該石英管上部に外周に沿
って斜め方向にガスを噴射するように配された第1のガ
ス噴射手段と、該第1のガス噴射手段とガス噴射方向が
同方向、同角度で且つ第1のガス噴射手段よりも内部に
配された第2のガス噴射手段と、石英管中心部に設けら
れたキャリヤガスと微粉末を噴射するためのノズルと、
該ノズルを取り囲むようにして石英管内壁に配された固
定フィンとにより構成されてなることを特徴とするもの
である。
(作用) 石英管内部に、プラズマに渦流を生せしめて、プラズマ
をEJ英管中央部に封じ込めるような機構を設ける。
〈実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は、本発明の一実施例を示す機械的構成図である
。わかりやすくするため、透過図の形で示している。図
において、1oは部材、2oは石英管で、部材10は石
英管20の上部に載置されしかも石英管20と強固に接
着して用いられる。
又、真空を保持するため両者間には0リングシールが施
されている。11は部材1o内に形成された第1のガス
噴射手段で、図に示すように4個設けられている。該第
1のガス噴射手段11は、石英管20の外周に沿って斜
め方向にガスを噴射するように配されている。具体的に
は部材1o内に斜め方向の穴をあけることで実現するこ
とができる。
12は該第1のガス噴射手段11とガス噴射方向が同方
向、同角度で且つ第1のガス噴射手段11よりも内部に
配された第2のガス噴射手段で、第1のガス噴射手段1
1と同様にして作られる。
そして、これら第1及び第2のガス噴射手段11゜12
は、部材10の円に沿って円周状に配されている。これ
らガス噴射手段11.12内にはシースガスが導かれる
。13は部材10の中心部に設けられたキャリヤガスと
微粉末を噴射するためのノズルで、該ノズルは部材10
が石英管20と接着したときに、その先端が石英管20
の内部に充分達するだけの長さを有しているものとする
21は石英管20の上部内壁に密着するように部材10
に固定したフィンである。該固定フィン21は、全て同
一方向に曲面を持つ4枚のフィンで構成されており、前
記ノズル13を取囲むようにして配置されている。22
は石英管20の外周にギャップ8III11で巻回され
た誘導プラズマ用の磁界を発生させるためのRFコイル
である。磁界発生時には該RFコイル22には大電流が
流される。
このような構成された機構の動作を説明すれば、以下の
通りである。
第1及び第2のガス噴射手段11.12からシースガス
を圧送すると、部材10の出口でガスは第2図に示す角
度で噴射される。図において、θ1はガス導入角、θ2
はガス噴射角である。噴射角θ2の方が広がっているこ
とがわかる。このような角度で石英管20内に噴射され
るガス流は、第3図に示すように、接線方向く外周と接
づる方向)の成分と軸方向の成分とに分解することがで
きる。
このようなガス流が第1及び第2のガス噴射手段11.
12から噴射されて何れも固定フィン21に突き当たる
。この結果、ガス流は第4図に示すような一定方向で、
より高速で回転し始める。
同図において、aは第1のガス噴射手段11の噴射口、
bは第2のガス噴射手段12の噴射口である。図に示す
例では、渦は円中心に向かって吸込まれるように右回転
している。この結果、発生したガス渦流により誘導プラ
ズマは回転させられ、熱的ピンチ効果により石英管2o
の中心部で安定に放電する。ここで熱的ピンチ効果とは
プラズマ周囲の気体が渦流のために、プラズマ中心部よ
りも比較的低温の気体になる。そのため、電気伝導率が
小さくなり、誘導電流はますます高温部に集中する効果
をいう。
尚、ガスが回転することによって、プラズマが上部に付
着しようとするが、第1の噴射手段11と同方向、同角
度で噴射する第2の噴射手段12とフィン21によりプ
ラズマだけを押し下げる働きをする。このようにして、
安定放電しているプラズマ中にノズル13から噴射され
たキャリヤガスと微粉末が混入され充分な溶射が行われ
る。
そして、遠心力と熱膨張により拡散する蒸気化された微
粉末を、渦流用フィン21でより回転させることにより
、石英管20の管壁への付着を防止する。しかもプラズ
マはガス渦流のために石英管20の中心部で安定放電し
ているので、石英管壁を溶かすことはない。
前述の実施例では第1及び第2のガス噴射手段11.1
2はそれぞれ4個の噴射口を有する場合について示した
が、4個に限るものではなく任意の数であっても良い。
又、固定フィン21の羽の数も4枚に限るものではなく
、任意の数であってよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、石英管2
0に噴射させるガス流が石英管内で渦流となるように該
石英管20内に斜めに噴射するようなガス噴射手段を設
けると共に、噴射されたガス流を更に加速させるような
固定フィンを石英管20内に設けることにより、プラズ
マが石英管を溶かすことがないようにした誘導プラズマ
トーチ構造を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図はガス
の噴射方向の説明図、第3図はガス流の分解状態を示す
図、第4図はガスによる渦流の発生状態を示す図、第5
図は微粉末溶射装置の従来構成例をホす図、第6図は微
粉末溶射装置の改良例を示す図、第7図は従来の誘導プ
ラズマ発生装置の詳細構成を示す図である。 10・・・部材    11・・・第1のガス噴射手段
12・・・第2のガス噴射手段 13・・・ノズル   20・・・フィン22・・・R
Fコイル 特 許 出 願 人 日本電子株式会社代  理  人
   弁理士  井  島  藤  治外1名 第1図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. その内部で誘導プラズマを発生させる石英管と、該石英
    管上部に外周に沿って斜め方向にガスを噴射するように
    配された第1のガス噴射手段と、該第1のガス噴射手段
    とガス噴射方向が同方向、同角度で且つ第1のガス噴射
    手段よりも内部に配された第2のガス噴射手段と、石英
    管中心部に設けられたキャリヤガスと微粉末を噴射する
    ためのノズルと、該ノズルを取り囲むようにして石英管
    内壁に配された固定フィンとにより構成されてなる誘導
    プラズマトーチ構造。
JP62073364A 1987-03-27 1987-03-27 誘導プラズマト−チ構造 Pending JPS63239800A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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