JPH03147279A - 亜鉛―臭素電池 - Google Patents
亜鉛―臭素電池Info
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- JPH03147279A JPH03147279A JP1286321A JP28632189A JPH03147279A JP H03147279 A JPH03147279 A JP H03147279A JP 1286321 A JP1286321 A JP 1286321A JP 28632189 A JP28632189 A JP 28632189A JP H03147279 A JPH03147279 A JP H03147279A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Hybrid Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、電解液貯蔵槽を有しかつ電解液貯蔵槽内の電
解液を循環する亜鉛−臭素電池に関する。
解液を循環する亜鉛−臭素電池に関する。
[従来の技術]
従来、電解液貯蔵槽を有して電解液貯蔵槽内の電解液を
循環する亜鉛−臭素電池においては、正極および負極が
設けられた反応槽内において次式に示す基本的な電気化
学反応が行われている。
循環する亜鉛−臭素電池においては、正極および負極が
設けられた反応槽内において次式に示す基本的な電気化
学反応が行われている。
(正極)2Br−→Br2 +2e
(負極)Zn2++2e −1−Zn ・−(
1)放電 この反応式からも明らかなように、充電時には負極上に
亜鉛Znが析出し、正極では臭素B r 2が生成され
、この臭素B r 2は電解液中に溶解する。
1)放電 この反応式からも明らかなように、充電時には負極上に
亜鉛Znが析出し、正極では臭素B r 2が生成され
、この臭素B r 2は電解液中に溶解する。
また、放電時には、負極板上に析出された亜鉛Znが酸
化されてZn2”&なって電解溶液中に溶解し、同様に
電解溶液中の臭素B r 2は臭素イオン2Br−とな
って電解溶液中に溶解する。
化されてZn2”&なって電解溶液中に溶解し、同様に
電解溶液中の臭素B r 2は臭素イオン2Br−とな
って電解溶液中に溶解する。
ところで、このような亜鉛−臭素電池では、充電時に生
成される臭素B r 2の電解溶液中における濃度が充
電時間の経過と共に増大し、該臭素B r 2が次第に
負極側に拡散していく。
成される臭素B r 2の電解溶液中における濃度が充
電時間の経過と共に増大し、該臭素B r 2が次第に
負極側に拡散していく。
そして、臭素B r 2は負極側においてZnと反応し
て亜鉛イオンZn2+と臭素イオンBr−になり、自己
放電を起こしてしまうため、この亜鉛−臭素電池は、亜
鉛イオンZn2+および臭素イオンBr−を透過しかつ
臭素B r 2の透過を阻止する自己放電防止用のセパ
レータ膜を用いて反応槽を正極側反応槽と負極側反応槽
とに分離し、正極側から負極側への臭素B r 2の拡
散を防止している。
て亜鉛イオンZn2+と臭素イオンBr−になり、自己
放電を起こしてしまうため、この亜鉛−臭素電池は、亜
鉛イオンZn2+および臭素イオンBr−を透過しかつ
臭素B r 2の透過を阻止する自己放電防止用のセパ
レータ膜を用いて反応槽を正極側反応槽と負極側反応槽
とに分離し、正極側から負極側への臭素B r 2の拡
散を防止している。
更に、亜鉛−臭素電池には、臭素B r 2の拡散を防
止するために、電解液中に錯化剤を添加し、正極側電解
液中に溶解した臭素B r 2を電解液に解けにくい錯
体化合物とし、電解液中に油状に分離沈殿させている。
止するために、電解液中に錯化剤を添加し、正極側電解
液中に溶解した臭素B r 2を電解液に解けにくい錯
体化合物とし、電解液中に油状に分離沈殿させている。
第4図は、従来の亜鉛−臭素電池を示し、この亜鉛−臭
素電池は、セパレータ10の両側に正負の両反応槽12
a、12bと画電極14a、14bを有したセル16を
多数積層した電池スタック18からなり、これら画電極
14a、14b間で電解液を介して前記第1式の電気化
学反応を行っている。
素電池は、セパレータ10の両側に正負の両反応槽12
a、12bと画電極14a、14bを有したセル16を
多数積層した電池スタック18からなり、これら画電極
14a、14b間で電解液を介して前記第1式の電気化
学反応を行っている。
このような亜鉛−臭素電池では、電解液として臭化亜鉛
(Z n B r 2 )水溶液を用いており、必要に
応じて電導変向上剤、臭素錯化剤、デンドライト抑制剤
等が添加されている。
(Z n B r 2 )水溶液を用いており、必要に
応じて電導変向上剤、臭素錯化剤、デンドライト抑制剤
等が添加されている。
そして、充電時には、反応槽12a、12b内において
、前記第1式に示す充電反応が行われ、正極14a側で
は臭素B r 2が生成されて電解液内に溶解し、負極
14b側では亜鉛Znが析出して負極14b上に亜鉛Z
nの析出層が形成されていく。
、前記第1式に示す充電反応が行われ、正極14a側で
は臭素B r 2が生成されて電解液内に溶解し、負極
14b側では亜鉛Znが析出して負極14b上に亜鉛Z
nの析出層が形成されていく。
また、放電時には、充電時と逆の反応が行われ、正極1
4a側では臭素B r 2’が還元されて臭素イオン2
Br″″となって電解液中に溶解し、負極14b側では
亜鉛Znの析出層が酸化されて亜鉛イオンZ n 2”
hなって電解溶液中に溶解する。
4a側では臭素B r 2’が還元されて臭素イオン2
Br″″となって電解液中に溶解し、負極14b側では
亜鉛Znの析出層が酸化されて亜鉛イオンZ n 2”
hなって電解溶液中に溶解する。
このような電気化学反応が行われる反応槽12a、12
b内は、充電時に発生する臭素B r 2により自己放
電が発生することがないように、その内部がセパレータ
10により正極反応槽12aと負極反応槽12bとに分
離されており、セパレータ10は、自己放電を防止する
ために、電解液は透過させるが、電解液に溶解している
臭素B r 2の透過は阻止する。
b内は、充電時に発生する臭素B r 2により自己放
電が発生することがないように、その内部がセパレータ
10により正極反応槽12aと負極反応槽12bとに分
離されており、セパレータ10は、自己放電を防止する
ために、電解液は透過させるが、電解液に溶解している
臭素B r 2の透過は阻止する。
このようなセパレータ10としては一般にイオン交換膜
や多孔質膜が用いられるが、電池の内部抵抗を少なくす
るという観点からは多孔質膜を使用することが好ましい
。
や多孔質膜が用いられるが、電池の内部抵抗を少なくす
るという観点からは多孔質膜を使用することが好ましい
。
そして、電解液循環型の電池では、充電時における電解
反応によって得たエネルギーを貯蔵するため、正極側電
解液貯蔵槽と負極側電解液貯蔵槽とが設けられている。
反応によって得たエネルギーを貯蔵するため、正極側電
解液貯蔵槽と負極側電解液貯蔵槽とが設けられている。
また、正極側電解液貯蔵槽は正極反応槽12aとの間で
配管を介して電解液循環経路を構成しており、循環経路
に設けたポンプにより正極反応槽12aにおいて反応し
た正極電解液を貯蔵槽へ送り出し、貯蔵槽内に貯蔵され
た新たな電解液を正極反応槽12 aに供給している。
配管を介して電解液循環経路を構成しており、循環経路
に設けたポンプにより正極反応槽12aにおいて反応し
た正極電解液を貯蔵槽へ送り出し、貯蔵槽内に貯蔵され
た新たな電解液を正極反応槽12 aに供給している。
この際、電解液に臭素錯化体が添加されている場合、充
電時に発生した臭素B r 2は錯体化され、電解液に
不溶な錯体化合物となって析出し、この錯体化合物は貯
蔵槽の底部に沈殿して貯蔵される。
電時に発生した臭素B r 2は錯体化され、電解液に
不溶な錯体化合物となって析出し、この錯体化合物は貯
蔵槽の底部に沈殿して貯蔵される。
更に、錯体化合物を貯蔵する貯蔵槽は反応槽12aに向
けて放電用に送り出される。
けて放電用に送り出される。
同様に、負極側電解液貯蔵槽は負極反応槽12bとの間
で配管を介して電解液循環経路を構成しており、循環経
路に設けたポンプにより負極反応槽12bにおいて反応
した負極電解液を貯蔵槽へ送り出し、貯蔵槽内に貯蔵さ
れた新たな電解液を負極反応槽12bに供給している。
で配管を介して電解液循環経路を構成しており、循環経
路に設けたポンプにより負極反応槽12bにおいて反応
した負極電解液を貯蔵槽へ送り出し、貯蔵槽内に貯蔵さ
れた新たな電解液を負極反応槽12bに供給している。
このように、亜鉛−臭素電池は、貯蔵槽内に電解液を十
分に貯蔵し、貯蔵電解液を用いて充電時には第1式に示
す充電反応を行い、放電時には、錯体貯蔵部に貯蔵され
る臭素の錯体化合物を正極反応槽12aに送り出し、錯
体化合物と負極14b上に形成される亜鉛の析出層とを
用い、第1式に示す放電反応を行い、その充電電力を放
出することができる。
分に貯蔵し、貯蔵電解液を用いて充電時には第1式に示
す充電反応を行い、放電時には、錯体貯蔵部に貯蔵され
る臭素の錯体化合物を正極反応槽12aに送り出し、錯
体化合物と負極14b上に形成される亜鉛の析出層とを
用い、第1式に示す放電反応を行い、その充電電力を放
出することができる。
[発明が解決しようとする課題]
従来の亜鉛−臭素電池は、以上のように構成されている
ので、充電中、放電中、放置中をとわずシャントカレン
トが流れ、電池スタック18の中央部分のセル16では
両端のセル16に比べて充電時小さくかつ放電時大きな
電流が流れるため、充放電を繰り返すうちに負極に析出
する亜鉛の量に大きな差が生じてセル容量が低下し、繰
り返し充放電を行っているうちに放電容量が低下すると
いう課題があった(第5図参照)。
ので、充電中、放電中、放置中をとわずシャントカレン
トが流れ、電池スタック18の中央部分のセル16では
両端のセル16に比べて充電時小さくかつ放電時大きな
電流が流れるため、充放電を繰り返すうちに負極に析出
する亜鉛の量に大きな差が生じてセル容量が低下し、繰
り返し充放電を行っているうちに放電容量が低下すると
いう課題があった(第5図参照)。
そこで、この課題を解消するものとして、中央部分のセ
ルに外部通電端子を設けて充電することが考えられるが
、電極抵抗は距離と共に大きくなるため、外部通電端子
付近しか電流が流れず、電極内の電流密度の均一化を図
るものが希求されていた。
ルに外部通電端子を設けて充電することが考えられるが
、電極抵抗は距離と共に大きくなるため、外部通電端子
付近しか電流が流れず、電極内の電流密度の均一化を図
るものが希求されていた。
この発明は、上記のような課題を解消するために成され
たもので、電池スタックの中央部分に設けられた少なく
とも2個の集電極により電池スタックの中央部分のみ充
電する亜鉛−臭素電池を得ることを特徴とする。
たもので、電池スタックの中央部分に設けられた少なく
とも2個の集電極により電池スタックの中央部分のみ充
電する亜鉛−臭素電池を得ることを特徴とする。
[課題を解決するための手段〕
この発明に係わる亜鉛−臭素電池は、電解液は透過させ
るが電解液に溶解している物質の透過は阻止するセパレ
ータ、セパレータの両側に配設された正負電解液反応槽
、および正負電解液反応槽内に配設された正負電極から
なるセルを多数積層した電池スタックを有し、かつ電池
スタックの中央部分に少なくとも2個の集電極を設け、
各セルを直列に接続すると共に各セルに電解液を並列に
流し、前記集電極により電池スタックの中央部分のみ充
電し得るように構成したことを特徴とするものである。
るが電解液に溶解している物質の透過は阻止するセパレ
ータ、セパレータの両側に配設された正負電解液反応槽
、および正負電解液反応槽内に配設された正負電極から
なるセルを多数積層した電池スタックを有し、かつ電池
スタックの中央部分に少なくとも2個の集電極を設け、
各セルを直列に接続すると共に各セルに電解液を並列に
流し、前記集電極により電池スタックの中央部分のみ充
電し得るように構成したことを特徴とするものである。
この発明における亜鉛−臭素電池は、セパレータにより
電解液は透過させるが電解液に溶解している物質の透過
は阻止し、正負電解液反応槽内に配設された正負電極か
らなるセルを直列に接続すると共に各セルに電解液を並
列に流し、電池スタックの中央部分に設けられた少なく
とも2個の集電極により、セルを多数積層した電池スタ
ックの中央部分のセルのみ充電する。
電解液は透過させるが電解液に溶解している物質の透過
は阻止し、正負電解液反応槽内に配設された正負電極か
らなるセルを直列に接続すると共に各セルに電解液を並
列に流し、電池スタックの中央部分に設けられた少なく
とも2個の集電極により、セルを多数積層した電池スタ
ックの中央部分のセルのみ充電する。
[実施例]
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を説明する
。
。
第1図は、本発明に係わる亜鉛−臭素電池の構成を示す
断面図であり、亜鉛−臭素電池は、左右エンドブロック
20a、20bを有しており、左右エンドブロック20
a、20bの間に電池スタック22が設けられている。
断面図であり、亜鉛−臭素電池は、左右エンドブロック
20a、20bを有しており、左右エンドブロック20
a、20bの間に電池スタック22が設けられている。
そして、電池スタック22は、左エンドブロック20a
の内側に隣接して設けられた負極側集電極24と、電解
液は透過させるが電解液に溶解している物質の透過は阻
止するセパレータ26およびセパレータ26の両側に配
設された一面が正極となり他面が負極となる電極28か
らなるセル30と、多数積層されたセル30(例えば全
セル数65とする)の10セル目と55セル目に配置さ
れた集電極32と、右エンドブロック20bの内側に隣
接して設けられた正極側集電極34とからなっている。
の内側に隣接して設けられた負極側集電極24と、電解
液は透過させるが電解液に溶解している物質の透過は阻
止するセパレータ26およびセパレータ26の両側に配
設された一面が正極となり他面が負極となる電極28か
らなるセル30と、多数積層されたセル30(例えば全
セル数65とする)の10セル目と55セル目に配置さ
れた集電極32と、右エンドブロック20bの内側に隣
接して設けられた正極側集電極34とからなっている。
また、負極側集電極24は、内部に金属メツシュ等によ
り構成された集電体36をそなえており、集電体36の
一端は外部に突き出して負極端子36aを構成している
。
り構成された集電体36をそなえており、集電体36の
一端は外部に突き出して負極端子36aを構成している
。
同様に、正極側集電極34は、内部に金属メツシュ等に
より構成された集電体38をそなえており、集電体38
の一端は外部に突き出して正極端子38aを構成してい
る。
より構成された集電体38をそなえており、集電体38
の一端は外部に突き出して正極端子38aを構成してい
る。
更に、集電極32は、第2図に示するように、集電体4
0として金属(銀、銅等)メツシュまたはイクスバンド
メタルが用いられ、集電体40を2枚のカーボンプラス
チック板42.44によりホットプレスして製造し、そ
の厚さは正極側集電極34または負極側集電極24の2
〜3倍である。
0として金属(銀、銅等)メツシュまたはイクスバンド
メタルが用いられ、集電体40を2枚のカーボンプラス
チック板42.44によりホットプレスして製造し、そ
の厚さは正極側集電極34または負極側集電極24の2
〜3倍である。
この際、集電体40の一部はカーボンプラスチック板4
2.44外に突き出して外部通電端子40aを構成する
。
2.44外に突き出して外部通電端子40aを構成する
。
なお、亜鉛−臭素電池として使用する場合は、正極側に
正極活性を向上する処理を行う。
正極活性を向上する処理を行う。
ついで、本実施例の作用について説明する。
充電時には、前記第1式に示す充電反応が行われ、電極
28の正極面側では臭素B r 2が生成されて電解液
内に溶解し、電極28の負極面側では亜鉛Znが析出し
て負極面上に亜鉛Znの析出層が形成されていく。
28の正極面側では臭素B r 2が生成されて電解液
内に溶解し、電極28の負極面側では亜鉛Znが析出し
て負極面上に亜鉛Znの析出層が形成されていく。
また、放電時には、充電時と逆の反応が行われ、電極2
8の正極面側では臭素B r 2が還元されて2臭素イ
オンBr″″となって電解液中に溶解し、電極28の負
極面側では亜鉛Znの析出層が酸化されて亜鉛イオンZ
n”hなって電解溶液中に溶解する。
8の正極面側では臭素B r 2が還元されて2臭素イ
オンBr″″となって電解液中に溶解し、電極28の負
極面側では亜鉛Znの析出層が酸化されて亜鉛イオンZ
n”hなって電解溶液中に溶解する。
この際、セパレータ10は、自己放電を防止するために
、電解液は透過させるが、電解液に溶解している臭素B
r2の透過は阻止する。
、電解液は透過させるが、電解液に溶解している臭素B
r2の透過は阻止する。
そして、亜鉛−臭素電池が5サイクル目の充電を終了し
た時、集電極32.32を用いて中央部分のセル(10
セル〜55セル)30のみ充電を行うと、第3図に示す
ように、中央部分のセル(10セル〜55セル)30の
容量を向上してセル容量差を70Ahから85Ahへと
約20%改善できることが理解される。
た時、集電極32.32を用いて中央部分のセル(10
セル〜55セル)30のみ充電を行うと、第3図に示す
ように、中央部分のセル(10セル〜55セル)30の
容量を向上してセル容量差を70Ahから85Ahへと
約20%改善できることが理解される。
なお、上述実施例においては、集電極を2個備えていた
が、本発明は集電極の数に限定されるものではない。
が、本発明は集電極の数に限定されるものではない。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明によれば電池スタックの
中央部分に設けられた少なくとも2個の集電極により電
池スタックの中央部分のセルのみ充電し得るように構成
したので、セル容量差を中央部分と両端部分とで低減し
て、完全放電を行う頻度を1〜2回15サイクルから1
〜2回/10〜50サイクルへ低減でき、これによりメ
ンテナンス性能を向上することができる。また、剛性の
高い集電極を設けたので、電極歪みを抑制して、電解液
を安定して循環でき、これにより電池の寿命を延長する
ことができる。
中央部分に設けられた少なくとも2個の集電極により電
池スタックの中央部分のセルのみ充電し得るように構成
したので、セル容量差を中央部分と両端部分とで低減し
て、完全放電を行う頻度を1〜2回15サイクルから1
〜2回/10〜50サイクルへ低減でき、これによりメ
ンテナンス性能を向上することができる。また、剛性の
高い集電極を設けたので、電極歪みを抑制して、電解液
を安定して循環でき、これにより電池の寿命を延長する
ことができる。
第1図は、本発明に係る亜鉛−臭素電池の構成を示す断
面図、 第2図は、本発明に係る集電極の構成を示す斜視図、 第3図は、本発明の作用を示す図、 第4図は、従来の亜鉛−臭素電池の構成を示す斜視図、 第5図は、従来の亜鉛−臭素電池の課題点を示す図であ
る。 10.26 ・・・ セパレータ 12a ・・・ 正電解液反応槽 12b ・・・ 負電解液反応槽 14a、14b、28 ・” 正負電極18.22
・・・ 電池スタック 30 ・・・ セル 32 ・・・ 集電極 第1図
面図、 第2図は、本発明に係る集電極の構成を示す斜視図、 第3図は、本発明の作用を示す図、 第4図は、従来の亜鉛−臭素電池の構成を示す斜視図、 第5図は、従来の亜鉛−臭素電池の課題点を示す図であ
る。 10.26 ・・・ セパレータ 12a ・・・ 正電解液反応槽 12b ・・・ 負電解液反応槽 14a、14b、28 ・” 正負電極18.22
・・・ 電池スタック 30 ・・・ セル 32 ・・・ 集電極 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 電解液は透過させるが電解液に溶解している物質の透過
は阻止するセパレータ、セパレータの両側に配設された
正負電解液反応槽、およびセパレータの両側に配設され
た正負電極からなるセルを多数積層した電池スタックを
有し、各セルを直列に接続すると共に各セルに電解液を
並列に流す亜鉛−臭素電池において、 前記電池スタックの中央部分に、少なくとも2個の集電
極を設け、これらの集電極により電池スタックの中央部
分のみ充電し得るように構成したことを特徴とする亜鉛
−臭素電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1286321A JPH03147279A (ja) | 1989-11-01 | 1989-11-01 | 亜鉛―臭素電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1286321A JPH03147279A (ja) | 1989-11-01 | 1989-11-01 | 亜鉛―臭素電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03147279A true JPH03147279A (ja) | 1991-06-24 |
Family
ID=17702873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1286321A Pending JPH03147279A (ja) | 1989-11-01 | 1989-11-01 | 亜鉛―臭素電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03147279A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008181853A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-08-07 | Toyota Motor Corp | 空気電池 |
-
1989
- 1989-11-01 JP JP1286321A patent/JPH03147279A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008181853A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-08-07 | Toyota Motor Corp | 空気電池 |
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