JP7038927B2 - 割当装置、学習装置、推論装置、割当方法、及び、割当プログラム - Google Patents

割当装置、学習装置、推論装置、割当方法、及び、割当プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7038927B2
JP7038927B2 JP2021564625A JP2021564625A JP7038927B2 JP 7038927 B2 JP7038927 B2 JP 7038927B2 JP 2021564625 A JP2021564625 A JP 2021564625A JP 2021564625 A JP2021564625 A JP 2021564625A JP 7038927 B2 JP7038927 B2 JP 7038927B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
cycle
allocation
evaluation
types
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021564625A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021152652A1 (ja
Inventor
大介 長川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2021152652A1 publication Critical patent/JPWO2021152652A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7038927B2 publication Critical patent/JP7038927B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/418Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM]
    • G05B19/41835Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM] characterised by programme execution
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/12Protocols specially adapted for proprietary or special-purpose networking environments, e.g. medical networks, sensor networks, networks in vehicles or remote metering networks
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/418Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM]
    • G05B19/4185Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM] characterised by the network communication
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/418Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM]
    • G05B19/41865Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM] characterised by job scheduling, process planning, material flow
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

本発明は、割当装置、割当方法、学習装置、推論装置、及び、割当プログラムに関する。
FA(Factory Automation)ネットワークでは、リアルタイム通信と、非リアルタイム通信とのそれぞれに通信時間を割り当てて周期通信することが一般的である。この際、リアルタイム通信が割り当てられた通信時間内に収まるように、通信タイミングを設計する必要がある。通信タイミングは、いずれの通信周期にいずれのフレームを送信するかを司るものである。
特許文献1では、設計した通信タイミングに基づき、いずれの通信周期においても同じリアルタイム通信を実施する方法を開示している。
特開2007-081628号公報
特許文献1の方法では、いずれの通信周期においても同じリアルタイム通信を実施するため、必要とする通信間隔が通信周期の2倍以上長いリアルタイム通信は、必要のない通信を実施する。そのため、非リアルタイム通信時間の割合が必要以上に減少するという課題があった。
本発明は、必要とする通信間隔に応じて通信タイミングを設計することにより、リアルタイム通信時間の割合を抑えることを目的とする。
本発明に係る割当装置は、
正の値である基数と、周期通信の種別を示す複数の通信種別と、2つの連続する通信を実行する間隔の上限を前記複数の通信種別それぞれについて示す複数の通信間隔と、前記複数の通信種別それぞれの通信を実行する時期を示す通信計画における通信周期の候補を示す評価周期とを記憶している記憶部と、
前記複数の通信間隔それぞれに対応する複数の評価頻度として、前記基数を算術演算した値であって、前記複数の通信間隔それぞれを前記評価周期以上の値で割った値以下の自然数の値を求め、前記複数の通信間隔それぞれに対応する複数の通信頻度を、前記複数の評価頻度それぞれが示す周期に1回と設定し、前記複数の通信種別のいずれか1つの通信種別に周期を特定する周期番号を割り当てることにより前記通信計画を決定する割当処理を実行する割当検討部と
を備える。
本発明の割当装置100によれば、割当検討部150が、複数の通信間隔それぞれに対応する複数の評価頻度として、基数を算術演算した値であって、複数の通信間隔それぞれを評価周期以上の値で割った値以下の自然数の値を求める。割当検討部150が、複数の通信間隔それぞれに対応する複数の通信頻度を、複数の評価頻度それぞれが示す周期に1回と設定する。割当検討部150が、複数の通信種別のいずれか1つの通信種別に周期を特定する周期番号を割り当てる。その後、割当検討部150は、複数の通信種別それぞれの通信を実行する時期を示す通信計画を決定する割当処理を実行する。
そのため、本発明の割当装置100によれば、リアルタイムの通信時間の割合を抑えることができる。
周期通信を示す図。 リアルタイム通信の通信時間と、非リアルタイム通信の通信時間とを示す図。 通信周期をXで割ることを具体的に説明するための図。 通信周期をXで割ることを具体的に説明するための図。 通信割合が減少することを具体的に説明するための図。 実施の形態1に係る割当装置100の構成図。 実施の形態1に係る割当装置100のハードウェア構成図。 実施の形態1に係る割当装置100の動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係る割合算出処理の実行結果を示す図。 実施の形態1に係る割合算出処理の実行結果を示す図。 実施の形態1に係る割当検討部150の動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係る割当検討部150の動作を具体的に説明するための図。 実施の形態1の変形例に係る割当装置100のハードウェア構成図。 実施の形態2に係る割当システム90の構成図。 実施の形態2に係る割当装置100の構成図。 実施の形態2に係る割当装置100のハードウェア構成図。 実施の形態2に係る学習装置200の構成図。 実施の形態2に係る学習装置200のハードウェア構成図。 実施の形態2に係る学習済モデル記憶部400の構成図。 実施の形態2に係る学習済モデル記憶部400のハードウェア構成図。 実施の形態2に係る学習装置200の動作を示すフローチャート。 実施の形態2に係る推論装置300の構成図。 実施の形態2に係る推論装置300のハードウェア構成図。 実施の形態2に係る推論装置300の動作を示すフローチャート。
実施の形態1.
本実施の形態の詳細を説明する前に、本実施の形態の前提と、概要と等を説明する。
通信は、特に断りがなければ、リアルタイム通信を指すものとする。
(通信周期の要件)
図1は、周期通信の例を示す図である。
周期通信における送信元と送信先との動作を説明する。送信元は、所定の通信間隔に基づいてフレームの送信要求をする((1)送信要求)。
送信元は、(1)送信要求の直後の通信周期が開始されて((2)通信周期開始)からフレームの送信を開始する。送信先は、送信された全てのフレームの受信を完了する((3)受信完了)。
この際、送信元と送信先とが正常動作をする場合、送信先が1つの通信周期内に全てのフレームの受信を完了することが保証されているものとする。
送信元と送信先とは、どのような通信機器であっても良い。
通信周期は、送信元と送信先との間で通信する周期であって、周期通信に対応する周期である。
通信間隔は、通信の種別を示す通信種別毎に定められている値であり、2つの連続する送信要求間隔の上限であり、2つの連続する通信を実行する間隔の上限である。
(1)送信要求から、(3)受信完了までの時間を伝搬時間とする。(1)送信要求から(2)通信周期開始までの時間は通信周期1回分以下であり、(2)通信周期開始から(3)受信完了までの時間は通信周期1回分以下である。そのため、伝搬時間は、通常、通信周期2つ分以下である。
また、伝搬時間は、通信間隔より短い必要がある。そのため、通信周期が、最も短い通信間隔(Cyc_min)の半分以下である場合、全ての通信種別の通信間隔は満たされる。
なお、(2)通信周期開始から(3)受信完了までの時間は、いずれの通信周期においても、Cyc_min/(2×X)以下であるものとする。ここで、Xは2以上の整数であり、所与の値である。
(周期番号の割当方法)
図2は、リアルタイム通信の通信時間と、非リアルタイム通信の通信時間との例を示している。以下、本図を用いて通信種別を周期番号に割り当てる割当方法について説明をする。
「通信A」等は通信種別を表す。通信時間は、1回の通信に要する時間のことであり、典型的には、(2)通信周期開始から(3)受信完了までの時間である。通信時間は、1つの通信種別の1回の通信に要する時間を指すこともある。ある周期における全ての通信に要する時間を、通信時間の合計と表現することもある。
周期番号は、周期を特定することができる番号等であり、典型的には、ある通信周期に1を割り当て、周期番号1に対応する通信周期の次の通信周期に2を割り当てるというように、通信周期に対して順に割り当てた番号である。以下、ある通信種別に対して周期番号を割り当てること、即ち、種別ある通信種別の通信をする周期を決定することを、番号割当と表現する。
全ての通信周期において、リアルタイム通信の通信時間として、リアルタイム通信の通信時間が最も長い通信周期におけるリアルタイム通信の時間が割り当てられる。非リアルタイム通信の通信時間として、1周期の時間からリアルタイム通信の時間を引いた時間が割り当てられる。各周期において、リアルタイム通信の時間として割り当てられた時間をリアルタイム通信時間と呼ぶ。
通信頻度がN周期に1回(以下、通信頻度N)である複数の通信を周期番号に割り当てるとき、通信時間が長いものから順にリアルタイム通信の通信時間が短い通信周期に割り当てると、各周期の通信時間を平滑化することができる。そのため、リアルタイム通信の通信時間が占める割合を抑制することができる。
通信頻度が異なる通信種別の通信同士は、いずれかの通信周期において重複してリアルタイム通信が集中し、結果として、通信割合の増加を引き起こすことがある。これを避けるために、M周期の範囲において通信の重複を確認する方法がある。通信割合は、1周期の時間に占めるリアルタイム通信の通信時間の合計の割合の最大値であり、各通信周期において、リアルタイム通信の通信時間が占める割合のことである。Mは、通信頻度に対応するN全ての最小公倍数である。以下、割当装置100が通信の重複を確認する範囲を、システム通信周期とする。通信頻度は、通信をする頻度であり、通信種別毎に定められる。
この方法を用いた場合、システム通信周期が大きくなると確認すべき周期が膨大になることがある。これを解決するための手段として、実施の形態の説明において、通信頻度Nをある基数Xのべき乗とする制約を設ける方法を説明する。この制約を設けることにより、システム通信周期は通信頻度が最も低い通信種別の通信頻度と一致する。そのため、割当装置100は通信の重複を確認する範囲を抑制することができる。
通信頻度が基数Xのべき乗であるとき、X^i周期に1回実施される通信種別を周期番号((X^i)×n+j)に割り当てた場合、X^(i-1)周期に1回実施される通信を、周期番号((X^i)×n+j)との重複を回避して通信を割り当てるためには、周期番号((X^(i-1))×n+k)に割り当てる必要がある。ここで、nを0以上の整数、iを2以上の整数、jを整数かつ1≦j≦X^i、kを整数かつ1≦k≦X^(i-1)、kをX^(i-1)で割ったときの剰余とjをX^(i-1)で割ったときの剰余とは一致しないものとする。以下、変数名が同一である場合、特に断りがなければ、変数値の制約は同じである。
即ち、周期番号((X^i)×n+j)との重複を回避しつつ、周期番号((X^i)×n+(X^(i-1))×l+j)(ただし、lは1以上X未満の整数)にのみ割り当てられる通信はX^i以上の周期に1回実施される通信に限られる。
よって、通信時間の長い通信をリアルタイム通信時間の短い通信周期((X^i)×n+j)に割り当てた後、周期番号((X^i)×n+(X^(i-1))×l+j)のリアルタイム通信時間が通信周期((X^i)×n+j)のリアルタイム通信の時間と同等以下になるよう、X^i以上の周期に1回実施される通信を割り当てる手順を割当方法に加えることができる。なお、X^(i+1)以上の周期に1回実施される通信を割り当てる手順は再帰的である。
(通信周期の算出方法)
通信頻度をある基数Xのべき乗とする制約(以下、べき乗制約)を設ける場合において、通信周期をtからt/Xに短くすることを考える。
通信周期がtのときの通信割合をr、通信周期がt/Xのときの通信割合をrt/Xとする。
通信周期をt/Xに短くしたとき、各周期番号に割り当てられた通信をX等分すれば、rと、rt/Xとは同等である。しかし、各周期番号に割り当てられた通信をX等分しないと、rt/Xはrよりも大きい。
通信をX等分するとは、ある通信周期における通信をX等分することができる場合に、通信をX等分し、X等分した通信をそれぞれ異なる通信周期に割り当てることである。
図3と、図4とは、通信周期をXで割ることを具体的に説明するための図である。なお、これらの図において、Xは2である。
図3に示す例では、通信周期を30msから15msに短くすると同時に、各周期番号に割り当てられた通信を2等分している。従って、どちらの通信周期においても、通信割合は同じである。
図4に示す例では、通信周期を30msから15msに短くすると同時に、各周期番号に割り当てられた通信を2等分していない。従って、通信周期を短くした結果、通信割合が増えている。本例において、各周期番号に割り当てられた通信を2等分することはできない。
通信をX等分できない場合に通信をX^i等分することもできないことから、最適な通信周期を探すにあたり、ある通信周期t以下、かつ、t/X以上範囲を探せば十分であることが分かる。
通信周期を短くしていくことを考える。通信割合は、基本的に、通信周期が短くなるにつれて増加する。しかし、べき乗制約を考慮すると、通信周期が、ある通信の通信間隔をXのべき乗で割った値と一致する時点において、通信割合は減少する。
図5は、通信割合が減少することを具体的に説明するための図である。なお、本図において、Xは2である。
本図において、通信周期を30msから25msにすると通信割合が増加するが、通信周期を25msから20msにすると通信割合が減少する。
従って、割当装置100は、各通信の通信間隔を基数のべき乗で割った値を通信周期の候補とし、各通信周期におけるリアルタイム通信の通信割合を比較することにより、最適な通信周期を算出することができる。この際、割当装置100は、通信周期をCyc_min/2以下としなければならないことを考慮する。そのため、割当装置100は、Cyc_min/(2×X)以上Cyc_min/2以下である範囲において通信周期の候補を求める。
以下、本実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
***構成の説明***
図6は、本実施の形態に係る割当装置100の構成例を示している。
本図に示すように、割当装置100は、記憶部110と、間隔抽出部120と、周期算出部130と、割当検討部150と、周期決定部160とを備える。
割当装置100の各部は、特に断りがない限り、求めた結果を記憶部110に記憶させ、必要なデータを記憶部110から読み出す。
記憶部110は、番号割当を行う複数の通信種別それぞれに対応する複数の通信間隔と複数の通信時間とを、割当装置100の動作の開始前に記憶している。
記憶部110は、基数と、複数の通信種別と、複数の通信間隔と、評価周期とを記憶している。基数は、正の値である。通信種別は、周期通信の種別を示す。複数の通信間隔は、2つの連続する通信を実行する間隔の上限を複数の通信種別それぞれについて示す。評価周期は、通信計画における通信周期の候補を示す。即ち、評価周期は、通信計画における1周期当たりの時間である。通信計画は、通信種別それぞれの通信を実行する時期を示す。
記憶部110は、複数の評価周期を記憶していても良い。
記憶部110は、基数として2以上の整数と、複数の通信種別それぞれの1回の通信に要する時間を示す複数の通信時間とを記憶していても良い。
記憶部110は、複数の評価周期を記憶していても良い。
周期算出部130は、基数をXとし、複数の通信間隔の最小値をCyc_minとしても良い。周期算出部130、評価周期として、複数の通信間隔それぞれをXのべき乗で割った値であって、Cyc_min/(X×2)以上Cyc_min/2以下の値を算出しても良い。
割当検討部150は、複数の通信間隔それぞれに対応する複数の評価頻度として、基数を算術演算した値であって、複数の通信間隔それぞれを評価周期以上の値で割った値以下の自然数の値を求める。割当検討部150は、複数の通信間隔それぞれに対応する複数の通信頻度を、複数の評価頻度それぞれが示す周期に1回と設定する。割当検討部150は、複数の通信種別のいずれか1つの通信種別に周期を特定する周期番号を割り当てることにより通信計画を決定する。即ち、割当検討部150は、割当処理を実行する。
割当検討部150は、割当処理を実行する前に、通信頻度が1周期に1回である通信種別に周期番号を割り当てる事前割当処理を実行する。割当検討部150は、割当処理において、通信頻度が示す周期が2以上である通信頻度に対応する通信種別のみを扱っても良い。
割当検討部150は、連続する周期に連続する周期番号を設定しても良い。割当検討部150は、周期番号として1以上かつ複数の評価頻度それぞれが示す周期全ての最大値以下である値を用い、周期番号を設定した周期全てを対象周期としても良い。
割当検討部150は、割当処理において、複数の評価頻度として、基数のべき乗の値であって、複数の通信間隔それぞれを評価周期の2倍で割った値以下の最大値を求めても良い。割当検討部150は、複数の通信時間の最大値に対応する通信種別の内、通信種別に対応する通信頻度が最大である通信種別を対象通信として抽出しても良い。割当検討部150は、jとnとが取り得る範囲において、周期番号がC×n+jである周期の内、通信時間が最も長い周期の通信時間をDとして抽出しても良い。ここで、対象通信に対応する通信頻度が示す周期をCとし、jを整数かつ1≦j≦Cとし、nを0以上の整数とする。割当検討部150は、jが取り得る範囲におけるDの最小値に対応するjをjminとし、周期番号を割り当てられていない通信種別を割当対象通信として抽出しても良い。割当検討部150は、割当対象通信に周期番号としてC×n+jminを割り当てても良い。
割当検討部150は、割当処理を実行した後で、事後割当処理を実行しても良い。割当検討部150は、事後割当処理において、周期がX^i以上である通信種別であって、周期番号を割り当てられていない通信種別のいずれかを選択種別とし、選択種別に周期番号として(X^i)×n+X^(i-1)+jminを割り当てても良い。ここで、nを0以上の整数とし、iを2以上の整数とし、CをX^iとし、kを整数かつ1≦k≦X^(i-1)とし、kをX^(i-1)で割ったときの剰余と、jをX^(i-1)で割ったときの剰余とは一致しないものとする。
割当検討部150は、事後割当処理において、nが取り得る範囲において、周期番号が(X^i)×n+jminである周期の通信時間の合計の最大値を超えないよう選択種別に周期番号を割り当てても良い。
周期決定部160は、対象周期が複数の周期から構成される場合に、複数の暫定通信割合として、対象周期を構成するそれぞれの周期において1周期の時間に占める通信時間の合計の割合を複数の評価周期それぞれについて、複数の通信種別それぞれに割り当てられた周期番号に基づいて求めても良い。周期決定部160は、複数の通信割合として、複数の暫定通信割合の最大値を複数の評価周期それぞれについて求める。周期決定部160は、複数の通信割合の最小値に対応する評価周期を通信計画の通信周期としても良い。
図7は、本実施の形態に係る割当装置100のハードウェア構成例を示している。
割当装置100は、一般的なコンピュータ10から構成される。割当装置100は、複数のコンピュータ10から構成されても良い。
プロセッサ11は、割当プログラムと、OS(Operating System)19と等を実行するプロセッシング装置である。プロセッシング装置は、IC(Integrated Circuit)と呼ばれることもある。プロセッサ11は、具体例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、又は、GPU(Graphics Processing Unit)である。
プロセッサ11は、データバス14によりメモリ12と接続されており、演算に必要なデータの一時記憶等を行い、メモリ12に格納されたプログラムを読み出して実行する。
本図のコンピュータ10は、プロセッサ11を1つだけ備えているが、コンピュータ10は、プロセッサ11を代替する複数のプロセッサを備えていても良い。これら複数のプロセッサは、プログラムの実行等を分担する。
メモリ12は、データを一時的に記憶する記憶装置であり、プロセッサ11の演算結果を保持することができ、プロセッサ11の作業領域として使用されるメインメモリとして機能する。メモリ12は、割当装置100の各部に対応するプログラムを格納することができる。メモリ12が格納しているプログラムは、プロセッサ11に展開される。
メモリ12は、具体例としては、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)である。
記憶部110との少なくとも一部が、補助記憶装置13から構成されても良い。
補助記憶装置13は、割当プログラムと、プロセッサ11によって実行される各種プログラムと、各プログラムの実行時に使用されるデータと、OS19と等を記憶する。記憶部110は、補助記憶装置13から構成される。
補助記憶装置13は、具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)又は、SSD(Solid State Drive)である。また、補助記憶装置13は、メモリカード、SD(Secure Digital、登録商標)メモリカード、NANDフラッシュ、又は、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬記録媒体であってもよい。
OS19は、プロセッサ11によって補助記憶装置13からロードされ、メモリ12に展開され、プロセッサ11上で実行される。OS19は、プロセッサ11に適合するどのようなものであっても良い。
OS19と、割当プログラムとは、メモリ12に記憶されていても良い。
割当プログラムは、プログラムプロダクトとして提供されても良い。
***動作の説明***
割当装置100の動作手順は、割当方法に相当する。また、割当装置100の動作を実現するプログラムは、割当プログラムに相当する。
図8は、割当装置100の動作の一例を示すフローチャートを示している。
(ステップS1:間隔抽出処理)
間隔抽出部120は、記憶部110が記憶している全ての通信種別の通信間隔を確認し、Cyc_minを抽出する。
(ステップS2:周期算出処理)
周期算出部130は、通信種別毎に、Cyc_minと、記憶部110が記憶している通信間隔と、Xとを用いて、評価周期を算出する。評価周期は、通信計画における通信周期の候補である。評価周期は、ある通信種別の通信間隔をXのべき乗で割った値、かつ、Cyc_min/(2×X)以上Cyc_min/2以下の値である。通信計画は、複数の通信種別それぞれの通信を実行する時期を示す。周期算出部130は、算出した評価周期を記憶部110に記憶させる。
なお、本ステップの処理の開始前に、Xの値は設定されているものとする。Xの値は、どのような手法により設定されても良い。
(ステップS3:割当検討処理)
割当検討部150は、全ての評価周期それぞれについて、通信頻度の算出と、番号割当とを実行する。本ステップの処理の詳細は後述する。
(ステップS4:周期決定処理)
周期決定部160は、通信時間と、評価周期と、ステップS3における番号割当の結果とを用いて、全ての評価周期それぞれに対応する通信割合を算出する。周期決定部160は、最も低い通信割合に対応する評価周期を最適な通信周期とする。
割当装置100は、通信周期と、各通信種別の番号割当とを、通信割合を抑制する通信タイミング情報として他の機器等に出力しても良い。
図9と、図10とは、本ステップの処理を実行した結果の具体例を示す図である。本例において、X:2、通信周期:15ms、システム通信周期:120msである。図9の表中、割当順はステップS3において周期番号が割り当てられる順番を示しており、周期番号は通信種別それぞれに対して番号割当を実行した結果を示している。
これらの図は、1つのシステム通信周期の範囲における通信を示している。
図11は、割当検討部150の動作の一例であって、ステップS3の動作の一例を示すフローチャートを示している。
(ステップS31:頻度算出処理)
割当検討部150は、1つの評価周期を選択し、Xのべき乗の値であって、選択した評価周期の2倍(2×Cyc_ref)で通信間隔を割った値以下の最大値を求め、通信頻度を、求めた最大値の周期に1回とする。Cyc_refは、評価周期を表す。
割当検討部150は、複数の通信間隔それぞれに対応する複数の評価頻度を求める。複数の評価頻度は、基数を算術演算した値、かつ、複数の通信間隔それぞれを評価周期以上の値で割った値以下の自然数の値である。割当検討部150は、複数の通信間隔それぞれに対応する複数の通信頻度を、複数の評価頻度それぞれが示す周期に1回と設定する。
(ステップS32:事前割当処理)
割当検討部150は、通信頻度が毎周期である通信を、全ての周期番号に割り当てる。
(ステップS33:抽出処理)
割当検討部150は、周期番号を割り当られていない通信種別、かつ、通信時間が最大である通信種別の内、通信頻度が最大である通信を抽出する。通信頻度が最大である通信は、最も頻繁に通信されることである。
以下、本フローチャートの説明において、本ステップにおいて抽出した通信種別の通信頻度をX^iとする。
(ステップS34:割当処理)
割当検討部150は、jが取り得る全ての値について、周期番号が((X^i)×n+j)である通信時間の内、最も通信時間が長いものを抽出して通信時間Dとする。割当検討部150は、最小であるDに対応するjをjminとし、周期番号((X^i)×n+jmin)に、ステップS33で抽出した通信種別を割り当てる。
割当検討部150は、Dが最小となるjが複数ある場合、いずれか1つの値をjminとする。
(ステップS35:事後割当処理)
割当検討部150は、X^i以上の周期に1回通信される通信種別のうち、周期番号を割り当られていない通信種別、かつ、通信時間が最大である通信種別を選択通信として選択する。割当検討部150は、周期番号((X^i)×n+X^(i-1)×l+jmin)の通信時間と、選択通信の通信時間との和が周期番号((X^i)×n+jmin)の最大通信時間を超えないような周期番号((X^i)×n+X^(i-1)×l+jmin)の中で、通信時間が最大である周期番号((X^i)×n+X^(i-1)×l+jmin)に選択通信を割り当てる。
割当検討部150は、本ステップの処理を再帰的に実行する。割当検討部150は、割り当てられる周期番号がなくなったら、ステップS36に進む。
割当検討部150は、X^i以上の周期に1回通信される通信種別であればいずれの通信種別を選択通信として選択しても良い。
図12は、割当検討部150が周期番号に選択通信を割り当てる処理の一例を説明する図である。本図を参照して、この処理を具体的に説明する。通信Fは、選択通信である。本例の説明において、周期番号((X^i)×n+jmin)の最大通信時間を、最大割当時間と呼ぶ。最大割当時間は、本例において、通信Dの通信時間と、通信Eの通信時間との和である。
通信Aの通信時間と、通信Fの通信時間との和は、最大割当時間を超える。通信Bの通信時間と、通信Fの通信時間との和は、最大割当時間を超えない。通信Cの通信時間と、通信Fの通信時間との和は、最大割当時間を超えない。また、通信Bの通信時間は、通信Cの通信時間よりも長い。
従って、割当検討部150は、通信Bに対応している周期番号((X^i)×n+X^(i-1)×3+jmin)に通信Fを割り当てる。
(ステップS36:割当確認処理)
割当検討部150は、全ての通信種別に対する番号割当が実行された場合、ステップS37に進む。
割当検討部150は、それ以外の場合、ステップS33に進む。
(ステップS37:評価周期確認処理)
割当検討部150は、全ての評価周期が選択された場合、本フローチャートの処理を終了する。割当検討部150は、それ以外の場合、ステップS31に進む。
***実施の形態1の効果の説明***
以上のように、本実施の形態によれば、割当装置100は、帯域を活用できるよう、通信頻度に基づいて周期番号を割り当てる。そのため、割当装置100は、各通信頻度の通信時間を平滑化することができ、リアルタイム通信の通信割合を抑制することができる。また、割当装置100は、通信頻度Nをある基数Xのべき乗に制約することと、リアルタイム通信時間の割合が減少する通信周期のみを比較することとにより、周期番号の割り当てと、最適な通信周期の算出とを簡略化することができる。
***他の構成***
<変形例1>
本実施の形態では、各機能構成要素をソフトウェアで実現する場合を説明した。しかし、変形例として、各機能構成要素はハードウェアで実現されても良い。
図13は、本変形例の構成例を示している。各機能構成要素がハードウェアで実現される場合には、本図に示すように、割当装置100は、プロセッサ11に代えて、電子回路16を備える。あるいは、図示しないが、割当装置100は、プロセッサ11、メモリ12、及び補助記憶装置13に代えて、電子回路16を備える。電子回路16は、各機能構成要素(及びメモリ12と補助記憶装置13)の機能を実現する専用の電子回路である。電子回路を、処理回路と呼ぶこともある。
電子回路16は、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)が想定される。
各機能構成要素を1つの電子回路16で実現してもよいし、各機能構成要素を複数の電子回路16に分散させて実現してもよい。
あるいは、一部の各機能構成要素がハードウェアで実現され、他の各機能構成要素がソフトウェアで実現されてもよい。
前述したプロセッサ11とメモリ12と補助記憶装置13と電子回路16とを、総称して「プロセッシングサーキットリー」という。つまり、各機能構成要素の機能は、プロセッシングサーキットリーにより実現される。
実施の形態2.
以下、前述した実施の形態と異なる点について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図14は、実施の形態2に係る割当システム90の構成例を示している。本図に示すように、割当システム90は、割当装置100と、学習装置200と、推論装置300と、学習済モデル記憶部400とを備える。
<学習フェーズ>
以下、学習フェーズを説明する。学習フェーズは、学習装置200が実行する処理である。
***構成の説明***
図15は、本実施の形態に係る割当装置100の構成例を示している。割当装置100は、本図に示すように、通信部170を備える。
通信部170は、学習装置200と、推論装置300と通信することができる。
図16は、本実施の形態に係る割当装置100のハードウェア構成例を示している。割当装置100は、本図に示すように、通信IF(Interface)15を備える。
通信部170は、プロセッサ11と、メモリ12と、通信IF15とから構成される。
通信IF15は、コンピュータ10が他の機器とデータ通信するためのインタフェースであり、具体例としては、Ethernet(登録商標)、又は、USB(Universal Serial Bus)のポートである。通信IF15は、複数存在しても良い。
図17は、割当装置100に関する機械学習装置である学習装置200の構成例を示している。学習装置200は、本図に示すように、データ取得部210と、モデル生成部220とを備える。
データ取得部210は、割当装置100から学習用データ402を取得する。学習用データ402は、学習装置200が学習に用いるデータである。学習用データ402には、特に断りがない限り、通信計画と、複数の通信間隔と、複数の通信時間とが含まれているものとする。通信計画は、通信周期と、各通信種別の通信を実行するタイミングの情報とを含む。
データ取得部210は、割当装置100の記憶部110が記憶している複数の通信間隔及び複数の通信時間と、複数の通信間隔及び複数の通信時間に対応する通信計画とを、学習用データ402として取得しても良い。
モデル生成部220は、学習用データ402に基づいて、入力された状態における通信計画を学習する。すなわち、割当装置100の通信間隔及び通信時間から入力された状態における通信計画を推論する学習済モデル401を生成する。入力された状態は、入力された情報のうち状態に関する情報である。
モデル生成部220は、複数の通信間隔と、複数の通信時間とに基づいて通信計画を推論するための学習済モデル401を、学習用データ402を用いて生成しても良い。
モデル生成部220は、教師あり学習、教師なし学習、半教師あり学習、又は、強化学習(Reinforcement Learning)等の公知のアルゴリズムを学習アルゴリズムとして用いてよい。
一例として、学習装置200が強化学習を用いた場合について説明する。強化学習では、ある環境におけるエージェント(行動主体)が、現在の状態(環境のパラメータ)を観測し、取るべき行動を決定する。環境は、エージェントの行動により動的に変化する。エージェントには、環境の変化に応じて報酬が与えられる。エージェントはこれを繰り返し、一連の行動を通じて報酬が最も多く得られる行動方針を学習する。ここで、行動は、実際の行動そのものを指す。行動方針は、ある環境(入力)において学習装置200が行動を決定する考え方(モデル)を指す。強化学習の代表的な手法として、Q学習(Q-learning)と、TD学習(TD-learning)とが知られている。
例えば、Q学習の場合、行動価値関数Q(s,a)の一般的な更新式は、[数1]で表される。
Figure 0007038927000001
tは、時刻を表す。sは、時刻tにおける環境の状態を表す。環境の状態は、通信間隔と通信時間とから成る。環境の状態は、通信計画から成っても良い。aは、時刻tにおけるエージェントの行動を表す。エージェントが行動aを実行すると、状態がsからst+1に変わる。rt+1は、状態がsからst+1に変わることによってもらえる報酬を表す。γ(0<γ≦1)は、割引率を表す。α(0<α≦1)は、学習係数を表す。行動aは、通信計画を変更することに対応する。状態sは、通信間隔及び通信時間に対応する。学習装置200は、エージェントに対応する。学習装置200は、時刻tの状態sにおける最良の行動aを学習する。
[数1]で表される更新式は、時刻t+1における最も行動価値Qの高い行動aの行動価値Qが、時刻tにおいて実行された行動aの行動価値Qよりも大きければ、行動価値Qを大きくし、逆の場合は、行動価値Qを小さくする。換言すれば、学習装置200は、時刻tにおける行動aの行動価値Qを、時刻t+1における最良の行動価値に近づけるように、行動価値関数Q(s,a)を更新する。それにより、或る環境における最良の行動価値が、それ以前の環境における行動価値に順次伝播する。行動価値Qは、行動価値関数の値である。
モデル生成部220は、強化学習によって学習済モデル401を生成する場合、報酬計算部221と、関数更新部222とを備えている。
報酬計算部221は、学習用データ402に基づいて報酬を計算する。報酬計算部221は、リアルタイム通信時間の割合に基づいて、報酬rを計算する。報酬計算部221は、例えば、行動aを実行することによってリアルタイム通信時間の割合が減少する場合に行動aに対する報酬rを増大させ(例えば「1」の報酬を与える。)、行動aを実行することによってリアルタイム通信時間の割合が増加する場合に行動aに対する報酬rを低減する(例えば「-1」の報酬を与える。)。
関数更新部222は、報酬計算部221によって計算される報酬に従って、入力された状態における通信計画を決定するための関数を更新し、学習済モデル401を学習済モデル記憶部400に出力する。例えば、学習装置200がQ学習を用いる場合、[数1]で表される行動価値関数Q(s,a)を入力された状態における通信計画を算出するための関数として用いる。
以上のような学習を繰り返し実行する。学習済モデル記憶部400は、関数更新部222によって更新された行動価値関数Q(s,a)、すなわち、学習済モデル401を記憶する。
図18は、学習装置200のハードウェア構成例を示している。学習装置200は、コンピュータ20から構成される。コンピュータ20は、本実施の形態に係るコンピュータ10と同様である。コンピュータ20は、プロセッサ21と、メモリ22と、補助記憶装置23と、データバス24と、通信IF25とを備える。コンピュータ20は、コンピュータ10と同様である。
なお、コンピュータ20は、電子回路26を備えても良い。電子回路26は、電子回路16と同様である。
図19は、学習済モデル記憶部400の構成例を示している。学習済モデル記憶部400は、本図に示すように、記憶部410と、通信部420とから構成される。
記憶部410は、学習済モデル401を記憶することができる。
通信部420は、学習装置200と、推論装置300と通信することができる。
図20は、学習済モデル記憶部400のハードウェア構成例を示している。学習済モデル記憶部400は、外部記憶装置40から構成される。外部記憶装置40は、本図に示すように、記憶装置41と、通信IF42と、データバス43とを備える。記憶部410は、記憶装置41から構成される。通信部420は、通信IF42から構成される。
記憶装置41は、補助記憶装置13と同様である。
通信IF42は、通信IF15と同様である。
***動作の説明***
学習装置200の動作手順は、学習方法に相当する。また、学習装置200の動作を実現するプログラムは、学習プログラムに相当する。
図21を用いて、学習装置200がQ学習を用いて学習する処理について説明する。図21は、学習装置200の学習処理の動作の一例を示すフローチャートを示している。本図を用いて、学習処理を説明する。
(ステップS201:データ取得処理)
データ取得部210は、割当装置100から学習用データ402を取得する。学習用データ402は、割当装置100の実行ログに対応するデータであっても良い。
また、データ取得部210が過去に取得した学習用データ402に含まれる情報を学習装置200が全て学習し終えていない場合に、学習装置200は、学習用データ402を取得せずに次のステップに進んでも良い。
(ステップS202:増減決定処理)
モデル生成部220は、学習用データ402に基づいて報酬を計算する。具体的には、報酬計算部221は、学習用データ402を取得し、予め定められたリアルタイム通信時間の割合に基づいて報酬を増大させるか又は報酬を減少させるかを判断する。
報酬計算部221は、リアルタイム通信時間の割合が減少する場合、ステップS203に進む。報酬計算部221は、リアルタイム通信時間の割合が増加する場合、ステップS204に進む。
(ステップS203:報酬増大処理)
報酬計算部221は、報酬を増大させる。
(ステップS204:報酬減少処理)
報酬計算部221は、報酬を減少させる。
(ステップS205:関数更新処理)
関数更新部222は、報酬計算部221によって計算された報酬に基づいて、学習済モデル記憶部400が記憶する[数1]で表される行動価値関数Q(s,a)を更新する。
(ステップS206:終了判定処理)
学習装置200は、学習用データ402に含まれる情報を全て学習した場合に本フローチャートの処理を終了する。学習装置200は、それ以外の場合、ステップS201に進む。
学習装置200は、ステップS201からステップS205までの処理を繰り返し実行する。学習装置200は、生成された行動価値関数Q(s,a)を学習済モデル401として記憶する。
なお、学習装置200は、学習済モデル記憶部400を備えていてもよい。
<活用フェーズ>
以下、活用フェーズを説明する。活用フェーズは、割当装置100と推論装置300とが実行する処理である。
***構成の説明***
図22は、割当装置100に関する推論装置である推論装置300の構成例を示している。推論装置300は、本図に示すように、データ取得部310と、推論部320とを備える。
データ取得部310は、割当装置100から推論用データ403を取得する。推論用データ403は、特に断りがなければ、通信間隔と、通信時間とを含む。
データ取得部310は、割当装置100の記憶部110が記憶している複数の通信間隔及び複数の通信時間を、推論用データ403として取得する。
推論部320は、学習済モデル401を利用して入力された状態における通信計画を推論する。すなわち、推論部320は、学習済モデル401にデータ取得部310が取得した通信間隔及び通信時間を入力することにより、通信間隔及び通信時間に適した入力された状態における通信計画を推論することができる。
推論部320は、周期通信の種別を示す複数の通信種別それぞれの通信を実行する時期を示す通信計画を推論するための学習済モデル401を記憶していても良い。推論部320は、学習済モデル401を用いて推論用データ403に対応する通信計画を推論しても良い。
なお、推論装置300は、他の学習装置200から学習済モデル401を取得し、この学習済モデル401に基づいて入力された状態における通信計画を出力するようにしてもよい。
図23は、推論部320のハードウェア構成例を示している。推論部320は、本図に示すように、コンピュータ30から成る。コンピュータ30は、プロセッサ31と、メモリ32と、補助記憶装置33と、データバス34と、通信IF35とを備える。コンピュータ30は、コンピュータ10と同様である。
なお、コンピュータ30は、電子回路36を備えても良い。電子回路36は、電子回路16と同様である。
***動作の説明***
推論装置300の動作手順は、推論方法に相当する。また、推論装置300の動作を実現するプログラムは、推論プログラムに相当する。
図24は、推論装置300の動作の一例を示すフローチャートである。本図を用いて、推論装置300の動作を説明する。
(ステップS301:データ取得処理)
データ取得部310は、割当装置100から推論用データ403を取得する。
(ステップS302:推論処理)
推論部320は、学習済モデル記憶部400に記憶された学習済モデル401に推論用データ403を入力し、入力された状態における通信計画を得る。推論部320は、得られた入力された状態における通信計画を割当装置100に出力する。
(ステップS303:通信計画設定処理)
割当装置100は、出力された入力された状態における通信計画を用いて、通信計画を設定する。
本ステップの処理により、割当装置100は、リアルタイム通信時間の割合を削減することができる。
なお、本実施の形態では、学習装置200が用いる学習アルゴリズムに強化学習を適用する場合について説明したが、学習装置200が用いる学習アルゴリズムはこれに限られない。学習装置200は、強化学習以外にも、教師あり学習、教師なし学習、又は半教師あり学習等の学習アルゴリズムを用いても良い。
また、モデル生成部220は、特徴量そのものの抽出を学習する、深層学習(Deep Learning)を学習アルゴリズムとして用いてもよい。モデル生成部220は、例えば、ニューラルネットワーク、遺伝的プログラミング、機能論理プログラミング、又はサポートベクターマシン等の他の公知の方法に従って機械学習を実行してもよい。
なお、学習装置200及び推論装置300は、割当装置100とは別個の装置であっても良い。学習装置200及び推論装置300は、例えば、ネットワークを介して割当装置100に接続されていてもよい。また、学習装置及び推論装置は、割当装置100に内蔵されていてもよい。
さらに、学習装置200及び推論装置300は、クラウドサーバ上に存在していてもよい。
また、モデル生成部220は、複数の割当装置100から取得される学習用データ402を用いて、入力された状態における通信計画を学習するようにしてもよい。なお、モデル生成部220は、同一のエリアで使用される複数の割当装置100から学習用データ402を取得してもよい。モデル生成部220は、異なるエリアで独立して動作する複数の割当装置100から収集される学習用データ402を利用して入力された状態における通信計画を学習してもよい。また、学習用データ402を収集する割当装置100を途中で対象に追加すること、又は、対象から除去することも可能である。さらに、ある割当装置100に関して入力された状態における通信計画を学習した学習装置200を、これとは別の割当装置100に適用し、当該別の割当装置100に関して入力された状態における通信計画を再学習して更新するようにしてもよい。
***実施の形態2の効果の説明***
以上のように、本実施の形態によれば、割当装置100は、推論装置300が推論した通信計画を用いることができる。
***他の実施の形態***
前述した各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
また、実施の形態は、実施の形態1及び2で示したものに限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
10 コンピュータ、11 プロセッサ、12 メモリ、13 補助記憶装置、14 データバス、15 通信IF、16 電子回路、19 OS、20 コンピュータ、21 プロセッサ、22 メモリ、23 補助記憶装置、24 データバス、25 通信IF、26 電子回路、29 OS、30 コンピュータ、31 プロセッサ、32 メモリ、33 補助記憶装置、34 データバス、35 通信IF、36 電子回路、39 OS、40 外部記憶装置、41 記憶装置、42 通信IF、43 データバス、90 割当システム、100 割当装置、110 記憶部、120 間隔抽出部、130 周期算出部、150 割当検討部、160 周期決定部、170 通信部、200 学習装置、210 データ取得部、220 モデル生成部、221 報酬計算部、222 関数更新部、300 推論装置、310 データ取得部、320 推論部、400 学習済モデル記憶部、401 学習済モデル、402 学習用データ、403 推論用データ、410 記憶部、420 通信部。

Claims (12)

  1. 正の値である基数と、周期通信の種別を示す複数の通信種別と、2つの連続する通信を実行する間隔の上限を前記複数の通信種別それぞれについて示す複数の通信間隔と、前記複数の通信種別それぞれの通信を実行する時期を示す通信計画における通信周期の候補を示す評価周期とを記憶している記憶部と、
    前記複数の通信間隔それぞれに対応する複数の評価頻度として、前記基数を算術演算した値であって、前記複数の通信間隔それぞれを前記評価周期以上の値で割った値以下の自然数の値を求め、前記複数の通信間隔それぞれに対応する複数の通信頻度を、前記複数の評価頻度それぞれが示す周期に1回と設定し、前記複数の通信種別のいずれか1つの通信種別に周期を特定する周期番号を割り当てることにより前記通信計画を決定する割当処理を実行する割当検討部と
    を備える割当装置。
  2. 前記割当検討部は、
    前記割当処理を実行する前に、通信頻度が1周期に1回である通信種別に周期番号を割り当てる事前割当処理を実行し、
    前記割当処理において、通信頻度が示す周期が2以上である通信頻度に対応する前記通信種別のみを扱う請求項1に記載の割当装置。
  3. 前記記憶部は、複数の評価周期を記憶しており、
    前記基数をXとし、前記複数の通信間隔の最小値をCyc_minとし、前記評価周期として、前記複数の通信間隔それぞれをXのべき乗で割った値であって、Cyc_min/(X×2)以上Cyc_min/2以下の値を算出する周期算出部を備える請求項1又は2に記載の割当装置。
  4. 前記割当検討部は、連続する周期に連続する周期番号を設定し、前記周期番号として1以上かつ前記複数の評価頻度それぞれが示す周期全ての最大値以下である値を用い、周期番号を設定した周期全てを対象周期とする請求項1から3のいずれか1項に記載の割当装置。
  5. 前記記憶部は、前記基数として2以上の整数と、前記複数の通信種別それぞれの1回の通信に要する時間を示す複数の通信時間とを記憶しており、
    前記割当検討部は、前記割当処理において、前記複数の評価頻度として、前記基数のべき乗の値であって、前記複数の通信間隔それぞれを前記評価周期の2倍で割った値以下の最大値を求め、前記複数の通信時間の最大値に対応する通信種別の内、通信種別に対応する通信頻度が最大である通信種別を対象通信として抽出し、前記対象通信に対応する通信頻度が示す周期をCとし、jを整数かつ1≦j≦Cとし、nを0以上の整数とし、jとnとが取り得る範囲において、周期番号がC×n+jである周期の内、通信時間が最も長い周期の通信時間をDとして抽出し、jが取り得る範囲におけるDの最小値に対応するjをjminとし、周期番号を割り当てられていない通信種別を割当対象通信として抽出し、前記割当対象通信に周期番号としてC×n+jminを割り当てる請求項4に記載の割当装置。
  6. 前記記憶部は、複数の評価周期を記憶しており、
    前記対象周期が複数の周期から構成される場合に、複数の暫定通信割合として、前記対象周期を構成するそれぞれの周期において1周期の時間に占める通信時間の合計の割合を前記複数の評価周期それぞれについて、前記複数の通信種別それぞれに割り当てられた周期番号に基づいて求め、複数の通信割合として、前記複数の暫定通信割合の最大値を前記複数の評価周期それぞれについて求め、前記複数の通信割合の最小値に対応する評価周期を前記通信計画の通信周期とする周期決定部を備える請求項5に記載の割当装置。
  7. 前記割当検討部は、nを0以上の整数とし、iを2以上の整数とし、CをX^iとし、kを整数かつ1≦k≦X^(i-1)とし、kをX^(i-1)で割ったときの剰余とjをX^(i-1)で割ったときの剰余とは一致しないものとしたとき、前記割当処理を実行した後で、周期がX^i以上である通信種別であって、周期番号を割り当てられていない通信種別のいずれかを選択種別とし、前記選択種別に周期番号として(X^i)×n+X^(i-1)+jminを割り当てる事後割当処理を実行する請求項6に記載の割当装置。
  8. 前記割当検討部は、前記事後割当処理において、nが取り得る範囲において、周期番号が(X^i)×n+jminである周期の通信時間の合計の最大値を超えないよう前記選択種別に周期番号を割り当てる請求項7に記載の割当装置。
  9. 請求項5から8のいずれか1項に記載の割当装置の記憶部が記憶している複数の通信間隔及び複数の通信時間と、周期通信の種別を示す複数の通信種別それぞれの通信を実行する時期を示す通信計画であって前記複数の通信間隔及び前記複数の通信時間に対応する通信計画とを、学習用データとして取得するデータ取得部と、
    前記複数の通信間隔と、前記複数の通信時間とに基づいて通信計画を推論するための学習済モデルを、前記学習用データを用いて生成するモデル生成部と
    を備える学習装置。
  10. 請求項5から8のいずれか1項に記載の割当装置の記憶部が記憶している複数の通信間隔及び複数の通信時間を、推論用データとして取得するデータ取得部と、
    周期通信の種別を示す複数の通信種別それぞれの通信を実行する時期を示す通信計画を推論するための学習済モデルを記憶しており、かつ、前記学習済モデルを用いて前記推論用データに対応する通信計画を推論する推論部と
    を備える推論装置。
  11. 記憶部が、正の値である基数と、周期通信の種別を示す複数の通信種別と、2つの連続する通信を実行する間隔の上限を前記複数の通信種別それぞれについて示す複数の通信間隔と、前記複数の通信種別それぞれの通信を実行する時期を示す通信計画における通信周期の候補を示す評価周期とを記憶しており、
    割当検討部が、前記複数の通信間隔それぞれに対応する複数の評価頻度として、前記基数を算術演算した値であって、前記複数の通信間隔それぞれを前記評価周期以上の値で割った値以下の自然数の値を求め、前記複数の通信間隔それぞれに対応する複数の通信頻度を、前記複数の評価頻度それぞれが示す周期に1回と設定し、前記複数の通信種別のいずれか1つの通信種別に周期を特定する周期番号を割り当てることにより前記通信計画を決定する割当処理を実行する割当方法。
  12. 正の値である基数と、周期通信の種別を示す複数の通信種別と、2つの連続する通信を実行する間隔の上限を前記複数の通信種別それぞれについて示す複数の通信間隔と、前記複数の通信種別それぞれの通信を実行する時期を示す通信計画における通信周期の候補を示す評価周期とを記憶しているコンピュータに、
    前記複数の通信間隔それぞれに対応する複数の評価頻度として、前記基数を算術演算した値であって、前記複数の通信間隔それぞれを前記評価周期以上の値で割った値以下の自然数の値を求め、前記複数の通信間隔それぞれに対応する複数の通信頻度を、前記複数の評価頻度それぞれが示す周期に1回と設定し、前記複数の通信種別のいずれか1つの通信種別に周期を特定する周期番号を割り当てることにより前記通信計画を決定する割当処理を実行させる割当プログラム。
JP2021564625A 2020-01-27 2020-01-27 割当装置、学習装置、推論装置、割当方法、及び、割当プログラム Active JP7038927B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2020/002720 WO2021152652A1 (ja) 2020-01-27 2020-01-27 割当装置、学習装置、推論装置、割当方法、及び、割当プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2021152652A1 JPWO2021152652A1 (ja) 2021-08-05
JP7038927B2 true JP7038927B2 (ja) 2022-03-18

Family

ID=77078669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021564625A Active JP7038927B2 (ja) 2020-01-27 2020-01-27 割当装置、学習装置、推論装置、割当方法、及び、割当プログラム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20220276642A1 (ja)
JP (1) JP7038927B2 (ja)
DE (1) DE112020005639B4 (ja)
TW (1) TW202130155A (ja)
WO (1) WO2021152652A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003333048A (ja) 2002-05-16 2003-11-21 Denso Corp 車載通信制御システム
WO2011062128A1 (ja) 2009-11-20 2011-05-26 ボッシュ株式会社 送信メッセージ送信タイミング設定方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007081628A (ja) 2005-09-13 2007-03-29 Nec Electronics Corp ネットワークの設計方法、ネットワーク設計プログラム、及びネットワーク設計装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003333048A (ja) 2002-05-16 2003-11-21 Denso Corp 車載通信制御システム
WO2011062128A1 (ja) 2009-11-20 2011-05-26 ボッシュ株式会社 送信メッセージ送信タイミング設定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2021152652A1 (ja) 2021-08-05
DE112020005639B4 (de) 2023-10-19
TW202130155A (zh) 2021-08-01
WO2021152652A1 (ja) 2021-08-05
DE112020005639T5 (de) 2022-09-08
US20220276642A1 (en) 2022-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110390387B (zh) 对深度学习应用所用资源进行评估
US11593644B2 (en) Method and apparatus for determining memory requirement in a network
JP7430744B2 (ja) 機械学習モデルを改良して局所性を改善させること
CN112199190B (zh) 内存分配方法、装置、存储介质及电子设备
JP6892424B2 (ja) ハイパーパラメータチューニング方法、装置及びプログラム
CN112559163B (zh) 优化张量计算性能的方法及装置
KR102521054B1 (ko) 조기 중단에 기반한 심층 신경망의 연산 제어 방법 및 시스템
CN113742089B (zh) 异构资源中神经网络计算任务的分配方法、装置和设备
CN111813523A (zh) 时长预估模型生成方法、系统资源调度方法、装置、电子设备和存储介质
CN114154641A (zh) Ai模型的训练方法、装置、计算设备和存储介质
JP2008310700A (ja) 演算処理装置及び方法
CN113703741A (zh) 神经网络编译器配置方法、装置、计算机设备和存储介质
KR20200091790A (ko) Gpu 연산의 동시 실행을 위한 플랫폼
CN115066694A (zh) 计算图优化
CN108304925B (zh) 一种池化计算装置及方法
CN115249315B (zh) 面向异构计算设备的深度学习图像分类方法及装置
CN117271101A (zh) 一种算子融合方法、装置、电子设备及存储介质
Sabar et al. Grammatical evolution enhancing simulated annealing for the load balancing problem in cloud computing
JP7038927B2 (ja) 割当装置、学習装置、推論装置、割当方法、及び、割当プログラム
JP2023123636A (ja) ハイパーパラメータチューニング方法、装置及びプログラム
KR20220036493A (ko) 뉴럴 네트워크 추론을 위한 최적화 방법 및 이를 수행하는 컴퓨팅 장치
CN113015254B (zh) 一种基于gpp资源的波形部署方法、装置、设备及介质
JP2010086235A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
CN117056068B (zh) ETL中JobEngine任务拆分方法
CN115965070B (zh) 计算图处理方法、装置、设备、存储介质以及程序产品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211029

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20211029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7038927

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150