JPH03149393A - 汚泥汲上げポンプ - Google Patents

汚泥汲上げポンプ

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JPH03149393A
JPH03149393A JP28608989A JP28608989A JPH03149393A JP H03149393 A JPH03149393 A JP H03149393A JP 28608989 A JP28608989 A JP 28608989A JP 28608989 A JP28608989 A JP 28608989A JP H03149393 A JPH03149393 A JP H03149393A
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JP
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sludge
pump
stirring
stirring blade
pump body
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JP28608989A
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English (en)
Inventor
Takashi Ando
隆 安藤
Yukishige Asada
浅田 幸茂
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YONDEN ENG KK
Original Assignee
YONDEN ENG KK
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水中の底部に堆積している沈澱汚泥を外部へ
排出するための汚泥汲上げポンプに関するものである。
(従来技術) 例えば、排水処理用の汚泥沈澱槽においては、その底部
に堆積される沈澱汚泥を除去する必要があるが、従来は
この沈澱汚泥を除去するために、第6図に示すような汚
泥排出装置を使用している例がある。この第6図に示す
汚泥排出装置は、汚泥沈澱槽110の上部をその長さ方
向に走行する走行装置101から汚泥汲上げポンプ10
2を吊り下げて構成し、該走行装置101をゆっくり走
行させながら汚泥汲上げポンプ102で汚泥沈澱槽11
0の底部110aに堆積している沈澱汚泥Aを順次汲上
げて外部(汚泥貯溜槽119内)へ排出し得るようにな
っている。ところで、この汚泥排出装置で使用されてい
る汚泥汲上げポンプ102には、そのポンプケーシング
121の下部に沈澱汚泥攪拌用の攪拌羽根125が設け
られている。
この攪拌羽根125はポンプ軸を利用して取付けられて
いるために比較的小型のもの(攪拌能力が小さい)が採
用されている。尚、攪拌羽根125として大型のものを
採用すると攪拌抵抗が大きくなって、ポンプ回転数を上
げた場合にはポンプ全体に大きな反力か加わってポンプ
吊り下げ部材がねじられるようになり、又ポンプ回転数
を下げるとポンプ能力か低下する。
(発明か解決しようとする課題) ところか、第6図に示す従来のをr′i泥排出装置で使
用されている汚泥及十げポンプ+02では、ポンプケー
シング121の下面側に設けられている攪拌羽根125
か小型で汚泥攪拌能力が小さいために、ポンプケーシン
グ121下方の限られた小範囲の部分の沈澱メ0泥△し
か攪拌することができず、従ってポンプケーシング12
1内に吸引される汚泥濃度が低下して汚泥υト出効率か
低くなるという問題かあった。特に、沈澱汚泥が高粘性
あるいは高比重なとの攪拌されにくい性状である場合に
は、上記攪拌羽根125による汚泥攪拌能力か小さいと
lム泥排出効率かより一層低下するようになる。
本発明は、上記した従来のどり泥汲上げポンプの問題点
に鑑み、沈澱汚記の攪拌効率を向上せしめ、もって汚泥
排出効率を高めることかできるようにした汚泥汲−ヒげ
ポンプを提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明の〆5N及上げポンプは、tF′iA泥水を汲」
−げるポンプ本体と、該ポンプ本体とは駆動系が別系統
て月つ速度可変形の駆動装置により回転スピー]へ変更
自在に回転せしめられる攪拌羽根をもつ攪拌装置とを備
え、さらに該攪拌装置の攪拌羽根は、前記ポンプ本体に
対して、該ポンプ本体の吸込[1の近傍にあってしかも
該攪拌羽根の外端を前記ポンプ本体の外形より径方向外
側にはみ出した位置で回動する如く取付けていることを
特徴としている。
(作 …) 本発明の汚泥汲−]二げポンプは、通常、吊り−トげ装
置によって例えばt′む泥沈澱槽なとの沈澱汚泥か堆積
している底部に達する深さまで吊り下げて使用される。
従って、攪拌羽根による沈澱to泥攪拌4一 時には、該攪拌羽根に対する攪拌抵抗により、ポンプ全
体に攪拌羽根の反力(攪拌羽根の回転方向とは逆方向の
回転作用)か加わる。この攪拌羽根に対する沈澱〆り泥
攪拌抵抗(ポンプ全体に加わる反力)は、攪拌すべき沈
澱汚泥の性状(粘性又は比重など)や堆積量(単位面積
当りの深さ)、あるいは攪拌羽根の回転スピード等によ
って変化し、この汚泥汲上げポンプを使用して行う汚泥
排出作業時には、攪拌羽根の回転スピードをその反力に
よってポンプ全体か回動しない(吊り下げ装置がねじれ
ない)範囲に設定することが必要となる。ところで、本
発明の〆η泥汲十げポンプによれば、攪拌羽根かポンプ
本体とは駆動系が別系統で且つ速度可変形の駆動装置で
回転せしめられるようになっているので、該攪拌羽根の
回転スピードをポンプ本体側の回転スピードにかかわり
なく、攪拌すべき沈澱汚泥の性状あるいは堆積量なとに
応じて適「口なスピードに設定することかできる。即ち
、攪拌すべき沈*3.7j泥か高粘性あるいは高比重で
ある場合、又は該沈澱汚泥の堆積量か多い場合などには
、その沈澱t0泥に攪拌羽根か接触したときの攪拌抵抗
か大きくなゲCポンプ仝体に対して大きな反力か発生す
るようになるが、そのような攪拌抵抗の大きい沈澱汚泥
を攪拌するときには攪拌羽根の回転スピードをポンプ吊
り一口げ装置がねじれない程度の適正スピードまて下げ
、又逆に攪拌すべき沈澱汚泥が低粘性あるいは低比重、
又は該沈澱7”; ?eの堆積量が少ない場合なとには
、ポンプ吊り下げ装置かねしれない程度まで駆動装置の
回転スピードを高めた状態で、それぞれ沈#汚泥の攪拌
及びポンプ本体による汚泥汲十げ作業を行うことかでき
る。又、本考案のをり記汲−]二げポンプでは、攪拌羽
根の外端がポンプ本体の外形より径方向外側にはみ出し
た位置で回動するようになっているので、ポンプ本体近
傍の広範囲の沈澱汚泥を攪拌し得るようになる。
(発明の効果) 従って、本発明のを9泥汲十げポンプにょ才1ば、沈澱
汚泥をf(J拌するだめの攪拌羽根をポンプ本体とは駆
動系か別系統て■1つ速度可変形の駆動装置で回転せし
めるようにしているので、ポンプ能力を低下させること
なく攪拌羽根の回転スピードを沈澱汚泥の性状あるいは
堆積量に応じて自由に調節することができ、沈澱汚泥攪
拌効率(延いては汚泥排出効率)を向上させることがで
きるという効果がある。又、攪拌羽根の外端がポンプ本
体の外形より径方向外側にはみ出した位置で回動するよ
うにしているので、ポンプ本体近傍の広範囲の場所にあ
る沈澱汚泥を攪拌でき、沈澱汚泥攪拌効率がさらに一層
向上するという効果がある。
(実施例) 第1図ない第5図を参照して本発明の実施例を説明する
と、この実施例の汚泥汲上げポンプは、第1図ないし第
3図に示すように実質的に汚泥水を汲」二げるためのポ
ンプ本体20と、該ポンプ本体20に一体的に組付けら
れた沈澱汚泥攪拌用の攪拌装置30とを備えて構成され
ている。
ポンプ本体20は、通常一般に使用されている水ポンプ
が採用されていて、ポンプケーシング21内に汲上げ羽
根と該汲上げ羽根を回転させるモーフ一 −夕(それぞれ図示省略)とを有している。ポンプケー
シング21には、その外周壁21aの下端寄り位置と底
壁21bにそれぞれ多数の小孔(22a。
22a・・、22b、22b・・)が形成されている。
この各小孔(22a、22b)はポンプの吸込口22と
なるものである。又、ポンプ軸24はケーシング底壁2
1bを貫通してケーシング21の下面側に突出しており
、そのポンプ軸24の下端に小径の攪拌羽根25が取付
けられている。
攪拌装置30は、ポンプ本体20の外側を間隔をもって
囲う筒体32と、該筒体32に対してその内面側で回転
自在なる如(取付けられた回転筒33と、該回転筒33
の下端に水平円周方向等間隔をもって取付けられた複数
枚(この実施例では合計6枚)の攪拌羽根35.35・
・と、回転筒33を回転せしめる駆動装置31とを有し
て構成されている。
攪拌装置30の筒体32と前記ポンプ本体20    
 のケーシング21とは、該筒体32とポンプケーシン
グ21とを同心状に位置させた状態でその両8一 部材の上面同士を連結材40.40で連結して一体化さ
せている。尚、筒体32の内面に取付けられている回転
筒33の内面とポンプケーシング21の外面との間にお
ける下端寄り部分には、後述する掻き落し突棒81を下
方から差し込み得る所定の間隔T(例えばT = 25
 am)が全周に亘って形成されている。
各攪拌羽根35.35・・は、それぞれ適宜長さを有す
る横長の矩形部材を円弧状に湾曲させたものが使用され
ている。そして、この各攪拌羽根35.35・・は、回
転筒33の下端に対して円周方向に等間隔(角度60°
間隔)をもってそれぞれが略放射状に向く姿勢でしかも
該攪拌羽根35の外端35aがポンプ本体20のケーシ
ング21外形よりさらに外側に突出し且つ内端35bが
前記ポンプ本体20側の攪拌羽根25近傍位置に位置す
る状態で、溶接あるいはボルト止め等の手段により固定
されている。
この攪拌装置30の駆動装置31は、駆動系がポンプ本
体20とは別系統のものでしかも回転速−9= 度可変形のものが使用されている。この実施例では、該
駆動装置31としてギャドモータが採用されている。こ
の駆動装置31と前記回転筒33とは、ギヤ36.37
によって連結されており、駆動装置31を作動させるこ
とにより、ギヤ36゜37を介して回転筒33及び各攪
拌羽根35,35・・を回転せしめ得るようになってい
る。
攪拌装置30部分には、ポンプケーシング21に形成し
ている吸込口22(小孔22a、22b)の目詰りを防
止するための目詰り防止部材8が設けられている。この
目詰り防止部材8は、この実施例では、各攪拌羽根35
.35・・にそれぞれ上向きに突出形成した合計6つの
掻き落し突棒81゜81・・と同じく合計6つの掻き落
しブラシ8282とで構成されている。各掻き落し突棒
81゜81・・は、ポンプケーシング21の側壁21a
に形成している側部小孔22a、22a・・の外側近接
位置に位置させている。又各掻き落しブラシ82.82
・・は、攪拌羽根35の長さ方向に適宜長さを有し且つ
その上端がポンプケーシング21の底壁21b下面に近
接あるいは軽(接触するようにして位置させている。そ
して、この[I詰り防止部材8く掻き落し突棒81、掻
き落しブラン82)は、攪拌装置30を駆動させたとき
に、各掻き落し突棒81,8 ]・・かケーシング側壁
21aの各小孔22a、22a・・の外測近傍位置を回
動し、又各掻き落しブラン82.82・・かケーシング
底壁21bの各小孔22b、22b・・の下面側近傍位
置を(又は下面に接触して)回動するようになり、もし
該小孔(22a、又は22b)に異物(塊状物あるいは
繊維状物なと)が結ったときには該掻き落し突棒81あ
るいは掻き落しブラン82て掻き落すことかできるよう
になっている。尚、この実施例では、ポンプケーシング
21側部用の目詰り防止部材として掻き落し突棒81を
採用しているがこのポンプケーシング側部側の目詰り防
止部材は突棒にかえてポンプケーシング下面側と同様に
ブラシを採用してもよい。
攪拌装置30の各攪拌羽根35.35・・の外側には、
リング状のガート部材39か設けられている。
この実施例の汚泥汲」二げポンプ2は、第3図ないし第
5図に示すように汚泥沈澱槽10の底部10aに堆積し
た沈澱汚泥Aを外部へυ1出するだめの75泥排出装置
のポンプとして使用されている。
この実施例の汚泥排出装置は、細長い長方形状の汚泥沈
澱槽10の上方を、該汚泥沈澱槽10の長さ方向(矢印
P−Q方向)に往復走行可能な走行装置1に、汚泥沈殿
槽10内の沈澱汚泥、へを汲上げる汚を定設上げポンプ
2を吊り下げ装置6て1111つ下げ支持している。
7Q泥沈澱槽10の幅方向両側縁には、槽長さ方向(矢
印P−Q方向)全長に亘ってそれぞれレール11.11
か敷設されている。
走行装置lは、−ヒ記各レールil、11に案内されて
走行する一対の台車12.12を矢印R−S方向に向け
て架設された体の横架材(レール)13て連結するとと
もに、各台車12.12をモータ14て前准又は後辺t
jしめるようにして構成されている。
走行装置1の横架材13には、?f8N及上げポンプ2
を吊り下げた状態で横架材13の長さ方向(矢印R−S
方向)に移動せしめるための移動装置5が設けられてい
る。この移動装置5は、横架材13に沿って摺動する移
動体51と該移動体51を往復動せしめるモータ52を
有している。
−ヒ記移動体51には、古泥及−1−げポンプ2をE′
1り下げ支持するための吊り下げ装置6か取付けられて
いる。この吊り下げ装置6は、2点吊り式の電動チエン
ブロック6】か採用されており、該電動チエンブロック
61から下方に延出された2本の索63.63の各下端
をtすを定設上げポンプ2に連結して、該i; K ?
&上げポンプ2を2点で吊り下げ支持している。上記2
本の索63.63は、電動チエンブロック61の移動方
向(横架材13の長さ方向)に所定間隔たは離間させた
状態で配置されている。従って、この吊り手げ装置6に
よって吊り下げられている汚泥汲−1−げポンプ2は、
〆り泥排出作業時において移動装置5か横架祠長さ方向
(矢印R−S方向)にJW行しt:ときても該電動装置
5の進行方向にはあまり揺動しなくなり、該tF′i泥
汲上げポンプ2か移動装置5の進行に対してスムーズに
追従するようになる。尚、吊り下げ装置6は、そのモー
タ62を巻上方向あるいは巻−ト方向に駆動することに
より、汚を尼汲七げボッブ2の吊り下げ高さ位置を調節
し得るようになっている。
又、この実施例−Cは、ILl尼(,L澱槽1θ内にむ
いて汚泥υ[出作業時にtjt泥汲」二げポンプ2か後
述する攪拌羽根35の攪拌抵抗の反力によって水平回 
 動するのを防止するための回動防止装置7を備えてい
る。この回動防1ト装置7は、前記(苗架材13に沿っ
て移動する移動体5〕と汚ΔA汲−1−げポンプ2との
間を、多数のリンク片72. フ 2・・を−L下に伸
縮自在となるパンタグラフ状に連結してなる伸縮体71
を介設して構成さイ1ている。この伸縮体71は、汚泥
汲」−げポンプ2かある程度まては前後、左右に揺動す
るのを許容ずろが、該t6泥i、& 、−1−げポンプ
2か水千回転方向に回動するのを現制するようになって
いる。尚、この伸縮体71は、吊り下げ装置6による?
E泥を及上げポンプ2の吊り−目−− 下げ高さ位置が変化した場合には、それに追従して伸縮
するようになっている。
前記走行装置lには、横架材13近傍に該横架材13に
平行して排泥トラフ9が設けられている。
そして、ポンプ本体20の吐出口(ポンプケーシングの
上面にある)と排泥トラフ9とが排水ホース27で接続
されていて、ポンプ本体20で吸」二げられた汚泥水が
排水ホース27を通って該排泥−トラフ9内に導かれる
ようになっている。尚、排水ホース27の出口27aは
排泥トラフ9に対してその長さ方向(矢印R−S方向)
にスライド自在となっており、該排水ホース27の出口
27aが移動装置5の移動に追従するようにしている。
又、汚泥沈澱槽10の近傍には汚泥貯溜槽19が設けら
れていて、排泥トラフ9と汚泥貯溜槽19とを別の排水
ホース17で接続している。従って、汚泥汲上げポンプ
2で吸引された汚泥水は、排水ホース27を通して排泥
トラフ9まで導びかれ、さらに排泥トラフ9から別の排
水ホース17を通して汚泥貯溜槽19まで導びかれる。
走行装置lのモータ14及び移動装置5のモータは、シ
ーケンス制御によりそれぞれ順次所定量づつ駆動されて
、汚泥汲上げポンプ2が第5図に点線Bで示す如く、汚
泥沈澱槽lOの底部10a全域に亘ってジグザグ状に移
動するように設定されている。
この汚泥排出装置は、次のようにして使用される。まず
、走行装置lの台車12.12を汚泥沈澱槽10の長手
方向一端(この実施例では矢印P側端)に寄せ且つ汚泥
汲上げポンプ2を吊り下げている移動装置5を矢印R−
S方向の一端側に寄せておく。尚、汚泥汲上げポンプ2
は移動装置5の直下において汚泥沈澱槽10の底面]O
aより上方にやや離間した位置に吊り下げられている。
そして、この状態で、汚泥汲上げポンプ2のポンプ本体
20及び攪拌装置30を作動させるとともに、走行装置
1のモータ1°4及び移動装置5のモータ52の各スイ
ッチをONにすれば、汚泥汲上げポンプ(ポンプ本体2
0)により該汚泥汲」二げポンプ2の近い範囲にある汚
泥を汲上げつつ、該汚泥汲上げポンプ2が予め設定され
たコースをたどって順次ジグザグ状に進行する。汚泥汲
上げポンプ2によって汲上げられた汚泥混じりの水は、
順次排水ホース27、排泥トラフ9及び別の排水ホース
17を通して汚泥貯溜槽19内に導かれる。
ところで、攪拌装置30の各攪拌羽根35.35・・は
、第3図に示すように該攪拌羽根35の外端35aが沈
澱汚泥に喰い込む方向に回転(図示例では右回転方向C
)せしめられる。又、該各攪拌羽根35.35・・によ
る沈澱汚泥攪拌時においては、沈澱汚泥Aの性状(粘性
、比重など)又は単位面積当りの汚泥堆積量、移動装置
5の移動スピード、攪拌羽根35の回転スピードなどに
より、攪拌羽根35に受ける攪拌抵抗が変化するように
なる。この攪拌羽根35の攪拌抵抗は、その反力による
ポンプ全体の回動作用となって現れるため、沈澱汚泥攪
拌時には攪拌装置30をポンプ全体が回動しない範囲の
攪拌力で駆動する必要がある。
ところで、この汚泥汲]−げポンプ2においては、ポン
プ本体20と攪拌装置30とが相互に別系統〜1フー の駆動装置で駆動され、しかも攪拌装置30側の駆動装
置31が速度可変形となっているので、沈澱汚泥排出作
業時における上記した攪拌抵抗発生要素(沈澱汚泥の性
状、堆積量、移動装置5の移動スピード等)に応じて各
攪拌羽根35.35・・の回転スピードを、攪拌抵抗に
よって生じる反力によりポンプ全体が回動しない範囲内
で可及的に高速回転せしめる如く設定できる。従って、
攪拌羽根35.35・・による攪拌抵抗の反力がポンプ
全体あるいは吊り下げ装置6に悪影響(例えば吊り下げ
装置6のねじれ)を及ぼさない範囲内でしかも汚泥攪拌
効率の高い状態で運転できる。このように攪拌羽根35
の回転スピードを、ポンプ全体に悪影響を及ぼさない範
囲内でしかも可及的に高速回転させるようにすれば、沈
澱汚泥の攪拌効率が高くなり、高濃度の汚泥水をポンプ
本体20で汲上げることができ、汚泥排出効率が良好と
なる。又、各攪拌羽根35.35・・の外端35aは、
ポンプ本体20の外形より径方向外側にはみ出した位置
で回動するので、ポンプ全体20近傍における広範囲の
部分の沈澱汚泥を攪拌することができるようになる。尚
、このように攪拌装置30の回転スピードを変化させて
も、ポンプ本体20側のポンプ能力には影響がない。
又、汚泥排出作業時には、汚泥汲上げポンプ2に攪拌羽
根35の攪拌抵抗による反力(水平回転力)が発生する
が、この実施例の汚泥排出装置では、パンタグラフ状の
回動防止装置7を設けているので、該回動防止装置7で
上記反力を吸収でき、攪拌装置30の許容回転スピード
を高めることができる。
又、汚泥排出作業を続けていると、ポンプ吸込口22(
小孔22a、22b)に汚泥沈澱槽lO中の異物が詰ま
ることがあるが、そのときには各攪拌羽根35.35・
・に取付けられている目詰り防止部材8(掻き落し突棒
81、掻き落しブラシ82)で、その詰まってGる異物
を自動的に掻き落して、常時目詰りのない状態で運転で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例にかかる汚泥汲上げポンプの使
用状態を示す斜視図、第2図は第1図の汚泥汲上げポン
プ部分の縦断面図(TI−II断面図)、第3図は第2
図の■−■断面図、第4図は第1図の汚泥汲」二げポン
プを使用した汚泥排出装置の使用状態説明図、第5図は
第4図の平面図、第6図は従来の汚泥排出装置の使用状
態説明図である。 1・・・・・走行装置 2・・・・・汚泥汲上げポンプ 5・・・・・移動装置 6・・・・・吊り下げ装置 7・・・・・回動防止装置 8・・・・・目詰り防止部材 lO・・・・汚泥沈澱槽 20・・・・ポンプ本体 21・・・・ケーシング 22・・・・吸込口 22a、22b −−小孔 30・・・・攪拌装置 31・・・・駆動装置 35・・・・攪拌羽根 35a・・・外端 出 願 人  四電エンジニアリング株式会社、〜代理
人 弁理士大浜 博 (4−)ソ 厩 \l:、lll+)}J    4 +111.  lllf  W Q1:、″″

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、汚泥水を汲上げるポンプ本体(20)と、該ポンプ
    本体(20)とは駆動系が別系統で且つ速度可変形の駆
    動装置(31)により回転スピード変更自在に回転せし
    められる攪拌羽根(35)をもつ攪拌装置(30)とを
    備え、さらに該攪拌装置(30)の攪拌羽根(35)が
    、前記ポンプ本体(20)に対して、該ポンプ本体(2
    0)の吸込口(22)の近傍にあってしかも該攪拌羽根
    (35)の外端(35a)が前記ポンプ本体(20)の
    外形より径方向外側にはみ出した位置で回動する如く取
    付けられていることを特徴とする汚泥汲上げポンプ。
JP28608989A 1989-11-02 1989-11-02 汚泥汲上げポンプ Pending JPH03149393A (ja)

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