JPH03149624A - 推論システム - Google Patents

推論システム

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JPH03149624A
JPH03149624A JP28926289A JP28926289A JPH03149624A JP H03149624 A JPH03149624 A JP H03149624A JP 28926289 A JP28926289 A JP 28926289A JP 28926289 A JP28926289 A JP 28926289A JP H03149624 A JPH03149624 A JP H03149624A
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JP28926289A
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Hirotaka Hara
裕貴 原
Hiroyuki Yoshida
裕之 吉田
Masayuki Fukushiro
昌之 福代
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1目次) 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第5図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用(第1図) 実施例(第2図〜第4図) 発明の効果 〔概要〕 推論システムに関し、 仮説としての確率分布の割り振り方を改善して、より人
間の直感に近い形で、推論処理ができるようにすること
を1的とし、 I)SFI輪番こ基づき、不確実な知識の表現である仮
説の確率を、それぞれ下界確率によって割り振り、疑似
確率を求めて前記仮説を結合することにより、推論処理
を実行する推論システムにおいて、知識ペニスを格納し
たファイルと、仮説データ格納用メモリと、ノードレジ
スタと、ノード比較器と、ノード合成器と、推論エンジ
ンとを設け、推論エンジンを起動することにより、下界
確率によって割り振られた確率分布を有する複数の仮説
データを取り出して結合処理を行うことにより、tiE
論処理後の仮説データが得られるように構成する。
〔産業上の利川分野〕 本発明は推論システムに関し、更に詳しくいえば、各種
の診断装置など、人工知能を備えた情報処理装置等に用
いられ、特に、不確実な知識を、人間の直感に近い形で
表現して推論を行い、より優れた推論ができるようにし
た推論システムに関する。
〔従来の技術〕
従来、人工知能を備えた各種の情報処理装置等が知られ
ていた。前記の人工知能として、不確実な知識等に基づ
いて推論を行うシステムがある。
このような推論システムでは、対象とする問題が真偽の
2値のみでは表せず、また確定できない知識や事実を扱
う必要があるため、推論しなければならない場合がある
。そのような場合には、例えば70%正しいというよう
な形で表された仮説の確率を扱うことが必要になる。
従来、このような不確実性を扱う方法として、仮説集合
の全ての部分集合に確率を付与できるようにしたD S
 (DempsLer−Shafer)理論の方法が、
数学的な裏付けのある方法として広く支持されている。
上記のDS理論では、確率を付与する対象の個体(仮説
の最小単位)の集合を定め(Aoとする)、その部分集
合Ai(i=o、1 、2−)に対して確率を割り振る
。これを基本確率と呼び、この基本確率の和はlでなけ
ればならない。
以下、部分集合Sと確率値Pのベアをノードと呼び、<
s、p>の形で表す、また、仮説はノードの集合として
表現でき、集合Sに割り振られた確率値をP (S)と
記述する。
上記のDS理論で、例えば「AかBかCが起きている可
能性が80%あって、その内Bが起きている可能性が高
くて60%あるJということを記述すると、次のように
なる。
< {A、B%C}、0−2> < (8) 、0.6> 第5図は、DStl論の結合法3m、jlの説明図であ
り、以下この図に基づいて説明する。
上記のように、現在確率を扱う方法の中で、数学的な根
拠を持つものとして支持されているDS理論の特徴は、
集合に対しても確率を割り当てることができることであ
る。
今、上記集合AOの部分集合Aiに割り振られる確率を
m−(Ai)とすると、この時mは次の条件を満たす。
Σm (Ai) −1(i=o、l、2−)例えば、集
合Ao= (a、b、c、d)とすると、 m ((a、b、c、d)) −0,5m ((a、 
 b) J =0.2 m ((c、d) )70.3というのは、1つの確率
の割り当てである。
また、m ((a))=1というのは、aであることが
確定した状態を表し、m((a、b、c、d))=1と
いうのは、全くわからない状態を表している。
次に、2つの確率分布を結合する法則としては、次のよ
うな法則がある。
この法則を用いて図示の仮説イ(確率分布)と仮説口(
ii¥一分布)から仮説八を推論(仮説イと口を結合)
すると次のようになる。
仮説イの確率分布は、 m ((a、b、c、d)) −0,5m ((a、 
b) ) =O−2 m ((c、 d)) −〇−3であり、また、仮説1
]の確率分布は m((a%b、c、d))=O−2 m ({a、 c} ) =O−5 m ((b) ) −0,3である。
そこで上記の法則を適用して推論をすると、仮説への確
率分布は次のようになる。
s((a、b、c、d ) )−0,2・0.2/(1
−0,3・0.3) =O−11m((a、b ) )
 =O−2・0.2/(1−0−3−0−3)=O−0
4m((a、c ) ) =0.5 ・0.5/(1−
0,3・0−3) −0,28m((c、d ) ) 
−0,3−0,2/(1−0,3−0,3) −0,0
7m((a ))  =0.2 ・O−5/(1−0,
3−0,3)−0,11■((b ) ) −o、2−
0−3 +O−5・0.3/(1−0,3・0.3)=
0.23 鵬((c))=0.3・0.5/(1−0,3−0−3
)=0.1にのように、一般にはDS理論では集合の要
素の数をnとすると、最大で2n個の集合に対して確率
を割り当てることになり、計算の効率が悪いことが指摘
されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来のDS理論では、基本確率を割り振る
時に、総和が1になるように考慮しなければならず、ま
た、基本確率の概念自体が人間の直感に合っていない。
したがって、知識ベースヘデ〜りを人力する際、確率値
の割り振りができない場合もあり、また、仮りに確率値
の割り振りができたとしても、不適切な場合がある。
このため、上記の知識ベースに基づいて仮説から推論を
行っても、適切な結果が得られず、人間の直感とも合わ
ない結論となるなど、多くの欠点があった。
本発明は、このような従来の欠点を解消し、仮説として
の確率分布の割り振り方を改善して、より人間の直感に
近い形で推論処理ができるようにすることを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理図であり、図中3.は推論エンジ
ン、4はファイル(知識ベース)、5はノード比較器、
6はノード合成器、8は仮説Aデータ格納用メモリ、9
は仮説Bデータ格納用メモリ、IOは仮説Cデータ格納
用メモリ、11はノードレジスタ(A)、12はノード
レジスタ(B)、13はノードレジスタ(C)を示す。
本発明の推論システムは、D S (DespsLer
−Sh、Irer)理論に基づいて不確実な知識を扱う
もので元り、DS理論による下界確率によって確率の割
り振りを行い、推論処理を実行するシステムである。
推論処理の原理は、知識ベースとして蓄えられた仮説A
と仮説Bに基づいて仮説Cを推論するものである。この
場合、前記の各仮説は、下界確率によって割り振られた
確率分布を有しており、両仮説を結合することにより推
論処理を実行する。
また、前記両仮説の結合に際して適切な確率がなければ
疑似確率を求めて推論を実行する。
上記の推論処理を実行するために、それぞれ下界確率に
よって割り振られた確率分布を有する多数の仮説データ
から成る知識ベースを格納したファイル4と、このファ
イル4から取り出した仮説データを格納する仮説データ
格納用メモリ(仮説Aデータ格納用メモリ8、仮説Bデ
ータ格納用メモリ9など、−a的にはN個のメモリ)と
、推論処理後の仮説データ(仮説Cデータ)を格納する
仮説Cデータ格納用メモリIOを設ける。
また、推論処理中のノードデータを一時的に格納するノ
ードレジスタ(A)l 1、ノードレジスタ(B)12
、ノードレジスタ(C)13と、疑似確率処理(疑似確
率を求める処理)過程において、前記ノードレジスタの
ノードを比較処理するノード比較器5と、疑似確率処理
過程、及び仮説の結合処理過程において、上記ノードレ
ジスタ内のノードの結合処理を実行するノード合成器6
と、推論処理及び上記各部の制御を行う推論エンジン3
とを設ける。
このような構成で、外部からlII論エンジン3を起動
すると、下界確率によって割り振られた確率分布を有す
る複数の仮説データを取り出して結合処理を行い、推論
処理後の仮説データを得るものである。
ところで、上記従来のDS理論によれば、八o= (a
、b、、c%d)について、例えば次のように記述して
いた。
m ((a、b、c、d))=O−2 m ((a、 b) ) =0.7 m (ia、 c) ) =0.1 この場合、確率の和は当然Iである。しかし、この仮説
の意味は人間の直感に合わず、分かりにくいことは上述
した通りである。
そこで本発明では、ある部分集合八に割り振られた確率
の意味をAの全ての部分集合(Aを含む)に対する基本
確率の和であるとする。
この概念はDS理論では、「下界確率」と呼ばれている
。この下界確率によって確率の割り振りを行うと、基本
確率における総和が1というような制約がなくなる。ま
たこの方が人間の直感に近いものである。
下界確率をp (s)とすると、p (s)は例えば、 I((a、b、c、d、e))=1 P((a、b、c、d))=1 P ((a、 b) ) =0.7 P ((a、c) )=O,lのように記述する。
このようにすれば、a、b、c、dのいずれかが確実に
起きていて(すなわちCではない)、その中でもaかb
の可能性が高い、という事がすぐ分かる。
逆に言うと、確率を記述する時も、この下界確率で記述
する方がし易い。
例えば、AかBかCが起きている可能性が80%あって
、その内Bが起きている可能性が高くて60%ある、と
いうことを下界確率に従って記述すると次のようになる
< (A、B、C) 、0.8> < {8) 、0.6> この式における制約は、O<=P (S)<=L及びS
 l <=S2の時P (S l) <−P (S2)
である。
本発明においては、下界確率で記述された複数の仮説を
結合する結合剤(DespsLerの結合規則)を新た
に定義する。この結合剤の特徴は、元の仮説にないノー
ドが出現しないことである。
そこで、上記結合剤を適用するに当たり、疑似確率を求
める必要がある。疑似確率を求めるには、次のアルゴリ
ズムによる。
集合Sに対する疑似確率Pを求める場合、仮説中で、S
2<S3<=SなるS3が仮説中に存在しない、という
条件を満たすノード<32、P2〉を全て求め、集めた
ノードの確率値から次のようにして疑似確率を求める。
(1)ノードが存在しない時の、疑似確率Pは、P=O
とする。
セ) ノードが1つの時は、そのノード値を疑似確率と
する。
(3)ノードが2つの時は、P=P1+P2−PIXP
2 (但しPI、P2は各ノードの確率値)を結合して
求める。
(4)ノードが3つ以上の時は、(3)で示した式を繰
返して適用する。
また、仮説の結合に際しては、次のアルゴリズムを適用
して実行する。
(1)  結合する両方の仮説の全てのノードについて
、以下の処理を行う。
(2)両方の仮説に同じ集合に対するノードがある時は
、どちらか片方だけ適用する。
(3)  選んだノードを<s、pt>とし、そのノー
ドが存在する仮説を仮説A、もう一方の仮説を仮説Bと
する。
この時、仮説Bにおける集合Sに対する疑似確率P2を
求める。
(4)新しい仮説における集合Sに対する確率値Pを、
P=PlモP2−PIXP2とする。
今、下界確率により確率の肩り振りをした仮説A、Bを
次のようなものとする。
仮諜A < {A、B、C) 、0.8> < {B} 、(L6> 仮説B < (B、C,D)、0.7> く{八、C}、0.5> <18}、0.3> 上記仮説Bにおける集合(A、B、C)に対する疑似確
率は、0.5 +L 3−0.5 X0.3 =0.6
5となる。
従って、仮説八と仮説Bを結合すると、次のような仮説
となる。
1”((^、鰭、C) )=0.8+0.65−0−8
×0.6=O−931”((B 、 C、O) )=O
−6+0.7.−Q、6r O−?=O−88P((B
  ) )−(16+o−3−0,6KO−3=0.7
2P((轟、C) )=0.5 〔作用〕 本発明は上記のように構成したので、外部から推論エン
ジン3を起動すると、該推論エンジン3による推論処理
及び制御に基づいて推論が実行される。
先ず、ファイル4の知識ベースから所定の仮説データを
取り出して、それぞれ該当する仮説データ格納用メモリ
8.9に格納する。
この仮説データ格納用メモリから1つのノードを取り出
し、ノードレジスタヘー時的に格納し、その後、ノード
合成器6によって仮説の結合を行い推論処理を実行する
この場合、確率値の割り振りがないものについてはノー
ド比較器5やノード合成器6を用いて疑am率を求めて
から推論処理を実行する。このような処理を繰返して実
行し、推論結果である仮説は、ファイル4内の知識ベー
スに追加される。
上記の仮説は、それぞれDS理論による下界確率によっ
て割り振られた確率値を有するから、総和が1にならな
くてもよく、人間の直感に合った形で表現でき、かつ、
常に適切な推論処理が行えるものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は、本発明の1実施例のブロック図であり、図中
1は入力部、2は表示部、3は推論エンジン、4はファ
イル(知識ベース)、5はノード比較器、6はノード合
成器、7は判定フラグ、8は仮説Aデータ格納用メモリ
、9は仮説Bデータ格納用メモリ、lOは仮説Cデータ
格納用メモリ、11はノードレジスタ(A)、12はノ
ードレジスタ(B)、13はノードレジスタ(C)を示
す。
入力部lは、キーボードなどで構成され、推論エンジン
3に対して各種の処理の指示やデータ等を出力したり、
ファイル4ヘデータ等を入力する。
ファイル4には、予め知識ベースとして各種のデータを
蓄積しておき、このデータを取り出して推論を実行する
。また推論エンジン3は、ノード比較器5、ノード合成
器6、ファイル4など、各部の処理を指示したり、制御
したりして推論処理を実行すると共に、表示部2へ推論
結果のデータを送出したりする。
ノード比較器5は、疑似確率処理中にノードレジスタ(
A)11とノードレジスタ(B)12のデータを比較し
、その結果により判定フラグ7にフラグを立てて推論エ
ンジン3に知らせる。ノード合成器6では、ノードレジ
スタ(A)11とノードレジスタ(B)12のデータを
合成して推論結果を出すが、その際、必要に応じて疑似
確率を求める処理も実行するものである。
第3図は、上記実施例における疑似確率処理のフローチ
ャートであり、以下この図に基づいて疑(Gl確率処理
の動作を説明する。
先ず、対象となる仮説を仮説Aデータ格納用メモリ8へ
格納し、疑似確率を求めようとする)−ドをノードレジ
スタ(A)11に格納しく120)、仮説Aデータ格納
用メモリ8中の全てのノードについて処理を終了したか
否かを判断する(121)。
その結果、処理が終了していなければ、仮説Cデータ格
納用メモリ8から1つ仮説を取り出してノー ドレジス
タ(B)12に格納しく123)、ノルドレジスタ(A
)11とノードレジスタ(B)12のデータをノード比
較器5へ送って両者のデータの比較を行う(124)。
その結果、ノー ドレジスタ(八)のデータがノードレ
ジスタ(B)のデータより太き(なければ(125)、
全てのノードについて処理を行うが、もし、ノードレジ
スタ(A)11のデりがノードレジスタ(B)12のデ
ータよりも大きければ、仮説Cデータ格納川メモリIO
の全てのノードについて処理を行ったか否かを判断する
(126)。
その結果、全ての処理が終了していれば、ノードレジス
タ(B)12の内容を仮説Cデータ格納川メモリlOへ
送って追加し、(127)、仮説Cデータ格納用メモリ
lOから1つ仮説を取り出してノードレジスタ(C)1
3に格納する(128)。
また、上記全ての処理が終了していない場合(126)
も上記と同様にしてノードレジスタ(C)13にデータ
を格納する。
その後、ノードレジスタ(B)12とノードレジスタ(
C)13のデータをノード比較器5へ送り比較を行う(
129)。
その結果、ノードレジスタ(C)13のデータがノード
レジスタ(B)12のデータより大きければ(130)
 、上記処理121へ戻って処理を行う(へ)。
又、ノードレジスタ(B)12のデータがノードレジス
タ(C)13のデータより大きければ、ノードレジスタ
(C)13の内容を仮説Cデータ格納用メモリlOから
消去しくL31)、上記処理126へ戻る(ホ)、更に
、上記130での比較結果がその他の場合も上記処理1
26へ戻る。
上記121での処理において、全てのノードについて処
理が終了していれば、仮説Cデータ格納用メモリIOか
ら1つ仮説を取り出して、ノードレジスタ(A)ll&
1m格納しく132)、仮説Cデータ格納用メモリlO
の全てのノードについて処理が終了したか否かの判断を
する(133)。
その結果、仮説Cデータ格納用メモリlOから1つノー
ドを取り出して、ノードレジスタ(B)12に格納しく
134)、ノードレジスタ(A)11のデータと、ノー
ドレジスタ(B)12のデータをノード合成器6へ送っ
て合成し、その合成結果をノードレジスタ(A)11に
格納しく135)、上記処理133に戻る。
また、上記処理133において、全てのノードについて
処理が終了していれば、ノードレジスタ(A)11の内
容が疑似確率値となっており(136)、処理を終了す
る。
第4図は、上記実施例における推論処理のフローチャー
トであり、以下この図に基づいて推論処理の動作を説明
する。
人力部1から推論エンジン3に対して推論処理の指示を
送出すると、推論処理が開始される。
先ず、推論エンジン3からの指示により、ファイル4内
に予め蓄積されている知識ベースのデータから仮説Aの
データを取り出し、仮説Aデータ格納用メモリ8に格納
する(100)と共に、仮説Bのデータも取り出して、
仮説Bデータ格納用メモリ9へ格納する(101)。
次に、仮説Cデータ格納用メモリIOをクリアしく10
2)、続いて推論エンジン3により、仮説Aの全てのノ
ードについて処理が終わったかどうかの判断をする(1
03)。
その結果、処理が終わっていなければ、仮説Aデータ格
納用メモリ8から1つノードを取り出してノードレジス
タ(A)11に格納しく104)、更に、ノードAに対
する仮説Bの疑似確率を求め(疑似確率は別ルーチンで
処理)、ノードレジスタ(B)12に格納する(105
)。
次に、ノードレジスタ(A)11とノードレジスタ(B
)12のデータを取り出してノード合成器6へ送り、両
者を合成し、その結果のデータを仮説Cデータ格納用メ
モリIOへ送り、仮説Cへ追加する(106)、   これらの動作を繰返して行い、仮説Aの全てのノードに
ついて処理が終了すると(103)、仮説Bの全てのノ
ードについて処理が終了したか否かの判断を行い(10
7)、もし終っていなければ、仮説Cデータ格納用メモ
リ9から1つノードを取り出して、ノードレジスタ(B
)12に格納する(10B)。
次に、ノードAに対する仮説Bの疑似確率を別ルーチン
で求め、ノードレジスタ(A)11に格納しく109)
、ノードレジスタ(八)llとノードレジスタ(B)1
2のデータをノード合成器6へ送り、合成して、その結
果を仮説Cデータ格納川メモリlOへ送って仮説Cに追
加する(llO)。
これらの動作を繰返して実行し、仮説Bの全てのノード
について処理が終了すると(107)、合成された仮説
データ格納川メモリIOのデータラフアイル4へ送り知
識ベースとして追加して(111)処理を終了する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば次のような効果が
ある。
(1)  !i率値を割り振る際に、総和が1になると
いう条件もなく、人間の直感に近い形で、確率値を割り
振ることができる。
また、仮説同士の結合も行うことができる。
(23知識ベースへデータを入力する際、確率値の割り
振りが常に適切になされるから、そのデータに基づいて
推論を行った場合に、人間の直感に合った推論結果を得
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る推論システムの原理図、第2図は
本発明の1実施例のブロック図、第3図は上記実施例に
おける疑似確率処理のフローチャート、 第4図は上記実施例における推論処理のフローチャート
、 第5図は従来のDS理論における結合法則の説明図であ
る。 3−推論エンジン 4−ファイル(知識ベース) 5−ノード比較器 6−ノード合成器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 DS理論に基づき、不確実な知識の表現である仮説の確
    率を、それぞれ下界確率によって割り振り、疑似確率を
    求めて前記仮説を結合することにより、推論処理を実行
    する推論システムにおいて、それぞれ、下界確率によっ
    て割り振られた確率分布を有する、多数の仮説データか
    ら成る知識ベースを格納したファイル(4)と、 前記ファイル(4)から取り出した仮説データを格納す
    る仮説データ格納用メモリ(8、9)と、推論処理後の
    仮説データを格納する仮説データ格納用メモリ(10)
    と、 推論処理中のノードデータを一時的に格納するノードレ
    ジスタ(11、12、13)と、疑似確率処理過程にお
    いて、前記ノードレジスタのノードを比較処理するノー
    ド比較器(5)と、疑似確率処理過程、及び仮説の結合
    処理過程において、上記ノードレジスタ内のノードの結
    合処理を実行するノード合成器(6)と、 推論処理及び上記各部の制御を行う推論エンジン(3)
    とを設け、 前記推論エンジンを起動することにより、下界確率によ
    って割り振られた確率分布を有する複数の仮説データを
    取り出して結合処理を行うことにより、推論処理後の仮
    説データが得られるようにしたことを特徴とする推論シ
    ステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020042817A (ja) * 2018-09-07 2020-03-19 バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー (ベイジン) カンパニー リミテッド 障害物静止状態の決定方法、障害物静止状態の決定装置、コンピュータ機器、コンピュータ記憶媒体及び車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020042817A (ja) * 2018-09-07 2020-03-19 バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー (ベイジン) カンパニー リミテッド 障害物静止状態の決定方法、障害物静止状態の決定装置、コンピュータ機器、コンピュータ記憶媒体及び車両

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